為替・株式・商品マーケット概要

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 2015年11月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2015年11月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2015年11月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2015-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はオセアニア通貨に対して買い先行後、売られた。1日発表の10月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったほか、イングリッシュニュージーランド(NZ)財務相が「政策金利はさらに低下する必要」などの見解を示しため早朝取引で円買いが活発化した。ただ、本邦勢が参入すると売りに押される展開に。10月Caixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことも対豪ドル中心に円売りを誘った。一方、ドルに対しては底堅い。対オセアニア通貨中心に円買いが先行した後、本邦勢の参入で失速した流れに沿ったが、日経平均株価が440円超下げたことで円買いが再開した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2015年11月 発言・ニュース

[2015-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はオセアニア通貨に対して買い先行後、売られた。1日発表の10月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったほか、イングリッシュニュージーランド(NZ)財務相が「政策金利はさらに低下する必要」などの見解を示しため早朝取引で円買いが活発化した。ただ、本邦勢が参入すると売りに押される展開に。10月Caixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことも対豪ドル中心に円売りを誘った。一方、ドルに対しては底堅い。対オセアニア通貨中心に円買いが先行した後、本邦勢の参入で失速した流れに沿ったが、日経平均株価が440円超下げたことで円買いが再開した。

[2015-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が440円超安まで下げ幅を広げたことでリスク回避目的の円買いが散見された。ただ、ドルに対して市場では「上値では本邦長期資金の売り意欲が強い」との指摘があったほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことで円売りが出て弱含んだ。また、ナイトセッションの日経平均先物の上昇も円全体を押し下げた。なお、ユーロに対してはノボトニーオーストリア中銀総裁が「インフレが目標を大きく下回っていることを考慮すればECBは行動する必要」などと発言したことで円買いが入る場面があったが、勢いは長続きしなかった。

[2015-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。ナイトセッションの日経平均先物が一時120円高まで上げたほか、時間外のダウ先物もプラス圏に浮上したことをながめ、投資家のリスク志向改善を意識した売りが先行した。時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面があったが、株高が一服すると次第に下値も堅くなった。一方、円は対ポンドで軟調に推移。10月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想より強い結果となり、全般にポンド高が進んだ流れに沿った。一巡後は対ユーロなどでポンドが戻り売りに押されたことから下げ止まったものの、総じてさえない動きとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=120円69銭前後まで上昇。
・ポンド円は一時1ポンド=186円98銭前後まで大きく値を上げる場面も見られた。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢の参入後に1ユーロ=1.1049ドル前後まで上げたものの、その後はノボトニーオーストリア中銀総裁が「インフレが目標を大きく下回っていることを考慮すればECBは行動する必要」「まだ決定は下していないが議論を行っている」などの見解を示したことが重しとなって反落した。ユーロポンドの下落につれた売りも進み、一時は1.1000ドル前後まで下押し。半面、ユーロポンドに買い戻しが入ると、つれて1.1040ドル付近まで下値を切り上げた。

[2015-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はじり安。ナイトセッションの日経平均先物やダウ平均が上昇したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが先行。10月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が予想を上回ったことも相場の重しとなったほか、米長期金利が上昇幅を拡大したことも円売りドル買いを誘った。市場では「12月の米連邦準備理事会(FRB)の利上げが想定されることから、基本的にはドル高」との声が聞かれた。

[2015-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して乱高下した。12時30分に豪準備銀行(RBA)政策金利発表を控えて思惑的な円売り豪ドル買いが先行した。発表直前にまとまった円買いが持ち込まれたものの、RBAが政策金利を現行の2.00%に据え置いたことがわかると一転円売りが優勢に。声明文で「インフレは今後1-2年間目標と一致すると見通されているが、以前の予測より若干低い」「インフレ見通しが追加の政策緩和の余地を与える可能性」などの指摘があり円買い戻しが入ったが戻りは鈍かった。一方、NZドルに対しては行って来い。東京市場の休場で流動性が低下するなか、10月QV住宅価格指数や10月ANZ商品価格指数が改善したことを材料視して円売りNZドル買いが進んだ。ただ、RBAの政策金利据え置き後に対豪ドルでNZドル売りが加速すると、つれる形で円買い戻しが強まった。なお、ドルに対しては底堅い。シカゴ日経平均先物の上昇に伴い円売りが散見されたが、株価が失速すると下値が切り上がった。豪ドル米ドルが乱高下しながら上昇したことも支えとなった面があった。

[2015-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して買い一服。欧州勢がドル売りで参入すると円高ドル安が小幅に進んだ。ただ、手掛かり材料に乏しいなかでドル売り圧力も後退し上値が切り下がった。一方、NZドルに対しては強含み。豪準備銀行(RBA)が追加緩和余地を示唆しながらも利下げを見送ったことで対豪ドル中心にNZドル売りが継続。つれる形で円高NZドル安が進んだ。

[2015-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで堅調。手掛かり材料は乏しかったものの、市場では「アジア系ソブリンのユーロ売りが観測された」との指摘もあり、全般にユーロ安が進んだ影響を受けた。また、対ユーロでの円買いは他の通貨にも波及し、対ポンドなどでも円は堅調に推移した。一方、ドルに対しては軟調。対ユーロなどを中心にドル高が進んだ影響を受けたほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いを促した面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=121円ちょうど前後まで上昇。
・ユーロ円は一時1ユーロ=132円58銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは売り優勢。アジア系ソブリンからの売りが断続的に観測されるなか、昨日安値の1ユーロ=1.1000ドル前後を下抜けてストップロスを誘発し、一時1.09575ドル前後まで値を下げた。

[2015-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。CME日経平均先物やダウ平均が上昇したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが先行。米長期金利の上昇で、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いも出た。市場では「世界経済をめぐる懸念が後退するなかで、12月の米利上げを想定する向きが増えている」との声が聞かれた。資源国通貨に対しては、原油先物価格の上昇を手掛かりに円を売る動きが見られた。

[2015-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。日経平均株価が470円近い上げ幅となり、投資家心理が急速に改善して円売りが広がった。9月豪小売売上高は市場予想通りだったものの、9月豪貿易収支が予想より強かったうえ、10月Caixin中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)も改善したことで対豪ドルでの円売りも目立った。ただ、一巡後は利益確定の円買いが入り下値が切り上がった。

[2015-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。日経平均株価が470円近い上昇から240円超高まで上げ幅を縮小すると、投資家のリスク志向が低下し円買い戻しが広がった。欧州勢がユーロ売りで参入したことで円高ユーロ安もやや目立った。ただ、ナイトセッションの日経平均先物が170円上昇すると円買い圧力も後退し上値が切り下がった。

[2015-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が堅調に推移したため、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。株高が一服するとやや下値を切り上げる場面も見られたが、10月全米雇用リポートで非農業部門雇用者数が予想をわずかに上回ったことが明らかになると売りが再開。9月米貿易収支も市場予想より赤字額が小さく、時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことも円売りドル買いを促した面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=121円39銭前後まで上昇。
・ユーロ円は欧州勢の参入後にユーロ売りが進んだ流れに沿って一時1ユーロ=132円30銭前後まで下落し、その後も安値圏でのさえない動きが続いた。
・ユーロドルは軟調。欧州勢がユーロ売りで参入したほか、NY勢の参入後には米長期金利の上昇に伴ってドル高が進んだ影響もあり、22時30分過ぎには1ユーロ=1.0907ドル前後まで値を下げた。

[2015-11-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。10月ADP全米雇用報告や10月米ISM非製造業指数など、この日発表の米経済指標が良好な内容となったことで円売りドル売りが先行。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で12月利上げの可能性に言及すると円売りドル買いが活発化した。なお、イエレンFRB議長は米下院金融サービス委員会で「FOMCの12月の行動は適切となる可能性があると考える」「12月FOMCでデータ次第では決定の可能性がある」などと述べた。

[2015-11-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。上昇して始まった日経平均株価が60円超高まで上げ幅を縮めたことを受けて円買いが入った。もっとも、上海株が堅調に推移したことをながめ日経平均株価が再び上昇したため、その後は上値を切り下げた。なお、フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が「賃金の伸びが戻ると確信」「FRBは2%のインフレ目標からかけ離れていない」などと述べたが、相場への影響は限られた。

[2015-11-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して売り一服。アジア時間は動意に乏しかったが、欧州勢がドル買いで参入すると円売りドル買いが強まった。もっとも、ドル買いの流れが一巡すると持ち高調整の円買い戻しが入った。一方、ユーロに対しては一転下落。ユーロドルが下落した影響を受けたほか、9月独製造業新規受注が低調な内容だったことで円高ユーロ安が進んだ。ただ、ユーロドルが反発したためつれる形で円は失速した。

[2015-11-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は対ポンドで一転上昇。ナイト・セッションの日経平均先物が上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が公表した四半期ごとの物価報告(インフレリポート)ではCPI見通しが下方修正されたうえ、最初の英利上げ予想が前回の2016年第2四半期から2017年第1四半期に後ずれした。インフレリポートの公表後はポンドが独歩安となった流れに沿って円も買い戻しが優位となった。一方、円は対ドルでは下げ渋り。日経平均先物やダウ先物の上昇につれて円売りドル買いが入り、損失覚悟の売り注文も巻き込んで下げ幅を拡大した。半面、売り一巡後は下値の堅さを確認したことで買い戻しが入ったほか、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったこともあって下げ幅を縮めた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分前に1ドル=122円ちょうど前後と8月24日以来の高値をつけたものの、その後は121円60銭台まで反落。
・ポンド円は一時1ポンド=187円73銭前後まで上げた後、185円44銭前後まで一転して急落した。
・ユーロドルは下値が堅い。17時前に1ユーロ=1.0834ドル前後まで下落したが、売りが一巡するとユーロポンドなどの上昇につれて1.0898ドル前後まで買い戻された。

[2015-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ幅を縮めた。ナイトセッションの日経平均先物が210円上昇したことを手掛かりに円売りドル買いが先行したものの、下値では利益確定目的の円買いが入ったため下げ渋った。前週分の米新規失業保険申請件数が予想以上に悪化したことも円買いドル売りを誘った。高く始まったダウ平均が一時80ドル超下落したことも円買い戻しを促した。

[2015-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。一時140円超高まで上昇した日経平均株価が徐々に伸び悩んだことで円は小幅に買われたものの、10月米雇用統計を今晩に控えていることもあり、総じて値動きは鈍かった。また、豪中央銀行(RBA)が金融政策に関する四半期報告の中で2016年第2四半期のインフレ見通しを下方修正したことから円買い豪ドル売りが入る場面があったが、反応は一時的だった。

[2015-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。黒田日銀総裁が「2%物価目標達成維持の観点からは政策手段に限界ない」と発言したほか、日経平均株価が170円超高まで上昇したことを背景に円売りが強まった。英早期利上げ観測が後退するなか対ポンドでドル買いが優勢となったうえ、低調な9月独鉱工業生産指数を受けてユーロ安ドル高が進んだため、対ドルを中心に円は下落した。

[2015-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強まり、欧州勢の参入以降は持ち高調整中心の動きが続いた。一方、対ポンドでは円もしっかり。昨日に公表された英インフレリポートを受けて早期利上げ観測が後退したことが引き続き材料視されており、全般にポンド売りが進んだ流れに沿った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分過ぎに1ドル=121円95銭前後まで上げたものの、総じて121円90銭前後を挟んだもみ合い。
・ポンド円は一時1ポンド=184円31銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは一進一退。9月独鉱工業生産指数が予想より弱い結果となったことで16時過ぎに1ユーロ=1.0864ドル前後まで売りが進んだ。いったんは1.0880ドル台まで買い戻しが入ったが、ポンドドルの下げにつれた売りも入るなど、買い戻しの勢いは限定的。1.0875ドル前後を挟んだ神経質な値動きが続いた。

[2015-11-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は大幅に下落。米労働省が発表した10月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比27万1000人増と予想の18万5000人増を上回ったほか、平均時給は前月比0.4%増と予想の0.2%増を上回った。米連邦準備理事会(FRB)による年内利上げの可能性がいっそう高まり対主要通貨でドル買いが強まった流れに沿った。なお、フェデラルファンド(FF)レート先物価格に基づき算出した12月の米利上げ確率は一時70%と前日58%から大幅に上昇。米利上げ時期について、12月に前倒しする大手金融機関が相次いだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は大幅高。1時30分前に一時1ドル=123円27銭前後と8月21日以来の高値を付けた。
・ユーロ円は持ち直した。
・ユーロドルの急落をきっかけに売りが先行し一時1ユーロ=131円45銭前後まで値を下げたものの、そのあとはドル円の上昇につれた買いが入り132円台半ばまで上げた。ナイトセッションの日経平均先物が230円上昇したことも相場の支援材料。
・ユーロドルは良好な10月米雇用統計をきっかけに米早期利上げ観測が一段と高まり、ドル全面高となった流れに沿った。22時30分過ぎに一時4月23日以来の安値となる1ユーロ=1.07045ドル前後まで値を下げた。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.345と4月15日以来の高値まで上昇している。

[2015-11-9][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。前週末の好調な10月米雇用統計を受けて円安ドル高が進んだ流れを引き継ぎ、朝方から円売りが強まった。日経平均株価が一時410円超上昇したことでドル以外の通貨に対しても次第に円売りが優勢となった。

[2015-11-9][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。足もとの相場下落に対する反動から持ち高調整の円買い戻しが入る場面があったが、日経平均株価が420円近く上昇するなど株価が堅調に推移したため戻りも限定的。市場では「カストディアン系銀行から円売りが観測された」との指摘もあり、再び円売り圧力が高まった。

[2015-11-9][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円はさえない。目立った手掛かり材料には乏しかったが、市場では「カストディアン系銀行からの売りが観測された」との指摘もあり、総じて弱含み。対ドルでも欧州勢の参入後に売りが進む場面が目立った。一方、ユーロに対しては下値が堅かった。欧州勢の参入後は売りに押されたものの、関係者筋の話として「ECBで12月利下げのコンセンサスが形成されつつある」「中銀預金金利は市場予想の0.1%利下げより大きく引き下げられるべき」などと伝わると、全般にユーロ安が進んだ影響を受けて買い戻された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分過ぎに1ドル=123円60銭前後と8月20日以来の高値を更新。
・ユーロ円は一時1ユーロ=133円19銭前後まで上げた後、132円台半ば付近まで失速した。
・ユーロドルは一転下落。19時30分過ぎに1ユーロ=1.0790ドル前後まで上げたものの、買い一巡後はECBの追加緩和観測報道が重しとなり、1.0730ドル台まで失速した。

[2015-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は買い戻された。「ECBで12月利下げのコンセンサスが形成されつつある」「中銀預金金利は市場予想の0.1%利下げより大きく引き下げられるべき」との報道を受けて対ユーロで円買いが先行。ダウ平均の240ドル超安やナイトセッションの日経平均先物の230円安をながめ、リスク回避や利益確定目的で円を買い戻す動きも活発化した。一巡すると手掛かり材料難から高値圏での持ち高調整が続いた。

[2015-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前日の米国株やCME日経平均先物が下落したことで日本株安を見越した円買いが先行。本日は事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって仲値に向けては円売りドル買いが出たものの値動きは鈍く、大きな方向感は出ていない。

[2015-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。しばらくはもみ合いが続いていたが、日経平均株価がプラス圏を回復したことにつれて徐々に円は値を下げた。ナイトセッションの日経平均先物が上昇して始まると円売りが強まった。もっとも、その後株価が失速したため円売りの流れはいったん落ち着いている。

[2015-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで堅調。ナイトセッションの日経平均先物が高く始まったことで売りが先行したものの、日経平均先物はその後にマイナス圏に沈んだため、次第に円の買い戻しが優勢となった。また、対ドルや対ポンドなどでユーロ売りが強まった影響から、円も対ユーロでは買いの勢いが強まった。一方、ドルに対しては方向感の乏しい動き。株高を背景にした売りが先行後、いったんは下値を切り上げたものの、NY勢の参入後は再び売りが出た。対ユーロでのドル高につれて、円売りドル買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時前に1ドル=123円39銭前後まで上昇。売り一巡後は123円10銭付近まで失速したが、22時30分過ぎには再び123円39銭前後まで反発した。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=131円85銭前後まで売りに押された。
・ユーロドルは軟調。昨日安値の1ユーロ=1.0720ドル前後や6日安値の1.07045ドル前後を下抜けてストップロスを誘発し、一時1.0686ドル前後と4月23日以来の安値をつけた。

[2015-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して伸び悩み。欧米金融政策の方向性の違いを手掛かりにユーロドルが売り込まれると、つれる形で円買いが優位となった。その後、ユーロドルが買い戻された影響から上値が切り下がった。一方、ドルに対しては一進一退。ユーロドルの急落につれた円売りが先行したが、ユーロドルが反発すると下げ渋った。米10年債利回りの低下幅拡大も円買いを後押しした。もっとも、上値では戻りを売りたい向きが多かったうえ、米金利低下が一服したことで再び円安が進むなど方向感が定まらなかった。なお、NZドルに対しては一転下落した。ウィーラーNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁が「金融システムへのリスクが高まっている」「乳製品からのリスクが高まっている」などと発言したことに円買いで反応したが、勢いは続かなかった。ウィーラー総裁がその後「NZドルについてコメントしない」と語ると、NZドル高けん制スタンスが和らいだとして一転円売りが強まった。

[2015-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して強含み。日経平均株価が下落して始まったことで円買いが先行。その後は対ポンドを中心にポジション調整のドル売りが進んだ影響から円は上げ幅を拡大した。もっとも、「上値では本邦長期資金の売りが観測されている」との市場参加者からの声が聞かれ、一巡後は伸び悩んでいる。一方、その他の通貨に対しては弱含み。対ドルで欧州通貨買いやオセアニア通貨買いが強まったため、つれる形で円売りが進んだ。

[2015-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は徐々に弱含み。後場の日経平均株価が下値の堅い動きとなったことで小幅に円は売られたが、アジア時間は大きな方向感は出なかった。ただ、欧州時間に入り欧州株や時間外のダウ先物が上昇すると徐々に投資家のリスク許容度拡大を意識した円売り外貨買いが広がった。

[2015-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が上昇したことを受けて売りが出た。一方、対欧州通貨では円もまちまちな動き。対ポンドでは10月英雇用統計の失業者数などが予想より弱かったことで一時買いで反応したものの、その後はユーロポンドの下落につれて売りが優勢に。市場では「リアルマネーからのユーロ売りポンド買いが観測された」との指摘もあった。半面、ポンドに対してユーロ売りが進んだ影響から円も対ユーロでは強含んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間につけた高値の1ドル=123円22銭前後に迫る動き。
・ユーロ円は1ユーロ=132円30銭台でのもみ合いから、アジア時間につけた安値の131円88銭前後に面合わせした。
・ポンド円は一時1ポンド=187円04銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは軟調。ユーロポンドの下げにつれて1ユーロ=1.0706ドル前後まで値を下げた。

[2015-11-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して底堅い。米債券市場がベテランズデーで休場とあって流動性が低下するなか、ナイトセッションの日経平均先物やダウ平均が上値の重い展開となり円買いを誘った。原油安を背景に対資源国通貨で円買い圧力がやや高まった影響も受けた。一方、ユーロに対しては方向感が定まらない。ユーロポンド中心に全般ユーロ安が進んだ流れに沿って円買いが先行したが、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演で追加緩和観測を高める内容が伝わらず持ち高調整の円売りが出た。その後、「ECBは資産買い入れを地方債まで拡大する可能性を検討している」と報じられると円買いが強まったが、薄商いのなかで追随する動きも限られた。

[2015-11-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して急落。10月豪雇用統計で失業率は5.9%と市場予想平均の6.2%より強かったほか、新規雇用者数は5万8600人増と市場予想平均の1万5000人増を大幅に上回ったことで円売り豪ドル買いが活発化した。また、その他の通貨に対しても円売りが波及したほか、一時90円超下落した日経平均株価がプラス圏を回復したことも円相場の重しとなった。

[2015-11-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで買い一服。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「12月のECB理事会で金融緩和の度合いについて再検討する」「経済の下振れリスクは明確に見える」との見解を示すと円買いユーロ売りが進んだものの、その後は急ピッチで買いが進んだ反動から次第に上値が重くなった。また、カナダドルなど資源国通貨に対してはしっかり。原油先物相場の下落を背景に資源国通貨全般が売られた影響を受けた。なお、ドルに対してはやや方向感を欠いた動きとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時前に1ドル=123円06銭前後まで上げたものの、総じて123円ちょうど前後を挟んだもみ合い。
・ユーロ円はドラギECB総裁の発言を受けて1ユーロ=131円49銭前後まで下げたが、売り一巡後は132円台を回復する場面があった。
・カナダドル円はNY勢の参入後に売りが強まり、一時1カナダドル=92円27銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは売り一服。18時前に1ユーロ=1.0691ドル前後まで下げたものの、その後は1.07ドル台前半まで下げ渋った。

[2015-11-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して荒い値動きながら底堅い。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長のあいさつで、年内利上げなど金融政策に対する言及がなかったことから円買いが先行した。ダウ平均が下げ渋ると伸び悩んだが、ダウ平均の売りが再開すると改めて円買いが進んだ。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「利上げ開始の条件が近く整う可能性がある」としながらも「12月の利上げを支持するかどうかは発言を控える」「利上げ、早過ぎるリスクと遅過ぎるリスクはほぼ均衡」などと発言したことも円買いを促した。上値では戻り売りも見られたが、ダウ平均が250ドル超安まで一段と下げたことで円は持ち直した。一方、ユーロに対しては売り優位。イエレンFRB議長のあいさつ後、ユーロドルが急伸した流れに沿って円売りが先行した。その後、ユーロドルは一進一退となったが、終盤にかけて上げ幅を拡大。つれる形で円売りが再開した。なお、資源国通貨に対しては買い一服。原油先物相場の下落を背景にした円買いが先行した後は、ドル絡みの取引が中心となり方向感が出なくなった。

[2015-11-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。日経平均株価が300円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行。「上値では本邦実需勢の売りが観測されている」との指摘があったほか、日経平均株価が下げ渋ったことを受けて一巡後は円を売る動きが強まった。もっとも、上海株が軟調に推移したこともあり下値も限られた。

[2015-11-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロに対して強含み。前日のNY市場で対豪ドルを中心にユーロが急反発した反動から全般ユーロ売りが強まり、円は上昇した。一方、対ドルでは上値が重い。日経平均株価が90円超安まで下げ幅を縮めたことを背景にじわりと円売りが出たほか、対ユーロでドル高が進んだことも円の重しとなった。

[2015-11-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。時間外の米10年債利回りが低下したことで、日米金利差縮小を見越した買いが入った。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が下落したことも買いを誘ったが、買い一巡後は米長期金利が低下幅を縮小したため上値を切り下げた。総じて方向感を欠いた動きとなっており、10月米小売売上高などの米重要指標待ちの様相が強かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円51-54銭まで下げる場面があったが、アジア時間につけた安値の122円50銭前後が意識されると122円70銭台まで反発。
・ユーロ円は19時前に1ユーロ=131円99銭前後まで下げた後、いったんは反動から132円38-43銭まで切り返したものの、再び132円ちょうど付近まで押し戻された。
・ユーロドルは一進一退。18時30分前に1ユーロ=1.0752ドル前後まで下げた後、1.08ドル台を回復するまで買い戻されたが、米長期金利の低下が一服すると再び1.0750ドル台まで下押しした。

[2015-11-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して一進一退。10月米小売売上高や10月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回り円買いで反応したが、勢いは長続きしなかった。11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)や9月米企業在庫が予想を上回ったことがわかると、ダウ平均の下げ幅縮小とともに円売りが進んだ。もっとも、ダウ平均の売りが再開し200ドル超安まで下げると円買い戻しが入るなど、方向感が定まらなかった。一方、ユーロに対しては伸び悩み。米小売指標は弱かったものの、ユーロドルが一転下落した流れに沿って円買いが加速した。ユーロポンドなどユーロクロスの下落につれた円買いも入った。一巡するとドル絡みの取引が中心となり動意を欠いたが、引けにかけては伸び悩んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円43銭前後まで下げた後、122円99銭前後まで持ち直したが、123円ちょうど手前で上値の重さを確認すると122円60銭付近まで失速した。
・ユーロ円は1ユーロ=131円57銭前後まで売り込まれた。前日の安値131円49銭前後がサポートされると131円台後半でのもみ合いが続いたが、引けにかけて132円台を回復した。
・ユーロドルは下げ渋り。弱い米小売指標を受けて1ユーロ=1.0796ドル前後まで上げる場面があったが、買いは続かず一転売りが優勢に。ユーロクロスの下落や強い米消費者態度指数を受けた売りも進み1.0714ドル前後まで下げ足を速めた。終盤にかけてはドル円の失速につれてショートカバーが進み1.0770ドル台まで反発した。

[2015-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩んだ。週末のパリ同時多発テロ事件を受けて、対ユーロ中心にリスク回避目的の円買いが先行。日経平均が一時340円超下落したことも円買い外貨売りを誘った。ただ、日経平均が徐々にマイナス幅を縮小すると円買い圧力は後退している。市場関係者からは「パニック的に日本株やユーロを売り込む動きは見られない」との声が聞かれた。

[2015-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。欧州株先物が底堅く推移したことなどを手掛かりに円の買い持ちを解消する動きが出たほか、市場では「国内銀行の円売りドル買いが観測された」との指摘があった。現物の欧州株相場が底堅く推移すると、対ユーロ中心に円売りが強まり円全体を押し下げた。

[2015-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は軟調。下落していた時間外のダウ先物がプラス圏を回復したほか、ナイトセッションの日経平均先物が180円上昇したことを手掛かりに全般円売りが膨らんだ。その後も株価が堅調に推移したため円はさえない動きが続いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前週末高値の1ドル=122円99銭前後を上抜けて123円13銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロ円も1ユーロ=132円20銭前後まで上昇した。
・NZドル円は弱含み。対米ドルでNZドル安が進んだことに沿って前週末安値の1NZドル=79円85銭前後を下抜けて79円72銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロ円の上昇につれて1ユーロ=1.0756-59ドルまで上げたものの、早朝取引で付けた高値1.0778ドル前後が上値の目処として意識されると伸び悩み。ドル円の上昇に伴う売りも出て1.07ドル台前半まで押し戻された。

[2015-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して売り一服。10月米消費者物価指数(CPI)が前年比で予想を上回ったことがわかると米10年債利回りの上昇とともに円売りが進んだ。ダウ平均の110ドル超高、ナイトセッションの日経平均先物の170円高も円売りを後押しした。その後、米10年債利回りが一転低下したうえ、ダウ平均がマイナス圏に沈んだことで円買い戻しが見られたが、戻りを売りたい向きも多く神経質な動きとなった。一方、ユーロに対しては買い一服。ユーロドルやユーロポンドの下落につれた円買いが散見された。ただ、手掛かり材料難のなか一方的に円高が進む展開にもならなかった。

[2015-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。日経平均の上昇に伴う円売りドル買いが出た半面、短期勢の利食い売りなどが出たため相場は方向感が出なかった。仲値通過後はさらに値動きが鈍っている。市場関係者からは「明日の日銀金融政策決定会合の結果公表を前に大きな方向感は出にくいのではないか」との声が聞かれた。

[2015-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対してはやや強含んだ。仏航空機の緊急着陸など、パリ同時多発テロに関連するとみられる報道が伝わると日経平均が上げ幅を縮小。短期勢が利益確定目的の円買いドル売りを進めた。夕刻にかけては、ユーロドルの持ち直しに伴う円買いドル売りが入った。一方、ユーロに対しては弱含んだ。ドルやポンドに対してユーロを買い戻す動きが広がったため、円に対してもユーロ高が進んだ。

[2015-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。全般ドル安が進んだ影響から円買いが先行したものの、時間外のダウ先物がプラス圏を回復したほか、ナイトセッションの日経平均先物が110円上昇したことを受けて徐々に上値を切り下げた。また、対ドルでのユーロ買いにつれたうえ、底堅い株価を背景に円売りユーロ買いも進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=123円22銭前後まで下げたものの、前日安値の123円18銭前後が目先の下値目処として意識されると123円48銭前後まで買い戻された。
・ユーロ円は1ユーロ=131円74銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは買い一服。足もとで下落が目立っていたこともあり、欧州勢参入後はショートカバーが進行。全般ドル安が進んだことも支えとなり1ユーロ=1.0692ドル前後まで上昇し、前日高値に面合わせした。もっとも、ポジション調整の動きが一巡すると次第に上値が重くなった。

[2015-11-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して荒い値動き。ナイトセッションの日経平均先物の上げ幅拡大や米10年債利回りの上昇を背景に円売りが先行した。原油先物相場の下落に伴い対資源国通貨でドル高が進んだことも円売りを後押しした。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「ほとんどのメンバーが米経済状況や見通しが12月会合での利上げを正当化する可能性が高いと予想」「大半のメンバーが緩やかな緩和策の解除で合意」「ほとんどのメンバーが世界経済や金融状況に伴う下方向のリスクは減少したと認識」などと伝わった。12月利上げを示唆する内容だったことでさらに円売りが進んだ。もっとも、直後には円買い戻しも見られるなど売買が交錯した。一方、ユーロや資源国通貨に対しては上値が重い。原油先物相場が下落したことで対資源国通貨中心に円買いが先行した。その後、原油先物相場が買い戻されたうえ、ダウ平均も260ドル超上昇すると持ち高調整の円売りが活発化した。FOMC議事要旨公表後、ユーロドルが一転上昇したことも円売りユーロ買いを誘った。

[2015-11-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。対ユーロでドル安が進んだ影響を受けたほか、市場では「国内輸出企業からの買いが散見された」との指摘もあった。買いが一巡すると日銀金融政策決定会合を控えて売りが出る場面もあったが、日銀金融政策の公表後には再び買いが入った。なお、日銀は18-19日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、賛成8・反対1で決めたと発表。市場予想通りの結果となったが、声明文では「わが国の景気は輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、緩やかな回復を続けている」「予想物価上昇率は、このところ弱めの指標もみられているが、やや長い目でみれば全体として上昇しているとみられる」などと伝わった。

[2015-11-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。日銀が金融政策の据え置きを決定すると、午後の日経平均株価が上げ幅を縮めたことに伴って買いが先行した。もっとも、日経平均株価が引けにかけて再び買われると上値を切り下げる展開に。欧州勢の参入後にややドル高が進んだ影響もあって、さえない動きが続いた。なお、黒田日銀総裁は会合後の記者会見で「物価2%の達成時期は原油価格に左右されるが16年度後半ごろと予想」「経済・物価の上下双方のリスクを点検し必要な調整を行う」「予想物価上昇率はこのところ弱めの指標もみられている」「(予想物価上昇率について)全体として上昇との判断を変える必要はない」などの見解を示したが、目立った反応は見られなかった。

[2015-11-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は対ドルで伸び悩み。対ユーロを中心に円買いが先行したことにつれて上昇。NY勢参入後も持ち高調整の円買いドル売りが強まった。もっとも、戻りを売りたい向きは多く一巡後は上値を切り下げた。11月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想より強い内容となったことも重しとなった。一方、ランドに対しては荒い値動き。南アフリカ準備銀行(SARB)の政策金利発表を前にポジション調整の円買いが進んだ。SARBが据え置き予想に反して政策金利を6.00%から6.25%に引き上げることを決めたと発表すると急反落したものの、反応は一時的となり再び円買い圧力が高まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円99銭前後まで下げたものの、同水準に位置する一目均衡表転換線が目先のサポートとして意識されると123円23銭前後まで持ち直した。
・ランド円は1ランド=8円66銭前後まで下げた後8円73銭前後まで反発したが再び安値圏まで下げた。
・ユーロドルは方向感がない。欧州勢が売りで参入すると1ユーロ=1.0666ドル前後まで下押ししたが、一巡後はユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれて買い戻しが進みアジア時間に付けた高値1.0718ドル前後に面合わせした。一方で、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨で「インフレ見通しに下方修正のリスク」などの見解が示されると売り圧力が高まり1.06ドル台後半まで押し戻された。

[2015-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して買い一服。11月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を上回ったことで円売りが散見されたが勢いは続かなかった。米10年債利回りの低下幅拡大を背景にドルが全面安となった流れに沿って円買いが加速。その後、米金利低下が一服すると戻り売りが出て伸び悩んだ。一方、オセアニア通貨に対しては軟調。米金利低下を背景にオセアニア通貨買い米ドル売りが活発化すると、つれる形で円安オセアニア通貨高が進んだ。なお、カナダドルに対してはしっかり。原油先物相場が一時売り込まれたことでカナダドル売りが優勢となり断続的な円買いが持ち込まれた。

[2015-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。3連休前の5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りが出たものの、日経平均株価がさえない動きとなったことを受けた買いも入るなど、相場は方向感が出なかった。一方、NZドルに対しては弱含み。対ドルなどでNZドル高が進んだ流れに沿って売りが散見された。

[2015-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで強含み。欧州勢の参入後にユーロ安が進んだ流れに沿った。10月独生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったほか、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「インフレを押し上げるために必要な措置を迅速に講じる」と述べたことも円買いユーロ売りを誘った面があった。一方、ドルに対しては上値の重い動き。3連休を前に本邦勢から持ち高調整目的の買いが散見されたものの、買い一巡後は対ユーロでドル高が進んだことに伴い、上値を切り下げた。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことも相場の重しとなった。

[2015-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで伸び悩み。欧州勢がユーロ売りで参入したほか、10月独生産者物価指数(PPI)が予想を下回る結果となったことで円買いユーロ売りが先行。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「インフレを押し上げるために必要な措置を迅速に講じる」と述べると上げ幅を拡大した。もっとも、一巡後は対ポンドを中心にユーロを買い戻す動きが強まったため、次第に上値を切り下げた。一方、ドルに対してはもみ合い。ユーロドルの動きにやや上下に振らされたものの、全般手掛かり材料に乏しいなかで大きな方向感は出ていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円74銭前後と本日高値を付ける場面があったが、下値は限定的。もっとも、戻りも鈍く総じて122円90銭前後を挟んだ値動きとなった。
・ユーロ円は1ユーロ=131円11銭前後まで下げたものの、その後は下値が堅くなった。
・ポンド円は軟調。対ユーロや対ドルでポンド安が進んだ流れに沿って売りが優勢に。1ポンド=187円12銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは下げ渋り。弱い独PPIやドラギECB総裁の発言を受けて全般ユーロ売りが進み、1ユーロ=1.0664ドル前後まで下落した。もっとも、前日安値の1.0657ドル前後が目先のサポートとして意識されると、ユーロポンドの買い戻しなども支えとなり1.07ドル台を回復する場面があった。

[2015-11-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は豪ドルに対して売り優位。新規の取引材料は伝わらなかったが、重要なサポートとして意識されていた10月12日の安値を下抜けたことで下げが加速した。一巡後は安値圏での持ち高調整が続いた。一方、欧州通貨に対しては買い優位。ユーロ豪ドルが急落した影響から全般ユーロ安が進んだほか、ポンドやスイスフラン売りも活発化した流れに沿って円買いが強まった。なお、ドルに対しては小動き。豪ドルや欧州通貨絡みの取引が中心となり方向感を欠いた。終盤には米10年債利回りの上昇を背景に円売りが散見されたが勢いは続かなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円80銭前後でのもみ合いに終始した。引けにかけて122円93銭前後までじわりと上げる場面もあった。
・豪ドル円は10月12日の高値1豪ドル=88円62銭前後を上抜けて上昇に弾みが付き、89円02銭前後と8月24日以来の高値を付けた。
・ユーロドルはさえない。1ユーロ=1.07ドル台を回復する場面もあったが、ユーロ豪ドルが急落したうえ、全般欧州通貨売りが加速した流れに沿って一転下落した。前日の安値1.0657ドル前後を下抜け1.0640ドル前後まで下げた。その後は週末を控えて流動性が低下し1.0650ドル前後で値動きが細った。

[2015-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。シカゴ日経平均先物が上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。また、全般にドル高が進んだ流れに沿ったほか、市場では「日本時間の24日1時30分から米連邦準備理事会(FRB)の非公開会合が予定されており、思惑的にドル買いが進みやすくなっている面もある」との指摘があった。一方、オセアニア通貨に対してはしっかり。対ドルで豪ドル安やNZドル安が進んだことにつれて、円買い豪ドル売りや円買いNZドル売りが入った。

[2015-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで底堅い。しばらくは材料難からもみ合いとなっていたが、下値の堅さを確認するとやや買い戻しが入った。なお、他の通貨に対しては高安まちまち。対ドルでポンド安が進んだ流れに沿って円もポンドに対しては強含んだ。半面、対オセアニア通貨や対ポンドでユーロ高が進んだ影響から、ユーロに対しては徐々に売りが強まった。11月独製造業サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)が予想より強い結果となったことも円売りユーロ買いを促した面があった。

[2015-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円はカナダドルに対して一転下落。WTI原油先物価格が一時3%超下落したことを背景に円買いカナダドル売りが先行。ただ、サウジアラビアが「原油市場の価格安定のために石油輸出国機構(OPEC)や非OPECと協力する用意がある」との見解を示したことで原油価格が急反発するにつれて円安カナダドル高が進んだ。一方、その他の通貨に対してはもみ合い。全般手掛かり材料に乏しく大きな方向感は出ていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=123円20銭前後での小動きに終始。
・カナダドル円は1カナダドル=91円67銭前後まで下げた後92円34銭前後まで反発した。
・ユーロドルは買い一服。ユーロクロスの上昇につれたほか、11月独製造業サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)が強い内容だったことを支えに買いが入り、1ユーロ=1.0640-43ドルまで値を上げた。一方で、一段と買い戻しを促す材料にも乏しく、その後は1.0630ドル前後を挟んだもみ合いとなった。

[2015-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は買い戻しが目立った。米長期金利の低下や米国株の下落を手掛かりに円買いドル売りが進行。10月米中古住宅販売件数が年率換算で536万件と予想の540万件程度を下回ったことも円買いドル売りを誘った。なお、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は米社会運動家のラルフネーダー氏に充てた書簡で「雇用増とインフレ加速が継続するなら利上げが正当化される」「利上げ後の引き締めペースは緩やかになるだろう」との見解を示したと伝わったが、相場の反応は限定的だった。

[2015-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。連休明けの仲値にかけて本邦勢から売りが出る場面があったものの、仲値後は徐々に買い戻しが強まった。半面、上値では戻りを売りたい向きも多く、買いの勢いも長続きしなかった。

[2015-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後は全般ドル安が進んだ流れに沿ってやや買いが広がった。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことも買いを誘った面がある。一方、ユーロに対しては買い一服。ユーロドルの下げにつれて円買いユーロ売りが先行したものの、欧州勢の参入後にユーロドルが買い戻されると上値も重くなった。

[2015-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は底堅い。トルコがロシアの戦闘機を撃墜したとの報道をきっかけにナイトセッションの日経平均先物が130円下落したほか、ダウ先物も下げたことでリスク回避の円買いが先行した。米10年債利回りが低下したことも円買いドル売りにつながった。株安が一服すると上値を切り下げたものの、プーチン露大統領が「ロシア機撃墜はトルコとの関係に深刻な結果をもたらす」と述べると株価が再び下落したため円買いが再開した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円40銭前後まで下落した後122円60銭台まで下げ渋る場面があったが戻りは鈍い。
・ポンド円は1ポンド=184円67銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは強含み。ユーロクロスの上昇や米長期金利の低下に伴って買いが先行。11月独Ifo企業景況感指数が予想より強い内容だったことが伝わると、1ユーロ=1.0670ドル前後まで値を上げた。その後は円絡みの取引が中心となったため1.0650ドル付近でのもみ合いとなった。

[2015-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はじり高。トルコ軍がシリアとの国境近くでロシア軍機を撃墜したことで、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買いドル売りがじわりと強まった。11月米消費者信頼感指数が90.4と予想の99.5程度を下回ったことも相場の支援材料。市場では「米感謝祭を控えたポジション調整の動きが見られた」との指摘もあった。一方、円は資源国通貨に対しては弱含んだ。中東の地政学リスクが意識されて原油先物価格が上昇すると、円売り資源国通貨買いが優勢となった。

[2015-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。地政学リスクの高まりを受けて日経平均株価が下落し、リスク回避目的の買いが進んだ。本日は5・10日(五十日)とあって仲値にかけては売りも出たが、総じて底堅い動きが続いた。

[2015-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで弱含み。欧州勢がユーロ買いが参入した流れに沿った。市場では「感謝祭前の持ち高調整が入ったのではないか」との指摘もあった。一方、対ドルでは底堅い。午後の日経平均株価が下げ幅を縮めると上値を切り下げる場面があったものの、欧州勢の参入後はユーロドルの上昇につれて再び買いが入った。

[2015-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで一転上昇。欧州勢がユーロ買いで参入したことから円売りが先行したものの、その後は次第に下値を切り上げた。欧州中央銀行(ECB)関係者筋から「次回の会合で市中銀行がECBに預ける資金の額に応じて異なる金利を課す(2段階の中銀預金金利の導入)や資産買入れの対象を拡大することを検討する見込み」と伝わると、ECBの流動性供給策が強化されるとの思惑からユーロが全面安の展開となり、円買いが加速した。 一方、ドルに対しては弱含み。対ユーロでドルの買い戻しが急速に進んだ影響から円売りドル買いが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円75銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=130円75銭前後まで上昇した後は129円78銭前後まで一転下落した。
・ユーロドルは一転下落。欧州勢が買いで参入し1ユーロ=1.0689ドル前後まで上げたが、その後は売られる展開となった。ECBの追加緩和への思惑からユーロが全面安となった流れに沿って、23日安値の1.0592ドル前後を下抜けて4月15日以来の安値となる1.0579ドル前後まで下げ足を速めた。

[2015-11-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対しては伸び悩んだ。「次回のECB定例理事会では市中銀行がECBに預ける資金の額に応じて異なる金利を課す(2段階の中銀預金金利の導入)や資産買入れの対象を拡大することを検討する」との観測記事をきっかけに円買いユーロ売りが先行したものの、そのあとはユーロドルの持ち直しにつれた円売りユーロ買いが優勢となり上値の重さが目立った。一方、ドルに対しては下げ渋った。米感謝祭を前にポジション調整目的の円買いドル売りが入ったほか、米長期金利が低下に転じたことも円買いドル売りを誘った。

[2015-11-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対豪ドルで堅調。7-9月期豪民間設備投資が予想より弱い結果となり、全般に豪ドル安が進んだ流れに沿った。また、対ドルでもつれて円買いが入る場面が見られたが、米国の感謝祭を控えて全般に動意が乏しかったこともあり、一方的に買いが進む展開にもなっていない。

[2015-11-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。午後の日経平均株価が伸び悩んだことでやや買いが先行したものの、欧州勢がドル買いで参入すると次第に上値を切り下げた。もっとも、売りの勢いも長続きはせず、総じて方向感の乏しい動きとなった。

[2015-11-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。欧州勢参入後にやや強含む場面もあったが、ナイトセッションの日経平均先物が上昇したこともあって上値は限られた。一方、ポンドに対しては買いが優勢。市場では「月末絡みのポンド売りが観測された」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=122円51銭前後まで下げたものの、日経平均先物や欧州株が上昇したこともあって下値は限定的だった。
・ポンド円は19時30分過ぎに一時1ポンド=184円67銭前後と日通し安値を付けた。
・ユーロドルは小動き。欧州勢参入後に一時1ユーロ=1.0600ドル前後まで下げる場面もあったが、米国市場が休場となるなか追随する動きは見られなかった。

[2015-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は小動き。欧州の取引時間帯では円買いドル売りが強まる場面もあったが、米国市場が休場となるなか追随する動きは見られなかった。本日は米国市場が感謝祭の祝日で休場。取引参加者が減少しており大きな方向感は出なかった。市場関係者からは「来週の欧州中央銀行(ECB)定例理事会や11月米雇用統計などの重要イベントを前に、動きづらい面もあった」との声が聞かれた。

[2015-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。仲値にかけて実需の売りが観測されるとやや値を下げる場面があったものの、売りの勢いも長続きしなかった。仲値後は小高く始まった日経平均株価が次第に売りに押される展開となったことをながめ、小幅に買い戻しが入った。

[2015-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。上海総合指数が一時6%超下げたほか、ナイトセッションの日経平均先物も下落したことで、リスク回避目的の買いが強まった。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことをながめ、日米金利差縮小を見越した買いも入った。

[2015-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円はユーロに対して強含み。欧州勢参入前に円売りユーロ買いが先行したものの、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測が根強いなか、その後は対ドルを中心に一転してユーロ売りが優勢となり円は反発した。一方、その他の通貨に対しては上値が重い。上海株の6%超安やナイトセッションの日経平均先物が下落したことを背景に円買いが進んだものの、一巡後は伸び悩み。日経平均先物がプラス圏を回復するなど株価の持ち直しが円相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円31銭前後まで下げたものの、16日安値の122円23銭前後が目先の下値目処として意識されると122円60銭台まで下げ渋った。
・ユーロ円は4月28日以来の安値となる1ユーロ=129円67銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは軟調。16時前に1ユーロ=1.0638ドル前後まで上げた後は一転して売られる展開となった。対欧州通貨を中心にドル高が進んだ影響も受けて1.0575ドル前後まで値を下げた。25日安値の1.0565ドル前後が目先のサポートとして意識されるといったん売りの勢いは落ち着いている。

[2015-11-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が下落して始まったことを受けて対ユーロや対オセアニア通貨で円買いが先行した。後場に入って日経平均株価が160円超安まで下げ幅を広げたため対ドルでも次第に円買いが強まるなど、手掛かり材料に乏しいなかで株価につれる動きとなっている。なお、黒田日銀総裁が名古屋で講演を行い、「為替は経済実体を反映し安定した推移が極めて望ましい」「2年国債までのマイナス金利は量的質的金融緩和の効果の現れ」などと述べたが、目立った反応は見られなかった。

[2015-11-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は軟調。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が上昇したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。また、対ドルでは米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面があった。一方、対ポンドではもみ合い。全般に円安が進んだ半面、ポンドドルが下落した影響も同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分前に1ドル=123円13銭前後まで上昇し、その後も高値圏での底堅い動きが続いた。
・ユーロ円も一時1ユーロ=130円28銭前後まで値を上げたが、ユーロドルが下落した影響も受けたため上値が重くなる場面もあった。
・ユーロドルはユーロドルは売り一服。25日安値の1ユーロ=1.0565ドル前後を下抜けて一時1.0563ドル前後まで下げたものの、米長期金利の上昇が一服すると1.0580ドル台まで下げ渋った。
・ポンドドルはバリアオプションの観測されていた1ポンド=1.5000ドルを下抜けて一時1.4994ドル前後と4月23日以来の安値をつけた。もっとも、その後はドル買い一服に伴って1.5030ドル台まで反発した。

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