為替・株式・商品マーケット概要
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
[2010-01-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては軟調。新規失業保険申請件数が市場予想平均よりも強い内容となったことを受けて、米景気回復に対する期待感から円売りが出た。米長期金利が上昇したことも重しとなり、下げ幅を広げた。一方、ドル以外の通貨に対しては一進一退。対ドルでの円売りを受けた円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いで値を下げた。ただ、短期スタンスの参加者から利益確定の円買いが入ると下値を支える場面があったほか、ダウ工業株30種平均が120ドルを超す下落となったことを受けたリスクポジション解消の円買いで一時値を上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は、一時1ドル=93円15銭前後と9月7日以来の高値水準を付けた。ユーロ円はドル円の買いにつられて、一時7日以来の高値となる133円61銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは小安い。欧州市場で、買われた影響で高く始まったものの、強い米雇用指標を背景にしたユーロ売り・ドル買いで下げに転じた。一時1ユーロ=1.4307ドル前後まで下落した。
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。
為替・株式・商品マーケット概要による2010年1月 発言・ニュース
[2010-01-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては軟調。新規失業保険申請件数が市場予想平均よりも強い内容となったことを受けて、米景気回復に対する期待感から円売りが出た。米長期金利が上昇したことも重しとなり、下げ幅を広げた。一方、ドル以外の通貨に対しては一進一退。対ドルでの円売りを受けた円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いで値を下げた。ただ、短期スタンスの参加者から利益確定の円買いが入ると下値を支える場面があったほか、ダウ工業株30種平均が120ドルを超す下落となったことを受けたリスクポジション解消の円買いで一時値を上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は、一時1ドル=93円15銭前後と9月7日以来の高値水準を付けた。ユーロ円はドル円の買いにつられて、一時7日以来の高値となる133円61銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは小安い。欧州市場で、買われた影響で高く始まったものの、強い米雇用指標を背景にしたユーロ売り・ドル買いで下げに転じた。一時1ユーロ=1.4307ドル前後まで下落した。
[2010-01-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前週木曜日の米国市場で、円安が進んだため、利益確定の円買いが入った。対ドルでは国内輸出企業の円買いも散見された。もっとも、仲値決済に向けてドルに対して円売りが出たため、円全体の上値は限られた。
[2010-01-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが優位。後場の日経平均株価が伸び悩んだことを受けた円買いや、国内輸出企業などからの円買いで値を上げる場面があった。もっとも、日経平均株価が再び上げ幅を拡大したこともあって円買い圧力は後退。日本と金利差のあるオセアニア通貨に対して円売りが続いた上、対ドルで一時円売りが強まったため円全体が値を下げている。
[2010-01-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含み。原油や金先物相場が堅調に推移していることや時間外のダウ先物の上昇などを背景に、投資家のリスク志向が回復するとの見方から、対資源国通貨や欧州通貨中心に円売りが広がった。一方、ドルに対しては下げ渋り。序盤は、ドルスイスフランの上昇につれた円売りドル買いで値を下げたものの、その後は対欧州資源国通貨でのドル売りを受けた円買いドル売りで徐々に持ち直した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに一時本日高値となる1ドル=93円22銭前後まで値を上げた後、92円70銭台まで下押しした。
・ユーロ円は強含み。21時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=133円79銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは時間外のダウ先物や商品相場の上昇を背景にユーロ買・ドル売りが広がると、一時本日高値となる1ユーロ=1.4417ドル前後まで値を上げた。
[2010-01-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はオセアニア通貨に対しては弱含み。欧州時間からWTI原油先物相場が大幅上昇したことを背景にした円売りオセアニア通貨買いが出た流れを引き継いだ。ダウ工業株30種平均が170ドルを超す上昇となり投資家のリスク志向が保たれ円売りが続いた。その他の通貨に対しては買い先行後は伸び悩み。原油高を受けて対オセアニア通貨やユーロでドルが軟調に推移し、対ドルで円買いが強まると他の通貨でも円買いが波及し値を上げた。市場参加者からは対ドルでの円買いについて「米長期金利の低下を意識した円買いや、モデル系ファンドからの買いも見られた(モデル系ヘッジファンドとは?)」との指摘があった。ただ、上値では短期スタンスの参加者から対ドルで利益確定の円売りが出たことが円全体の重しとなり上げ幅を縮めた。また、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した12月の製造業景気指数は55.9と前回値、市場予想平均を上回ったが特に目立った反応は見られなかった。
[2010-01-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。5日前場の日本株が堅調に推移したため、投資家のリスク志向は保たれたものの、4日の欧米市場で円売りが進んでいたこともあり利益確定の円買いが若干優位だった。ユーロやドルに対しては国内輸出企業からの円買いも入ったようだ。
[2010-01-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。三井住友フィナンシャルグループが8000億円の公募増資を行うと伝わると、海外勢からの応募を見越した円買いが対ドルで強まった。円買いは他通貨にも波及し、円全体が一時値を上げた。ただ、更に円を買い進める材料に乏しく、短期筋から利益確定の円売りが出て徐々に押し戻された。
[2010-01-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は方向感が定まらない。アジアの取引時間帯に、三井住友フィナンシャルグループの公募増資報道を背景に円高が進んだ反動で、短期筋から持ち高調整の円売りが先行した。ただ、更に円を売り進める材料に乏しかったうえ、英財政状況を巡る懸念を背景に対ポンドで円買いが強まったため、円はじりじりと値を戻している。
【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間に一時本日安値となる1ドル=91円63銭前後まで売り込まれた反動でショートカバーが先行。92円台前半まで値を戻した。ただ、買い戻し一巡後は再び売りに押されている。
・ポンド円はさえない。7日の英中銀金融政策委員会(MPC)を前に、世界最大債権ファンド・ピムコが英国債の比率を下げる方針を示したことを材料に、英国の財政状況の悪さをはやしたポンド売りが優勢となった。一時1ポンド=147円05銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは、もみ合い。16時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.4485ドル前後まで値を上げた後、20時過ぎに1.4398ドル前後の安値まで売られた。対ポンドでドル買いが進んだ影響を受けた。
[2010-01-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は伸び悩み。米長期金利の低下を背景に対ドルで円買いが膨らむと、他の通貨でも円買いが波及し値を上げた。米国株式相場が一時軟調に推移したことを受けたリスクポジション解消の円買いが入ったほか、11月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)が市場予想平均を大幅に下回ったことも支えとなり上げ幅を広げた。ただ、対欧州通貨でドル買いが入ると対ドルでの円買いは一服し、米国株が下げ渋ったことも意識され上げ幅を縮めた。
[2010-01-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後、戻り売りに押し戻された。対ユーロで、ユーロ建て債券の利払いに絡んだと見られる円買いや、アイスランドの格下げなどを材料にした円買いが続くと、その他通貨に対しても円買いが広がり値を上げた。ただ、円の上値では、日本の金融緩和が長期化するとの見方から対オセアニア通貨中心に戻りを売る動きが強く、徐々に円全体が押し戻された。金融機関やファンドなどからの円売りが目立ったとの指摘もあった。
[2010-01-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。対ユーロで年金や機関投資家からと見られる円売りが続き、円全体が押し下げられた。ただ、シュタルク欧州中央銀行(ECB)理事がギリシャの救済を否定する発言を行ったと伝わると、一転対ユーロで円買いが膨らみ、円全般が押し上げられた。その後は、ギリシャに関する話は、材料として新味に乏しいこともあってユーロに対する円買いは早々に収まり、その他の通貨に対する円買いは後退した。
[2010-01-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。シュタルク欧州中央銀行(ECB)理事がギリシャ救済について否定的な発言を行ったと伝わると、対ユーロ中心に円買いが先行。他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、ギリシャに関する話は、材料として新味に乏しいこともあって、買い一巡後は一転売りに押された。鳩山首相が体調不良から辞意を示していた藤井財務相の後任に菅副総理を起用すると発表したことを売り材料とみなす声もあった。もっとも、12月ADP全米雇用リポートが予想より弱い内容だったと伝わると、対ドルで円買いが入ったため、円全般が下値を切り上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は上値が重い。19時30分過ぎに一時本日高値となる1ドル=92円51銭前後まで値を上げた後、12月ADP全米雇用リポートを受けて92円台前半まで下押しした。
・ユーロ円は19時前に一時本日高値となる1ユーロ=132円80銭前後まで値を上げた後、やや伸び悩んでいる。
・ユーロドルはシュタルクECB理事の発言後に一時本日安値となる1ユーロ=1.4282ドル前後まで値を下げた後は、買い戻しが優勢に。19時前に一時1.4383ドル前後と本日高値を更新した。この日発表されたユーロ圏経済指標への反応は特に見られなかった。
[2010-01-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売りに押された。12月ADP全米雇用リポートが市場予想平均より弱かったことを受けて対ドルで円買いが入ると、他の通貨でも円買いが広がり値を上げた。ただ、上値では利益確定の円売りが出たほか、米長期金利の上昇を背景にした対ドルでの円売りも円全体の重しとなり値を下げた。ニューヨーク金先物相場が大幅高となり対資源国通貨やユーロで円売りを誘ったほか、12月米ISM非製造業指数発表後に米国株式相場が一時持ち直すと下げ幅を広げた。
米連邦準備理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月15-16日開催分)で「一部のメンバーはMBS購入の停止について住宅市場の改善を弱めると指摘した」、「資産購入プログラムの拡大と延長の可能性を言及したメンバーがいた」などとの内容が伝わると、金融緩和策の解消が遅れるとの見方から対ドルで円買いが入る場面があった。
[2010-01-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。6日の欧米市場で、円売りが進んだ流れを引き継ぎ安く始まった。豪経済指標が予想を上回ったことを受けて、対豪ドルで円売りが膨らんだことも円全体を押し下げた。ただ、日本、中国の株式相場がさえない展開となっているため、更にリスクを取って円売りを進める動きは見られず、利益確定の売りで値を戻している。明日に12月米雇用統計を控えていることが積極的なリスクポジション形成を手控えさせた面もあるようだ。
[2010-01-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売り優勢。7日午後の日本、中国の株価がさえない展開だったことを受けて、リスク資産圧縮目的の円買いが散発的に入っていた。ただ、菅財務相が7日の就任会見で「もう少し円安に進めばよいと思う」などと発言すると円売り介入に対する警戒感から一転円売りが優位になった。
[2010-01-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は対ドル中心に下落。全般的にドル買いが進む中、菅直人財務相が7日の就任記者会見で、「もう少し円安に進めばよいと思う」などと発言したと伝わると、海外勢からの円売りが広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は上昇。昨日の高値1ドル=92円75銭前後を上抜けて、一時昨年9月1日以来の高値となる93円41銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円はドル円の上昇につれて、22時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=133円66銭前後まで値を上げた。
・ポンドドルは軟調。対円やユーロなどでドル買いが進む中、英中銀金融政策委員会(MPC)を前に持ち高解消のポンド売りドル買いが出た。一時本日安値となる1ポンド=1.5897ドル前後まで値を下げた。なお、イングランド銀行(BOE)は7日、政策金利を現行の0.50%に据え置き、資産買い取りプログラムの規模を維持すると発表。市場の予想通りの結果となったため、目立った反応は見られなかった。
[2010-01-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・トルコリラは強含みで推移。ドルトルコリラは一時1.4702リラまでドル安・リラ高が進んだ。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がトルコのソブリン格付け見通しを引き上げるとの思惑から、トルコの株式や債券、リラが買われている模様。
[2010-01-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。菅財務相が就任記者会見で「もう少し円安方向に進めばよい」、「経済界からは90円台半ばあたりが適切であるとの見方が多い」などと述べたこと受けて、欧州時間から円売りドル買いが続いた流れを引き継ぎ、値を下げた。ただ、対ドルで利益確定の円買いが入ると円全体の支えとなり値を戻した。対ドルでの円買いについて市場参加者からは「米系銀行から売りが出た」との指摘があった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)などを含む米監督当局が銀行に対して金利上昇のリスクに備えるように警告したと一部通信社が報じると、再び対ドル中心に円売りが出たため値を下げた。
[2010-01-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後、買い戻し。7日の欧米市場で対ドルで円安が進んだため、これまで円買いドル売りを進めていた個人投資家が早朝から損失確定の円売りを迫られ、円全体が下げて始まった。ただ、下値では対ドル中心に国内輸出企業からの円買いが入った。鳩山首相が、前日に菅財務相が円安誘導と受け止められる発言を行ったことに対して「政府としては基本的に為替について言及すべきではない」と述べると、円売り介入への警戒感が後退し更に円が買い戻された。菅直人財務相が8日、「為替は基本的に市場が決めること」と発言したことも円買いを誘った。
[2010-01-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。後場の日経平均株価が一時下げに転じたことが、リスクポジション解消目的の円買いを誘う場面があった。ただ、日経平均株価は持ち直して引けたほか、軟調にマイナス圏で推移していた上海総合指数も小幅ながら上昇に転じたため持ち高調整の円売りに押し戻された。日本時間今晩に12月米雇用統計の発表を控えて、ポジションを傾けにくい地合いのようだ。
[2010-01-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、伸び悩み。鳩山首相が日本時間夕刻、「為替の問題については黙っておいたほうがよい」「急激な為替変動は望ましくない」などと述べたと伝わると、対ドル中心に持ち高解消の円買いが広がった。ただ、今晩の12月米雇用統計の発表を控えて、積極的に円買いが強まる状況にはならなかった。米重要イベントを前に、ポジションを傾けにくい地合いのようだ。
【 通貨ペア 】
・カナダドル円はドル円は18時過ぎに一時本日安値となる1ドル=92円83銭前後まで値を下げた後、ショートカバーで93円台半ばまで値を戻した。
・カナダドル円は戻りが鈍い。ドル円の値動きに連動して18時過ぎに一時1カナダドル=89円85銭前後の安値まで下げた後、90円台半ばまで持ち直した。ただ、その後失速。カナダ統計局が発表した12月のカナダ雇用統計で、新規雇用者数が2600人減と予想の2万人程度増に反して減少したことが嫌気されて、89円台後半まで下押しした。
・ユーロドルはさえない。22時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4266ドル前後まで値を下げた。中東勢やアジア系ソブリンネームからの買いが散発的に入ったため下げ渋る場面もあったが、米雇用統計の発表を前にポジション調整の売りが相場の重しとなり、弱含みの展開となっている。ユーロポンドの下落につれたユーロ売りドル買いも見られた。市場関係者からは「1.42ドル台半ばには損失覚悟のユーロ売りドル買い注文が観測されている」との声が聞かれた。なお、この日発表された11月ユーロ圏失業率や7-9月期ユーロ圏域内総生産(GDP、季節調整済み)確定値への反応は限られた。
[2010-01-09][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は売りに押される。12月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比で市場予想を下回り、対ドルで円買いが膨らむと他の通貨でも円買いが波及し値を下げた。ただ、同時に対欧州オセアニア通貨でもドル売りが進んだため、円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが強まり押し戻された。一時対ドルでの円買いも収まったことも円全体の重しとなったほか、弱い米雇用指標を受けて安く始まった米国株やWTI原油先物相場が持ち直したことも売り材料とされ値を下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=92円27銭前後まで売り込まれた。ユーロ円はドル円の下落につられて、一時1ユーロ=132円34銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは荒い値動き。12月米雇用統計が強い内容となることを見込んだ売りで、一時1ユーロ=1.4264ドル前後まで値を下げた。その後、結果が予想外の悪化となると一転して買い戻しが強まり、1.44ドル台を回復した。ただ、1.44ドル台では利益確定の売りや戻り売りが厚く、米長期金利が上昇したことも重しとなり1.4300ドル付近まで押し戻されたが、ユーロポンドの買いや原油先物相場の上昇などを受けた買いで1.4440ドル前後まで上昇した。
[2010-01-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対しては強含み。8日のニューヨーク市場で12月米雇用統計が弱い内容となったことをきっかけに、ドル安となった流れを引き継いだ。ブラード・セントルイス連銀総裁が11日、上海での講演で「米国の主な金融政策の手段は資産買い取りの調整であり、政策金利は非常に長い間低い水準のまま維持される見通し」などと述べたこともドル売りを誘った。一方、ユーロやスイスフランに対しては弱含み。対ドルでユーロやスイスフランが大幅に上昇した影響を受けた。
[2010-01-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は動意が薄い。東京市場が成人の日の祝日で市場参加者が少ない中、新規材料難から値動きは鈍かった。もっとも、対ポンドではポンドドルの上昇をきっかけに円売りが出たほか、対スイスフランではスイス国立銀行(中央銀行、SNB)声明を材料に円買いが目立った。
[2010-01-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は軟調。11日の欧州株や時間外の米株価指数先物が上昇し投資家のリスク志向が高まったため、円を売って資源国通貨や欧州通貨を買う動きが出た。もっとも、ドルに対しては、欧州オセアニア通貨に対するドル売りが円買いドル売りを誘い小高い。
【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。クロス円の買いを受けた円売りドル買いと、対欧州オセアニア通貨でのドル売りに連動した円買いドル売りが綱引きする展開が続いた。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=134円37銭前後と2009年12月4日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは堅調。先週末発表の12月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想よりも弱い内容で、米低金利政策が継続するとの見方が再燃する中、欧州株やダウ先物の上昇し投資家のリスク許容度が高まったためユーロ買いドル売りが入った。20時30分過ぎに1ユーロ=1.4547ドル前後と昨年12月16日以来の高値まで上げた。
[2010-01-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては堅調。弱いカナダ住宅指標を受けて対カナダで円買いが入ると他の通貨でも円買いが波及したほか、高く始まった米国株が一時下げに転じ、投資家のリスク志向が低下したことも支えとなり値を上げた。一方対ドルでは一進一退。序盤は対欧州オセアニア通貨でドル買いが入ったことを受けて円売りドル買いが出た。その後、ドル以外の通貨で円買いが強まると一転して対ドルでも円買いが膨らみ値を上げた。また、ドルは買いが強まった。ユーロドルは一時本日安値となる1.4461ドルまで値を下げたほか、ドル円は92.33円の高値を付けた。中国ソブリンファンド当局者は「ドルは底を打ち、一段の下げ余地は限定的」との見方を示したとの一部報道を受けてドル買いで反応したようだ。
[2010-01-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。対ドル中心に仲値決済に絡んだ円売りが先行したものの、12日前場の日本株相場が失速したことが意識されて徐々に下値を切り上げた。国内輸出企業などからの円買いも入った。その後、中国ソブリンファンド(SWF)当局者の発言をきっかけに、対ドルで円売りが広がる場面があったが、個人的な見解である旨の続報が伝わると円売り圧力は後退した。
[2010-01-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。しばらくは動意の薄い展開が続いていたが、欧州勢がドル売りで参入したことをきっかけに、対ドル中心に円買いが広がった。国内輸出企業からの円買いも見られた。市場関係者からは「対ユーロでは、欧州債の利払いに絡んだ円買いが入った」との声が聞かれた。
[2010-01-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・円は買いが目立つ。ドル円は一時本日安値となる91.59円、ユーロ円は132.68円まで値を下げた。時間外のダウ先物の下落や、中国人民銀行が18日付けで銀行の預金準備率を50bp引き上げると発表したことも円買いを誘ったようだ。
[2010-01-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は堅調。 中国人民銀行は12日、1月18日付けで銀行の預金準備率を0.50%と引き上げると発表した。中国金融当局が金融引き締めの姿勢を示したことが中国株の重しと見なされると、時間外のダウ先物が下げ幅を拡大するなどリスク資産を圧縮する動きが強まり、円売りポジションの解消が進んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は米10年債利回りの低下や、クロス円の売りなどを受けた円買いドル売りが入り一時1ドル=91円27銭前後と本日安値を付けた。
・ユーロ円はフランス国債の償還利払いに絡んだ円買いユーロ売りが散見されたほか、ダウ先物の下げ幅拡大を受けてリスクポジション解消目的の売りも出て1ユーロ=132円15銭前後と本日安値まで下げている。
・ユーロドルは一進一退。ポンドドルの買いにつられた場面や、ダウ先物の下げ幅がいったん収まった場面で値を上げた半面、中国人民銀行が預金準備率を引き上げダウ先物が下げ幅を広げた局面ではリスクポジション解消目的の売りが優位だった。
[2010-01-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は大幅高。中国人民銀行が銀行の預金準備率を0.5%引き上げると発表。中国株の上昇に歯止めがかかるとの見方から米国株が下落し、リスクポジション解消の円買いが入った。WTI原油先物相場が大幅安となり資源国通貨に対し円買いが続いたことや、米金利の低下を受けた対ドルでの円買いが、円全体の支えとなり値を上げた。
[2010-01-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日、関係者の話として「クリントン米国務長官が中国を発信源とする大規模サイバー攻撃をグーグルが受けた件について、近く声明を発表する可能性が高い」と伝えた。
[2010-01-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前日の海外市場で、中国の金融引き締めを受けてリスクポジション解消目的の円買いが進んだ流れを引き継ぎ高く始まったものの、対ドル中心に仲値決済に絡んだ円売りが出ると他の通貨に対しても円売りが波及した。プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁の発言を意識した円売りドル買いも見られた。ただ、中国株が大幅に下落したことや商品相場安などを背景に、対資源国通貨中心に円買いが入ったため下値は堅かった。国内輸出企業からの円買いも相場を支えた。
[2010-01-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は頭が重い。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、前日の海外市場で円高が進んだ反動で、欧州勢が持ち高解消の円売りで参入。対ポンドでは、センタンス英中銀金融政策委員会(MPC)委員が今年中の英利上げの可能性に言及した英ガーディアン紙の記事を背景にした円売りが出た。
[2010-01-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は売りが優位。軟調に推移していた時間外の米株価指数先物が持ち直したことを背景に、欧州勢から円売りが出た。12日の欧米市場で、中国人民銀行の預金準備率の引き上げが伝わった後に形成された円買いポジションを解消する動きも出た。一部英紙が、センタンス英中銀金融政策委員会(MPC)委員がイングランド銀行(BOE)の年内利上げの可能性に言及したと伝えたことが引き続き意識されて、対ポンドで円売りが続いたことも円全体の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=91円50銭前後と本日高値を付けた。ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=133円09銭前後と日通しの高値まで上げている。
・ユーロドルは売り先行後、持ち直し値を上げている。ロンドン8時(日本時間17時)のフィキシングに向けて対ポンドでユーロ売りが強まったことを受けてユーロ売りドル買いが先行した。フランスの銀行ソシエテジェネラルが債務担保証券(CDO)の評価損を14億ユーロ計上すると発表し、同社の株価が下落したことも重しとなったとの指摘もあった。ただ、ユーロポンドの売りが一服した半面、英利上げに関する英紙の記事を材料にポンドドルの買いが続いたため、ユーロ買いドル売りが優位になった。前日高値1.4546ドルを上抜けるとストップロスを誘発し21時過ぎに1.4580ドル前後と2009年12月16日以来の高値まで上げた。
[2010-01-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。序盤ダウ先物が持ち直すと投資家のリスク志向が改善し円売りが出たほか、対ポンドでの円売りも円全体の重しとなり値を下げた。現物の米国株式相場が一時下げに転じると利益確定の円買いが強まり値を上げたものの、その後米国株が持ち直したため売りに押された。対ドルでは米10年債入札後に米長期金利が上昇幅を広げたことも売りを誘った。米連邦準備理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)には、特に目立った反応はなかった。
[2010-01-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。豪連邦統計局が発表した12月の豪雇用統計が予想より強い内容だったと伝わると、対豪ドル中心に円売りが膨らんだため、他の通貨に対しても円売りが波及した。時間外の米株価指数先物の上昇や日本株高も円の重しとなった。
[2010-01-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ幅を拡大。急ピッチで円安が進行した反動で下げ渋る場面もあったが欧州勢参入後に再び円売りが優勢となった。午前中に発表された12月豪雇用統計が予想より強い内容となったことを蒸し返す格好で、対豪ドル中心に円売りが強まると他の通貨に対しても円売りが波及した。日本、アジア株高も引き続き円の重しとなった。
[2010-01-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物のスプレッドは昨日の327.7から339.0bpまでワイドニングし過去最大となった。
[2010-01-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。強い豪雇用指標を蒸し返す格好で、欧州勢からも対豪ドルで円売りが出たことや、ポンドに対しても一時円売りが膨らんだことなどが円全体を押し下げた。ただ、時間外のダウ先物が上値の重い展開で投資家のリスク志向は高まらず円売りの勢いは徐々に後退した。その後は、ドルに対する欧州オセアニア通貨の売りが、円買い外貨売りを誘っており徐々に円は下げ幅を縮小した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=92円05銭前後と本日高値を付けた。ユーロ円も18時過ぎに1ユーロ=133円65銭前後と日通しの高値まで上げた。
・ユーロドルは買い先行後、断続的な売りに押し戻された。豪ドル米ドルの買いに連動してユーロ買いドル売りが入り、16時過ぎに1ユーロ=1.4557ドル前後と本日高値を付けた。ただ、時間外の米株価指数先物の上値が重く、投資家のリスク許容度も高まらなかったため買いは長続きしなかった。欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表を前に、ポジション調整の売りが断続的に出ると徐々に値を下げ、21時30分過ぎには1ユーロ=1.4477ドル前後と本日安値まで下げた。また、ECBは14日に開いた定例理事会で、政策金利を1.00%に据え置くことを決めたと21時45分に発表したが、予想通りの結果だったこともあって反応は見られなかった。その後は、22時30分から開始予定のhttps://55v.info/person/trichet/トリシェECB総裁の定例会見待ちの状況だ。
[2010-01-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売りに押された。12月米小売売上高や前週分の新規失業保険申請件数が市場予想平均よりも弱い内容となった。指標を受けて米国の低金利政策が継続するとの見方から米長期金利が低下し、対ドルで円買いが強まると他の通貨にも円買いが波及し値を上げた。ただ、上値では短期スタンスで円買いを進めた参加者からの利益確定の円売りが出たほか、強いインテルの第4半期決算を受けて時間外のダウ先物が上昇したことも重しとなり値を下げた。
[2010-01-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。対ドルでは国内輸出企業などからの円買いが入ったほか、対ユーロではユーロ建て債券の償還を意識した円買いが入った。市場関係者からは「ギリシャの財政懸念がくすぶる中、メルケル独首相辞任の噂をはやした仕掛け的な円買いユーロ売りが入った」との声が聞かれた。損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込むと、上昇に弾みが付いた。
[2010-01-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。午前中に急ピッチで円高が進んだ反動で持ち高調整の円売りが出たほか、独政府報道官がメルケル独首相辞任の噂を否定すると対ユーロ中心に円売りが出た。ただ、その後は円を積極的に売り進める材料に乏しかったため徐々に円売り圧力は後退。欧州勢参入後は再び対ユーロ中心に円買いが優勢となっている。トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が「欧州は深刻な財務問題を抱えている」との見方を改めて示したことも円買いユーロ売りを促した。
[2010-01-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。英独の株価指数が上値が重い上、時間外の米株価指数先物がマイナス圏で推移しており、投資家のリスク志向が高まらなかったため、円買いが入った。もっとも、対ユーロやスイスフランで一時ドル買いが入ったことが、円ドル相場を押し下げ、円全体が徐々に上値を切り下げた。JPモルガン・チェースが15日発表した第4半期決算では、1株利益が市場予想平均を上回ったが、総収入が252億ドルと市場予想平均の262億ドルを下回ったことが嫌気されてリスク志向にはプラスに働かなかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=90円60銭前後と本日安値を付けた。ユーロ円も20時過ぎに1ユーロ=130円30銭前後と日通しの安値まで下げた。
・ユーロドルは軟調。ギリシャのソブリンリスクが改めて意識される中、株価のさえない展開となっているため、リスクポジションを閉じる動きが優位だった。22時30分過ぎには1ユーロ=1.4359ドル前後まで売られた。
[2010-01-16][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。対ユーロでのドル買いを背景にした円売りドル買いが円全体の重しとなり値を下げた。ただ、1月米消費者態度指数が市場予想平均を下回ると米国株式相場が下げ幅を拡大したため、リスクポジション解消の円買いが入り値を戻した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=91円17-20銭前後まで買われた後、90円69-72銭前後まで、ユーロ円は1ユーロ=131円23-28銭前後まで値を上げたが、130円38-43円前後まで下落した。
・ユーロドルは一進一退。ギリシャの財政への懸念が高まった上、弱い米経済指標を受けて米国株式相場が大幅に下落したことも重しとなり、一時1ユーロ=1.4336ドル前後まで値を下げた。
[2010-01-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。前週末の米株安を受けて、18日前場の日本株が大幅安となったため、リスクポジション解消目的の円買いが対オセアニア通貨中心に入った。白川方明日銀総裁の支店長会議での発言内容が伝わったが、特に反応はなかった。
[2010-01-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。後場の日経平均株価が下げ渋った上、上海総合指数は小幅ながら持ち直して取引を終えたため、午前中に円買いを進めていた参加者から持ち高調整の円売りが断続的に出た。
[2010-01-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。英企業の買収の話や英住宅市場の改善期待などを材料に、対ポンドで円売りが強まると他の通貨に対しても円売りが波及。商品相場の上昇や株高を背景に、資源国通貨に対しても円売りが出た。ただ、売り一巡後は値を戻す展開に。18日の米国市場がキング牧師の誕生日で休場となり参加者の減少が見込まれるため、その前にポジションを閉じる動きが優勢となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=90円63銭前後まで値を下げた。ただ、米国市場が休場でポジションを傾けにくい地合いのため、一方的に円高ドル安が進む状況にはなっていない。下値では先週末の安値90円60銭前後も意識されたようだ。
・ポンド円は伸び悩み。英企業の買収の話や英住宅市場の改善期待などを材料に、円売りポンド買いが先行。市場関係者からは「フィキシング絡みのポンド買いの噂も相場を支えた」との声が聞かれた。一時本日高値となる1ポンド=148円92銭前後まで値を上げた。ただ、買い一巡後は利食い売りなどに押される展開に。休場となる米国市場に入る前に、持ち高解消の円買いポンド売りが入った。一時147円台後半まで下押しした。
・ユーロドルはもみ合い。ポンドドルの買いが強まったことに一時つられた半面、同時にユーロポンドが売られていることもあり上値は限られた。新規材料難から方向感に乏しい展開となった。
[2010-01-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は動意の薄い展開。欧州の取引時間帯では、持ち高調整の円買いが入る場面があったが、ニューヨークの取引時間帯に入ると、米国市場がキング牧師の誕生日で休場のため参加者が激減し積極的な取引は手控えられた。
[2010-01-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。英企業の買収話などを背景にポンドに対して仕掛け的な円売りが目立ったことが、円全般の上値を抑える場面があった。ただ、19日前場の日本株がさえない展開で、投資家のリスク志向が高まらず対ユーロや資源国通貨中心に円買いが続いたため、円全体が徐々に値を上げている。
[2010-01-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。日本株安を背景にリスク資産圧縮目的の円買いが入った。対ドルでJALの会社更生法適用申請に伴い、これまでの為替予約(円売り予約)が解消されるとの見方が広がったことも円買いを誘い、円全体を押し上げた。もっとも、鳩山由紀夫首相が19日、デフレに日銀と共に対応する旨の発言を行ったと伝わると、短期スタンスで円買いを進めていた参加者がいったん利益確定に動き、円売りが出たため押し戻された。その後は、JALの会社更生法の適用申請が正式発表されたため、海外勢からドルに対して再度円買いが入り円全般が値を上げた。
[2010-01-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては強含み。JALの会社更生法適用申請に伴い、これまでの為替予約(円売り予約)が解消されるとの見方が広がる中、予想より弱い1月独ユーロ圏ZEW景況感指数を材料に、対ユーロで円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外の米株価指数先物の下落も円の支援材料となった。シティ・グループの2009年第4四半期決算が予想より弱い内容だったと伝わると、上昇に弾みが付いた。一方、ドルに対してはさえない。序盤は、JALに絡んだ円買いが強まる場面があったが、買い一巡後は値を下げる展開に。予想を下回る独・欧経済指標を背景に、対ユーロでドル買いが進んだ影響で円に対してもドル買いが広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に一時本日安値となる1ドル=90円31銭前後まで値を下げた後、22時前に91円05銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は軟調。22時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=129円64銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは22時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4263ドル前後まで値を下げた。12月の英消費者物価指数(CPI)が市場予想平均を上回ったことを受けて対ポンドでユーロ売りが強まった影響を受けたほか、欧州株安やダウ先物の下落を背景にユーロ売りドル買いが出た。予想を下回る独・欧経済指標も相場の重しとなった。
[2010-01-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売りに押された。米シティ・グループ第4半期決算が市場予想平均よりも弱い内容だったことを受けてダウ先物が下げ幅を広げると、リスクポジション解消の円買いで値を上げた。ただ、現物の米国株式相場が堅調に推移したため投資家のリスク志向の低下に歯止めがかかり、売りに押された。一方、ドルに対しては軟調。対欧州オセアニア通貨でのドル買いを受けた円売りドル買いで値を下げた。米株高も売りを誘ったほか、米長期金利の上昇も重しとなり下げ幅を広げた。市場参加者からは「モデル系ファンドからの円売りドル買いが出た」との声があった(モデル系のヘッジファンドとは?)。
[2010-01-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して買いが強まった。対ユーロでの円買いが他通貨にも波及したほか、中国が改めて金融引き締めスタンスを示すと、中国経済の拡大ペースが鈍化し資源需要が後退するとの見方が広がって資源国通貨に対して円買いが入った。一方、円はドルに対しては弱含み。欧州オセアニア通貨に対してドルが買われたことが重しとなった。その後は、鳩山由紀夫首相が昨日に続き「デフレ克服のため、日銀と一体となって経済を運営する」などと発言したと伝わり、やや円全体の上値が重くなっている。
[2010-01-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。後場の日経平均株価が下げに転じたことや、上海総合指数が大幅に下落したことを受けてリスク資産圧縮目的の円買いが入った。三井住友フィナンシャルグループが行った公募増資の公募価格が1株2804円に決定したと伝わると、海外勢から応募に際して円買いが入るとの思惑が広がって円買いが加速した。
[2010-01-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は強含み。中国の金融引き締めへの警戒感を背景に、対資源国通貨中心にリスクポジション解消目的の円買いが入ったほか、三井住友フィナンシャルグループの公募増資に絡んで、海外勢から円買いが入るとの思惑が円の支援材料となった。バンク・オブ・アメリカ(BOA)の第4四半期決算が予想より弱い内容となったことで、時間外のダウ先物が下げ幅を広げたことも円買いを促した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は売り先行後は下げ渋り。17時過ぎに一時本日安値となる1ドル=90円79銭前後まで値を下げた後、91円台前半まで値を戻した。対欧州オセアニア通貨でドル買いが強まった影響を受けた。
・カナダドル円は下落。22時過ぎに一時本日安値となる1カナダドル=86円97銭前後まで値を下げた。原油先物相場の下落や株安を背景に、リスク資産圧縮目的の円買いカナダドル売りが入ったほか、カナダ統計局が発表した12月のカナダ消費者物価指数(CPI)が予想より弱い内容となったことがカナダドル売りを誘った。
・ユーロドルは22時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4125ドル前後まで値を下げた。ギリシャの財政に対する懸念が高まる中、さえない米企業決算を材料にダウ先物が下落したことや商品相場安を背景にしたユーロ売りドル買いが出た。
[2010-01-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物のスプレッドは昨日の317.07から345.5bpまでワイドニングし過去最大となった。
[2010-01-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては一進一退。中国の金融引き締めが意識されたほか、米国株式相場が大幅下落したことを受けてリスクポジション解消の円買いが入った。その後、対欧州オセアニア通貨でのドル買いを受けた円売りドル買いが強まると他の通貨に対しても円売りが波及し、一時売りに押された。ただ、ニューヨーク金先物相場も一時3%近く下落したため対資源国通貨やユーロでの円買いが円全体の支えとなり再び値を上げた。
[2010-01-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。中国の主要経済指標の発表を前に、中国の金融引き締めスタンスが強まるとの見方から対資源国通貨で円買いを入れていた参加者から持ち高調整の円売りが出る場面があった。注目の中国の経済指標は、10-12月期国内総生産(GDP)や12月消費者物価指数(CPI)、12月小売売上高が市場予想平均を上回る強い内容だった。これまでの金融引き締めスタンスが継続し、リスクマネーのフローが停滞するとして、指標発表直後は円買いが入ったが、発表後のダウ先物が強含み、上海総合指数も上昇したため円は売りにいったん押し戻された。もっとも、その後の上海総合指数が下げに転じると再び円買いが入っている。
[2010-01-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。後場の日経平均株価が堅調に推移したため、これまで円買いを続けていた参加者から持ち高調整の円売りが断続的に出た。欧州勢参入後、小高く推移していた時間外のダウ先物が一時下げに転じたため、リスク資産圧縮目的の円買いが入り値を上げたものの、ダウ先物が下げ止まっており、円買い圧力は後退している。
[2010-01-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日、ギリシャ10年物国債と独国債のスプレッドがユーロ加盟時の2001年以来最大の311bpまで広がった、と伝えた。
[2010-01-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、伸び悩み。ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが過去最大となるなど、ギリシャの財政懸念が引き続き意識される中、時間外のダウ先物が下げ幅を広げリスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが入った。対ポンドでは、ポンドドルの下落につれた円買いが入った。ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。対ドルで円売りが続いている影響で、円全体の上値は限られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円はじり高。対ユーロやポンドでドル買いが進んだ影響を受けて、22時過ぎに一時本日高値となる1ドル=91円88銭前後まで値を上げた。
・ポンド円は売り先行後、下げ渋り。ポンドドルの下落につれた円買いポンド売りが相場の重しとなり、一時1ポンド=147円95銭前後まで値を下げた。市場関係者からは「モデル系ファンドが対ドルでポンド売りを進めた」との声が聞かれた。ただ、売り一巡後はショートカバーで値を戻している。昨日の安値147円57銭前後を意識した買いも見られた。
・ユーロドルはユーロ圏加盟国の一部の財政懸念が高まっていることを受けて、一時昨年7月30日以来の安値となる1ユーロ=1.4029ドル前後まで値を下げた。ただ、その後は下げ渋る展開に。1.4000ドルのオプションに絡んだ防戦買いが下値を支えた。
[2010-01-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は買いが優勢。ギリシャの財政への懸念が高まり対ユーロでのドル買いを受けた円売りドル買いが円全体の重しとなり一時値を下げた。もっとも、オバマ米大統領の新たな金融規制案に対する警戒感から米国株式相場が大幅に下落したため、投資家のリスク志向が低下し円買いが膨らんだ。オバマ米大統領は会見で、「自己勘定トレーディング事業は、すべての銀行が禁止」「銀行はヘッジファンドに投資、所有してはならない」などと述べ、銀行のリスクテイクの制限や新たな債務の上限を設定するとの方針を示した。声明を受けて米国株が下げ足を速めたため、上げ幅を広げた。
[2010-01-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。昨日の米国株相場がオバマ米大統領の金融規制案を嫌気し大幅に下落したため、東京勢から日本株の下落を見越してリスク資産圧縮目的の円買いが先行。その後、昨日からの円の上昇が急ピッチだったこともあっていったん利益確定の円売りに押し戻される場面があった。ただ、日本株が安寄り後下げ幅を広げ、中国株も軟調に推移しているため、リスク志向は低下したままで、利益確定の円売りが一巡すると再び円買いが入り徐々に値を上げている。
[2010-01-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが優位。22日午後の上海総合指数が下げ渋ったことを背景にロンドン勢から円売りが見られた。午前中に円買いを進めた参加者が反対売買を迫られたほか、対ユーロでは国内機関投資家からの円売りが断続的に出ていたとの指摘があった。
[2010-01-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日、「ギリシャとドイツの10年物国債のスプレッドが300bpを超す拡大となった」と伝えた。
[2010-01-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。序盤は、22日の上海総合指数が下げ渋ったことなどを材料にロンドン勢が円売りで参入。国内機関投資家が対ユーロで円売りを進めると、他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。英国立統計局が発表した12月英小売売上高指数が予想より弱い内容となったことを背景に対ポンドで円買いが強まった影響を受けたほか、時間外のダウ先物の下落を材料に円買い外貨売りが入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は上値が重い。18時30分過ぎに一時本日高値となる1ドル=90円57銭前後まで値を上げた後、クロス円の下落につれた円買いドル売りに押されている。ポンド円は一時本日高値となる1ポンド=147円24銭前後まで値を上げた後、22時前に144円83銭前後まで売り込まれた。予想を下回る英経済指標をきっかけにポンド売りが出たほか、市場関係者からは「英系銀行が対ユーロでポンド売りを進めた」との声が聞かれた。
・ユーロドルはもみ合い。対ポンドでユーロ買いが強まると、18時30分過ぎに1ユーロ=1.4166ドル前後まで値を上げた。ただ、ダウ先物の下落を受けて、投資家のリスク志向が高まっていないため利益確定の売りに押し戻された。
[2010-01-23][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。弱い12月英小売売上高や11月カナダ小売売上高を受けた対ポンドやカナダドルでのドル買いが続いたため円売りドル買いが円全体の重しとなる一方、ダウ先物の下落を背景にしたリスク資産圧縮目的の円買いとで方向感が出なかった。ただ、オバマ米大統領の金融規制案の影響から昨日に引き続き米国株式相場が大幅安となったため、徐々に円買いが入り値を上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=89円80-83銭前後とアジア時間に付けた安値の89円78銭前後に接近した。ユーロ円はユーロドルの上昇につられて一時1ユーロ=127円81-86銭前後まで買われたが、米株安を受けて徐々に売りに押されるなど戻りが鈍かった。
・ユーロドルは底堅い。米国株の売りにつられて一時1.4100ドルを割り込んだ。ただ、1.40ドル台での下値の堅さが意識されるとショートカバーで値を戻したほか、弱い12月英小売売上高を背景に対ポンドでのユーロ買いも支えに一時1ユーロ=1.4182ドル前後まで上昇した。ただ、米国株が引けにかけて下げ幅を広げたため利益確定の売りで上値を切り下げた。
[2010-01-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前週末の米株安を背景に、25日の日本株安を見越した参加者からの円買い外貨売りが出たものの、買い一巡後は徐々に値を下げる展開に。時間外のダウ先物の上昇や日本株相場の下げ渋りを受けて、国内投資家から円売り外貨買いが出たようだ。市場関係者からは「対ドルやユーロで、国内輸入企業からの円売りが出た」との声が聞かれたほか、「バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長再任の目処がたったとの観測が円売りドル買いにつながった」との指摘があった。
[2010-01-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。国内機関投資家からの円売り外貨買いや時間外のダウ先物の上昇などが円の重しとなる半面、円の下値では押し目買いが入った。市場関係者からは「三井住友フィナンシャルグループの公募増資に絡んだ円買いが入った」との声が聞かれた。
[2010-01-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。25日の英独の株価指数が一時上昇に転じたことや、時間外の米株価指数先物が100ドル近くの上昇になったことなどを受けて、リスク志向の改善が進むと判断した欧州の市場参加者から低金利の円を売る動きが見られた。ただ、英独の株価指数が下げに転じ、ダウ先物も上げ幅を縮小したため円売りの動きは後退し徐々に下値を切り上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は方向感に乏しく、90円台前半でもみ合い。ただ、序盤には、三井住友フィナンシャルグループの公募増資の払い込みに絡んだ円買いドル売りが散見されて89円99銭-90円02銭まで下押しする場面もあった。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=128円15銭前後と日通しの高値をつけた。
・ユーロドルは荒い値動き。欧州株の持ち直しや、ダウ先物の上げ幅を拡大を背景にユーロ買いドル売りが入り20時過ぎに1ユーロ=1.4195ドル前後と本日高値をつけた。もっとも、節目の1.4200ドルちょうどをバックに戻り売りが厚く上値の重さが嫌気されて利益確定の売りが出た。ダウ先物が上げ幅を縮小したことも売りを誘い急速に値を下げている。
[2010-01-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。序盤ダウ先物が上げ幅を縮めたことを受けてリスクポジション解消の円買いが入り値を上げた。12月米中古住宅販売件数が前月比で市場予想平均を下回ったことも買いを誘った。ただ、対ポンドでの円売りが円全体の重しとなったほか、指標を受けて伸び悩んだ米国株が再び買われたことも意識され売りに押し戻された。
[2010-01-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。前日の米株高を受けてリスクマネーのフローが保たれる中、外貨建て投信の新規設定を期待した円売り外貨買いが先行。日銀の追加金融緩和に対する期待感を背景にした円売りも出た。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。円の下値では押し目買い意欲が強かったほか、対ユーロ中心に国内輸出企業などからの円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及した。中国の新規融資の停止や預金準備率引き上げに絡んだ報道をきっかけに、中国の金融引き締め観測が高まると中国株が下落し円買いが加速。日銀金融政策決定会合後に、追加の金融緩和を期待していた参加者からの持ち高解消の円買いも強まり、一段高となった。
[2010-01-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・市場関係者によると、インドネシア中銀がルピア買いドル売り介入を実施しているようだ。なお、フィリピン中銀もペソ買いドル売り介入を実施しているという。
[2010-01-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。中国の金融引き締め観測の高まりを背景に、中国株や日本株相場が大幅に下落するとリスクポジション解消目的の円買い外貨売りが広がった。日銀が今日まで開いた金融政策決定会合で、政策の現状維持が伝わると、追加の金融緩和を期待していた参加者からの持ち高解消の円買いが加速した。その後、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本のソブリン格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げたと伝わると一転円売りが強まる場面があったが、円の下値では押し目買い意欲が強くじりじりと値を戻している。
[2010-01-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は堅調。アジア時間に中国の金融引き締めが継続するとの見方が台頭。中国の景気拡大ペースが鈍化することを嫌気して中国株や日本株が下落したため、26日の英独の株価指数も安く始まった。時間外のダウ先物の下落しており、リスクポジション解消する動きが進み円が買われた。ポンドに対しては、10-12月期英国内総生産(GDP、速報値)が市場予想平均に届かなかったことを受けた円買いが膨らんだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分過ぎに89円38銭前後と2009年12月18日以来の安値をつけた。ユーロ円は18時過ぎに1ユーロ=125円90銭前後と2009年4月28日以来の安値まで下げた。
・ポンド円は大幅安。英国立統計局が26日に発表した10-12月期の英GDP・速報値が物価変動の影響を除いた実質で前期比0.1%増、前年同期比3.2%減と市場予想平均より弱い内容となったことを受けた。昨日の欧米市場で英GDPの改善期待から円売りポンド買いが膨らんでいたため、円買いポンド売りが大きくなった。1ポンド=144円10銭前後まで下げる場面があった。
・ユーロドルは軟調。株安を背景にしたリスク資産圧縮目的の売りが出て21時過ぎに1ユーロ=1.4068ドル前後と本日安値をつけた。
[2010-01-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。26日の日欧市場で、中国の金融引き締め観測を背景にリスク資産圧縮目的で円が買われたため高く始まった。ただ、ニューヨーク市場では米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を明日に控え、積極的に持ち高を形成する動きは見られず、方向感が出なかった。
[2010-01-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。対ドルやユーロ中心に国内輸出企業などからの円買いが入ったほか、中国の金融引き締め観測を背景に中国株が一時大幅に下落すると、リスクポジション解消目的の円買い外貨売りが入った。対ドルで短期筋からの仕掛け的な円買いが入ると、損失覚悟の円買い注文を巻き込んで上昇に勢いが付いた。
[2010-01-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。対ドルやユーロで、国内輸出企業からの円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及。日本株や中国株の下落を背景にリスク資産圧縮目的の円買い外貨売りも入った。
[2010-01-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は弱含み。英独の株価指数の下げ渋りや時間外のダウ先物が一時上昇に転じたことなどを受けて、投資家のリスク志向の低下に歯止めがかかった。これまでリスクポジション解消の動きが進むことを前提に円買いを進めていた参加者がポジション調整の円売りに動いた。
【 通貨ペア 】
・21時30分過ぎに、ドル円は1ドル=89円65-68銭前後、ユーロ円は1ユーロ=126円19-24銭前後まで上げた。
・ポンド円は堅調。一時1ポンド=145円57銭前後まで上げた。センタンス英中銀金融政策委員会(MPC)委員が「景気の回復が強まりポンド安がインフレを引き起こすなら、MPCは政策を変更する準備をしなければならない」などと述べて、金融引き締め時期が早まったとして仕掛け的な買いが短期筋から膨らんだ。
・ユーロドルは売り先行後、買い戻し。日本や中国の株安を材料に売りが先行し1.4027ドル前後と本日安値まで売られた。ただ、ポンドドルの買いを受けたユーロ買いドル売りが入ったほか、ダウ先物が持ち直したことを受けた買いも見られて1.4086-89ドルまで値を戻している。
[2010-01-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は売りに押された。米国株式相場が一時軟調に推移し、リスク資産圧縮目的の売りが出た。米長期金利が低下し、対ドルで円買いが入ったことも円全体の支えとなった。米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表した。声明で「長期に渡り、異例の低金利は正当化される」、「モゲージ担保証券(MBS)、政府機関債(GSE)の購入は第1四半期末での完了を予想」とこれまでの内容に変更がなかった。ただ、ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁が金融市場の状況の変化を踏まえ、低金利の継続に否定的な見解を示し反対票を投じたことが明らかになり、FRBが出口戦略に近づきつつあるとの見方から対ドルでの円売りが強まり、円全般が売りに押し戻された。
[2010-01-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日の米株高や米長期金利の上昇などを背景に、対ドル中心に円売りが強まった流れを引き継いだ。対ドル中心に仲値決済に向けた円売りが出ると他の通貨に対しても円売りが波及。28日の日本株が大幅に上昇したことも円の重しとなった。オバマ米大統領の一般教書演説を受けて時間外のダウ先物が上げ幅を広げると、円は一段安となった。
[2010-01-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。対ドルやユーロで国内輸出企業から円買いが入ると下げ渋る場面があったが、日本株や時間外のダウ先物の上昇を材料に欧州勢が円売りで参入すると、再び下落。ロンドン8時(日本時間17時)のフィキシングに向けて、外貨建て投信の設定に伴う円売り外貨買いが出たとの指摘もあった。
[2010-01-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は下げ幅縮小。日本株高や上海総合指数が小幅ながら上昇したことなどを背景に、欧州勢からリスク志向の改善が進むと判断して低金利の円を売る動きが先行した。外貨建て投信の新規設定に絡んだ円売りも一時出た。その後、時間外のダウ先物や英独の株価指数の上げ幅が縮小したため利益確定の円買いが入り円は下げ幅を縮めた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=90円56銭前後、ユーロ円は欧州市場の序盤に1ユーロ=127円08銭前後とそれぞれ日通し高値をつけた。
・ユーロドルは上値が重い。日本株高やダウ先物の上昇を受けたユーロ円の買いに連動してユーロ買いドル売りが入り、序盤に1ユーロ=1.4053ドル前後と本日高値をつけた。ただ、米株価指数先物が上げ幅を縮小すると短期スタンスで買い進めた参加者から利益確定の売りが出て徐々に値を下げた。ユーロ圏内の一部の財政懸念がくすぶっていることが上値を重くしている。
[2010-01-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。前週分の新規失業保険申請件数や12月米耐久財受注額が市場予想平均よりも弱い内容となったことを背景にリスクポジション解消の円買いが入った。現物の米国株式相場が軟調に推移したことも円買いを誘ったほか、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が英国の金融システムに懸念を示したことを受けた対ポンドでの円買いも円全体の支えとなった。
[2010-01-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後は伸び悩み。前日の米株安を受けて29日前場の日本株相場が大幅に下落すると、リスク資産圧縮目的の円買いが広がった。損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込むと、上昇に弾みが付いた。ただ、買い一巡後は上値を切り下げる展開に。中国株式市場で上海総合指数が上昇したことや、時間外のダウ先物が持ち直したことなどが円の重しとなった。市場関係者からは「対ドルでは仲値決済に絡んだ円売りが出たほか、国内勢から外貨建て投信の新規設定に絡んだ円売り外貨買いが出た」との声が聞かれた。
[2010-01-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。29日の日本株相場が大幅に下落したことや時間外のダウ先物が失速したことなどを背景に、円買いが目立つ場面があった。インドの金融引き締めを受けて、アジア株が軟調な展開となったことも円の支援材料となった。ただ、夕刻にかけては一転円売りが優勢に。国内機関投資家などからの円売り外貨買いが出たほか、市場関係者からは「対ドルでは、ロンドン勢からの円売りが出た」との声が聞かれた。
[2010-01-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は売り先行後、下げ渋り。国内機関投資家からの円売りが先行した。英独の株価指数の上昇や、時間外のダウ先物の上昇も円売りを誘った。その後は、株価の上昇が一服した上、2009年10-12月期の米国内総生産(GDP)・速報値の発表を前に短期スタンスの参加者からは持ち高調整の円買いが下値を切り上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=90円37銭前後、ユーロ円は欧州の取引時間帯の序盤に1ユーロ=126円27銭前後とそれぞれ本日高値まで上げた。
・ユーロドルは買い先行後、じり安。ユーロ円の買いを受けたユーロ買いドル売りや、株高を背景にした買いも入り18時過ぎに1ユーロ=1.3988ドル前後と本日高値をつけた。もっとも、ギリシャやその他一部のユーロ圏の財政懸念が根深い上、株価が伸び悩んでいるため徐々に売りに押し戻された。
[2010-01-30][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻し。10-12月期米国内総生産(GDP、速報値)が前期比年率5.7%増と市場予想平均の4.7%増を上回った。米景気の回復が進んでいることを好感し、対ドルで円売りが膨らむと他の通貨に対しても円売りが波及した。ダウ先物が上げ幅を広げ投資家のリスク志向の改善を見込んだ売りも出た。もっとも、高く始まった米国株が下げに転じたため、利益確定の円買いが入り値を戻した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=90円93銭前後まで値を上げた後、90円21-24銭前後まで上値を切り下げた。ユーロ円は一時126円78銭前後まで買われたが、125円08-13銭前後まで売られた。
・ユーロドルは軟調。強い米経済指標や米株安を受けた。一時1ユーロ=1.3862ドル前後と2009年7月9日以来の安値水準まで下げた。
2010年1月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。
「期間最大RHDP」は、2010年1月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。
そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2010年1月の中で最も新しい内容を掲載しています。