為替・株式・商品マーケット概要

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 2016年10月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2016年10月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2016年10月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2016-10-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は戻りが鈍かった。「ドイツ銀行は米司法省と54億ドルの罰金で合意に近い」との報道を受けて、ドイツ銀行株が急騰。ダウ平均は一時220ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物は210円上げた。投資家のリスク回避姿勢が後退したことで円売り外貨買いがじわりと強まった。9米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)と9月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値が予想を上回ったことも円の重し。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅かった。夕刻に一時1ドル=100円75銭前後まで値を下げたあとは、じりじりと下値を切り上げる展開。ドイツや米国の株価が上昇したほか、米長期金利が上昇したため円売りドル買いが出た。一時101円45銭付近まで上げた。
・カナダドル円はしっかり。7月カナダ国内総生産(GDP)が前月比0.5%増と予想の前月比0.3%増を上回ったことも円売りカナダドル買いを促し、一時1カナダドル=77円42銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは海外メディアが「米司法省はドイツ銀行に科すモーゲージ担保証券(MBS)の不正販売問題をめぐる罰金について、当初科すとしていた最大140億ドルから54億ドルに大幅に削減することで合意に近づいている」と報じると、ドイツ銀行の経営不安が後退。全般ユーロ買いが活発化し、一時1ユーロ=1.1251ドル前後まで値を上げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2016年10月 発言・ニュース

[2016-10-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は戻りが鈍かった。「ドイツ銀行は米司法省と54億ドルの罰金で合意に近い」との報道を受けて、ドイツ銀行株が急騰。ダウ平均は一時220ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物は210円上げた。投資家のリスク回避姿勢が後退したことで円売り外貨買いがじわりと強まった。9米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)と9月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値が予想を上回ったことも円の重し。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅かった。夕刻に一時1ドル=100円75銭前後まで値を下げたあとは、じりじりと下値を切り上げる展開。ドイツや米国の株価が上昇したほか、米長期金利が上昇したため円売りドル買いが出た。一時101円45銭付近まで上げた。
・カナダドル円はしっかり。7月カナダ国内総生産(GDP)が前月比0.5%増と予想の前月比0.3%増を上回ったことも円売りカナダドル買いを促し、一時1カナダドル=77円42銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは海外メディアが「米司法省はドイツ銀行に科すモーゲージ担保証券(MBS)の不正販売問題をめぐる罰金について、当初科すとしていた最大140億ドルから54億ドルに大幅に削減することで合意に近づいている」と報じると、ドイツ銀行の経営不安が後退。全般ユーロ買いが活発化し、一時1ユーロ=1.1251ドル前後まで値を上げた。

[2016-10-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。早朝取引で円買いが入ったが、その後は本日の日本株高を見越して徐々に上値を切り下げた。一巡すると持ち高調整の円買い戻しが入ったが、まとまった円売りが持ち込まれると急失速。すぐに反発したが、日経平均株価が200円超上昇したこともあり戻りは限られた。

[2016-10-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ポンドで堅調。メイ英首相が2日に欧州連合(EU)離脱のプロセスを来年3月までに開始することを明らかにしたことを受けて欧州勢参入後にポンド売りが優勢となり、円は買われた。一方、資源国通貨に対しては弱含み。原油先物相場が堅調に推移したことを背景に円売り資源国通貨買いが進んだ。

[2016-10-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。手掛かり材料に乏しかったこともあり、欧州勢の参入後も動意を欠いた動きが続いた。一方、ポンドに対しては堅調。メイ英首相が2日に欧州連合(EU)離脱のプロセスを来年3月までに開始するとを明らかにしたことを受けて、欧州勢がポンド売りで参入した影響を受けた。9月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想より強い結果となったことでいったんは円売りポンド買いが入る場面も見られたが、一巡後は再び円が買い戻された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円35銭前後を挟んだもみ合いに終始。
・ポンド円は一時1ポンド=130円08銭前後まで下げる場面が見られた。
・ユーロドルはもみ合い。1ユーロ=1.1135ドル前後を挟んで方向感が出なかった。

[2016-10-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。9月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が51.5と予想の50.2を上回ったことで円売りドル買いが先行。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出た。ただ、ダウ平均が一時100ドル超下落したこともあって、一本調子で下落する展開にはならなかった。なお、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁は「金融政策は依然として緩和的」などと述べたほか、メスター・クリーブランド連銀総裁は「11月を含めてすべてのFOMC会合はライブ」などと発言したが、相場の反応は限られた。

[2016-10-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優勢。市場では「本邦長期資金や国内輸入企業から円売りドル買いが観測された」との指摘があり、朝方から円は下値を探る展開に。日経平均株価が140円超上昇したことも円安につながった。

[2016-10-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ポンドで反発。日経平均株価が底堅く推移したことなどを背景に円売りポンド買いが強まった。ただ、英国の欧州連合(EU)離脱に対する懸念が再燃するなか、欧州勢参入後はポンドが全面安の展開となり円は一転上昇した。一方、ドルに対しては戻りが鈍い。午前に急ピッチで円安が進んだ反動から下げ渋ったが、対ポンドを中心にドル買い圧力が高まると再び円売りドル買いが強まった。

[2016-10-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は弱含み。アジア時間から全般に円安が進んだ流れを引き継いだ。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株式相場などが堅調に推移したことも売りを誘った面がある。なお、ポンドに対しては英国の欧州連合(EU)離脱に対する懸念を背景に一時円買いポンド売りが進む場面も見られたが、一巡後は上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=102円59銭前後と9月21日以来の高値をつけた。
・ポンド円は一時1ポンド=130円31銭前後まで下押ししたものの、売りが一巡すると131円ちょうど付近まで下値を切り上げた。
・ユーロドルはさえない。対ポンドや対円などでドル買いが進んだ流れに沿って一時1ユーロ=1.11505ドル前後まで下落すると、その後の戻りも限られた。

[2016-10-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。ドルに対しては米長期金利の上昇を手掛かりに円売りドル買いが出たほか、ユーロに対しては「欧州中央銀行(ECB)は量的緩和終了前のテーパリング必要性でコンセンサス形成が近い」との観測報道をきっかけに円売りユーロ買いが出た。一方、円は資源国通貨に対しては強含んだ。資源国通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い資源国通貨売りが入った。原油先物価格の失速を手掛かりに円買い資源国通貨売りが出た面もあった。

[2016-10-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日に急ピッチで円安が進んだ反動から持ち高調整の円買いが先行。上昇して始まった日経平均株価が一時下げに転じたことも円相場を支えた。ただ、日経平均株価が100円超高まで反発したためその後は戻り売りが強まった。

[2016-10-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は弱含み。欧州勢の参入後は全般に売りが進んだ。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことも円売りドル買いを促した面がある。9月ADPリポートで非農業部門雇用者が前月比15万4000人増と市場予想の16万5000人程度増を下回り、いったんは買い戻しが入る場面もあったが、戻りの鈍さを確認すると再び売りに押された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時前に1ドル=103円16銭前後まで上げた後、米指標後には102円80銭台まで下押ししたものの、売りが一巡すると高値圏まで買い戻された。ポンド円は全般にポンドが買い戻された影響もあり、1ポンド=131円42銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは上値が重い。18時30分過ぎに1ユーロ=1.12334ドル前後まで上げたが、昨日高値の1.12391ドル前後が意識されると、ユーロクロスの下げにつれて1.1203ドル付近まで押し戻された。

[2016-10-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。年内の米利上げ観測を背景にドル先高観が根強いなか、前週分の米新規失業保険申請件数が24万9000件と予想の25万6000件程度より強い内容だったことが分かると円売りドル買いが活発化した。また、大型ハリケーン「マシュー」の影響で原油先物価格が約4カ月ぶりの高値を付けると、円売り資源国通貨買いが優勢となった。

[2016-10-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はポンドに対して荒い値動き。市場では「ポンド売りの誤発注が入ったのではないか」との指摘があり、ポンドが急落すると目先のストップロスを断続的に巻き込みながら円は急速に値を上げた。もっとも、その後は急伸に対する反動から一転下落した。なお、その他の通貨に対しては伸び悩み。足もとの円安進行に対するポジション調整の円買いが先行。日経平均株価が小幅に下げたことも円相場を支えた。一方で、本邦実需勢をはじめ戻りを売りたい向きは多く、一段と円高が進む展開ともなっていない。

[2016-10-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日経平均株価は一時80円近く下落したが、本邦実需勢を中心に戻り売り意欲が強く、徐々に円は弱含んだ。全般ドル高が進んだことも円売りドル買いにつながった。一方で、9月米雇用統計を控えていることもあり、下値も限られている。

[2016-10-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は対ドルで堅調。米雇用統計を控えて持ち高調整目的の買いが先行した。米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比15万6000人増と市場予想の前月比17万2000人増を下回ったほか、失業率や平均時給も弱い内容だったため、円買いドル売りが優勢となった。なお、米10年債利回りが一時上昇に転じた場面では売りが進む場面も見られたが、反応は一時的だった。一方、ポンドに対しては荒い値動きが継続。アジア時間に急変動があったことで、市場では「流動性が低下し、値が振れやすくなっている」との指摘もあるなか、下値の堅さを確認すると再び買い戻しが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は米雇用統計の発表直後に1ドル=103円26銭前後まで下げた後、103円90銭台まで反発するなど荒い値動きとなったが、その後は再び102円86銭前後まで売りに押された。
・ポンド円は19時過ぎに1ポンド=126円80銭台まで下落した後、128円60銭台まで買い戻されたが戻りは鈍かった。
・カナダドル円は9月カナダ新規雇用者数が予想より強い結果となったことで一時1カナダドル=78円67銭前後まで急伸したものの、その後はドル円などの下落につれて77円91銭前後まで失速した。
・ユーロドルは買い優勢。米雇用統計の発表後は上下に振れる場面もあったが、次第にドル売りが強まった流れに沿って、1ユーロ=1.12051ドル前後まで値を上げた。

[2016-10-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。米大統領選共和党候補のドナルドトランプ氏の女性蔑視発言が週末に伝わったことで、円売りドル買いが先行したものの、そのあとは第2回米大統領候補テレビ討論会を前に徐々に円を買い戻す動きが広がった。シカゴ日経平均先物が下げに転じたことなども相場の支援材料となった。

[2016-10-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。第2回米大統領候補テレビ討論会の世論調査結果を控えるなか、円買いドル売りが先行した。ただ、欧州勢が加わる時間帯に入ると、全般ドル買いが強まった流れに沿って円安ドル高が進んだ。シカゴ日経平均先物の持ち直しも円の重し。なお、CNNと世論調査機関ORCが討論会を視聴した有権者を調査したところ、民主党候補のヒラリークリントン氏が勝利したとした有権者の割合は57%、共和党候補のドナルドトランプ氏が勝利としたのは34%だった。

[2016-10-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。シカゴ日経平均先物や時間外のダウ先物が上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。また、プーチン露大統領が「ロシアは増産凍結、もしくは減産の用意がある」との見解を示したことで原油先物相場が急伸するなか、対資源国通貨での売りも目立った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=103円58銭前後まで上昇。
・カナダドル円は一時1カナダドル=78円34銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはさえない。対円などでドルの買い戻しが入った影響を受けたほか、ユーロカナダドルなどユーロクロスの下げにつれて、1ユーロ=1.11502ドル前後まで下落した。

[2016-10-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は売り一服。シカゴ日経平均先物や時間外のダウ先物の上昇を背景に欧州時間から円売りが優勢となった流れを引き継いだ。ダウ平均の160ドル近い上昇も円売りを誘ったうえ、プーチン露大統領が「ロシアは増産凍結、もしくは減産の用意がある」と発言したことで原油先物相場が上昇したことも円売り資源国通貨買いを後押しした。その後、株高や原油高が一服すると円買い戻しが進んだ。

[2016-10-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日経平均株価が210円超上昇したことを背景に円売りが先行。時間外の米10年債利回りが上昇したことも相場の重しとなった。一方、その他の通貨に対しては下値が堅い。日本株高を手掛かりとした円売りが出た半面、対ドルで欧州通貨安やオセアニア通貨安が進んだため下値は限定的。マクダーモットNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁補佐が「さらなる緩和策が必要となるだろう」と述べると円買いNZドル売りが優勢となった。

[2016-10-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。欧州勢参入後に対ポンドで円買いが強まるとその他の通貨にも波及し円は上昇した。ただ、本邦実需勢を中心に戻りを売りたい向きが多いなか、一巡すると徐々に上値を切り下げた。一方、南アフリカランドに対しては急伸。「ゴーダン南アフリカ財務相が告発された」との一部報道を受けて円高ランド安が急速に進んだ。

[2016-10-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は強含み。英国の欧州連合(EU)離脱懸念などを背景に、欧州勢の参入後は対ポンドで買いが先行した。また、「ゴーダン南アフリカ財務相が告発された」との一部報道を受けて、ランドなどエマージング通貨に対しても買いが進むなか、他の通貨に対しても買いの流れが波及した。時間外のダウ先物や日経平均先物が弱含んだこともリスク回避の買いを誘った面がある。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間につけた安値の1ドル=103円58銭前後に迫る動き。
・ポンド円は一時1ポンド=127円13銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは下げ渋り。ポンドドルなどの下げにつれた売りが進み、20時30分過ぎには1ユーロ=1.10717ドル前後まで値を下げた。もっとも、その後は反動から1.1090ドル台まで買い戻される場面も見られた。

[2016-10-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は買い一服。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が高まるなか、サンダース英中銀金融政策委員会(MPC)委員が「ポンドがさらに下落しても驚きはしない」などと発言したこともあり、欧州市場から対ポンド中心に円買いが加速した流れを引き継いだ。「ゴーダン南アフリカ財務相が告発された」との一部報道を手掛かりに円買いランド売りも続いたうえ、ダウ平均の260ドル超安やナイトセッションの日経平均先物の190円安もリスク回避の円買いを後押しした。その後、株安の一服に伴い持ち高調整の円売りが進んだ。

[2016-10-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ポンドで売り優勢。「メイ英首相は議会採決なしで欧州連合(EU)にブレグジットを正式通知する方針を撤回」との一部報道を受けてEU離脱に対する懸念がいったん和らぎ、朝方からポンドを買い戻す動きが活発化した。一方、ドルに対しては方向感がない。本日の日本株安を見越した円買いが先行したが、日経平均株価が徐々に下げ渋るとつれる形で上値を切り下げた。一方、対ポンドでドル安が進んだこともあり下押しも限られている。

[2016-10-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。時間外の米10年債利回りが上昇したことを背景に対ドルでは円売りが強まった。一方で、欧州時間に入るとナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が下落したことで円の買い戻しが入るなど下値は堅かった。

[2016-10-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。欧州勢の参入後も方向感の乏しい動きとなっていたが、時間外の米10年債利回りが上昇すると日米金利差拡大を見越した売りが優勢に。アジア時間につけた安値を下抜けると損失覚悟の売り注文を巻き込んで下げ幅を拡大した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間につけた高値の1ドル=103円67銭前後を上抜けて、一時103円99銭前後まで上昇。
・ユーロ円も一時1ユーロ=114円64銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはさえない。ユーロクロスの下落や米長期金利の上昇につれて、一時1ユーロ=1.10092ドル前後まで値を下げた。

[2016-10-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は売り一服。米10年債利回りの上昇に伴い対ドルで損失覚悟の円売り注文を巻き込むと、その他の通貨に対しても円売りが波及した。ナイトセッションの日経平均先物の100円高も円売りを後押ししたが、引けにかけては持ち高調整の円買い戻しが進んだ。なお、9月20-21日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「複数のメンバーが利上げを主張」「金利の据え置きは僅差の決定だった」「幾人かのメンバー、比較的早い利上げを予想」「大部分の当局者、リスクはほぼ均衡と判断」などと伝わり、対ドルで円は神経質な値動きとなった。

[2016-10-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転上昇。日経平均株価が130円超上昇したことを背景に円売りが先行。ただ、9月中国貿易収支が悪化したことをきっかけに日経平均株価が70円超安まで一転下落すると円を買い戻す動きが優位に。時間外の米10年債利回りが低下したことも円高ドル安につながった。

[2016-10-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。中国貿易収支の悪化を手掛かりに午前には急速に円高が進んだが、上値では本邦実需勢をはじめ戻りを売りたい向きが多いなか、徐々に上値を切り下げた。全般ドル買いが強まったことも円売りドル買いにつながった。

[2016-10-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。アジア時間に急ピッチで買いが進んだ反動が出たほか、時間外のダウ先物や日経平均先物が下げ渋ったことで売りが先行した。もっとも、売り一巡後は再び株安が進んだ影響もあって下値を切り上げる展開に。下値が堅いとみた向きからの買いが次第に強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=104円09銭前後まで上昇したものの、その後は売りが優勢となり、アジア時間につけた安値の103円56銭前後を下抜けて一時103円54銭前後まで下押し。
・ユーロ円は17時30分前に1ユーロ=114円11銭前後まで下げた後、いったんは114円60銭付近まで買い戻されたが、戻りは限定的だった。
・ユーロドルは下値が堅い。全般にドル高が進んだ場面で1ユーロ=1.09854ドル前後まで下げたものの、その後は1.10401ドル前後の高値まで切り返した。

[2016-10-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。ダウ平均が180ドル超下落し節目の18000ドルを割り込んだほか、ナイトセッションの日経平均先物も150円下げたことでリスク回避目的の円買いが進んだ。米10年債利回りの低下に伴う円買いドル売りも見られた。ただ、株価が下げ幅を縮小すると持ち高調整の円売りが出て上値が切り下がった。なお、前週分の米新規失業保険申請件数などこの日発表された米経済指標に対する反応は限られた。

[2016-10-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対オセアニア通貨を中心に軟調。前日にオセアニア通貨安が進んでいたこともあり、持ち高調整の動きから円売りオセアニア通貨買いが先行。9月中国卸売物価指数(PPI)が2012年以来、約4年ぶりに前年同月比で上昇に転じたことが伝わると対豪ドルで円は下げ幅を拡大した。対ドルでも米長期金利の上昇を背景とした円売りが出た。

[2016-10-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が90円超高まで上昇したことを背景とした円売りが出たほか、午前に発表された中国インフレ指標が良好だったことを受けて欧州勢が円売り豪ドル買いで参入。欧州株が上昇して始まったことも円相場の重しとなった。

[2016-10-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は弱含み。欧州株や時間外のダウ先物、日経平均先物などが強含んだことを受けて、投資家のリスク志向改善を意識した売りが先行した。もっとも、米経済指標の発表後は神経質な展開に。9月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったことで一時円売りドル買いが進む場面も見られたが、反応は一時的だった。なお、同時に発表された9月米小売売上高は市場予想通りの結果となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに104円47銭前後まで上げたものの、その後は104円30銭前後を挟んだ値動き。
・ユーロ円も一時1ユーロ=115円05銭前後まで上げたが、次第に上値も重くなった。
・ユーロドルは弱含み。米長期金利の上昇が相場の重しとなり、一時1ユーロ=1.09953ドル前後まで値を下げた。

[2016-10-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して伸び悩み。9月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回り一時円売りで反応したが、しばらく方向感の定まらない展開が続いた。その後、ダウ平均やナイトセッションの日経平均先物が上げ幅を縮小すると円買い戻しが優位に。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「緩和策を長く維持しすぎると代償も」「将来、短期金利の引き下げだけでは不十分になる恐れも」などと発言した後に円がさらに買われた。ただ、米10年債利回りが上昇幅を拡大したことで日米金利差拡大を見越した円売りが広がり上値が切り下がった。一方、その他の通貨に対しては買い一服。株価の上げ幅縮小に伴い円買い戻しが進んだが、一巡するとドル絡みの取引が中心となり動意を欠いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=104円47銭前後から103円80銭前後まで下げた後、104円20銭台まで反発した。
・ユーロ円も1ユーロ=114円22銭前後まで弱含んだが、一巡すると114円35銭前後で動意を欠いた。
・ユーロドルはさえない。9月米PPIは予想を上回った一方、10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)は予想を下回るなど、米経済指標は強弱入り混じる内容に。イエレンFRB議長の発言も伝わったが、総じて1ユーロ=1.1000ドル前後で一進一退となった。ただ、米長期金利の上昇を受けて次第にドル買い圧力が高まり1.09705ドル前後まで弱含んだ。

[2016-10-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。早朝取引で下値を探る場面があったものの、その後は高く始まった日経平均株価が下げに転じたことに伴って、徐々に下値を切り上げた。もっとも、日経平均が再びプラス圏を回復すると売りが再開。市場では「朝方から買いを進めていた向きが反対売買を迫られた」との指摘もあり、次第に売りの勢いが強まった。

[2016-10-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。欧州勢の参入後にやや円買いが強まる場面が見られたものの、一巡後は上値を切り下げる展開に。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことを受けて、日米金利差拡大を見越した売りが出た。半面、売りの勢いも長続きはせず、相場は総じて方向感を欠いた。

[2016-10-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。時間外の米10年債利回りの動きに上下に振らされるなど方向感のない相場展開となった。10月NY連銀製造業景気指数がマイナス6.80と市場予想平均のプラス1.00に反してマイナスとなったことで円買いドル売りが強まる場面があったが、買いも長続きしていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は序盤に104円30銭台まで上げた後103円93銭前後まで売りに押されたが、下値も限定的。
・ユーロ円は1ユーロ=114円40銭を挟んだ値動きが続いた。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢参入後に1ユーロ=1.0970ドル台まで下押ししたが、その後は全般ドル安が進んだ流れに沿ったほか、低調な米経済指標も支えとなり1.10081ドル前後まで買い戻された。

[2016-10-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は買い一服。10月NY連銀製造業景気指数がマイナス6.80と市場予想のプラス1.00に反してマイナスとなったことがわかると、米10年債利回りの低下幅拡大に伴い円買いドル売りが進行。その他の通貨に対しても円買いが散見された。ダウ平均の70ドル超安を受けた円買いも見られた。ただ、終盤には持ち高調整の円売りが出て伸び悩んだ。

[2016-10-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。対ポンドなどを中心にドル安が進んだ場面では強含んだものの、安く始まった日経平均株価が持ち直すと次第に上げ幅を縮小した。また、他の通貨に対しては軟調に推移。NZ消費者物価指数(CPI)が前期比0.2%上昇と市場予想の前期比横ばいを上回ったことで円売りNZドル買いが強まったほか、ポンドが全面高となった影響から一時円売りポンド買いが急ピッチで進む場面も見られた。

[2016-10-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りが一服。午後の日経平均株価が底堅く推移したことを受けて売りが先行した。欧州株式相場やナイトセッションの日経平均先物が強含んだことも相場の重しになったが、その後は下げ渋る展開に。アジア時間の午前から売りが進んだ反動もあって、やや下値が切り上がった。また、円はポンドに対しても下げ渋り。9月英消費者物価指数(CPI)が予想を上回る結果となり、円売りポンド買いで反応したものの、相場への影響は一時的だった。

[2016-10-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。欧州株が上昇して始まったことで円売りが先行したが、米10年債利回りが低下に転じたため徐々に下値を切り上げた。株高を背景に再び円売りが強まったものの、9月米消費者物価指数(CPI)で変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が予想を下回ったため買い戻し。ただ、その後に米10年債利回りが一転上昇すると反落した。また、ポンドに対しては売り優勢。一部通信社が「英EU離脱交渉の方針めぐり議会で採決される公算が大きい」と報じたことで、ハードブレグジット(強硬なEU離脱)への懸念が後退し、円安ポンド高が活発化した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=104円13銭前後まで上げた後103円80銭台まで伸び悩んだが、再び104円20銭前後まで上昇。
・ポンド円は1ポンド=128円17銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは軟調。しばらくは1ユーロ=1.10ドル台前半でのもみ合いが続いていたが、全般ドル高が進んだ流れに沿って売りが強まった。弱い米CPIコア指数を受けて買い戻しが入ったが、米長期金利が一転上昇すると売りが再開し、一時1.0980ドル前後まで下げ足を速めた。

[2016-10-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して底堅い。9月米消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇と市場予想通りだったが、コア指数が前月比0.1%上昇と市場予想の0.2%上昇を下回ったことがわかると円買いで反応した。その後、米10年債利回りが一転上昇すると円売りが強まったが、米10年債利回りが再び低下したことで円買い戻しが進んだ。また、ユーロに対しては堅調。ユーロポンドなど一部ユーロクロスやユーロドルの下落につれた円買いが広がった。ダウ平均が140ドル近い上昇から伸び悩んだことも円買いを誘った面があった。

[2016-10-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。日経平均株価の下落を背景にリスク回避の買いが先行したほか、全般にドル安が進んだことも買いを誘った。もっとも、その後は次第に上げ幅を縮小。7-9月期中国国内総生産(GDP)が予想通りの結果となり、中国経済への下振れ懸念が和らいだとして日経平均株価が持ち直すと、つれて上値を切り下げた。市場では「米系マクロファンドや本邦実需からの売りが観測された」との指摘もあった。

[2016-10-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。午後もしばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後は時間外のダウ先物や日経平均先物が弱含んだことを受けてリスク回避目的の買いが優勢になった。買い一巡後は伸び悩む場面も見られたが、総じて底堅い動きとなった。

[2016-10-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は買い一服。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が下落したことを背景にリスク回避の円買いが進行。一部通信社が「日銀は次回の金融政策決定会合で追加緩和を見送る見通し」と報じられたことも円高につながった。もっとも、時間外の米10年債利回りが上昇に転じたほか、株価が持ち直したため一巡後は伸び悩んでいる。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=103円25銭前後まで値を下げたが、11日安値の103円18銭前後が目先のサポートとして意識されるとやや下げ渋り。
・ポンド円は「独政府はブレグジット(英国のEU離脱)について裏口交渉はしないとの見解を示した」との報道で1ポンド=126円90銭前後まで下げたが、その後はやや下値を切り上げている。
・ユーロドルは軟調。ドル円の下落に伴って1ユーロ=1.10046ドル前後まで上昇したが、その後は一転して売られる展開に。米長期金利の上昇やユーロ豪ドルなどユーロクロスの下落につれる形で前日安値の1.09701ドル前後を下抜けて1.09595ドル前後と7月25日以来の安値まで下げ足を速めた。

[2016-10-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。米10年債利回りが低下に転じるにつれて円買いドル売りが散見された。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの下落につれて円買いユーロ売りも進み、他の通貨に対しても円買いが広がった。ただ、米10年債利回りが再び上昇すると円売りドル買いが出たほか、アジア時間からの円高進行を調整する動きも見られ伸び悩んだ。なお、カナダドルに対しては荒い値動き。カナダ銀行(BOC)は政策金利を予想通り0.50%に据え置いたが、声明で前回の「インフレのリスクは7月時点よりも若干下サイドに傾いた」との文言が削除されたことで円売りが加速した。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫が大幅な取り崩しとなり、原油先物相場が急伸したことも円売りを後押しした。ただ、ポロズBOC総裁が定例記者会見で「さらなる刺激策の可能性について積極的に議論した」と発言すると、一転して円買いが優勢となった。

[2016-10-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日経平均株価が17000円台を回復するなど堅調に推移したことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行。また、市場では「本日は事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値に向けた円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。売り一巡後はいったん買い戻しが入る場面もあったが、総じて戻りは鈍かった。一方、豪ドルに対しては堅調に推移。9月豪雇用統計で新規雇用者数が9800人減と市場予想の1万5000人増に反して減少すると、全般に豪ドル安が進んだ影響を受けた。

[2016-10-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで荒い値動き。欧州金融イベントを前に序盤はもみ合いが続いた。欧州中央銀行(ECB)は予想通り政策金利を現行の0.00%で据え置くことを決めたと発表し、その後にドラギECB総裁が定例記者会見で「量的緩和の延長について本日議論しなかった」と発言したことに円売りユーロ買いで反応。ただ、「ECBはテーパリングについて議論しなかった」とも述べたため一転してユーロは反落し、円は急速に買い戻された。一方、ドルに対しては方向感がない。米10年債利回りが上昇した場面では円売りドル買いが強まったが、その後に米10年債利回りが一転低下に転じたため売りは長続きしていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=103円86銭前後まで上昇したが、その後は伸び悩み。
・ユーロ円は1ユーロ=114円52銭前後まで上昇した後113円41銭前後まで一転下落した。
・ユーロドルはドラギECB総裁の発言に一喜一憂する展開となった。前日高値の1ユーロ=1.10046ドル前後を上抜けて1.10398ドル前後まで上昇したが、その後は急反落。一時1.0935ドル前後と6月24日以来の安値まで売り込まれた。

[2016-10-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して荒い値動き。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が政策金利据え置き後の定例記者会見で「量的緩和の延長について本日議論しなかった」と発言すると円売りが加速した。ただ、「テーパリングについて議論しなかった」とも述べたことで一転円買いが優勢に。その後反動が出て伸び悩んだが、下値も堅かった。一方、ドルに対しては弱含み。しばらく方向感の定まらない展開が続いたが、9月米中古住宅販売件数が予想を上回ったうえ、対ユーロでのドル高進行を受けて円売りが優位となった。一巡すると次第に方向感が出なくなった。

[2016-10-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日本株高を見込んだ売りが先行すると、対ユーロを中心に全般ドル高が進んだ影響もあり、総じてさえない動きが続いた。一方、対ユーロでは下値が堅かった。株高を背景にした売りが先行したものの、その後はユーロドルが下落したことに伴って、次第に円買いユーロ売りが強まった。なお、黒田東彦日銀総裁は「適切なイールドカーブは経済や物価、金融情勢に応じて変化する」「物価目標達成までマネタリーベースは拡大し続けるが、拡大ペースは低下していく可能性がある」「国債買い入れ自体がすぐに限界に達することはない」などの見解を示したが、目立った反応はみられなかった。

[2016-10-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が鳥取県で起きた震度6弱の地震を嫌気したほか、週末を控えたポジション調整の売りに押されてマイナス圏に沈むと、リスク回避目的の買いが広がった。一巡後はいったん上値を切り下げる場面があったものの、対ユーロなどで買いが進んだ影響もあり、総じて底堅く推移した。なお、白井さゆり前日銀審議委員は「日銀は量の拡大を放棄し、テーパリングを示唆した」「これ以上ETF買い入れを拡大することはよほどのことがないと困難」などの見解を示したが、市場では「白井氏の発言も円買いを誘った面があったようだ」との声も聞かれた。

[2016-10-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物や日経平均先物が下落したことを背景に投資家のリスク志向低下を意識した円買いが先行。一巡後は伸び悩む場面が見られたが、株価が下げ幅を拡大すると円買いが再開。米10年債利回りが低下すると対ドルで円が強含んだうえ、8月カナダ小売売上高や9月カナダ消費者物価指数(CPI)がいずれも予想を下回る結果だったため円高カナダドル安も急速に進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=103円59銭前後まで値を下げたほか、カナダドル円は1カナダドル=77円61銭前後まで急落した。
・ユーロドルはさえない。欧州勢が売りで参入した後はやや下げ渋ったが戻りは鈍く、対資源国通貨でドル高が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.0870ドル前後と3月10日以来の安値を付けた。

[2016-10-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。8月カナダ小売売上高や9月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回り、対カナダドル中心に円買いが先行した。ナイトセッションの日経平均先物やダウ平均の下落も円買いを後押ししたほか、米10年債利回りの低下に伴う円買いドル売りも見られた。ただ、株価が買い戻されたうえ、米10年債利回りが一時上昇に転じると持ち高調整の円売りが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=103円53銭前後まで下げた後、104円01銭前後まで持ち直した。ただ、104円台での滞空時間は短く103円80銭付近まで利食い売りに押された。
・カナダドル円は1カナダドル=77円61銭前後まで急落した後、78円台を回復する場面もあった。
・ユーロドルは下げ渋り。前日にドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がテーパリング議論を否定したことを背景にユーロ売りが進んだ流れを引き継いだ。1ユーロ=1.08597ドル前後と3月10日以来の安値を付けた。ただ、週末を控えて足もとの下落に対するショートカバーが入り1.0890ドル付近まで下げ渋った。

[2016-10-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は高安まちまち。対ドルで欧州通貨安が進んだ流れに沿って円買い欧州通貨売りが出た半面、全般にドル高が強まった影響から円も対ドルでは弱含んだ。もっとも、午前の日経平均株価が方向感の乏しい動きに終始するなど動意を欠いたため、総じて値動きは限定的だった。

[2016-10-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、ナイトセッションの日経平均先物が90円高まで上げたほか、欧州株も堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。一方、ドルに対しては上値の重い動き。時間外の米10年債利回りが低下に転じたことで強含む場面も見られたが、その後は株高を背景に上値を切り下げた。

[2016-10-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は小安い。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が上昇したことを背景に投資家のリスク志向改善を意識した円売りが見られた。もっとも、一段と売りを進める動きともならず、一巡後は下げ渋り。米10年債利回りも前週末終値を挟んだ値動きとなるなど相場は決め手を欠いている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=104円06銭前後まで値を上げたが、上値は限定的。
・ユーロ円も1ユーロ=113円34銭前後まで上昇した後は伸び悩んでいる。
・ユーロドルは強含み。仏・独・ユーロ圏の10月製造業サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)が市場予想を上回ったことを背景に買いが進行。1ユーロ=1.08997ドル前後まで値を上げた。

[2016-10-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。ダウ先物や日経平均先物の上昇などをながめ全般円売りが先行。10月米マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が53.2と予想の51.5を上回ったことが分かると、円売りドル買いが加速し円全体を押し下げた。なお、エバンズ米シカゴ連銀総裁は「2017年末までに3回の利上げがあると見込む」などと述べたほか、ブラード米セントルイス連銀総裁は「当面1回の利上げで十分」などと発言したが、目立った反応は見られなかった。

[2016-10-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午前の日経平均株価が上昇したことで、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行。対ドルでは本日が5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りも出た。また、特段の材料は伝わっていないものの、豪ドルやNZドルなどオセアニア通貨が全般に強含んだ影響から、円売り豪ドル買いや円売りNZドル買いも入った。

[2016-10-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日経平均株価は底堅く推移したものの、午前に進んだ売りの流れが一巡すると次第に方向感が乏しくなった。一方、ユーロに対しては弱含み。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、10月独Ifo景況感指数が予想より強い結果になったことでユーロ買いが進んだ影響を受けた。

[2016-10-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。しばらくはもみ合いが続いていたが、時間外の米10年債利回りが上昇すると売りが強まった。NY勢参入後に対ポンドでドルが急速に値を上げるとつれる形で円は下げ幅を拡大。市場では「直近の安値を下抜けたことで損失覚悟の売りも出た」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は目先の上値目処として意識されていた13日高値の1ドル=104円63銭前後を上抜けると目先のストップロスを巻き込みながら104円87銭前後と7月29日以来の高値を付けた。
・ポンド円はポンド安が活発化した流れに沿って1ポンド=127円01銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは上値が重い。10月独Ifo景況感指数が市場予想を上回ったことを背景に買いが先行し、1ユーロ=1.08937ドル前後まで値を上げた。ただ、前日高値の1.08997ドル前後が目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩み。ポンドドルが急落するとつれる形で売りが進み、前日安値の1.08597ドル前後を下抜けて1.08529ドル前後まで下押しした。

[2016-10-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は持ち直した。時間外の米10年債利回りが上昇したことで円売りドル買いが先行したものの、10月米消費者信頼感指数が98.6と予想の101.5程度を下回ったことが分かると一転円買いドル売りが優勢となった。ドルがユーロやポンドに対して失速したことも相場の支援材料となった。

[2016-10-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日本株安を見越した買いが先行したものの、朝方の仕掛け的な買いが一巡すると次第に上値を切り下げた。安く始まった日経平均株価がやや下げ渋ったことも相場の重しになった面がある。一方、豪ドルに対しては一転下落。株安を背景に買いが先行したが、7-9月期豪消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る結果になったため、指標発表後は円売り豪ドル買いが優勢となった。

[2016-10-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。午後はしばらく方向感が乏しかったが、欧州勢の参入後は対欧州通貨でドル安が進んだことに伴い、円買いドル売りが入った。一方、全般に欧州通貨が強含んだ影響から円も対ユーロや対ポンドでは弱含んだ。

[2016-10-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことでリスク回避の円買いが先行したが、一巡後は徐々に上値を切り下げる展開に。全般欧州通貨が買われた流れに沿って円安欧州通貨高が進んだうえ、米10年債利回りの上昇を受けて円売りドル買いも見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間に付けた安値1ドル=104円03銭前後に迫る場面があったが、その後は104円30銭台まで持ち直し。
・ユーロ円は1ユーロ=114円01銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは堅調。欧州勢が買いで参入。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇も支えとなり、前日高値の1ユーロ=1.09049ドル前後を上抜けて1.09338ドル前後まで上値を伸ばした。

[2016-10-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円はじり安。10月米マークイットサービス業PMI速報値が54.8と予想の52.5を上回ったことで円売りドル買いが先行。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出た。一時は100ドル超下落したダウ平均が持ち直したことも相場の重しとなった。

[2016-10-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。朝方は仕掛け的な売りが先行したものの、下値の堅さを確認すると徐々に買い戻しが進んだ。日経平均株価が軟調に推移したことも相場の支えとなったほか、市場では「朝方に売りを仕掛けた向きが反対売買を迫られた」との指摘もあった。

[2016-10-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午後の日経平均株価が110円超安まで下げ幅を広げたこともあって一時強含んだが、その後は次第に上値を切り下げた。ドイツ銀行の7-9月期決算が予想に反して黒字となったこともあり、日経平均株価が下げ幅を縮めるなか、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。

[2016-10-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外の米10年債利回りが6月2日以来となる1.83%台に乗せたことを背景に円売りドル買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が上昇したことで投資家のリスク回避姿勢が後退し、その他の通貨に対しても円売りが広がった。なお、9月米耐久財受注額や前週分の米新規失業保険申請件数は予想より弱い内容となったが、相場への影響は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は7月29日以来の高値となる1ドル=104円89銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=114円58銭前後まで上値を伸ばした。
・ポンド円は良好な7-9月期英国内総生産(GDP、速報値)を受けて1ポンド=128円43銭前後まで急伸。その後すぐに失速したが再び高値圏まで持ち直すなど底堅く推移した。
・ユーロドルは強含み。ユーロ豪ドルやユーロNZドルなどユーロクロスの上昇につれてユーロ買いドル売りが進行。一時1ユーロ=1.09303ドル前後まで値を上げた。

[2016-10-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。年内の米利上げ観測を背景にドル先高観が根強いなか、米10年債利回りが一時1.8679%前後と5月31日以来の水準まで上昇。日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが出た。ナイトセッションの日経平均先物が140円上昇したことも円の重しとなった。

[2016-10-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。昨日の海外時間に急ピッチで売りが進んだ反動が出た。高く始まった日経平均株価が伸び悩んだことも相場の支えとなった面がある。もっとも、上値では戻りを売りたい向きも多く、一方的に買いが進む展開にもなっていない。

[2016-10-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。しばらくは方向感の乏しい動きが続いていたが、14時過ぎにまとまった売りが持ち込まれると、午後の日経平均株価が堅調に推移したことも相場の重しとなり、次第に下げ幅を広げた。もっとも、その後は急ピッチで値を下げた反動もあってやや下値も堅くなった。

[2016-10-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は方向感がない。序盤は持ち高調整の円買い戻しが先行したが、ナイトセッションの日経平均先物が下げ幅を縮めると徐々に上値を切り下げた。7-9月期の米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.9%増と予想の2.6%増を上回ったことが伝わると円安ドル高が進んだが、同時に発表された個人消費が予想より弱い内容だったため売りは続かず買い戻しが入るなど方向感が出ていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円16銭近辺まで下げた後105円50銭前後まで反発したが、7月29日高値の105円73銭前後が目先の上値目処として意識されるなど頭は重かった。
・ポンド円は対ユーロでポンド安が進んだ流れに沿って1ポンド=127円60銭前後まで下げる場面があった。
・ユーロドルは強含み。市場では「月末絡みのユーロ買いポンド売りが出たのではないか」との声が聞かれるなか、ユーロポンドの上昇につれて買いが先行。一時1ユーロ=1.09355ドル前後まで値を上げた。

[2016-10-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は持ち直した。7-9月期の米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.9%増と予想の2.6%増を上回ったため円売りドル買いが先行。ダウ平均が一時80ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が1万7500円まで上昇したことも相場の重しとなった。ただ、「米連邦捜査局(FBI)が米大統領選の民主党候補ヒラリークリントン氏の私用メール問題について再捜査する」と伝わると、米大統領選を巡る不透明感からダウ平均が失速。日経平均先物も120円下げたため、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は24時30分前に一時1ドル=105円53銭前後と7月29日以来の高値を付けたものの、クリントン氏メール問題をきっかけに一転下落した。3時過ぎに一時104円47銭前後まで値を下げた。
・カナダドル円も一時1カナダドル=78円97銭前後まで上げたものの、その後失速し77円88銭前後まで売り込まれた。ドル円や原油先物価格の下落が相場の重し。
・ユーロドルはしっかり。ユーロポンドの上昇をきっかけにユーロ買いドル売りが先行。米大統領選を巡る不透明感から全般ドル安が進むと、一時1ユーロ=1.09918ドル前後まで上値を伸ばした。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.242まで低下した。

[2016-10-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。クリントン米大統領候補のメール問題をきっかけに前週末の海外市場で円が急伸した流れを引き継ぎ、週明けの早朝取引では円買いが強まった。ただ、市場では「月末に絡んだ本邦実需勢の円売りが観測された」との指摘があり、一巡後は上値を切り下げる展開に。日経平均株価が一時120円近く下落すると円の買い戻しが入ったが、戻りは鈍かった。

[2016-10-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。しばらくはもみ合いが続いていたが、欧州勢参入後に対オセアニア通貨で円売りが強まり、その他の通貨に対しても円安が波及した。一方で、一段と円を売る材料にも乏しく、下落のスピードは緩やかだった。

[2016-10-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。アジア時間に売りが強まった流れを引き継いだ。対ユーロなどでドル買いが進んだ影響も受けたが、下値では押し目を拾う動きも見られるなど次第に売りの勢いも収まった。なお、9月米個人消費支出(PCE、季節調整済み)は前月比0.5%増と市場予想の0.5%増と同じだったほか、個人所得は前月比0.3%増と市場予想の0.4%程度増を下回った。物価動向を表す指標で、食品とエネルギーを除いたコアのPCEデフレーターは前月比0.1%増と市場予想の0.1%増と同じだった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時30分過ぎに1ドル=105円08銭前後まで上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=115円ちょうど前後を挟んで方向感が出なかった。
・ユーロドルはじり安。全般にドル高が進んだ流れに沿って一時1ユーロ=1.09389ドル前後まで下押しした。

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