為替・株式・商品マーケット概要

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 2017年8月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2017年8月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2017年8月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2017-08-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はじり高。7月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を下回ったことで円買いドル売りが先行。月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りが出たほか、市場では「トランプ米大統領が10日前に広報部長に起用したスカラムッチ氏を解任したこともドル売り材料となった」との指摘があった。一方、欧州通貨に対しては軟調だった。欧州通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買いが出た。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2017年8月 発言・ニュース

[2017-08-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はじり高。7月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を下回ったことで円買いドル売りが先行。月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りが出たほか、市場では「トランプ米大統領が10日前に広報部長に起用したスカラムッチ氏を解任したこともドル売り材料となった」との指摘があった。一方、欧州通貨に対しては軟調だった。欧州通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買いが出た。

[2017-08-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。短期勢からの仕掛け的な買いが観測されると、損失覚悟の買い注文を巻き込みながら上げ幅を拡大した。また、他の通貨に対しても買いの流れが波及したが、一巡後は本邦機関投資家からの売りに上値を抑えられた。一方、豪ドルに対してはさえない動き。豪準備銀行(RBA)の政策金利発表を前に思惑的な円安豪ドル高が進んだほか、7月Caixin中国製造業PMIが予想より強い結果となったことも円売り豪ドル買いを促した。

[2017-08-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで底堅い。午前に頭の重さを確認したことで上値を切り下げる展開となっていたが、欧州勢の参入後はややドル売りが優勢となった流れに沿って再び買いが入った。また、円は対豪ドルでもしっかり。オーストラリア準備銀行(RBA)はこの日、予想通り政策金利を現行の1.50%に据え置くことを決めたと発表。声明では「低水準の政策金利が豪経済を引き続き支えている」「為替の上昇が現在の見通しよりも経済活動やインフレを鈍化させると予想」などの見解を示した。声明文の発表後は一時円高豪ドル安が進んだものの、すぐに上値を切り下げるなど荒い値動きとなったが、一巡後は再び円買い豪ドル売りが強まった。

[2017-08-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州株や時間外のダウ先物の上げ幅拡大を背景に円売りが広がった。ただ、オセアニア通貨に対しては全般オセアニア通貨安が進んだ流れに沿って円買いが優位となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円58銭前後まで上昇。
・豪ドル円は1豪ドル=87円98銭前後まで弱含んだ。
・ユーロドルはもみ合い。1ユーロ=1.1805ドル前後まで小幅に下げる場面もあったが、オセアニア通貨売りが取引の中心となり1.1810ドル前後で動意を欠いた。23時の7月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数待ちの面もある。

[2017-08-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。欧州株相場や時間外のダウ先物の上昇を背景に円売りドル買いが先行したものの、7月米ISM製造業景気指数や6月米建設支出が予想を下回ったことが分かると一転円買いドル売りが優勢となった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り円全体を押し上げた。ただ、上サイドでは本邦長期資金の円売りドル買いが観測されていることから上値も限定的だった。ダウ平均が一時100ドル近く上昇し、連日で史上最高値を更新したことも円の重しとなった。

[2017-08-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日経平均株価の上昇を受けて投資家のリスク志向改善を見越した売りが出たほか、米長期金利の上昇を背景にした売りも進んだ。市場では「米系短期勢からの売りが観測された」との指摘もあり、対ドル主導で全般に円はさえない動きとなった。一方、円はNZドルに対して買いが先行。4-6月期ニュージーランド(NZ)失業率は予想通りの結果となったが、同時に発表された雇用者数が予想より弱い結果となったことで一時円買いNZドル売りが強まった。

[2017-08-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価の上昇を受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りの流れが継続した。対ドルでは米長期金利の上昇を手がかりにした売りも出たほか、欧州勢の参入後には対欧州通貨で売りの勢いが強まった。

[2017-08-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円はドルに対して方向感が定まらない。7月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比17万8000人増と予想の19万人増を下回ったものの、前月の数値は15万8000人増から19万1000人増に上方修正された。米10年債利回りの神経質な動きとともに売買が交錯した。また、ユーロに対しては底堅い。欧州序盤に円売りユーロ買いが加速した反動から円買い戻しが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円75銭前後でのもみ合いから110円98銭前後まで上げたが、111円ちょうど手前で上値を抑えられた。
・ユーロ円は昨年2月4日以来の高値となる1ユーロ=131円39銭前後から130円90銭付近まで失速。その後の戻りも限られた。
・ユーロドルは上値が重い。欧州序盤からユーロ買いが強まり、1ユーロ=1.18686ドル前後と2015年1月12日以来の高値を付けた。ただ、2010年6月7日安値の1.1876ドル前後がレジスタンスとして意識されると、1.1810ドル台まで利食い売りが進んだ。

[2017-08-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は頭が重かった。7月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比17万8000人増と予想の19万人程度増を下回ったものの、前月の数値が15万8000人増から19万1000人増に上方修正されたため円売りドル買いが先行した。その後、ユーロドルが急伸したタイミングで円買いドル売りが強まる場面もあったが、ユーロドルが失速すると再び円売りドル買いが優勢となった。米国株相場が底堅く推移したうえ、米10年債利回りが上昇に転じたことも相場の重しとなった。

[2017-08-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が軟調に推移し、リスク回避目的の円買い外貨売りの動きが広がった。対ドルでは国内機関投資家からの売りが観測されたことで伸び悩む場面も見られたが、米長期金利の低下に支えられて底堅く推移。対豪ドルでは6月豪貿易収支が予想より弱い結果となったことを受けた買いも入った。

[2017-08-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。午後の日経平均株価が下げ渋ったこともあって、株安を手掛かりにした買いは一服した。半面、一段の売りを誘う材料にも乏しいなか、相場は方向感を欠いた動きに終始した。

[2017-08-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円はポンドに対して買い優勢。英中銀(BOE)はこの日、金融政策を据え置いたものの、英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨では「0.25%の政策金利の据え置きを6対2で決定。資産買い入れプログラムの規模の維持を8対0で決定した」などと伝わった。利上げを支持したメンバーが前回の3名から2名へと減少したほか、BOEインフレリポート(四半期ごとの物価報告)でGDPやインフレ見通しが下方修正されたことで、ポンドが全面安となった流れに沿った。一方、ドルに対しては伸び悩み。対ポンドで円買いが加速した影響を受けたほか、米10年債利回りの低下に伴う円買いが進んだ。ただ、上値では本邦長期資金の売り意欲の強さが意識されており、米金利低下も一服したことで失速した。なお、23時には7月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数や6月米製造業新規受注が発表される。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は昨日安値の1ドル=110円29銭前後を下抜け110円27銭前後まで下げた後、110円50銭台まで反発。
・ポンド円は1ポンド=144円80銭前後まで急速に下げ幅を広げた。
・ユーロドルは伸び悩み。ユーロポンドの急伸や米長期金利の低下を横目に1ユーロ=1.18733ドル前後まで買いが先行した。ただ、米金利低下が一服すると1.1840ドル台まで失速した。

[2017-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。7月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数が53.9と予想の56.9を下回ったことで円買いドル売りが先行。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入った。米ウォールストリートジャーナル紙(WSJ)が「モラー特別検察官はロシア問題調査で大陪審を設置する」と報じたことも円買いドル売りを誘った。

[2017-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が一時100円近く下げるなど軟調に推移し、リスク回避目的の円買い外貨売りが先行した。もっとも、株安が一服すると伸び悩む展開に。対ドルでは「国内輸入企業や米系短期勢などからの売りが観測された」との指摘もあり、徐々に上値を切り下げた。また、円は対豪ドルでも上値が重かった。豪中央銀行(RBA)の金融政策に関する四半期報告の中で、「2017年のGDP見通しを下方修正」「最近の豪ドル高がGDP予想に多少の重しとなる可能性」「一段の豪ドル高は経済活動やCPIの伸びを鈍化させるだろう」などの見解が示されると一時円高豪ドル安が強まったものの、その後は全般に円安が進んだ流れに沿って円売り豪ドル買いが優勢となった。

[2017-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。午後の日経平均株価が方向感の乏しい動きとなった影響もあり、総じて相場は小動きとなった。一方、豪ドルやポンドなどに対しては弱含み。足もとで豪ドルやポンドが売りに押されていた反動から、欧州勢の参入後は円売りポンド買いや円売り豪ドル買いの動きが散見された。

[2017-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円はドルに対して売り優位。7月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比20万9000人増と予想の前月比18万人増を上回ったことがわかると、米10年債利回りの急上昇とともに円売りが加速した。なお、失業率は4.3%、平均時給は前月比0.3%増といずれも市場予想通りの結果となった。一方、その他の通貨に対しては下げ渋り。良好な米雇用統計を受けて対ドル中心に円売りが先行。時間外のダウ先物や日経平均先物の上昇も円売りを後押しした。ただ、同時に欧州通貨安ドル高や資源国通貨安ドル高も進んだ影響から円買い戻しが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円77銭前後まで急伸。
・ポンド円は1ポンド=145円32銭前後まで上げた後、144円60銭台まで失速した。
・ユーロドルは戻りが鈍い。強い米雇用統計を受けて1ユーロ=1.18251ドル前後まで売りが先行した。その後すぐに1.1860ドル台まで切り返したが、米長期金利の上昇幅拡大をながめ1.1828ドル付近まで再び下げた。

[2017-08-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。米労働省が発表した7月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比20万9000人増と予想の前月比18万人増を上回ったことが分かると円売りドル買いが先行。コーン米国家経済会議(NEC)委員長が「可能な限り法人税を引き下げる」「企業が対外資産引き揚げ(リパトリエーション)を行いやすいように税制改革を」と発言したことも円売りドル買いを誘った。米国株相場や日経平均先物の上昇も円の重しとなった。もっとも、ユーロやポンドに対しては底堅く推移した。ユーロやポンドがドルに対して下落したことにつれて円買いユーロ売り、円買いポンド売りが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は23時30分過ぎに一時1ドル=111円05銭前後と日通し高値を付けた。
・ポンド円は3時30分過ぎに一時1ポンド=144円24銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは良好な米雇用統計やコーンNEC委員長の発言を手掛かりにユーロ売りドル買いが進行。1日の安値1ユーロ=1.17849ドル前後を下抜けて目先のストップロスを誘発すると、一時1.17287ドル前後まで下げ足を速めた。

[2017-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。市場では「すでに夏休み入りしている国内勢が多い」との声が聞かれるなか、動意の乏しい展開が続いた。日経平均株価は130円超高まで上昇するなど堅調に推移したが、円売りでの反応は鈍かった。

[2017-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで軟調。東京時間は全般様子見ムードが広がり、全通貨ともに小動きとなった。ただ、欧州勢が参入すると独長期金利の上昇を手掛かりに円売りユーロ買いが優勢に。米10年債利回りも上昇したため対ドルでも円はやや弱含んだ。一方、NZドルに対しては堅調。アジア時間にNZ準備銀行(RBNZ)がインフレ率予想を下方修正したことを背景に欧州勢がNZドル売りで参入し、円は上昇した。

[2017-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は資源国通貨に対して底堅い。NZ準備銀行(RBNZ)によるインフレ率予想下方修正を背景に、アジア時間から円買いNZドル売り強まった地合いが続いた。また、原油先物相場の下落を受けて対カナダドルなどで円買いが進んだ。一方、ドルに対してはもみ合い。手掛かり材料難のなか方向感のない取引が続いている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円80銭前後でのもみ合い。市場では「本日のNYカット(日本時間23時)に行使期限を迎えるまとまった規模のオプションが110円80銭前後に観測されており、小幅なレンジに収れんしやすい」との声もあった。
・カナダドル円は1カナダドル=87円20銭前後まで売られた。
・ユーロドルは上値が重い。欧州序盤に1ユーロ=1.18138ドル前後まで値を上げたが、独長期金利が上昇幅を縮小すると1.1780ドル台まで上値が切り下がった。

[2017-08-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。夏季休暇に入っている投資家が多いなか、米経済指標の発表などがなく手掛かり材料に乏しかったため全般動意の薄い展開となった。一方、南アフリカランドに対しては下落した。「南アフリカはズマ大統領への不信任投票を無記名で実施へ」と伝わると、「無記名投票となった場合、不信任案が成立しズマ大統領は任期の途中で辞任を迫られる可能性がある」との見方から円売りランド買いが優勢となった。

[2017-08-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。日経平均株価が80円超下落するなか、リスク回避目的の買いが出た。また、対豪ドルで円は下値が堅い。対ドルで豪ドル高が進んだ影響から円売り豪ドル買いが進んだものの、その後は7月中国貿易収支で輸出入が予想を下回る伸びとなったため円買い豪ドル売りの反応が見られた。

[2017-08-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。株安を背景にアジア時間午前から円高が進んだ流れを引き継いだ。欧州勢の参入後には対欧州通貨などで円買いも散見されたが、一段の買いを誘う材料にも乏しく、買いの勢いも限定的だった。

[2017-08-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は堅調。特に新規の取引材料は伝わらなかったものの、ポンドが全面安となった流れに沿って円買いポンド売りが優位に。他の通貨に対しても円買いが波及した。対ドルでは米10年債利回りが低下に転じたことも円買いを誘ったが、米10年債利回りが再び上昇すると円買いも一服した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円26銭前後まで下げた後、110円40銭台まで反発。
・ポンド円は1ポンド=143円53銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルはもみ合い。ポンド売りや円買いが取引の中心となり、1ユーロ=1.1810ドル前後で動意を欠いた。

[2017-08-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。6月米JOLT求人件数が統計以来最高となったことで、米長期金利の上昇とともにドルを買う動きが先行したものの、米国株が失速すると円買いドル売りが優勢となった。ワシントンポスト紙が「北朝鮮はミサイルに搭載可能な小型核弾頭を開発した」と報じたことも円買いドル売りを誘った。円はドル以外の通貨に対しては終始堅調に推移した。欧州通貨やオセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア売りが入った。

[2017-08-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。北朝鮮情勢の緊迫化を受けて、地政学リスクの高まりを背景に全般円高が進んだ。日経平均株価が一時280円超安まで下げ幅を広げるなか、損失覚悟の買い注文を巻き込んで上げ幅を拡大。対ドルなどでは一巡後に本邦実需勢の売りも観測されたが、総じて底堅く推移した。

[2017-08-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円はドルに対して買い一服。北朝鮮を巡る地政学リスクが高まるなか、米10年債利回りの低下幅拡大とともに円買いが進んだ。ただ、「上値では本邦実需勢の円売りが観測されている」との指摘があったほか、ユーロドルの下落につれた円売りドル買いも出て伸び悩んだ。 一方、ユーロに対しては底堅い。対ドル中心に一時円高が進んだほか、ユーロが全面安となった流れに沿った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円57銭前後まで下げた後、109円90銭付近まで反発。
・ユーロ円は1ユーロ=128円44銭前後まで売られた。
・ユーロドルは軟調。1ユーロ=1.1740ドル前後でしばらく方向感が出なかったが、22時過ぎからまとまった売りが持ち込まれた。昨日安値の1.17153ドル前後を下抜け1.1689ドル前後まで下げ足を速めた。

[2017-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩んだ。北朝鮮を巡る地政学リスクが高まるなか、世界的な株価の下落を背景に円買いドル売りが先行したものの、米10年債利回りが低下幅を縮小すると徐々に上値を切り下げた。市場では「円の上値では本邦実需勢の円売りが観測されている」との指摘もあった。なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するエバンズ米シカゴ連銀総裁は「9月にバランスシート縮小を発表するのは妥当」「最近の弱いインフレ、見通しに疑問生じさせる」などと述べたが、相場の反応は限られた。

[2017-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価が高く始まったことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行。対ドルでは国内輸入企業からの売りが観測されたほか、3連休前の5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りも出た。もっとも、仲値後は日経平均株価が失速したことに伴って買い戻しが優勢に。対NZドルではウィーラーNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁が「NZドルの下落が望ましい」「為替介入は常にRBNZに開かれている」などの見解を示したことを受けた買いも強まった。

[2017-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩んだ。北朝鮮を巡る地政学リスクが高まるなか、世界的な株価の下落を背景に円買いドル売りが先行したものの、米10年債利回りが低下幅を縮小すると徐々に上値を切り下げた。市場では「円の上値では本邦実需勢の円売りが観測されている」との指摘もあった。なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するエバンズ米シカゴ連銀総裁は「9月にバランスシート縮小を発表するのは妥当」「最近の弱いインフレ、見通しに疑問生じさせる」などと述べたが、相場の反応は限られた。

[2017-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価が高く始まったことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行。対ドルでは国内輸入企業からの売りが観測されたほか、3連休前の5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りも出た。もっとも、仲値後は日経平均株価が失速したことに伴って買い戻しが優勢に。対NZドルではウィーラーNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁が「NZドルの下落が望ましい」「為替介入は常にRBNZに開かれている」などの見解を示したことを受けた買いも強まった。

[2017-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。アジア時間午前からの流れを引き継いで買いが先行したものの、日経平均株価が下げ渋ったこともあって次第に動意も乏しくなった。一方、対欧州通貨や対NZドルなどではしっかり。6月英鉱工業生産指数などの発表を控えて思惑的なポンド売りが出た影響を受けたほか、マクダーモットNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁補佐が「NZドルには下向きの調整が必要」「RBNZは介入に向けた第一歩としてNZドルに関する文言を変更した」などの見解を示したことを受けた円買いNZドル売りも出た。

[2017-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円はドルに対して堅調。ナイトセッションの日経平均先物の110円安や米10年債利回りの低下を背景に円買いが広がった。7月米卸売物価指数(PPI)や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱かったことも円買いを後押しした。一方、その他の通貨に対しては高値圏でもみ合い。株安を背景にした円買いが見られたが、ドル絡みの取引が中心となり次第に方向感が出なくなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は昨日安値の1ドル=109円57銭前後を下抜け、109円56銭前後と6月15日以来の安値を付けた。
・ユーロ円は1ユーロ=128円59銭前後まで下げた後、128円70銭前後での持ち高調整が続いた。
・ユーロドルは買い戻し。ユーロポンドなどユーロクロスの下落に押され1ユーロ=1.17043ドル前後まで値を下げた。その後、米長期金利の低下や弱い米経済指標を受けて1.17478ドル前後まで切り返した。

[2017-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。北朝鮮情勢の緊迫からダウ平均が200ドル超下げたほか、ナイト・セッションの日経平均先物が360円下落したため、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが優勢となった。7月米卸売物価指数(PPI)や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことで、米長期金利が低下したことも円買いドル売りを誘った。

[2017-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。東京市場が休場ということもあって取引参加者が少ないなか、昨日の海外時間に円買いが強まった流れを引き継いだ。アジア株式相場が全面安となったほか、北朝鮮を巡る地政学リスクが高まっていることも買いを誘い、相場は総じてしっかりだった。

[2017-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。昨日の海外時間から一本調子で円買いが進んだ反動から売りが先行。いったんは上値を切り下げる動きとなったが、欧州勢の参入後は欧州株式相場の下落などを手掛かりに買いが再開した。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下に転じたことを受けた買いも入った。

[2017-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。7月米消費者物価指数(CPI)が前月比0.1%上昇と予想の0.2%上昇を下回ったほか、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数も前月比0.1%上昇と予想の0.2%上昇を下回ったことで、米10年債利回りの低下とともに円買いで反応した。その後、米10年債利回りが一転上昇すると円売りが優位となった。また、ユーロに対しては売り優位。米インフレ指標が低調な結果となり、ユーロドルが急伸した影響から売りが加速した。時間外のダウ先物やシカゴ日経平均先物の上昇も相場の重し。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は4月20日以来の安値となる1ドル=108円75銭前後まで下げた後、109円40銭前後まで一転上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=129円16銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは買い一服。弱い米CPIや米長期金利の低下を受けて8日高値の1ユーロ=1.1824ドル前後を上抜けると、1.18352ドル前後まで買い上げられた。もっとも、その後の米長期金利が一転上昇したことで1.1804ドル付近まで伸び悩んだ。

[2017-08-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。北朝鮮情勢の緊迫から欧州株や時間外のダウ先物が下落すると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが先行。7月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回り、年内の米利上げ観測が後退すると円買いドル売りが活発化した。ただ、前日急落した米国株相場が反発すると徐々に円売りドル買いが優勢に。ラブロフ露外相が「北朝鮮を巡る緊張の緩和に向けロシアと中国による共同計画がある」と表明したことも円の重しとなった。なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「近く債券ポートフォリオ縮小計画を設定」「利上げは当面控える必要」などと述べたが、相場の反応は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時1ドル=108円75銭前後と4月20日以来の安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢に。市場では「4月17日の安値108円14銭前後が重要なサポート」との指摘もあり、22時過ぎには109円40銭前後と日通し高値を付けた。
・NZドル円はしっかり。NZドル米ドルの上昇につれた買いが入り、5時30分過ぎに一時1NZドル=79円94銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは低調な米インフレ指標を手掛かりに全般ドル売りが先行。米長期金利の低下に伴うユーロ買いドル売りも入り、2時過ぎに一時1ユーロ=1.18474ドル前後と日通し高値を付けた。

[2017-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。4-6月期実質国内総生産(GDP)速報値が年率換算4.0%増と予想の2.5%増を上回ったことがわかると、日本株の下値が限られるとの見方から円売りが先行。3連休明けの本邦実需勢からも円売りが持ち込まれたほか、日経平均株価の下げ渋りに伴う円売りも見られた。

[2017-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して軟調。市場では「CTA(商品投資顧問)の売りが観測された」との声が聞かれたほか、ナイトセッションの日経平均先物の80円高や欧州株高が円売りを誘った。米10年債利回りの上昇に伴い全般ドル高が進んだ影響も受けた。一方、その他の通貨に対してはもみ合い。ドル絡みの取引が中心となり総じて方向感が出なかった。

[2017-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は対ドルで売りが一服。米長期金利の上昇や株高を背景に売りが先行したものの、一巡後は米長期金利が上昇幅を縮めたことに伴って下値を切り上げた。一方、他の通貨に対して円は強含み。手掛かり材料に乏しいなか、米長期金利の上昇を受けて対ドルで資源国通貨安や欧州通貨安が進んだことに伴い、円買い資源国通貨売りや円買い欧州通貨売りが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分過ぎに1ドル=109円79銭前後まで上げたものの、その後は109円50銭台まで伸び悩み。
・ユーロ円は1ユーロ=129円20銭付近まで売りに押された。
・ユーロドルは弱含み。米長期金利の上昇を受けて1ユーロ=1.17871ドル前後まで売りに押された。

[2017-08-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米10年債利回りが上昇幅を縮小したことで円買いドル売りが先行したものの、米国株相場や日経平均先物が上昇したため上値は限られた。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「9月のバランスシート縮小と年内あと1回の利上げを支持」と述べたことも円売りドル買いを誘った。

[2017-08-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調に推移した。北朝鮮がグアム攻撃に対して慎重な姿勢を示したことで地政学リスクへの過度な警戒感が後退。日経平均株価の290円近い上昇とともに円は売られた。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことに伴う売りも見られた。

[2017-08-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は対ドルでさえない。参入後はやや方向感の乏しい動きとなっていたが、米経済指標の発表後は売りが優勢に。7月米小売売上高や8月NY連銀製造業景気指数が予想を大幅に上回る強い結果となり、米長期金利の上昇とともに円売りドル買いが強まった。一方、円は対ポンドでは堅調。英インフレ指標の発表を前に思惑的な買いが入ったほか、7月英CPIが市場予想を下回ると円買いポンド売りが加速した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に1ドル=110円84銭前後まで上昇。
・ポンド円は一時1ポンド=142円07銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは軟調。米長期金利の上昇を受けて全般ドル買いが強まるなか、1ユーロ=1.16876ドル前後まで売りに押された。

[2017-08-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。7月米小売売上高が予想を上回ったうえ、前月の数値が大幅に上方修正されたため米長期金利の上昇とともに円売りドル買いが先行。8月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想より強い内容となったことも相場の重しとなった。ただ、米長期金利が上昇幅を縮めると円買いドル売りがやや優勢となり下げ渋る場面もあった。なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するカプラン米ダラス連銀総裁は「米労働市場には依然として幾分のたるみが存在する」「FRBはすぐにバランスシートの縮小を開始するべき」などと述べたが、相場の反応は限られた。

[2017-08-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。ユーロや豪ドルなどに対して円売りが持ち込まれたが、日経平均株価が前日終値を挟んで方向感を欠くなど手掛かり材料に乏しく、値動きは総じて鈍かった。市場では「本邦勢の多くは引き続き夏休暇中で商いは低調」との声が聞かれた。

[2017-08-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで一転上昇。東京市場は小動きだったが、欧州株や時間外のダウ先物が上昇すると投資家のリスク回避姿勢が後退し、欧州勢が円売りで参入した。ただ、「ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁はジャクソンホールで新たな政策メッセージを出さないだろう」との一部報道が伝わるとユーロが急落し、円は急反発した。なお、その他の通貨に対しては軟調。株高を手掛かりに円安が進んだほか、対ユーロでドル高やオセアニア通貨高が進んだことも円の重しとなった。

[2017-08-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。株高や米長期金利の上昇を受けてやや売りが進む場面も見られたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表などを控えて売りの勢いも長続きしなかった。なお、7月米住宅着工件数や7月米建設許可件数は予想より弱い結果となったが、相場への影響は限定的だった。一方、対ユーロで円は下値が堅い。株高を背景に売りが先行したものの、「ドラギECB総裁はジャクソンホールで新たな政策メッセージを出さないだろう」との報道が伝わると、ユーロが全面安となった影響を受けて買い戻しが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル=110円95銭前後まで上昇。
・ユーロ円は16時30分過ぎに1ユーロ=130円39銭前後まで上げたものの、一巡後は129円53銭前後まで反落した。
・ユーロドルは軟調。ドラギECB総裁絡みの報道が重しとなり、昨日安値の1ユーロ=1.16876ドル前後を下抜けて一時1.16817ドル前後まで下押しした。

[2017-08-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は持ち直した。欧州株相場や時間外のダウ先物が上昇したため円売りドル買いが先行したものの、トランプ米大統領が助言組織の「製造業評議会」と「戦略政策フォーラム」を解散すると伝わると、米政策運営への不安から一転円買いドル売りが優勢となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「当局者はインフレ鈍化を懸念」「物価動向の注視で一致」との見解が示されたことも円買いドル売りを促した。一方、円はオセアニア通貨に対しては軟調だった。オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売りオセアニア通貨買いが出た。

[2017-08-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。前日のNY市場で円高・ドル安が進んだ流れを引き継いで円は買われて始まった。市場では「CTA(商品投資顧問)の買いが観測された」との指摘があったが、一巡すると伸び悩み。日経平均株価は50円近く下落したが、その後は一時プラス圏を回復するなど下値の堅い動きとなったこともあり、円は徐々に上値を切り下げた。

[2017-08-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対資源国通貨で弱含み。新規の材料は伝わっていないものの、対ドルや対ユーロで資源国通貨買いが強まった影響から円は値を下げた。対ドルなどでも円売りが波及した。一方、ユーロに対しては底堅い。対資源国通貨を中心にユーロ安が進んだ流れに沿って円買いユーロ売りが強まった。

[2017-08-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は対ユーロでしっかり。欧州勢の参入後に全般ユーロ売りが進んだ影響を受けた。欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨で「当局者はユーロが上昇し過ぎるリスクを懸念」との見解が示されると、円買いユーロ売りが加速。もっとも、買い一巡後は急ピッチで上値を切り下げるなど、次第に値動きも荒くなった。一方、対ドルで円は弱含み。対ユーロでドル高が強まったことに伴い、円売りドル買いが進んだ。なお、8月米フィリー指数や米新規失業保険申請件数などは予想より強い結果となったが、相場への影響は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時30分過ぎに1ドル=110円36銭前後まで上昇したものの、その後は伸び悩む展開に。
・ユーロ円は一時1ユーロ=128円55銭前後まで下げた後、129円ちょうど付近まで買い戻された。
・ユーロドルは軟調。ECB理事会議事要旨を受けてユーロ売りが強まると1ユーロ=1.16624ドル前後まで下げたが、その後は1.1720ドル付近まで切り返した。

[2017-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は全面高。「コーン米国家経済会議(NEC)委員長が辞任する」との噂が出回ったほか、「スペインバルセロナでテロ事件が発生し13人が死亡、50人以上が負傷した」と伝わった。ダウ平均が270ドル超下落し、ナイトセッションの日経平均先物が210円下げると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが優勢となった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り、円全体を押し上げた。なお、米ホワイトハウスは「コーン氏はNEC委員長を辞任する意向はない」と発表した。この日発表の8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数は予想より強い内容となったものの、相場の反応は限られた。

[2017-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。前日のNY市場で円高が進んだ流れに沿って朝方から米系短期筋の買いが持ち込まれた。もっとも、市場では「本邦長期資金の売りが観測された」との指摘があり、一巡後は伸び悩んだ。本日は週末の実質5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りが出たほか、日経平均株価が260円超安から150円超安まで下げ幅を縮めたことも円の重しとなった。

[2017-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。東京市場はもみ合いとなっていたが、時間外の米10年債利回りが上昇幅を縮めると欧州勢が円買いドル売りで参入。市場では「マクロ系ファンドから円買いドル売りが持ち込まれた」との指摘があった。また、対オセアニア通貨を中心にユーロ安が進んだ影響から円高ドル安も目立ったほか、ナイトセッションの日経平均先物が下落したことも円を押し上げた。

[2017-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、米10年債利回りが低下に転じると日米金利差縮小を見越した買いが入った。欧州株式相場やナイトセッションの日経平均先物が軟調に推移したことも円全体を押し上げた。一方、カナダドルに対しては反落。株安を背景にした買いが先行したものの、一巡後は売りが優勢に。7月カナダ消費者物価指数(CPI)は予想通りの結果となったが、指標発表後に全般カナダドル高が強まった流れに沿って売りが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時に1ドル=108円79銭前後まで下落。
・カナダドル円は一時1カナダドル=86円06銭前後まで下げた後、86円55銭前後まで反発した。
・ユーロドルは神経質な値動き。米長期金利の低下を受けて1ユーロ=1.17742ドル前後まで上昇。もっとも、その後はユーロクロスの売りに押されて伸び悩み、1.17ドル台半ばでの神経質な展開となった。

[2017-08-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。ダウ平均が一時100ドル超下落し、ナイトセッションの日経平均先物が130円下げると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが先行した。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り、円全体を押し上げた。ただ、トランプ米大統領の上級顧問首席戦略官を務めるスティーブ・バノン氏の解任報道をきっかけにダウ平均が持ち直すと一転円売りドル買いが優勢に。米長期金利が上昇に転じたことも相場の重しとなった。もっとも、引けにかけてはダウ平均が再び下げたため下値も限定的となっている。なお、トランプ米大統領が混乱の続くホワイトハウスの体制立て直しを図るなか、バノン氏の処遇に注目が集まっていたが、米ホワイトハウスは同氏を18日付で更迭したことを明らかにした。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに一時1ドル=108円61銭前後と4月19日以来の安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。8月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が97.6と予想の94.0程度を上回ったことも相場の下支え要因。バノン氏の解任報道を受けて買い戻しが加速すると、一時109円60銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロ円は22時30分過ぎに一時1ユーロ=127円57銭前後と日通し安値を付けたものの、1時30分過ぎには128円78銭前後と日通し高値を付けた。ドル円につれた動きとなった。
・ユーロドルは1ユーロ=1.17ドル台半ばでのもみ合いに終始した。円絡みの取引が中心となったため相場は方向感が出なかったようだ。

[2017-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。週明けのオセアニア市場では円売りが先行したものの、下値は限定的。小高く始まった日経平均株価が100円超安まで下げたことを背景にリスク回避の円買いが強まった。なお、市場では「お盆明けだが本邦勢からの目立ったフローは今のところ見られない」との指摘があった。

[2017-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。東京市場はもみ合いが続いていたが、欧州株や時間外のダウ先物、ナイトセッションの日経平均先物が下落したことを背景に欧州勢が円買いで参入した。時間外の米10年債利回りが低下に転じたことも円高ドル安につながった。市場では「アジア中銀からリバランスに絡んだ買いが観測された」との指摘があった。

[2017-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。ナイトセッションの日経平均先物などが下落し、株安を受けた買いが先行した。いったんは伸び悩む場面も見られたが、NY勢の参入後は買いが再開。全般にドル売りが進んだ影響を受けた。一方、他の通貨に対しては上値の重い動き。株安を背景に買いが入ったものの、一巡後は対ドルでオセアニア通貨高や欧州通貨高が進んだことに伴い、円売りオセアニア通貨買いや円売り欧州通貨買いが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=108円81銭前後まで下落。
・ユーロ円は16時30分前に1ユーロ=127円84銭前後まで下げた後、128円40銭付近まで買い戻された。
・ユーロドルは堅調。全般にドル安が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.17897ドル前後まで値を上げた。

[2017-08-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。「トランプ政権は税制改革に関してかなり前進しているようだ」との一部報道をきっかけに円売りドル買いが先行。ダウ平均が一時200ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が140円上げたことも円売りドル買いを誘った。8月米リッチモンド連銀製造業景気指数がプラス14と予想のプラス10を上回ったことも相場の重し。

[2017-08-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。本日の日本株高を見越して朝方から円売りが先行したが、170円超上昇して始まった日経平均株価が上げ幅を縮めると徐々に買い戻しが入った。トランプ米大統領が「壁建設資金巡り政府閉鎖も辞さない構え」と発言すると、米政権の先行き懸念から全般円を買う動きが広がった。

[2017-08-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで一転下落。東京市場は方向感が出なかったが、欧州時間に入るとユーロが売られたため円買いユーロ売りが強まった。ただ、8月独製造業サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)が予想を上回る結果となったほか、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「金融政策は新たな取り組みに対して常に準備する必要」と述べると一転してユーロを買い戻す動きが優勢となったため円は反落した。なお、アジア時間にNZ財務省がGDP成長率見通しを引き下げたことが改めて材料視され、NZドルに対して円は底堅く推移した。

[2017-08-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。時間外のダウ先物や日経平均先物がさえない動きとなったことを受けて、リスク回避目的の買いが入った。また、米長期金利の低下を背景にした買いも進んだ。一方、対ユーロでは売りが先行。8月独製造業サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)が予想を上回る結果となったほか、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「金融政策は新たな取り組みに対して常に準備する必要」と述べたことで全般にユーロ高が進んだ影響を受けた。もっとも、売りが一巡すると株安を背景に円買いが強まった流れに沿って徐々に下値を切り上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=109円03銭前後まで下押し。
・ユーロ円は18時過ぎに1ユーロ=129円06銭付近まで買われた後、128円60銭台まで上値を切り下げた。
・ユーロドルは堅調。ドラギECB総裁の発言を手掛かりに買いが入ったほか、米長期金利の低下などを支えに1ユーロ=1.18081ドル前後まで値を上げた。

[2017-08-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調だった。7月米新築住宅販売件数が予想を下回ったことを受けて円買いドル売りが先行。米国株相場や日経平均先物の下落に伴う円買いドル売りも入った。米長期金利の低下を手掛かりに全般ドル安が進んだ影響も受けた。「北朝鮮は英国や豪州に対して米国の火遊びに参加するなと警告」「北朝鮮は米韓軍事演習を非難」との報道も相場の支援材料。

[2017-08-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日のNY市場からの流れを引き継いで円買いが先行したが、一巡後は上値を切り下げる展開となった。市場では「本邦長期資金から売りが観測された」との指摘があったほか、70円近く下落して始まった日経平均株価が下げ渋ったことも円の重しとなった。

[2017-08-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が80円超安まで下落した場面では強含んだが、上値は限定的。欧州時間に入り、時間外の米10年債利回りが上昇すると対ドルで円は上値を切り下げた。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことも円の重し。また、4-6月期英国内総生産(GDP、改定値)の発表を前に思惑的な円売りポンド買いが出たほか、全般スイスフラン高が進んだ影響から円売りスイスフラン買いも目立った。なお、英GDP改定値は前期比・前年同期比ともに市場予想通りの結果となった。

[2017-08-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は弱含み。時間外のダウ先物や日経平均先物が堅調に推移し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けた売りも出た。なお、北朝鮮は「米国は破壊の墓穴を掘っている」との見解を示したが、目立った反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に1ドル=109円46銭前後まで上昇。
・ユーロ円も一時1ユーロ=129円19銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは下げ渋り。米長期金利の上昇やユーロクロスの下落に伴って1ユーロ=1.17842ドル前後まで下落したものの、ユーロクロスの売りが一服するといったんは下げ渋った。

[2017-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。7月米中古住宅販売件数が予想を下回ったことで円買いドル売りが先行したものの、上値は重かった。米長期金利の上昇を背景に、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが優勢となった。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことも相場の重し。

[2017-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。本日は週末の5・10日(五十日)とあって仲値に向けて売りが観測され、円全般が下落した。もっとも、仲値を通過すると下げ渋り。日経平均株価が底堅く推移したため戻りも限られるなどその後はもみ合いとなった。

[2017-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対資源国通貨を中心に弱含んだ。東京市場は値動きが鈍かったが、欧州勢参入後に対ユーロで資源国通貨高が進んだため、円売り資源国通貨買いが強まった。なお、ジャクソンホールでのイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を今晩に控えてドルに対してはもみ合いが続いた。

[2017-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は弱含み。時間外の日経平均先物や欧米株式相場の上昇を受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けた売りも出たが、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長やドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演を控えて積極的に売りを進める展開にもなっていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円75銭付近まで強含み。
・ユーロ円は20時過ぎに一時1ユーロ=129円68銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢の参入後に一時1ユーロ=1.17735ドル前後まで下落したものの、一巡後は独長期金利の上昇などを手掛かりにショートカバーが入り、19時30分過ぎには1.18274ドル前後まで切り返した。

[2017-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。26日に北朝鮮が複数の短距離飛翔体を発射したと伝わり、早朝取引ではリスク回避目的の買いが入ったものの、一巡後は日経平均株価が高く始まったこともあって売りが優勢となった。もっとも、その後に日経平均が失速すると買いが再開。市場では「英国市場がサマーバンクホリデーで休場ということもあって、海外勢などの動意は乏しい」との指摘もあり、総じて株価にらみの動きとなった。また、円は対ポンドでも下値の堅い動き。一部英紙が「フランスと一部EU諸国が10月にも英国と貿易交渉を開始する用意があり、EU側の譲歩につながる可能性がある」と報じたことで、早朝取引では円安ポンド高が進んだ。ただ、売り一巡後は他の通貨と同様に株安を手掛かりにした買いが優勢となった。

[2017-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。午後の日経平均株価が下げ渋ったことを受けて、午前からのリスク回避目的の買いは一服した。半面、本日はロンドン市場が休場で取引参加者が少なかったほか、市場では「海外勢も様子見ムードを強めている」との指摘もあり、売りの勢いも限られた。

[2017-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は弱含み。時間外のダウ先物が買われたことを背景に投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、全般円を売る動きが強まった。米10年債利回りが上昇したため対ドルで円は値を下げたほか、欧州序盤から売り込まれていた原油先物相場が下げ渋ったことでカナダドルなど対資源国通貨でも円安が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円41銭前後と本日高値を更新。
・カナダドル円は前週末高値の1カナダドル=87円76銭前後を上抜けて87円86銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは値動きが鈍い。英国市場が休場で流動性が低下するなか、1ユーロ=1.1935ドル前後を挟んだ小動きに終始した。

[2017-08-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りが入った半面、ユーロ円などクロス円の上昇につれた円売りドル買いが出たため相場は方向感が出なかった。英国市場が休場で取引参加者が少ないなか、米経済指標の発表などがなく手掛かり材料に乏しかったため全般動意の薄い展開となった。

[2017-08-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射すると、時間外のダウ先物やシカゴ日経平均先物の急落とともにリスク回避目的の円買いが加速した。ただ、株安が一服すると持ち高調整の円売りが優位に。その後は、日経平均株価が一時170円近く下げたものの方向感が定まらなかったこともあり、動意に欠ける展開となった。

[2017-08-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロに対して軟調。欧州勢がユーロ買いで参入したほか、米10年債利回りの急低下を背景にユーロドルが急伸した流れに沿った。一方、ドルに対しては堅調。欧州株やナイトセッションの日経平均先物の大幅安がリスク回避目的の円買いを誘った。米長期金利の急低下やユーロドルの急伸につれた円買いも進んだ。

[2017-08-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は対ドルで伸び悩み。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行。米10年債利回りが一時2.0841%と昨年11月10日以来の水準まで大幅に低下したことも円高ドル安につながったうえ、市場では「アジア中銀から買いが観測された」との声も聞かれた。もっとも、株安や米金利低下が一服すると次第に上値が重くなった。また、対ドルや対ユーロでオセアニア通貨高が進んだため、円売りオセアニア通貨買いも出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=108円27銭前後まで下げた後は108円60銭台まで持ち直し。
・豪ドル円は1豪ドル=86円60銭台まで下値を切り上げた。
・ユーロドルは買い優勢。米長期金利の低下を手掛かりに序盤から上値を試す展開となった。市場では「CTA(商品投資顧問)の買いが観測された」との指摘があり、節目の1ユーロ=1.2000ドル前後を上抜けると上昇に弾みが付き、一時1.20702ドル前後と2015年1月2日以来の高値まで買い上げられた。もっとも、一巡後は急ピッチで上げた反動から利食い売りに押された。

[2017-08-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は一転下落した。北朝鮮のミサイル発射で地政学リスクが高まり、夕刻にかけては急速に円高が進んだものの、ニューヨーク勢参入後は円売りが優勢に。一時は130ドル超下落したダウ平均が70ドル超上昇したほか、140円下げたナイトセッションの日経平均先物が120円上げた。投資家のリスク回避姿勢が後退し、円売り外貨買いが優勢となった。8月米消費者信頼感指数が122.9と予想の120.6程度を上回ったことも円売りドル買いを誘い円全体を押し下げた。

[2017-08-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。日本株高を見越す形で円売りが先行。日経平均株価の140円近い上昇も重しとなったほか、本日は5・10日(五十日)にあたり仲値に向けた売りも見られた。ただ、仲値後は円売り圧力が後退し、次第に方向感が出なくなった。

[2017-08-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して売り一服。欧州勢の参入に伴い全般ドル高が進んだ流れに沿って売りが先行した。ただ、米10年債利回りの上昇が一服したほか、ナイトセッションの日経平均先物が下げに転じると円買い戻しが入った。

[2017-08-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円はドルに対して軟調に推移した。欧州勢参入後にドル高が進んだことで売りが先行したが、時間外の米10年債利回りが上昇幅を縮めると下げ渋った。ただ、NY時間に入り、8月ADP全米雇用報告が予想を上回る結果だったほか、その後に発表された4-6月期米国内総生産(GDP)改定値も強い結果だったことで米金利上昇とともに円売りドル買いが優勢となった。一方、資源国通貨などに対しては底堅い。良好な米経済指標を受けて対ドルで資源国通貨安が進んだうえ、原油先物相場が下落したことも資源国通貨売りを誘い円は強含んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円43銭前後と16日以来の高値を付けた。
・カナダドル円は1カナダドル=87円44銭前後と日通し安値を更新した。
・ユーロドルは軟調。全般ドル買い圧力が高まったため序盤からさえない値動きとなった。良好な米経済指標が相次いで発表されると売りが加速し、1ユーロ=1.1894ドル前後まで下げ足を速めた。

[2017-08-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては軟調だった。8月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比23万7000人増と予想の18万5000人程度増を上回ったことが分かると、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが先行。4-6月期米国内総生産(GDP)改定値が前期比年率3.0%増と予想の2.7%増を上回ったことも円売りドル買いを促した。一方、円はドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州通貨やオセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア売りが入った。

[2017-08-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して軟調。市場では「本邦実需勢から月末絡みの売りが観測された」との声が聞かれたほか、日経平均株価の150円超高も円全体を押し下げた。仲値後はやや円買い戻しが入ったが、本邦実需勢の売りも根強く戻りは鈍かった。また、米10年債利回りの上昇に伴う円売りも見られた。

[2017-08-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して下値が堅い。日経平均株価の180円超高などを背景に円売りが散見されたが、欧州勢の参入に伴いユーロドルが上昇すると下値が切り上がった。一方、ユーロに対しては弱含み。ユーロドルの上昇につれた円売りが広がった。7月独小売売上高指数は予想を下回ったほか、8月独雇用統計で失業者数は予想より弱かったが、総じて影響は限定的だった。

[2017-08-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨を中心に下値が堅い。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを背景に序盤は円売りが出たが、続かなかった。「対ドルでの急激なユーロ高を懸念する欧州中央銀行(ECB)当局者が増えており、資産買い入れ縮小が緩慢なペースとなる可能性が高まっている」との報道を受けてユーロが一転下落すると円は反発したほか、ポンドなどその他欧州通貨に対しても円買いが波及。また、時間外の米10年債利回りが低下に転じたため、対ドルでも円は底堅く推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円67銭前後まで上昇したが、その後は110円30銭台まで伸び悩み。
・ユーロ円は1ユーロ=131円58銭前後から130円78銭前後まで一転下落した。
・カナダドル円は堅調。4-6月期および6月カナダ国内総生産(GDP)が予想を上回る結果だったことを受けて1カナダドル=88円01銭前後まで急速に値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢が買いで参入したほか、8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)速報値が予想を上回ったことで1ユーロ=1.19055ドル前後まで値を上げた。ただ、ECB絡みの報道が伝わると一転して1.18231ドル前後まで売り込まれた。一方、米長期金利の低下に伴ってその後は1.18ドル台半ばまで下げ渋っている。

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