為替・株式・商品マーケット概要
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
[2014-11-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は全面安。日銀の予想外の追加金融緩和を受けた円売りが継続。ダウ平均が史上最高値を更新し、シカゴ日経平均先物が1万7000円台に乗せたことも円売り外貨買いを促した。9月米個人消費支出(PCE)と個人所得は予想を下回った一方、10月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)と10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値は予想を上回った。強弱入り混じる結果となったため、相場の反応は限定的だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=112円47銭前後と2007年12月31日以来の高値を付けた。
・ユーロ円は一時1ユーロ=140円80銭前後と9月19日以来の安値を付けた。
・ユーロドルはドル円の上昇をきっかけに全般ドル買いが先行。3日の安値1ユーロ=1.25005ドル前後を下抜けるとストップロスを誘発し、一時2012年8月28日以来の安値となる1.2485ドル前後まで下げ足を速めた。ただ、売り一巡後は急ピッチで値を下げた反動から1.2546ドル付近まで値を戻している。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時87.133と2010年6月11日以来の高値を付けた。
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。
為替・株式・商品マーケット概要による2014年11月 発言・ニュース
[2014-11-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は全面安。日銀の予想外の追加金融緩和を受けた円売りが継続。ダウ平均が史上最高値を更新し、シカゴ日経平均先物が1万7000円台に乗せたことも円売り外貨買いを促した。9月米個人消費支出(PCE)と個人所得は予想を下回った一方、10月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)と10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値は予想を上回った。強弱入り混じる結果となったため、相場の反応は限定的だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=112円47銭前後と2007年12月31日以来の高値を付けた。
・ユーロ円は一時1ユーロ=140円80銭前後と9月19日以来の安値を付けた。
・ユーロドルはドル円の上昇をきっかけに全般ドル買いが先行。3日の安値1ユーロ=1.25005ドル前後を下抜けるとストップロスを誘発し、一時2012年8月28日以来の安値となる1.2485ドル前後まで下げ足を速めた。ただ、売り一巡後は急ピッチで値を下げた反動から1.2546ドル付近まで値を戻している。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時87.133と2010年6月11日以来の高値を付けた。
[2014-11-03][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。前週末に日銀の追加金融緩和を受けて、売りが強まった影響が残った。また、アジア時間に入ってドル買いが進んだ影響も受けた。一方、他の通貨に対しては下値が堅かった。早朝取引から売りが先行したものの、対ドルでオセアニア通貨や欧州通貨が売りに押されると、つれて円買いオセアニア通貨売りや円買い欧州通貨売りが出た。なお、豪ドルに対しては荒い値動き。1日に発表された10月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が弱い結果だったことを手掛かりに円買い豪ドル売りが先行。その後は全般に円売りが進んだ流れに沿って上値を切り下げたが、9月豪住宅建設許可が予想を大幅に下回ったことが明らかになると再び買いが優勢となった。
[2014-11-03][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。目立った手掛かり材料を欠いたものの、アジア時間の午前に円が買い戻された反動から徐々に上値を切り下げた。一方、対ドルでは買いが先行。欧州勢の参入後にドル売りが進んだ影響を受けたほか、時間外の米10年債利回りが低下したことも買いを誘った。もっとも、買い一巡後は他の通貨に対して円安が進んだ流れが波及したため、徐々に上値を切り下げた。
[2014-11-03][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は独歩安。日銀による追加金融緩和を手掛かりとした円売りの流れが週明けの海外市場に入っても継続。CME日経平均先物が1万7200円を付けたことも円の押し下げ要因となり、ほぼ一本調子で円売りが続いた。また、10月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が強い内容だったため、対ポンドでの円安に拍車を掛けた。
【 通貨ペア 】
・ドル円はバリアオプションが観測されていた1ドル=113円ちょうどを上抜けて2007年12月28日以来の高値となる113円89銭前後まで上げ幅を広げた。
・ポンド円は1ポンド=182円19銭前後と2008年10月6日以来の高値まで買い上げられた。
・ユーロドルはもみ合い。円絡みの取引が中心となったため、1ユーロ=1.2500ドルちょうどを挟んで方向感が出なかった。なお、欧州各国の10月製造業PMI改定値は強弱入り混じる結果だったこともあり、目立った反応は見られなかった。
[2014-11-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調だった。日米金融政策の方向性の違いなどから円売りドル買いが出やすいなか、10月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が予想を上回ったことで円売りドル買いが活発化した。バリアオプションが設定されていた1ドル=113円ちょうどや114円ちょうどを下抜けるとストップロスを断続的に誘発し下げ足を速めている。
[2014-11-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。前日の海外時間に急ピッチで売りが進んだ反動が出たほか、高く始まった日経平均株価が上げ幅を縮めたことも買いを誘った。もっとも、日経平均が下げ止まると円の買い戻しも一服。次第に上値が重くなった。なお、麻生太郎副総理兼財務・金融相は「円安は金融緩和の副次的効果」などの見解を示したが、目立った反応は見られなかった。
[2014-11-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。午後の日経平均株価が上げ幅を縮めたことを受けて、全般に円買い外貨売りの動きが広がった。もっとも、欧州勢の参入後は次第に上値を切り下げる展開に。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだ影響を受けたほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことを受けた売りも出た。一方、対豪ドルで円は弱含み。オーストラリア準備銀行(豪中央銀行、RBA)は政策金利を現行の2.50%に据え置いたが、声明文で豪ドル高に対する懸念が和らいだと受け止められたため、全般に豪ドルが上昇した流れに沿った。
[2014-11-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は方向感がない。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことをながめ欧州勢が円売りで参入。ただ、その後に日経平均先物が失速し下げに転じたため徐々に円買い圧力が高まった。時間外の米10年債利回りが低下したことで対ドルでは日米金利差縮小を見越して円が強含んだほか、10月英建設業購買担当者景気指数(PMI)が弱い内容だったことで円買いポンド売りも見られた。一方で、日経平均先物の売りが一服したため次第に伸び悩んだ。9月米貿易収支が予想よりも赤字幅が拡大したことで再び円買いが強まる場面があったが、反応は一時的だった。なお、カナダドルに対しては堅調。原油安を背景に円買いカナダドル売りが強まったほか、前日にポロズ・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁がハト派な見解を示したことも引き続きカナダドル相場の重しとなっている面もあるようだ。もっとも、9月カナダ貿易収支が赤字予想に反して黒字となったためやや上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円74銭前後まで上げた後113円16銭前後まで下落。ただ、一巡すると113円40銭台まで持ち直した。
・カナダドル円は1カナダドル=99円31銭前後まで下落する場面があったが、その後はやや下げ渋っている。
・ユーロドルは伸び悩み。米長期金利の低下を手掛かりに買いが進んだ。ユーロカナダドルの上昇も相場の支えとなり、1ユーロ=1.2531ドル前後まで上げた。ただ、アジア時間に付けた高値1.2532ドル前後を前に上値を抑えられるとやや伸び悩んだ。
[2014-11-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含んだ。欧州中央銀行(ECB)内で運営方針をめぐる対立があるとの報道を受けて、ECBが追加緩和に踏み切るとの観測が後退。円売りユーロ買いが強まったことで、円全体を押し下げた。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移し、安く始まったダウ平均が持ち直したことも円売りを誘った。
[2014-11-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。全般に手掛かり材料が乏しいなか、日経平均株価の動向に振らされる展開となった。安く始まった日経平均株価がプラス圏に浮上すると、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。また、本日は5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けた円売りドル買いも出た。日経平均が再びマイナス圏に沈むといったん円が買い戻されたが、その後は再び上値を切り下げるなど、総じて方向感に乏しかった。
[2014-11-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。午後の日経平均株価が堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク許容度改善を見越した売りが広がった。その後もナイトセッションの日経平均先物が強含んだことをながめ、売りの流れが継続。欧州勢の参入後に全般ドル買いが進んだことも相場の重しとなった。また、他の通貨に対しても日本株の上昇を手掛かりにした売りが先行。もっとも、欧州勢の参入後は対ドルで欧州通貨安やオセアニア通貨安が進んだことに伴って、円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りも出たため、次第に下値も堅くなった。
[2014-11-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。欧州勢参入後にドルが全面高となった影響を受けて円は下値を探る動きとなった。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が上昇したことも投資家のリスク志向改善を見越した円売りを誘った。10月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比23万人増と予想の22万人程度増を上回ったことが伝わるとさらに円売りドル買いが進んだ。もっとも、一巡するとポジション調整の円買い戻しが入りやや下げ渋っている。なお、その他の通貨に対しては上値が重い。対ドルで欧州通貨安やオセアニア通貨安が進んだ影響から円買いが先行。10月英サービス業購買担当者景気指数(PMI)や9月ユーロ圏小売売上高がいずれも低調だったことでポンドやユーロに対する円買い圧力が高まった。ただ、その後は欧米株高や対ドルでの円安を背景に上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円85銭前後と2007年11月2日以来の高値まで上値を伸ばした。もっとも、115円ちょうどに観測されているバリアオプションの防戦売りに上値を抑えられるとその後はやや伸び悩んでいる。
・ポンド円は1ポンド=181円69銭前後まで下げた後は買い戻しが優勢に。対ユーロでポンド買いが活発化した影響も受けて183円44銭前後まで大幅に買い上げられた。
・ユーロドルはさえない。ドル全面高となった流れに沿った。弱いユーロ圏小売統計も売りを誘い、1ユーロ=1.2467ドル前後まで下落。もっとも、ドル買いの流れが一服すると買い戻しが入り1.25ドル台を回復する場面があった。
[2014-11-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。米中間選挙で共和党が勝利したことから、米国株高とドル高が進行。10月ADP全米雇用報告が予想を上回ったことが伝わると円売りドル買いが加速した。ただ、そのあとはもみ合いの展開に。米国株の上昇に伴う円売りドル買いが出た半面、1ドル=115円ちょうどに観測されているバリアオプションに絡んだ円買いドル売りに下値を支えられたため相場は方向感が出なかった。
[2014-11-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。対ドルで「米系ヘッジファンドなど海外勢から断続的に売りが出た」との指摘もあり、全般に円売り外貨買いが進んだ。11時30分過ぎから日経平均先物が上昇幅を広げると、投資家のリスク志向改善を見越した売りが一段と進んだ。
[2014-11-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。午後の日経平均株価が一時210円超下げるなど軟調に推移したことをながめ、全般に円買い外貨売りの動きが強まった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも円買いを誘った面がある。もっとも、引けにかけて日経平均が下げ渋ると円買いの勢いも一服。次第に上値も重くなった。
[2014-11-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は小動き。ナイトセッションの日経平均先物は方向感を欠くなど全般手掛かり材料に乏しく、総じて値動きは鈍かった。英中銀金融政策委員会(MPC)や欧州中央銀行(ECB)はいずれも政策金利を現行水準に据え置いたため、発表後の値動きは限定的だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円60銭付近。
・ユーロ円は1ユーロ=143円台半ばでの推移が続いた。
・ユーロドルはもみ合い。1ユーロ=1.2533ドル前後まで小幅に上げる場面があったものの、ドラギECB総裁の定例記者会見の内容を見極めたいとの見方が強く、上値は限られた。
[2014-11-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対しては上昇。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が理事会後の記者会見で「必要であれば追加的措置を講じることで全会一致」などと発言したほか、「理事会に派閥や北部・南部の対立はない」と述べてECB内で運営方針をめぐる対立があるとの見方を否定した。同総裁の発言が伝わるとユーロ全面安の展開となった。市場関係者からは「バランスシート目標が正式に声明文に組み込まれたうえ、理事全員がこの声明文に合意したことが大きい」との声が聞かれた。一方、ドルに対しては弱含んだ。ユーロドルの急落をきっかけに全般ドル買いが強まった流れに沿って円安ドル高がじりじりと進んだ。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時88.146と2010年6月9日以来の高値を付けた。
[2014-11-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日本株高を見越して円売り外貨買いの動きが先行したのの、高く始まった日経平均株価が伸び悩んだほか、甘利明経済再生担当相が「過度な円安も円高も好ましくない」「円安のスピード速すぎるのも好ましくないという指摘もある」などの見解を示すと、やや円は下値を切り上げた。半面、日本時間の今晩に米雇用統計の発表を控えて積極的に買いを進める展開にはならず、総じて方向感は乏しかった。
[2014-11-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日本時間の今晩に米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強くなり、全般に方向感の乏しい動きとなった。対ドルでは損失確定の売り注文をつけにいく動きが進んだものの、売り注文をつけきれずに買い戻された。ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことも相場の下支えとなった面がある。
[2014-11-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は弱含み。対オセアニア通貨を中心にポジション調整のドル売りが進んだ影響を受けて円売りオセアニア通貨買いが強まった。また、ユーロやスイスフランに対しても前日の海外時間に急ピッチで円高が進んだ反動から持ち高調整の円売りが見られた。ドルに対しては全般ドル売りが進んだことで買いが先行したものの、その後は徐々にドル以外の通貨で円売りが進んだことにつれて上値を切り下げた。時間外のダウ先物が上昇に転じたことも円を押し下げる要因となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=115円11銭前後までじりじりと値を下げたものの、その後は115円30銭台まで持ち直した。
・ユーロ円は1ユーロ=142円95銭前後。
・豪ドル円は1豪ドル=99円12銭前後までそれぞれ値を上げた。
・ユーロドルは伸び悩み。欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測を背景に前日の海外市場で売り込まれた反動が出て、20時前には1ユーロ=1.24075ドル前後までじりじりと値を上げた。もっとも、ドル円が底堅く推移するなか戻りは限られた。
[2014-11-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅く推移した。10月米雇用統計への期待から円売りドル買いが先行したものの、非農業部門雇用者数が前月比21万4000人増と予想の23万5000人増を下回ったことが分かると一転円買いドル売りが優勢となった。米長期金利が大幅に低下したことも円の支援材料。ただ、過去2カ月の雇用者数が上方修正されたうえ、失業率が予想より強い内容だったためドル買いが強まる場面もあった。市場では「米景気は雇用を含めて堅調でドル高が基本トレンドだが、週末を控えたポジション調整に伴うドル売りが目立った」との声が聞かれた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は米雇用統計発表前に一時1ドル=115円60銭前後と2007年11月1日以来の高値を付けたものの、そのあとは売りが優勢となり114円25銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円も22時30分前に一時1ユーロ=143円06銭前後まで上げたものの、その後失速。3時30分過ぎに一時本日安値となる142円26銭前後まで売られた。
・ユーロドルは前日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の会見を受けて追加金融緩和観測が高まっており、ユーロ売りドル買いが先行した。一時1ユーロ=1.2358ドル前後と2012年8月21日以来の安値を付けた。ただ、そのあとは米金利低下に伴うドル売りが優勢となったほか、「週末を控えてドルの買い持ちを解消する動きが広がった」との指摘があり一時1.2470ドル前後まで値を上げた。
[2014-11-10][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が一時160円超下げたことを受けて、全般にリスク回避の買いが広がった。また、対ドルでは「国内輸出企業からの買いが観測された」との指摘もあった。もっとも、その後は日経平均が下げ幅を縮めたため、次第に買い圧力も後退した。
[2014-11-10][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が戻りの鈍い動きとなったほか、ナイトセッションの日経平均先物も弱含んだことを受けて、全般に円買い外貨売りの動きが広がった。もっとも、対ドルなどでは上値を売りたい向きも多く、一方的に買いが進む動きにはなっていない。
[2014-11-10][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことなどを背景に買いが先行。時間外の米10年債利回りが低下したことで対ドルでは日米金利差縮小を見越した買いもみられた。もっとも、株安や米金利低下が一服すると徐々に上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円86銭前後まで下落したものの、その後は114円30銭台まで持ち直した。
・NZドル円はユーロやドルに対してNZドル買いが進んだ影響を受けて1NZドル=89円20銭前後まで上昇。もっとも、5日高値の89円26銭前後が目先の上値目処として意識されたため、一巡後はやや伸び悩んだ。
・ユーロドルは伸び悩み。米10年債利回りの低下を手掛かりに全般ドル安が進んだ流れに沿った。目先のストップロスを巻き込み1ユーロ=1.25095ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、米10年債利回りが次第に低下幅を縮め上昇に転じるとドル売り圧力が後退し1.2470ドル台まで戻り売りに押された。
[2014-11-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して軟調。米10年債利回りの大幅上昇に伴い、日米金利差拡大を見越した円売りが優位となった。米連邦準備理事会(FRB)が発表した米労働市場情勢指数(LMCI)で、9月が2.5から4.0に上方修正されたうえ、10月が9月と同じ4.0だったことも円売り材料に。夜間取引の日経平均先物が堅調に推移したことも円売りを後押しした。ただ、引けにかけては持ち高調整の円買いが散見された。一方、欧州・資源国通貨に対してはもみ合い。株高を意識した円売りが先行した。ただ、対ドルで欧州・資源国通貨安が加速した影響から円買い欧州通貨売りや円買い資源国通貨売りが出たため、下値も限られた。
[2014-11-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。日経平均株価が堅調に推移したことを受けて円売り外貨買いの動きが先行。もっとも、対ドルなどで下値の堅さを確認すると次第に買い戻しも入るなど、やや方向感を欠いた動きとなった。一方、豪ドルに対してはさえない動き。10月豪NAB企業景況感指数などの豪経済指標が前回から改善したことを受けて、全般に豪ドル買いが進んだ影響を受けた。
[2014-11-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午後の日経平均株価が380円近い大幅上昇となり、投資家リスク志向改善を見越した売りが広がった。その後もナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを手掛かりにした売りの流れが継続。市場では「安倍首相が消費増税を延期させる可能性が高いとの報道が改めて材料視された面もあった」との声も聞かれた。
[2014-11-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は一段安。消費増税の先送りと衆院解散・総選挙の憶測がにわかに強まるなか、ナイトセッションの日経平均先物が250円の大幅高となったことで全般円売りが優勢に。ストップロスの円売り注文をこなしながら下値を模索する展開となった。もっとも、円売りの流れが一巡すると対ドルを中心にポジション調整の円買い戻しが入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=116円11銭前後と2007年10月18日以来の高値を付けた。もっとも、一巡すると115円56銭前後まで利食い売りに押された。
・豪ドル円は2013年5月23日以来、約1年6カ月ぶりに1豪ドル=100円台に乗せ100円11銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは下値が堅い。ドル円が大幅に上昇したことに伴って1ユーロ=1.23945ドル前後まで値を下げた。もっとも、一巡後は徐々に下値を切り上げ、ドル円が失速したタイミングで1.2439ドル前後まで買い戻される場面があった。
[2014-11-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して行って来い。アジア市場から一本調子で円安が進んだ反動が出て利益確定の円買いが強まった。米債券市場がベテランズデーで休場となり流動性が低下するなか、対資源国通貨中心にドル売り圧力が高まったことも円買いを後押しした。ただ、上値では戻りを売りたい向きも多く、終盤にかけて失速した。産経新聞が「安倍晋三首相は月内に衆院を解散し、12月中に総選挙を断行する意向を固めた」と報じたことも円売りを促した。一方、欧州資源国通貨に対しては軟調。対ドルで欧州資源国通貨買いが活発化した影響から円安欧州通貨高や円安資源国通貨高が進んだ。日経新聞が「安倍首相、年内の衆院解散・総選挙は選択肢」と報じたうえ、産経新聞の報道も円売り材料と見なされた。なお、対NZドルでは、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が金融安定報告書で「NZドルは依然として高く、さらに下落する可能性がある」「NZドルは持続可能で正当化される水準を上回っている」などの見解を示したため、円買い戻しが強まる場面があった。
[2014-11-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。「安倍晋三首相は月内に衆院を解散し、12月中に総選挙を断行する意向を固めた」との報道を手掛かりに売りが先行したものの、その後は足もとで円売りが続いていたこともあって利益確定目的の買いが入った。菅義偉官房長官が消費再増税を1年半先送りするとの一部報道について「ありえない」と発言すると、堅調に推移していた日経平均株価が上げ幅を縮小。円も買い戻しの勢いが強まった。
[2014-11-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。午後の日経平均株価が一時300円超上昇した場面では円売り外貨買いの動きが広がったものの、その後は日経平均が急ピッチで上げ幅を縮小したため、次第に円も下値を切り上げた。欧州勢の参入後は全般にドル売りが進み、円は対ドルで高値圏での底堅い動きに。一方、対ドルで欧州通貨買いやオセアニア通貨買いが進んだ影響から、円も対欧州通貨や対オセアニア通貨では再び売りに押された。
[2014-11-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円はポンドに対して買い優勢。10月英雇用統計で失業者数が予想より強い結果となったほか、内訳で賃金の伸びが確認されたため円売りポンド買いが出たものの、その後は一転して円買い戻しが優位に(経済指標データ参照:イギリス失業者数の推移グラフへ)。英中銀(BOE)四半期ごとの物価報告(インフレリポート)で「向こう6カ月のインフレ率は1%を下回って推移するだろう」「金利上昇ペースは前回より緩やかになると想定」との見通しが示されたほか、GDP見通しやインフレ見通しも軒並み下方修正されたことでポンド売りが活発化した。また、その他の通貨に対しても強含み。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物などが軟調に推移したことでリスク回避の円買いが入った。米10年債利回りが低下したことで対ドルでは日米金利差縮小を見越した円買いも見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=115円ちょうど前後を下抜けて目先のストップロスを巻き込み、22時30分過ぎに1ドル=114円89銭前後まで下押しした。
・ポンド円は1ポンド=181円98銭前後まで大幅に値を下げた。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢参入後に全般ドル売りが強まった流れに沿って、1ユーロ=1.2497ドル前後まで上昇。ただ、前日高値の1.24995ドル前後が目先の上値目処として意識されると、ユーロポンドの売りが進んだ影響も受けて1.2431ドル前後まで戻り売りに押された。一方で、英インフレリポートを受けて1.2490ドル台まで持ち直すなどポンド相場に振らされる展開となった。
[2014-11-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物の下落に伴い円買いが先行した。対ドルでは米金利低下を意識した円買いが入ったほか、対ポンドでは英中銀(BOE)四半期ごとの物価報告(インフレリポート)のハト派的な内容を嫌気した円買いの影響が残った。その後、日経平均先物や80ドル近く下落したダウ平均がプラス圏に浮上。低調な米10年入札を受けて米長期金利が上昇に転じたこともあり、持ち高調整の円売りが進んだ。日経新聞が「自民、公約に円安対策 衆院選投開票は12月14日軸に」と報じたことも円売りを促した。もっとも、引けにかけては次第に円売り圧力が後退した。
[2014-11-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。安く始まった日経平均株価がプラス圏を回復したことで、やや円売り外貨買いが進む場面も見られたが、総じて値動きは限定的。市場では「17日の本邦GDPなどの重要イベントを前にやや様子見ムードが強い」との指摘があった。一方、対豪ドルでは一時円買いが強まった。ケント豪準備銀行(RBA)総裁補佐が「外国為替市場で介入の可能性を排除しない」との見解を示したことを受け、全般に豪ドル売りが進んだ流れに沿った。もっとも、反応が一巡すると徐々に上値を切り下げた。
[2014-11-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。自民党の大島理森前副総裁が解散総選挙に関して「決定したとみていいのではないか」と述べたことなどを受けて、午後の日経平均株価が一時200円超上げるなど堅調に推移。投資家のリスク許容度改善を見越した円売り外貨買いの動きが全般に広がった。その後もナイトセッションの日経平均先物が強含んだためしばらく円売りの流れが続いていたが、日経平均先物の買いが一服するとやや下値を切り上げた。なお、黒田東彦日銀総裁は「弱めの需要と急速な原油安で物価上昇期待に下方リスクがある」などの見解を示したが、目立った反応は見られなかった。
[2014-11-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が上昇したことを背景に投資家のリスク志向改善を見越した円売りが先行。ただその後、日経平均先物や欧州株が失速したため円買い戻しが強まった。米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した円買いドル売りも入った。また、前日の英インフレリポートが改めて材料視されポンドに対して円は堅調に推移した。
【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間に付けた高値1ドル=115円88銭前後に面合わせしたものの、その後は115円42銭前後まで上値を切り下げ、その後の戻りも鈍かった。
・ポンド円も1ポンド=182円79銭前後まで上げた後は一転して売りが優勢に。前日安値の181円98銭前後を下抜けて181円67銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは伸び悩み。米長期金利の低下などを手掛かりに全般ドル売りが進んだ流れに沿った。ユーロポンドが上昇したことにつれた面もあり、1ユーロ=1.2475ドル前後まで値を上げた。もっとも、前日高値の1.2498ドル前後が意識されると1.2450ドル台まで戻り売りに押された。
[2014-11-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はポンドやカナダドルに対して強含み。昨日のハト派的な英インフレリポートが引き続き意識されたほか、原油先物相場の大幅安を背景に円高ポンド安や円高カナダドル安が進んだ。一方、その他の通貨に対しては方向感が定まらない。米長期金利が低下したほか、前週分の米新規失業保険申請件数が弱かったことで対ドル中心に円買いが強まる場面があった。ただ、ダウ平均が90ドル超上昇したうえ、日経新聞が「政府は2015年10月に予定する消費税率10%への引き上げを延期する方向で最終調整する」と報じると売りに押し戻された。その後、ダウ平均が前日終値を挟んで一進一退となり、円相場も方向感が定まらなくなった。
[2014-11-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。日経平均株価が一時120円超上げるなど堅調に推移したことを受けて、円売り外貨買いの動きが先行した。その後は日経平均が急ピッチで上げ幅を縮めてマイナス圏に沈んだため、円の買い戻しが優勢に。もっとも、日本株が下げ止まると再び上値を切り下げるなど、総じて日本株の動向に振らされる展開となった。
[2014-11-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価がプラス圏に浮上するなど堅調な動きとなったことを受け、全般に円売りが進んだ。その後も時間外のダウ先物や日経平均先物が強含んだため、売りの流れが継続。欧州勢が円売りで参入したこともあり、総じてさえない動きに終始した。
[2014-11-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は軟調。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物の上昇などを手掛かりに欧州勢が円売りで参入。その後に株価が失速したため売りの勢いはいったん落ち着いたものの、時間外の米10年債利回りが上昇したことでドルに対しては円安が継続した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=116円58銭前後と2007年10月18日以来の高値を付けた。また、豪ドル円は101円43銭前後まで上昇したが、買い一巡後は対ドルで豪ドルが伸び悩んだ影響も受けたため上値が重くなっている。
・ユーロドルは上値が重い。仏・独の国内総生産(GDP)速報値が強い結果だったことを受けて買いが先行し、1ユーロ=1.2473ドル前後まで上昇した。もっとも、朝方に付けた高値1.2478ドル前後を上抜け出来ずその後は戻り売りに押された。米長期金利の上昇に伴う売りも進み1.2430ドル近辺まで下押しした。
[2014-11-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して一進一退。アジア時間から軟調地合いが続いた流れを引き継いだ。10月米小売売上高が予想を上回ったことがわかると、米長期金利の上昇幅拡大とともに円売りが加速した(経済指標データ参照:米小売売上高の推移グラフへ)。ただ、一巡後は買い戻される展開に。11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)や9月米企業在庫はいずれも予想を上回ったが、材料出尽くし感や週末要因から持ち高調整のドル売りが強まり円高ドル安が進んだ。米長期金利が一転して低下したことも円買いを後押しした(経済指標データ参照:米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)の推移グラフへ)。もっとも、上値では戻り売りも見られるなど、方向感が定まらなかった。一方、欧州資源国通貨に対しては売り優勢。アジア時間からの円売りが一巡ししばらく動意を欠いた。ただ、対ドルで欧州・資源国通貨買いが活発化すると円安欧州通貨高や円安資源国通貨高が急速に進んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=116円83銭前後と2007年10月17日以来の高値を付けた後、116円04銭前後まで失速した。もっとも、116円ちょうど手前では押し目買いが入った。ユーロ円は重要なレジスタンスとして意識されていた昨年12月27日の高値1ユーロ=145円67銭前後を上抜け、145円84銭前後と2008年10月3日以来の高値を更新した。終盤にかけては145円60銭前後での持ち高調整が続いた。
・ユーロドルは一転上昇。強い米小売売上高や米金利上昇を受けて1ユーロ=1.2398ドル前後まで下押しした。ただ、1.2400ドル前後を割り込んだ水準では押し目を拾う動きが見られた。週末を控えて持ち高調整のドル売りが加速すると、節目の1.2500ドル前後や10日の高値1.25095ドル前後を上抜けてストップロスを誘発。1.25465ドル前後まで上げ幅を広げた。
[2014-11-17][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転上昇。7-9月期国内総生産(GDP)速報値の発表を前に思惑的な円売りが先行。結果は前期比0.4%減、年率換算1.6%減と予想の前期比0.5%増、年率換算2.2%増を大幅に下回ったことで円売りが加速した。ただ、一巡後は一転して海外勢主導でポジション調整の円買い戻しが優位に。日経平均株価が500円近い大幅安となったことも円買いを誘った。一方で、市場では「米系証券から円売りドル買いが観測された」との指摘があり、いったん円高の流れは一服している。
[2014-11-17][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上げ幅を縮小。日経平均株価が580円超安まで下げ幅を拡大したことを背景に再び円買いが再開したものの、一巡後は次第に上値を切り下げた。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだうえ、米10年債利回りが低下幅を縮めたことを受けて対ドルを中心に円を売る動きが強まった。
[2014-11-17][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。18時過ぎから伝わった安倍首相の発言で、消費増税先送りや解散総選挙に関する目立った見解が示されなかったため、一時円買いが進んだ。もっとも、その後は徐々に上げ幅を縮小。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したこともあって、投資家のリスク許容度改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分過ぎに1ドル=115円82銭前後まで下げた後、116円37銭前後まで反発。
・ユーロ円は一時円買いが強まったことにつれたほか、メルシュ欧州中央銀行(ECB)専務理事が「ECBの非伝統的措置には理論的に国債や金、株、ETFなどの資産購入が含まれる」と発言したことも嫌気され、18時30分過ぎに1ユーロ=144円82銭前後まで値を下げた。もっとも、売り一巡後は145円台半ばまで下値を切り上げた。
・ユーロドルはさえない。メルシュECB専務理事の発言などを手掛かりに1ユーロ=1.2483ドル前後まで下落し、売り一巡後も安値圏で戻りの鈍い動きが続いた。
[2014-11-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。11月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を下回ったことで、円買いドル売りが進む場面があった。また、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「経済見通しは厳しさを増している」「ユーロ圏のインフレは依然として非常に低い」「ECBは必要に応じて資産の規模や構成を変更可能」などと発言したため、円買いユーロ売りも見られた。ただ、米10年債利回りが上昇に転じると、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが出て上値が切り下がった。欧米株式相場がプラス圏に浮上したことも円全体を押し下げた。
[2014-11-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。本日の日本株高を見越した円売りが先行したが、その後は徐々に下値を切り上げる展開に。市場では「国内輸出企業から円買いドル売り」が観測されたとの指摘があった。時間外の米10年債利回りが低下したことも対ドルで日米金利差縮小を見越した円買いを誘った。一方で、日経平均株価は一時340円超高まで上昇するなど堅調な株価を背景に上値も限られている。
[2014-11-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。しばらくは動意を欠いた値動きが続いていたが、欧州株先物が上昇して始まったことなどを背景に欧州勢が円売りで参入。首相官邸が「安倍首相は本日19時10分から記者会見を行う」と正式発表したことで、市場では「記者会見への期待から円売りが出た面もあるようだ」との指摘があった。
[2014-11-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ドルで一進一退。NHKが「安倍首相は自民党臨時役員会で『1年半の消費増税先送り』と『衆院解散』の意向を表明した」と報じると一時売りが強まる場面があったものの、その後は一転して買い戻しが進んだ。安倍首相は記者会見で消費増税の1年半延期と衆院解散を発表。補正予算編成と経済対策策定、景気条項の削除なども表明したが、記者会見後は材料出尽くしとして円買いドル売りが入った。買い一巡後は再び上値を切り下げたものの、時間外の米10年債利回りが低下した影響もあって、総じて下値は堅かった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに1ドル=117円06銭前後まで上げた後、116円40銭前後まで失速。
・ユーロ円も一時1ユーロ=146円67銭前後まで上昇したものの、その後は145円74銭前後まで押し戻された。
・ユーロドルはしっかり。11月独ユーロ圏ZEW景況感指数が強い結果となったことなどを支えに、19時過ぎには1ユーロ=1.2540ドル前後まで上昇。買い一巡後も1.25ドル台前半で底堅く推移した。
[2014-11-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。10月米卸売物価指数(PPI)や変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は予想を上回ったものの、米長期金利が低下幅を拡大。日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが先行し、円全体を押し上げた。また、NZ乳業大手フォンテラのグローバルデーリートレード(GDT)で、GDT物価指数が前回より低下したことで円買いNZドル売りが強まる場面があった。ただ、米長期金利が低下幅を縮小すると円買い圧力が後退した。良好な11月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数などを支えにダウ平均が80ドル超上昇したうえ、夜間取引の日経平均先物も底堅く推移したため、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが広がり上値が切り下がった。
[2014-11-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。日経平均株価が上昇して始まったことをきっかけに目先のストップロスを巻き込んで円売りが活発化した。上昇して始まった日経平均株価が一時下げに転じたほか、本邦輸出勢から円買いが入ったことで下値を切り上げる場面があったものの戻りは限定的。市場では「アジア中銀から円売りドル買いが観測された」との声が聞かれた。なお、日銀が金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを賛成8・反対1で決めたと発表すると、持ち高調整の円買い戻しが入ったが反応は一時的だった。なお、NZドルに対してはしっかり。NZ乳業大手フォンテラが前日発表したグローバルデーリートレード(GDT)物価指数が低調だったことが引き続きNZドル相場の重しとなり、円は底堅く推移した。
[2014-11-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。市場では「国内機関投資家から円売りユーロ買いが観測された」との指摘があり、ユーロ主導で円売りが活発化した。黒田東彦日銀総裁が定例記者会見で「CPIが1%を割る可能性はある」と述べたことで、追加緩和への期待から円売りを誘った面もあった。
[2014-11-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は弱含み。対ドルでは米10年債利回りが上昇幅を広げたことを手掛かりに、日米金利差拡大を見越した売りが出た。アジア時間から対ユーロなどで売りが強まった流れを引き継いだ面もあり、円はじりじりと売りに押された。なお、米住宅指標は強弱まちまちな結果だったが、指標発表後にはやや円売りドル買いが進む場面もあった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=117円67銭前後と2007年10月15日以来の高値を更新。
・ユーロ円はアジア時間からの買いの流れが続き、1ユーロ=147円72銭前後と2008年10月2日以来の高値をつけた。
・ユーロドルはしっかり。1ユーロ=1.2530ドル前後を挟んだもみ合いとなっていたが、22時30分過ぎから買いが強まると目先のストップロスを誘発して1.2571ドル前後まで値を上げた。
[2014-11-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。アジア時間から円売りが続いた地合いを引き継いだ。市場では「国内機関投資家から円売りが観測された」との指摘があったほか、対ドルでは米長期金利の上昇に伴う円売りが見られた。もっとも、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表待ちの雰囲気もあり、下落ペースは緩やかだった。FOMC議事要旨では「インフレ期待の低下を警戒する必要がある」「一部のメンバーは『相当な期間』の文言削除を望んだ」「他のメンバーは『相当な期間』の文言は有益であるとの見解を示した」「海外の経済動向の議論において、参加者はドル高の進行とともに欧州、中国、日本のいくぶん弱い経済見通しや下振れリスクの増大を指摘した」「しかし、多くの参加者は最近の動向が国内経済に与える影響が極めて限定的である可能性が高いと見ている」などと伝わった。FOMC議事要旨がタカ派的な内容ではなかったとして、米長期金利の上昇幅縮小とともに円買いドル売りが進んだ。もっとも、日米金融政策の方向性の違いに変わりはないとの見方も根強く、すぐに戻り売りに押し戻された。米長期金利が再び上昇したことも円売りドル買いを後押しし、円全体が弱含んだ。
[2014-11-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日の海外市場で円安が進んだ流れを引き継ぎ円売りが先行した。一巡後はポジション調整の円買い戻しが入る場面があったが、本日は5・10日(五十日)とあって仲値に向けた円売りドル買いがでたため上値は限定的。その後しばらくはもみ合いが続いていたが、本邦実需勢などの売り意欲が依然として強いなか、12時過ぎから再び円売りが強まった。
[2014-11-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は強含み。時間外のダウ先物や日経平均先物が軟調に推移したことを受けて、リスク回避目的の円買い外貨売りが出た。市場では「対ドルでファンド勢によるまとまった買いが観測された」との指摘があったほか、アジア時間まで一本調子で売りが進んでいた反動から買い戻しが入った面もあった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は16時過ぎに1ドル=118円98銭前後と2007年8月9日以来の高値を更新したものの、バリアオプションの観測されていた119円ちょうど前後の手前で上値を抑えられると、117円85銭前後まで失速。
・ユーロ円も2008年10月1日以来の高値となる1ユーロ=149円12銭前後まで上げた後、147円90銭台まで反落した。
・ユーロドルは荒い値動き。対円でドル安が進んだことにつれて、17時30分前には1ユーロ=1.2575ドル前後まで値を上げた。もっとも、11月独製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値がいずれも弱い内容だったことが伝わると1.2505ドル前後まで一転下落。売り一巡後はポンドドルなどの上昇につれて1.25ドル台半ばまで買い戻されたが、22時30分過ぎには再び安値圏まで下げるなど、不安定な値動きが目立った。
[2014-11-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。円売りが先行したものの、日経平均株価が下落したことを背景にその後は徐々に下値を切り上げた。麻生太郎副総理兼財務・金融相が「この1週間の円の下がり方はテンポが速すぎる」と述べ、足もとの円安をけん制すると円買いが加速。日経平均株価が190円超下げたことも円買いを誘った。もっとも、本邦実需勢を中心に戻りを売りたい向きが多いなか、一巡後は伸び悩んでいる。
[2014-11-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロを中心に買い優勢。一時190円超下落した日経平均株価が80円超高まで買い戻されたことにつれて円売りが強まった。もっとも、下値の堅さを確認するとナイトセッションの日経平均先物が下落して始まったことをながめ欧州勢が円買いで参入。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「インフレリスクが顕在化すれば資産購入を拡大する」などと発言すると円買いユーロ売りが活発化した。また、ツアブリュック・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事が「スイスフランは依然として過大評価されている」「スイスフランの上限は絶対的なポイント」などと述べたことを受けてユーロに対してスイスフラン安が優勢となると、つれて円高スイスフラン安が進んだ。一方、ドルに対しては上値が重い。欧州勢参入後は全般に円買いが強まったものの、ユーロやスイスフランに対してドルが一段と上昇するにつれて円売りドル買いが強まった。
[2014-11-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「インフレ状況はより困難になっている」「インフレリスクが顕在化すれば資産購入を拡大する」などと述べたことを受けて、ECBの追加緩和期待が高まったことから、対ユーロで円は堅調に推移した。一方、豪ドルやカナダドルに対しては軟調。中国人民銀行が利下げを発表したことで同国と資源貿易関係の深い豪ドル買いが進んだ流れに沿ったほか、10月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を上回る結果となったため全般にカナダドル買いが強まった影響を受けた。なお、ドルに対しては伸び悩み。ナイトセッションの日経平均先物が安く始まったこともあってリスク回避の買いが先行したものの、中国の追加緩和などを受けて日経平均先物が持ち直したため、次第に上値も重くなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに1ドル=117円50銭前後まで下げたものの、その後は118円台を回復するなどやや下値を切り上げた。ユーロ円はECBの追加緩和観測が高まったことで1ユーロ=146円30銭前後まで下押し。
・豪ドル円は中国の利下げ発表を受け、一時1豪ドル=102円85銭前後まで上昇する場面も見られた。
・ユーロドルは売り優位。ドラギECB総裁の講演後は一本調子で売りが進み、23時前には1ユーロ=1.2412ドル前後まで下押しした。なお、ECBは本日からABS(資産担保証券)の購入を開始したと発表した。
[2014-11-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。ユーロに対してはドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が追加緩和を示唆したことで欧州時間から円買いが加速した地合いを引き継いだ。中国の利下げを好感して170円上昇していたナイトセッションの日経平均先物が一時マイナス圏に。投資家のリスク許容度が低下したことも全般円買いを後押しした。対ドルなどで戻り売りが出る場面もあったが、米長期金利が低下幅を拡大したうえ、ダウ平均が上げ幅を縮小したため円全体が底堅く推移した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円37銭前後まで下げたが、アジア時間に付けた日通し安値117円36銭前後がサポートされると117円97銭前後まで持ち直した。もっとも、118円ちょうど手前で上値の重さを確認すると117円70銭付近まで伸び悩んだ。
・ユーロ円は1ユーロ=145円70銭前後まで売り込まれた後、安値圏での持ち高調整が続いた。
・ユーロドルは売り一服。ECBの追加緩和観測を背景に欧州時間からユーロが全面安となった影響が残った。1ユーロ=1.2400ドル前後を下抜けて下げが加速し、1.2375ドル前後と7日以来の安値を付けた。一巡後は週末を控えて薄商いとなり1.2390ドル前後で値動きが細った。
[2014-11-24][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測を背景に早朝取引でユーロ売りドル買いが先行。つれる形で円安ドル高が進んだ。ただ、一巡すると下値が切り上がる展開に。東京市場が勤労感謝の日の振替休日で休場となり、流動性が低下するなかで円買いがやや強まった。もっとも、上海総合指数の上昇幅拡大に伴い投資家心理の改善を意識した円売りも見られ、上値も重かった。一方、オセアニア通貨に対しては弱含み。先週末の中国人民銀行の利下げが引き続き意識されるなか、中国と経済的な結びつきの強い豪ドルの買いが根強く、円安オセアニア通貨高が進んだ。
[2014-11-24][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。先週末の中国利下げが引き続き意識されるなか、「中国金融当局には追加利下げや預金準備率引き下げの用意がある」との報道なども手掛かりに上海総合指数が上げ幅を拡大。CMEの日経平均先物も一時強含んだため円売りが広がった。ただ、手掛かり材料に乏しいなかで株高が一服すると円売り圧力が後退した。
[2014-11-24][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。時間外のダウ先物やシカゴ日経平均先物が強含んだことで、投資家のリスク志向改善を意識した売りが広がった。また、時間外の米10年債利回りが上昇し、日米金利差拡大を見越した売りも出た。一方、資源国通貨に対してはしっかり。中国の利下げを受けて前週末に買いが進んだ豪ドルが反動から下落した影響を受けたほか、原油先物相場の下落も円買い豪ドル売りや円買いカナダドル売りを誘った面があった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=118円37銭前後まで上げた後、高値圏でのもみ合いに。
・ユーロ円は21時前に1ユーロ=146円83銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは強含み。11月独Ifo企業景況感指数が予想より強い結果となったことを受けて、18時30分過ぎには1ユーロ=1.2414ドル前後まで値を上げた。もっとも、市場では「1.2420ドルにはアジア勢からの売り注文が観測されている」との指摘もあり、その後はやや上値も重くなった。
[2014-11-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。米国株やシカゴ日経平均先物の上昇などをながめ円売りドル買いが出た半面、米長期金利の低下に伴う円買いドル売りが入ったため相場は方向感が出なかった。この日は米経済指標の発表などがなくトレンドが出にくい面もあったようだ。
[2014-11-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転上昇。英系銀行から円売りドル買いが観測されるなど、朝方から海外勢主導で円売りが先行。ただ、「月末に絡んだ国内輸出企業の円買いが入った」との指摘があり、一巡後は円買い戻しが優勢となった。先に売りを進めていた海外勢が反対売買を迫られた面もあった。その後は「米系証券や国内長期資金から円売りドル買いが観測された」ことで上値を切り下げる場面があったが、下値は堅かった。
[2014-11-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。欧州勢が円買いで参入したものの、本邦実需勢を中心に戻りを売りたい向きは多く上値は限られた。今晩に7-9月期米GDP改定値など米重要指標を控えていることもあり、全般様子見ムードが広がっている。
[2014-11-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は売りが先行。アジア時間まで買いが目立っていた反動から、欧州勢の参入後はやや上げ幅を縮小。時間外のダウ先物や日経平均先物が強含んだことも、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いを促した。もっとも、株価の上昇が一服すると売りも一服。7-9月期米GDP改定値の発表を控えていることもあって、次第に様子見ムードが強まった。なお、豪ドルに対してはしっかり。ロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁が「豪ドルのさらなる調整がやがてくると予想」との見解を示し、全般に豪ドル安が進んだ影響を受けた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は16時過ぎに1ドル=117円69銭前後まで下げたものの、その後は118円20銭付近まで反発。
・豪ドル円は一時1豪ドル=100円67銭前後まで下落した。
・ユーロドルは伸び悩み。17時30分過ぎに1ユーロ=1.2443ドル前後と朝方につけた高値に面合わせしたが、昨日高値の1.2445ドル前後の手前で上値の重さを確認すると、1.2420ドル付近まで伸び悩んだ。
[2014-11-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅かった。7-9月期米国内総生産(GDP)改定値が予想を上回ったことで円売りドル買いが先行したものの、11月米消費者信頼感指数が予想を下回ったため下値は限られた。米5年債入札が好調だったことで米長期金利が低下幅を拡大したことも円買いドル売りを誘った。
[2014-11-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日経平均株価が下落して始まったことを背景に円買いが先行。市場では「月末に絡んだ本邦輸出勢からの円買いが散見された」との指摘があった。もっとも、その後に日経平均株価が下げ渋ったため徐々に上値を切り下げた。
[2014-11-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は欧州通貨に対して一転下落。欧州勢が円買いで参入したものの、その後は対ドルや対豪ドルでユーロ買いが優勢となるにつれて円売り欧州通貨買いが活発化した。欧州株が上昇したことも円売りにつながった。また、ドルに対しても円買いが先行した後は対欧州通貨で円安が進んだ影響を受けて上値を切り下げた。なお、豪ドルに対しては堅調。ユーロや米ドルに対してまとまった豪ドル売りが持ち込まれると、円に対しても波及し円買い豪ドル売りが強まった。
[2014-11-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。アジア時間から買いが進んだ反動で上値を切り下げる場面が見られたものの、売りの流れも長続きしなかった。時間外のダウ先物や日経平均先物が弱含んだ影響から、次第にリスク回避の円買いドル売りが優勢となった。また、他の通貨に対しては高安まちまちな動き。対ポンドでは7-9月期英国内総生産(GDP)改定値の発表後に一時買いが入ったものの、その後は対ユーロなどでポンド高が進んだ影響から一転下落。一方、豪ドルに対しては全般豪ドル売りが強まった流れに沿って値を上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに1ドル=117円59銭前後まで下げた後、いったんは117円90銭台まで反発したものの、買いが一巡すると徐々に上値を切り下げた。
・豪ドル円は節目の1豪ドル=100円ちょうど前後を下抜けて、一時99円93銭前後と11日以来の安値をつけた。
・ユーロドルは一進一退。17時30分過ぎに1ユーロ=1.2495ドル前後まで上昇したものの、節目の1.2500ドル前後の手前で上値の重さを確認すると、ユーロポンドが急落したことにつれた売りも進み、1.2444ドル前後まで失速した。半面、売り一巡後は再び1.2480ドル台まで反発。一部通信社が欧州中央銀行(ECB)関係者の話として「ECBは量的緩和(QE)は残った唯一の選択肢」とした一方、「現在の政策を評価するために一段の時間の経過を待ちたい」と報じたことも材料視された。
[2014-11-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米新規失業保険申請件数や11月米シカゴ購買部協会景気指数、10月米新築住宅販売件数など、この日発表の米経済指標が軒並み予想を下回ったことで米長期金利が低下。日米金利差縮小への思惑から円買いドル売りが進んだ。ただ、米国株が底堅く推移したことで、ユーロやNZドルに対して円売りが強まるとドルに対しても円売りが波及し上げ幅を縮めた。
[2014-11-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行。市場では「引き続き本邦輸出勢から月末絡みの円買いが入った」との指摘があった。その後しばらくはもみ合いが続いていたが、後場の日経平均株価が下げ幅を広げたことを受けて再び円は強含んだ。なお、NZドルに対しては一時売りが強まった。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は10月にネットで100万NZドルを売却したと発表。前月の3000万NZドル売却よりも売却額が少なかったことで円売りNZドル買いが進む場面があった。
[2014-11-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで一転上昇。欧州勢参入後に対ドルでユーロ買いが強まるにつれて円売りユーロ買いが出た。ただ、独ザクソニー州の11月消費者物価指数(CPI)が低調だったことで「22時発表の11月独CPI速報値が予想より弱い内容になる」との思惑からユーロ売りが優勢となると一転して円買いユーロ売りが強まった。11月独雇用統計が強い結果だったことでいったんユーロ売りが一服する場面があったものの、その後に発表された独ブランデンブルグ州などのCPIの結果もさえない内容だったためユーロ売りが再開し円は一段と強含んだ。一方、ドルに対しては上げ幅を縮小。全般ドル売りが強まった影響を受けたほか、ナイトセッションの日経平均先物が下げて始まったことも円買いドル売りにつながった。もっとも、対ユーロでドル買いが強まるにつれて上値を切り下げた。
[2014-11-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで上値が重い。独ザクソニー州をはじめ各州の11月消費者物価指数(CPI)が低調だったことで、11月独CPI速報値が予想より弱い内容になるとの思惑から円買いユーロ売りが先行した。もっとも、アジア時間から堅調な展開が続いていたこともあって、円買いの勢いも徐々に後退。11月独CPI速報値が事前の思惑に反して予想通りの結果になると、やや円売りユーロ買いで反応した。また、ドルに対しては弱含み。対ユーロなどでドル買いが進んだ流れに沿って円売りドル買いが出たほか、安く始まったナイトセッションの日経平均先物が下げ幅を縮めたことも相場の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時前に1ドル=117円24銭前後まで下げたものの、一目均衡表転換線の位置する117円22銭前後が意識されると下げ渋り。その後は117円60銭付近まで徐々に下値を切り上げた。
・ユーロ円も18時過ぎに1ユーロ=146円48銭前後まで売りに押された後、146円80銭台まで反発した。
・ユーロドルは軟調。16時30分前に1ユーロ=1.2523ドル前後まで上げたものの、昨日高値の1.2532ドル前後が目先の上値目処として意識されると伸び悩んだ。その後は独CPIへの思惑から売りが進み、19時前には1.2465ドル前後の安値まで失速。一方で、急ピッチで売りが進んだ反動から22時過ぎには1.2495ドル前後まで買い戻された。
[2014-11-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで上値が重い。独ザクソニー州をはじめ各州の11月消費者物価指数(CPI)が低調だったことで、11月独CPI速報値が予想より弱い内容になるとの思惑から円買いユーロ売りが先行した。もっとも、アジア時間から堅調な展開が続いていたこともあって、円買いの勢いも徐々に後退。11月独CPI速報値が事前の思惑に反して予想通りの結果になると、やや円売りユーロ買いで反応した。また、ドルに対しては弱含み。対ユーロなどでドル買いが進んだ流れに沿って円売りドル買いが出たほか、安く始まったナイトセッションの日経平均先物が下げ幅を縮めたことも相場の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時前に1ドル=117円24銭前後まで下げたものの、一目均衡表転換線の位置する117円22銭前後が意識されると下げ渋り。その後は117円60銭付近まで徐々に下値を切り上げた。ユーロ円も18時過ぎに1ユーロ=146円48銭前後まで売りに押された後、146円80銭台まで反発した。
・ユーロドルは軟調。16時30分前に1ユーロ=1.2523ドル前後まで上げたものの、昨日高値の1.2532ドル前後が目先の上値目処として意識されると伸び悩んだ。その後は独CPIへの思惑から売りが進み、19時前には1.2465ドル前後の安値まで失速。一方で、急ピッチで売りが進んだ反動から22時過ぎには1.2495ドル前後まで買い戻された。
[2014-11-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円はカナダドルに対して堅調。7-9月期カナダ経常収支で赤字幅が予想よりも小さかったことから一時円売りカナダドル買いが出たものの、売り一巡後は一転上昇。石油輸出国機構(OPEC)が減産を見送り生産量の維持を決めたと伝わると、原油相場が急落したため、資源国通貨であるカナダドルが全面安となった流れに沿った。一方、ドルに対しては軟調。日経平均先物が持ち直したことを受けて円売りドル買いが進んだほか、カナダドルなど資源国通貨に対してドル買いが進んだ影響も受けた。
[2014-11-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。市場では「外貨建て投信設定に絡んだ円売りやカストディアン系銀行の円売りが観測された」との指摘があり、全般円安が進んだ。月末ということもあり仲値に向けた円売りが見られたほか、日経平均株価が190円超上昇したことも円を押し下げた。時間外の米10年債利回りが低下したことを受けて対ドルで円が下げ渋る場面があったが戻りは限定的となっている。
[2014-11-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。日経平均株価が220円超高まで上げ幅を広げたことを受けて円売りが強まったが、一巡後はポジション調整の円買い戻しが入り下値を切り上げた。ただ、欧州勢参入後に対カナダドルや対ユーロでドル買い圧力が高まった影響を受けて再び円は弱含んだ。なお、カナダドルに対しては堅調。原油安を背景にカナダドルなど資源国通貨が売られやすい地合いのなか、欧州時間に入って円買いカナダドル売りが強まった。
[2014-11-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで軟調。欧州勢の参入で一時買いが進む場面も見られたが、一巡後は売りが優勢に。安く始まった日経平均先物が下げ幅を縮めたほか、ダウ先物もプラス圏を回復したことで、投資家のリスク志向改善を見越した円売りユーロ買いが出た。また、原油相場がさえない動きを続けているなか、カナダドルなどの資源国通貨に対してユーロ買いが進んだ流れに沿った面もあった。一方、カナダドルに対してはしっかり。原油相場の下落を背景に資源国通貨が売りに押される展開が続いており、円も対カナダドルでは強含んだ。なお、7-9月期カナダ国内総生産(GDP)は前期比年率2.8%増と市場予想平均の2.1%増を上回ったため、一時円売りカナダドル買いが出たものの、反応は限定的だった(経済指標データ参照:カナダGDP(前月比)の推移グラフへ)。
【 通貨ペア 】
・ドル円は株価の買い戻しなどを支えに23時前には1ドル=118円44銭前後まで上昇。ユーロ円は17時過ぎに1ユーロ=146円87-92銭まで弱含んだものの、その後は買い戻しが優位となり147円84銭前後まで反発した。
・ユーロドルは下値が堅い。17時30分前に1ユーロ=1.2430ドル前後まで下げたが、売りが一巡すると資源国通貨に対してユーロ買いが進んだ流れに沿って1.2490ドル前後まで買い戻された。
2014年11月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。
「期間最大RHDP」は、2014年11月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。
そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2014年11月の中で最も新しい内容を掲載しています。