為替・株式・商品マーケット概要

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 2013年12月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2013年12月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2013年12月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2013-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は高安まちまち。対ドルでは売りが先行したものの、その後は次第に下値が堅くなった。日経平均株価がさえない動きとなったことで投資家のリスク志向が低下し、円買い外貨売りの動きがやや強まった。
 一方で、円はオセアニア通貨やポンドに対してはさえない。週末に発表された11月中国製造業PMIや本日に発表された10月豪住宅建設許可、11月HSBC中国製造業PMI改定値が相次いで強い結果となったため、円は豪ドルに対して弱含み。また、ポンドが対ドルでストップを巻き込んで上昇したことにつれて、円売りポンド買いが強まる場面も見られた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2013年12月 発言・ニュース

[2013-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は高安まちまち。対ドルでは売りが先行したものの、その後は次第に下値が堅くなった。日経平均株価がさえない動きとなったことで投資家のリスク志向が低下し、円買い外貨売りの動きがやや強まった。
 一方で、円はオセアニア通貨やポンドに対してはさえない。週末に発表された11月中国製造業PMIや本日に発表された10月豪住宅建設許可、11月HSBC中国製造業PMI改定値が相次いで強い結果となったため、円は豪ドルに対して弱含み。また、ポンドが対ドルでストップを巻き込んで上昇したことにつれて、円売りポンド買いが強まる場面も見られた。

[2013-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮小し、ナイトセッションの日経平均先物も強含んだことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが優勢となった。また、対ドルでは時間外の米長期金利が上昇幅を広げたことで、日米金利差拡大を意識した円売りも進んだ。

[2013-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円はドルに対して軟調。米長期金利の上昇を背景に全般ドル買いが優位となった流れに沿って、円安ドル高が進んだ。「日銀は一段と景気を刺激するための緊急時対応策に取り組んでいる」との報道も円売りを促した。
 一方、円は欧州通貨に対して底堅い。円売りドル買いが強まるにつれて円安欧州通貨高が先行。11月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回り、円売りポンド買いが活発化する場面もあった(経済指標データ参照:イギリス製造業PMIのデータ推移へ)。ただ、ドルや資源国通貨に対して欧州通貨売りが加速した影響が波及し、次第に円高欧州通貨安が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=102円93銭前後と5月23日以来の高値を更新したが、103円ちょうどに観測されているバリアオプションの防戦売りに上値を抑えられた。
・ユーロ円は1ユーロ=139円57銭前後まで値を上げた後、午前に付けた日通し安値139円04銭前後に迫る水準まで失速した。
・ユーロドルは軟調。米長期金利の上昇に伴い、ユーロ売りドル買いが活発化した。ユーロクロスの下落も重しとなり、1ユーロ=1.3526ドル前後まで値を下げた。11月独製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値や11月ユーロ圏製造業PMI改定値はいずれも予想を上回ったが、市場の反応は薄かった。(経済指標データ参照:独製造業購買担当者景気指数(PMI)のデータ推移へユーロ圏製造業PMIのデータ推移へ)

[2013-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はやや弱含んだ。「日銀は一段と景気を刺激するための緊急時対応策に取り組んでいる」との一部報道が伝わり、円を売る動きが先行。米長期金利の上昇で日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが強まると、円全体を押し下げた。ただ、市場では「1ドル=103円台ではバリア系のオプションが多く存在している」との指摘があった。オプション絡みの円買いに下値を支えられると、次第に下値を切り上げている。米国株が下落したことも相場の支え。

[2013-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。円の先安観を手掛かりにした売り圧力が根強かったほか、日経平均株価の上昇を受けて投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いも進んだ。
 一方、円は対豪ドルでは不安定。10月豪小売売上高が強い結果となったことで一時円売り豪ドル買いが出たものの、その後は豪準備銀行(RBA)政策金利発表を控えて、持ち高調整の円買い戻しが進行した。なお、RBAは政策金利を現行の2.50%に据え置くことを決めたと発表。声明文も「現在の金融政策は引き続き適切」「豪ドルは今年前半と比較すると安いものの依然として不快なほど高い」などと前回からほぼ変更されなかった。RBAが豪ドル高を懸念する姿勢を示したことで、一時円買い豪ドル売りが強まる場面もあったが、反応は一時的だった。

[2013-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。日経平均株価が140円近く上昇したことを背景に、投資家のリスク許容度拡大を意識した円売り外貨買いが先行。もっとも、その後はナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことをながめ、次第に円は下値を切り上げた。手掛かり材料に乏しかったこともあり、全般に株価の動向をにらんだ動きに終始した。

[2013-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円はしっかり。ドルに対して欧州・資源国通貨買いが強まり、つれる形で円安欧州通貨高や円安資源国通貨高が先行した。11月英建設業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことで、対ポンド中心に円売りが活発化する場面もあった。ただ、ナイトセッションの日経平均先物が190円下落したほか、欧州株や時間外のダウ先物が下げ幅を拡大。投資家のリスク志向低下を意識した円買い戻しが次第に優勢となった(経済指標データ参照:英建設業購買担当者景気指数(PMI)の推移グラフ)。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=102円47銭前後まで値を下げた。米長期金利の低下も相場の重しとなった。
・ユーロ円は1ユーロ=140円03銭前後と2008年10月14日以来の高値を更新した。ただ、大台突破の達成感から利益確定の売りが優位となり、139円20銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは堅調。前日NY時間安値からの戻り高値1ユーロ=1.3562ドル前後を上抜けて上昇に弾みが付いた。ドル円の下落やポンドドルの上昇につれた買いも見られたほか、米長期金利の低下を背景に全般ドル売りが強まった流れに沿った。一時1.3593ドル前後まで値を伸ばした。

[2013-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対豪ドルでしっかり。7-9月期の豪国内総生産(GDP)が市場予想より弱い結果となったことを受け、円買い豪ドル売りが優勢となった。日経平均株価が400円超の下げとなり、目先の利益を確定する目的の円買い戻しが強まった面もあった。
 また、対ドルでも日本株の下げを手掛かりに円買いが進んだが、一巡後は徐々に上値も重くなった。日本株が400円超下げた後に売り一服となったことで円買い圧力が後退したほか、根強い円先安観も重しとして意識された。
 なお、佐藤健裕日銀審議委員は「追加的な緩和手段が仮にあるとしても、期待の転換を図る上で逆効果になりかねない」「量的質的緩和は永遠に続けられるものではない」などの見解を示したが、相場への反応は限定的だった。

[2013-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。欧州勢の参入で円売り外貨買いが強まった。ナイトセッションの日経平均先物が強含み、投資家のリスク許容度が改善したことも円売りにつながった面がある。一方、豪ドルに対してはしっかり。欧州勢が参入すると、豪GDPが予想より弱い結果となったことが改めて材料視され、円買い豪ドル売りが進んだ。

[2013-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は買い一服。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物の上昇を手掛かりに円売りが先行した。ただ、ダウ先物がマイナス圏に沈み、日経平均先物や欧州株が下げ幅を拡大すると円買い戻しが強まった。対豪ドルでは、弱い7-9月期豪国内総生産(GDP)を改めて材料視した円買いが活発化(経済指標データ参照:豪国内総生産(GDP)のデータ推移へ)。11月英サービス業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことで円買いポンド売りも優位となった(経済指標データ参照:英サービス業購買担当者景気指数(PMI)のデータ推移へ)。
 もっとも、11月ADP全米雇用報告が前月比21万5000人増と市場予想平均の17万人程度増を上回ったことがわかると、米長期金利の上昇とともに円売りドル買いが進み、円全体の上昇に歯止めが掛かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=102円84銭前後まで値を上げた後、102円27銭前後まで失速した。ただ、アジア時間に付けた日通し安値102円25銭前後が下値の目処となり、102円65銭前後まで買い戻された。
・ポンド円は1ポンド=168円39銭前後から167円40銭前後まで下落した後、167円90銭前後まで値を戻した。
・ユーロドルは一転下落。ドル円の下落につれたユーロ買いドル売りが広がった。独ユーロ圏の11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値が予想を上回ったことも買いを後押しした(経済指標データ参照:独ユーロ圏の11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)の推移グラフへ)。アジア時間の高値1ユーロ=1.3597ドル前後を上抜け、1.36005ドル前後まで持ち直した。
 ただ、前日の高値1.3614ドル前後や11月29日の高値1.3622ドルを目処に1.36ドル台では戻り売りが厚く、滞空時間が短かった。強い米雇用統計を受けて全般ドル買いが加速すると、アジア時間の安値1.3568ドル前後を下抜け1.3543ドル前後まで一転下落した。

[2013-12-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は小幅高。11月ADP全米雇用報告は予想を上回ったものの、ダウ平均が一時120ドル超下落。投資家のリスク許容度低下が意識され円を買い戻す動きが優勢となった。目先のストップロスを巻き込んで上昇に弾みが付いた。
 ただ、米国株は引けにかけて底堅く推移。市場では「円先安観が強まるなか、戻りを売りたい向きは多い」との指摘もあり、次第に上値が重くなった。

[2013-12-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。全般に様子見ムードの強い展開だったが、日経平均株価が100円超下落したことをながめ、やや円買い外貨売りが進んだ。もっとも、その後に日本株が下げ渋ると円買い圧力も後退するなど、総じて方向感は乏しかった。
 なお、対豪ドルでは10月豪貿収支が予想より悪化したことを受けて一時円買いが入ったものの、反応は限定的だった。

[2013-12-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。午後の日経平均株価が下げ幅を拡大し、その後もナイトセッションの日経平均先物がさえない動きとなったため、投資家のリスク志向低下を意識した買いが入った。また、時間外の米長期金利が低下したことを受け、日米金利差縮小を見越した円買いドル売りも進んだ。他の通貨に対しても円は総じてしっかり。株安を手掛かりにした円買いの動きが目立った。

[2013-12-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は強含み。英中銀金融政策委員会(MPC)や欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて、ポンドやユーロ中心に持ち高調整の円買いが広がった。オズボーン英財務相が「海外投資家に不動産売却時のキャピタルゲイン税を課す」と発言したことも円買いポンド売りを促した。
 英中銀(BOE)は5日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表。欧州中央銀行(ECB)も政策金利を現行の0.25%で据え置いた。いずれも市場の予想通りの結果となったため、目立った反応は見られなかった。なお、22時30分にはドラギECB総裁の定例記者会見が予定されている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=102円10銭前後で方向感が出なかった。22時30分発表の米新規失業保険申請件数や7-9月期米国内総生産(GDP)改定値を待つ状態だ(経済指標データ参照:米新規失業保険申請件数の推移データへ米国内総生産(GDP)改定値の推移データへ)。
・ユーロ円は1ユーロ=138円55銭前後まで値を下げたが、前日の安値138円45銭前後に下値を支えられた。
・ポンド円は前日の安値1ポンド=166円88銭前後を下抜け166円63銭前後まで下落した。
・ユーロドルはさえない。ECB定例理事会を控えて、アジア時間に10月31日以来の高値となる1ユーロ=1.3640ドル前後まで上げた反動が出た。ドラギECB総裁の定例会見を前に思惑的な売りが出た面もあり、アジア時間の安値1.35795ドル前後を下抜け1.3573ドル前後まで下押しした。

[2013-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動きだった。良好な米経済指標を受けて米量的緩和の早期縮小観測が高まると、円売りドル買いが強まる場面もあったが下値は限定的だった。欧米株価の下落を背景に、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円を買い戻す動きが出た。ユーロドルの上昇をきっかけに円高ドル安が進んだことも円全体を支える要因となった。

[2013-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。朝方から日本株安を見越した円買い外貨売りの動きが先行した。市場では「米系短期筋からの円買いが観測された」との指摘もあった。もっとも、安く始まった日経平均株価が持ち直すと円買いの動きも一服。仲値に向けた実需の円売りドル買いも進むなど、総じて円の上値は重かった。

[2013-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。伊藤隆敏・公的年金の有識者会議座長が「GPIFは国内債52%へ削減に今すぐ着手を」「GPIFは国内債を基本ポートフォリオ下限に向けて削減を」などと発言したことを受けて、全般に円売りが強まった。日経平均株価が一時150円近く上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことも円売り外貨買いを促した。

[2013-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は売り優位。伊藤隆敏・公的年金の有識者会議座長が「GPIFは国内債52%へ削減に今すぐ着手を」「GPIFは国内債を基本ポートフォリオ下限に向けて削減を」などと発言したことを材料に、アジア時間から円売りが加速した地合いを引き継いだ。欧州株や時間外のダウ先物の上昇も円売りを後押しした。
 米労働省が6日発表した11月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比20万3000人増と市場予想平均の前月比18万5000人増より強かった(経済指標データ参照:非農業部門雇用者数の推移グラフへ)。失業率も7.0%と市場予想平均の7.2%より強く、株価が急速に上げ幅を拡大。投資家のリスク選好度がさらに高まり、全般円売りが優勢となった(経済指標データ参照:米失業率の推移グラフへ)。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は4日の高値1ドル=102円84銭前後を上抜け、102円90銭前後まで急伸した。ただ、急上昇していた米長期金利が低下に転じると、102円40銭前後まで失速する場面も見られた。
・ユーロ円は3日の高値1ユーロ=140円03銭前後を上抜け、2008年10月14日以来の高値となる140円46銭前後まで急ピッチで上げた。
・ユーロドルは一転上昇。前日の高値1ユーロ=1.36775ドル前後をわずかに上抜け、1.3678ドル前後までじわりと上げた。その後、強い米雇用統計を受けて1.3620ドル前後まで下押ししたが、ユーロ円の上げ幅拡大を支えに一転買い戻された。米長期金利の低下も買いを誘い、10月31日以来の高値となる1.36935ドル前後まで持ち直した。

[2013-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用に絡む報道を背景に株高と円安が進んだアジア市場の流れを引き継いだ。ニューヨークの取引時間帯に入ると下値を探る展開に。米労働省が発表した11月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回ったうえ、失業率が予想以上に改善(経済指標データ参照:米非農業部門雇用者数のデータ推移へ米失業率のデータ推移へ)。ダウ平均が200ドル超上昇したことで、投資家のリスク許容度が拡大し円売り外貨買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はクロス円の上昇につれた円売りドル買いが出て、一時1ドル=102円97銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は一時1ユーロ=141円05銭前後と2008年10月14日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは11月米雇用統計が良好な内容となったことからユーロ売りドル買いが先行し、一時1ユーロ=1.3620ドル前後まで値を下げた。ただ、そのあとはユーロ円の急伸につれて買い戻しが優勢に。一時は3カ月ぶりの高水準を付けた米10年債利回りが低下に転じたこともドル売りを促し、一時10月31日以来の高値となる1.3706ドル前後まで値を上げた。

[2013-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。早朝取引から日本株高を期待した円売り外貨買いの動きが先行した。もっとも、売り一巡後は下げ渋る動きに。前週末から急ピッチで円売りが進んだ反動で利益確定目的の円買いが観測されたほか、市場では「国内輸出企業の円買いドル売りが散見された」との指摘もあった。

[2013-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価が上げ幅を拡大したことで、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いの動きが進んだ。売り一服後は手掛かり材料に乏しい中で下げ渋る場面もあったが、ナイトセッションの日経平均先物が強含むと円売りの動きが再開。総じてさえない展開だった。

[2013-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。市場では「ユーロやポンドに対してマクロ系ファンドの円売りが観測された」との指摘があった。ただ、欧州株や時間外のダウ先物、ナイトセッションの日経平均先物の上値が重く、円売りの勢いは限られた。10月独鉱工業生産は前月比1.2%低下と市場予想平均の前月比0.7%上昇を下回ったほか、11月カナダ住宅着工件数も19万2200件と市場予想平均の19万5000件程度を下回ったが、市場の反応は薄かった(経済指標データ参照:独鉱工業生産の推移グラフへカナダ住宅着工件数の推移グラフへ)。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=103円05銭前後でのもみ合いに終始した。市場では「本日のNYカット(日本時間24時)に行使期限を迎える103.25円のオプションの存在が意識され、小幅なレンジでの値動きに収れんしやすい」との声があった。
・ユーロ円はアジア時間に付けた2008年10月14日以来の高値1ユーロ=141円55銭前後に接近する場面があったが、次第に141円35銭前後で方向感を欠いた。
・ユーロドルは動意薄。手掛かり材料に乏しかったうえ、ニューヨーク勢の本格参入やダウ平均の取引開始待ちの様相となり、1ユーロ=1.3720ドル前後でのもみ合いとなった。

[2013-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。米国株がやや強含んだことをきっかけに対欧州通貨を中心に円売りが進行。その他の通貨に対しても円安が波及した。市場では「リアルマネーから円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。
 なお、ブラード米セントルイス連銀総裁は「労働市場が改善されることで量的緩和縮小の可能性が上がる」と述べたほか、フィッシャー米ダラス連銀総裁は「量的緩和の縮小を出来る限り早い機会に開始するべき」などと発言したものの、相場への影響は限定的だった。

[2013-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。前日の海外時間に円売りが進んだ影響が残った。また、対ユーロでは仕掛け的な円売りが観測されたほか、本日は5・10日(五十日)とあって仲値に向けた円売りドル買いなども強まった。

[2013-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。手掛かり材料難で方向感の乏しい動きが続いていたが、「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は海外インフラファンドへの投資に踏み出す」「GPIFはインフラ投資においてノウハウを持った海外公的年金と提携する」などの一部報道が伝わり、全般に円売り圧力が強まった。ただ、対ドルなどで下値の堅さを確認すると一転して買い戻された。

[2013-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は買い戻された。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)絡みの報道を受けて、アジア時間に円売りを進めた海外勢などが反対売買を迫られた。欧州株や時間外のダウ先物、ナイトセッションの日経平均先物がマイナス圏に沈み下げ幅を拡大。投資家のリスク許容度が低下したことも円買いを後押しした。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=102円72銭前後まで下落した。市場では「一目均衡表転換線の102円50銭前後や前日の安値102円45銭前後が下値の目処となる」との声が聞かれた。
・ユーロ円は1ユーロ=141円29銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルはもみ合い。円やオセアニア通貨に対してユーロとドルが同時に売られた影響から、1ユーロ=1.3750ドル前後で方向感が出なかった。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁を始めECB当局者から発言が相次いだが、影響は限定的だった。

[2013-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。欧州株や時間外のダウ先物、ナイトセッションの日経平均先物が下落。ダウ平均も一時50ドル超安となったことを受けて、投資家のリスク志向低下を意識した円買い外貨売りが強まった。米10年債利回りが低下したことで、日米金利差縮小を見越した円買いドル売りも入った。もっとも、対ドルなどで上値の重さを確認すると引けにかけてはやや伸び悩んだ。一方、対ドルで豪ドル高が進んだ影響を受けたため、豪ドルに対して円は弱含んだ。

[2013-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで底堅い動き。米超党派委員会による予算協議が合意したと伝わり、円売りドル買いが先行した。市場では「国内輸入企業からの円売りドル買いが出た」との指摘もあった。もっとも、日経平均株価が軟調に推移した影響でリスク回避目的の円買いも入ったため、徐々に円は下値が堅くなった。

[2013-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。午後の日経平均株価が軟調に推移したことを受けて、リスク回避目的の円買いが先行した。引けにかけて日経平均が下げ渋ったため、いったんは円の上値が切り下がる場面も見られたが、引け後は再び円買いの動きが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物がさえない動きとなったことをながめ、全般に円買いが強まった。

[2013-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は資源国通貨に対して堅調。対ユーロで資源国通貨売りが活発化した影響から円高・資源国通貨安が進んだ。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利発表を控えて、持ち高調整目的の円買いNZドル売りが強まった面もあった。
 一方、円はドルやユーロに対して上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物の下落などを手掛かりに円買いユーロ売りが先行した。ただ、日経平均先物が下げ止まり、欧州株や時間外のダウ先物が底堅くすると円買い圧力が後退した。米長期金利の上昇が円売りドル買いを誘ったほか、ユーロ買い資源国通貨売りが加速するにつれて円安ユーロ高が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前週末の米雇用統計後に最初に下押しした水準である1ドル=102円40銭前後で下値の堅さが確認されると、102円67銭前後まで値を戻した。
・ユーロ円は1ユーロ=140円92銭前後まで下落した後、141円30銭台まで買い戻された。
・ユーロドルはもみ合い。資源国通貨に対してユーロとドルが同時に買われた影響から、1ユーロ=1.3770ドル前後で神経質な値動きとなった。クーレ欧州中央銀行(ECB)理事の話として「さらなる金融緩和を排除できない」「ユーロ圏経済は弱い」などと伝わったが、市場の反応は薄かった。

[2013-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感がなかった。米10年債利回りが上昇したことをながめ、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが先行。時間外のダウ先物が底堅く推移したことも円売りを誘った。もっとも、小高く始まったダウ平均が下げに転じたほか、ナイト・セッションの日経平均先物が210円下落するとリスク回避姿勢が高まり、円を買い戻す動きが強まった。その後、米10年債入札の結果が低調だったとの見方から米10年債利回りが上昇幅を拡大すると対ドルで円売りが再開。その他通貨に対しても円安が波及したが、米国株が引けにかけて140ドル超安まで下げ幅を拡大したため円の下値は堅かった。
 一方、NZドルに対しては伸び悩み。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利発表を控えて持ち高調整目的の円買いNZドル売りが優勢となったほか、軟調な株価を背景とした円買いも入った。もっとも、政策金利が発表されると円売りNZドル買いが強まった。政策金利は現行の2.50%のまま据え置かれ市場予想通りの結果となったが、ウィーラーRBNZ総裁が「2014年に景気刺激策を解除し始める見通し」「今後2年3カ月で政策金利を2.25%引き上げる必要」「NZのGDPは9月の四半期までの1年間で3%以上成長すると予想され、経済成長はかなりの勢いがある」などと、来年以降の利上げや金融緩和の解除について含みを持たせる発言をしたほか、経済成長について前向きな見解を示したことを受けた。

[2013-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで底堅い動き。市場では「大手米系証券や国内輸入企業、投信系などからの円売りドル買いが観測された」との指摘があり、やや円売りが先行。他の通貨に対しても売りが波及した。もっとも、日経平均株価が軟調に推移した影響もあって、円は次第に下げ渋る展開に。特に豪ドルに対しては全般に豪ドル売りが進んだこともあり、円買いの動きが目立った。
 なお、伊藤隆敏・公的年金の有識者会議座長は「GPIFのポートフォリオとガバナンスを同時に見直す必要がある」「メンバー全員が60%の国内債券の比率は高すぎるとの認識」などの見解を示したが、相場への影響は限定的だった。

[2013-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価が下げ渋ったことでリスク回避目的の円買いが一服。さらにナイトセッションの日経平均先物が強含んだため、徐々に円売り外貨買いの動きが強まった。一部報道で「伊藤隆敏・公的年金の有識者会議座長が主張している『GPIFの国内債券比率の引き下げを直ちに着手すべき』との方針を、GPIFを所管する厚生労働省幹部が受け入れる姿勢を示した」と伝わったことも、円売りを促した面があった。

[2013-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は豪ドルなどに対して一転下落。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したほか、「伊藤隆敏・公的年金の有識者会議座長が主張している『GPIFの国内債券比率の引き下げを直ちに着手すべき』との方針を、GPIFを所管する厚生労働省幹部が受け入れる姿勢を示した」との一部報道を受けて、円売りが活発化した流れを引き継いだ。ただ、日経平均先物が伸び悩み、欧州株が下げ幅を拡大すると投資家のリスク許容度が低下し円売り圧力が後退した。その後、スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が「豪ドル米ドルは0.8500米ドルに近づく必要」などと発言したことで、豪ドルなどに対して円高が加速した。
 一方、対ドルでは戻りが鈍い。日経平均先物の上昇を背景に円売りが先行した後、欧州株安を横目に円買い戻しが入った。その後、豪ドル米ドルの急落や予想を上回る11月米小売売上高を受けて円売りが優位となった。なお、前週分の米新規失業保険申請件数は予想より弱い内容となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=102円94銭前後まで値を上げたが、前日の高値102円95銭前後を上抜け出来ず102円60銭台まで失速した。その後、豪ドル米ドルの急落などを支えに買いが強まり、103円04銭前後まで持ち直した。豪ドル円は1豪ドル=93円28銭前後まで持ち直した後、92円14銭前後まで一転下落した。
・ユーロドルは軟調。1ユーロ=1.3803ドル前後まで小幅に上げたものの、前日の高値1.3811ドル前後に上値を抑えられると、頭の重さを嫌気した売りが優位となった。豪ドル米ドルの急落や強い米小売売上高も売りを誘い1.3750ドル前後まで下落した。(経済指標データ参照:米小売売上高のデータ推移)

[2013-12-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は豪ドルに対しては急伸。スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が「豪ドル米ドルは0.8500米ドルに近づく必要」「豪ドル安が経済を促進するために望ましい」なとど発言したことで円買い豪ドル売りが優位となった。
 一方、ドルやユーロなどその他の通貨に対して円は軟調。対豪ドルでドル高が進んだ影響を受けて円売りドル買いが強まったほか、11月米小売売上高が強い内容となり、米長期金利が上昇したことが円安ドル高につながった。シカゴマーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物が上昇幅を拡大すると、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方からさらに円を売る動きが強まった。

[2013-12-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。対ドルでは朝方から仕掛け的な円売りが観測されたほか、本日は週末の実質5・10日(五十日)とあって仲値に向けた円売りドル買いも進んだ。また、他の通貨にしても円売りが波及したため、円は総じてさえない動きに。売り一巡後はいったん下げ渋る場面も見られたが、午後の日経平均株価が上げ幅を拡大すると再び円売りの勢いが強まった。

[2013-12-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。午後の日経平均株価が上昇したことを支えに、仕掛け的な円売りが先行。早朝の欧州勢からの円売りも観測されて、損失覚悟の売り注文を断続的に誘発すると下げ幅を広げた。ただ、その後は円が下値を切り上げる展開に。対ドルや対ユーロで約5年ぶりの安値をつけた後とあって目先の利益を確定する目的の買い戻しが入ったほか、引けにかけて日経平均が伸び悩んだことも円全体を押し上げた。

[2013-12-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は堅調。特に新規の取引材料は伝わらなかったものの、週末や17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、対欧州通貨中心に利益確定の円買いが優位となった。米長期金利の低下が円買いドル売りを促したうえ、ナイトセッションの日経平均先物の下落も円全体を押し上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間の安値1ドル=103円36銭前後を下抜け103円04銭前後まで値を下げた。
・ポンド円は1ポンド=167円92銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは下げ渋り。ポンドドルの急落とともに前日の安値1ユーロ=1.3737ドル前後を下抜けて売りが強まった。一時1.3709ドル前後まで下げ足を速めた。ただ、1.3700ドル手前で下値の堅さを確認すると、米長期金利の低下やドル円の下落につれて1.3753-56ドルまで買い戻された。

[2013-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。対欧州通貨を中心に週末を前にしたポジション調整の円買いが先行。米10年債利回りが低下したことに伴い、日米金利差縮小を見越して対ドルで円高が進んだ。ナイトセッションの日経平均先物が120円下落したことも円全体を押し上げた。もっとも、円の先安観は根強くその後は日経平均先物が下げ幅を縮めたことも重しとなり伸び悩んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間につけた安値1ドル=103円36銭前後を下抜けて、一時102円99銭前後まで下落した。もっとも、103円割れの水準では押し目買い意欲が強く、その後は下値を切り上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=141円43銭前後まで下げ足を速めたが、売り一巡後は141円80銭台まで値を戻した。
・ユーロドルはもみ合い。米長期金利の低下を手掛かりにドル安が進んだ流れに沿って、1ユーロ=1.3753-56ドルまで値を上げた。その後はユーロ円が下落した影響を受けて一時1.3711-14ドルまで下押す場面があったが、本日安値の1.37085ドル前後を下抜けることは出来ず引けにかけて下げ渋った。

[2013-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。日経平均株価の200円超安や上海総合指数の下げ幅拡大に伴い、リスク回避目的の円買いが広がった。12月HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことで円買い豪ドル売りが強まったほか、市場では「マクロ系ファンドや米系短期筋、本邦輸出勢などから円買いドル売りが観測された」との声が聞かれた。

[2013-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。市場では「S&P500種株価指数先物がファットフィンガー(大台など注文の誤入力)で急落した」との噂が流れ、日経平均株価や上海総合指数も下げ幅を拡大。投資家のリスク許容度が低下し円買いが活発化した。一巡すると手掛かり材料難からしばらく方向感を欠いたが、欧州勢の参入に伴い円売りが強まった。アジア時間に円買いを進めた向きが反対売買を迫られたほか、欧州株やナイトセッションの日経平均先物が底堅く推移したことも円全体を押し下げた。
 なお、対ユーロでは12月仏製造業サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことを手掛かりに円買いが強まる場面があったが、勢いは長続きしなかった。その後発表された独ユーロ圏の12月製造業PMI速報値は予想を上回った半面、12月サービス部門PMI速報値は予想を下回り、強弱入り混じる内容となった。

[2013-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は弱含み。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株式相場が堅調に推移したことを受けて、全般に円売りが先行した。特に欧州通貨が強含んだこともあり、円もユーロやポンドに対してはさえない動きとなった。一方、ドルに対してはやや方向感の乏しい動き。欧州勢の参入で売りが進んだものの、その後は米鉱工業生産指数などの重要指標を前に様子見ムードが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=103円17銭前後まで上げたが、その後は103円ちょうど付近で伸び悩み。
・ユーロ円は21時30分前に1ユーロ=142円12銭前後まで上昇する場面があった。
・ユーロドルはしっかり。欧州通貨買いの流れに沿って1ユーロ=1.3800ドル前後まで値を上げた。もっとも、11日高値の1.3811ドル前後が意識されると、その後は上値が重くなった。

[2013-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して一進一退。欧州時間序盤から対ドルでユーロ高が進んだことにつれて円売りユーロ買いが先行。ただ、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「政策は必要な限り緩和的を維持する」「経済リスクは下サイド」などと発言すると円は強含んだ。170ドル超上昇して始まったダウ平均が伸び悩んだことも円買いを誘った。引けにかけては再び対ドルでユーロ買いが強まったため伸び悩んだ。
 一方、ドルに対してはもみ合い。ユーロなど欧州通貨絡みの取引が中心となったほか、17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢が強く、相場は方向感が出なかった。この日発表された米経済指標は強弱入り混じる結果だったため、相場への影響は限られた。

[2013-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。17-18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが広がるなか、170円近く上昇した日経平均株価が高値圏で動意を欠いたこともあり、相場は方向感が出なかった。
 なお、豪準備銀行(RBA)議事要旨では「金利の据え置きが賢明だが、利下げの可能性は排除しない」「豪ドルは著しく下がったが、引き続き不快なほど高い」などの見解が示された。また、豪政府は2014-15年の成長率見通しや2013-14年の財政赤字を下方修正。米格付け会社ムーディーズが「豪州の国内総生産(GDP)見通しや財政赤字はクレジットネガティブ」との見解を示したが、豪ドル相場への影響は限定的だった。

[2013-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日経平均株価の上げ幅縮小をながめ円買いが散見されたが、手掛かり材料に乏しく追随する動きは見られなかった。17-18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見を決め込む参加者も多く、相場はこう着感が目立った。

[2013-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨で強含み。11月英消費者物価指数(CPI)や11月英卸売物価指数(PPI)コア指数が予想を下回ったことで全般にポンド売りが進んだ流れに沿って、円も対ポンドでは堅調に推移した(経済指標データ参照:英消費者物価指数(CPI)の推移グラフへ英卸売物価指数(PPI)コア指数の推移グラフへ)。一方、ドルに対しては方向感の乏しい動きだった。11月米CPIが予想を下回ったことで米長期金利が低下し、一時円買いドル売りが入る場面もあったが反応は限定的。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、総じて様子見ムードが強かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=102円87銭前後まで下げたが売りも続かず、103円ちょうど前後を挟んだもみ合いに終始。本日のNYカット(日本時間24時)に行使期限を迎えるまとまった規模のオプションが103円ちょうどに観測されている影響で動きづらかった。
・ポンド円は英指標結果が伝わると売りが進み、一時1ポンド=167円40銭前後まで下押し。もっとも、その後は昨日安値の167円35銭前後が意識されて下げ渋った。
・ユーロドルはさえない。ポンドドルの下げにつれて21時過ぎに1ユーロ=1.3746ドル前後まで下落した。ただ、昨日のニューヨーク時間安値である1.3741ドル前後が目先の下値目処として意識されたため、その後は次第に下値も堅くなった。

[2013-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にポジション調整目的の円買い外貨売りが優勢に。米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが強まったほか、ダウ平均が弱含んだことも円買いを誘った面があった。もっとも、米長期金利の低下を手掛かりに対ドルで欧州通貨が強含むと、つれる形で円もユーロやポンドに対して伸び悩んだ。
 なお、11月米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回ったが、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は予想を上回る結果となったため、相場への影響は限られた。

[2013-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。安倍晋三首相が明日、日本アカデメイア主催の講演で経済成長戦略について説明するとの期待感から、日経平均株価が250円超上昇。投資家のリスク許容度が急速に高まり、円売りが優位となった。市場では「ロンドンネームや本邦輸入勢から円売りドル買いが持ち込まれた」との声も聞かれた。

[2013-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は安値圏でもみ合い。日経平均株価の急伸に伴い午前は円売りが優勢となったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて次第に様子見気分が強まった。日経平均株価は引けにかけて300円を超す上げ幅となったが、円売りでの反応は目立たなかった。18時の12月独Ifo企業景況感指数や18時30分の英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨(12月4-5日分)、11月英雇用統計などを待つ状態だ。

[2013-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ポンドで軟調。11月英雇用統計の失業者数やILO方式による8-10月の英失業率が予想より強い結果となり、全般にポンド買いが強まった流れに沿った(経済指標データ参照:イギリス失業保険申請件数(前月比)のデータ推移へイギリスILO方式失業率のデータ推移へ)。一方、ユーロに対しては円が強含む展開に。対ポンドでユーロ安が進んだことに伴い、円買いユーロ売りが出た。
 なお、ドルに対してはもみ合い。欧州通貨絡みの取引が中心だったため、総じて方向感に乏しかった。11月米住宅着工件数や11月米建設許可件数が予想を上回ったことで米長期金利が上昇し、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが進む場面もあったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、反応は一時的だった(経済指標データ参照:米住宅着工件数のデータ推移へ米建設許可件数のデータ推移へ)。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=103円ちょうど前後を挟んだもみ合い。22時30分過ぎには昨日高値の103円12銭前後を上抜けて103円20銭前後まで買われたものの、買いの勢いも長続きしなかった。
・ポンド円は強い英雇用統計を手掛かりにした買いが進み、一時1ポンド=168円87銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは弱含み。16時30分前に1ユーロ=1.37785ドル前後まで上昇する場面が見られたものの、昨日高値の1.37825ドル前後が意識されると伸び悩み。ユーロポンドが下落したことにつれたほか、米長期金利の上昇も相場の重しになり、22時30分過ぎには1.3732ドル前後まで下押しした。

[2013-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は売り優勢。米10年債利回りが上昇したことを受けて円売りドル買いが先行。11月米住宅着工件数や11月米建設許可件数が市場予想を上回ったことも円安ドル高につながり、その他の通貨に対しても円安が波及した。
 米連邦準備理事会(FRB)は18日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。MBSの購入を現在の月間400億ドルから350億ドルに縮小し、長期国債の購入を現在の450億ドルから400億ドルに縮小すると決定したことが伝わると、米長期金利の急上昇とともに対ドルで円売りが優勢に。その後に米長期金利が失速し低下に転じると円を買い戻す動きが強まったものの反応は一時的だった。声明で「失業率が6.5%を下回ってからかなりの時間が経過しても、特にインフレ見通しが2.0%を下回り続けている場合、FF金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲で維持する公算」と緩和的な金融政策の継続姿勢が改めて示されたことでダウ平均が300ドル近くの大幅高となったほか、再び米長期金利が急速に上昇したため円売りが活発化した。

[2013-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻された。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、対ドル中心に円売りが優勢となった反動が出た。利益確定の円買いが広がったほか、市場では「本邦輸出勢から断続的な円買いドル売りが観測された」との指摘があった。

[2013-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日経平均株価が引けにかけて300円超上昇したため、午前からの利益確定の円買いに歯止めが掛かった。ただ、新規の取引材料に乏しかったうえ、日本アカデメイアが主催する安倍晋三首相の講演を18時に控えて次第に様子見ムードが広がった。

[2013-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は弱含み。欧州株式相場が高く始まったことをながめ、投資家のリスク許容度拡大を意識した円売り外貨買いが先行した。対ドルでは米長期金利の上昇を受けて日米金利差拡大を見越した円売りも進み、その他の通貨に対しても円売りの動きが波及。もっとも、前週分の米新規失業保険申請件数が予想よりも弱い結果となり、米長期金利の上昇が一服すると円売りの勢いもやや後退した。
 なお、安倍晋三首相は「消費税は上がるが景気を着実に回復させていく」「来年も強い経済を取り戻すことが政権の最優先」などの見解を示したが、目立った反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分前にアジア時間につけた高値の1ドル=104円37前後に迫る水準まで上昇。ただ、弱い米雇用指標の発表後はやや伸び悩んだ。
・ユーロ円も一時1ユーロ=142円70銭付近まで値を上げる場面が見られた。
・ユーロドルは弱含み。1ユーロ=1.3680ドル前後でのもみ合いが続いていたが、米長期金利の上昇で全般にドル買いが強まると、本日安値の1.3650ドル前後に迫る水準まで下落した。

[2013-12-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。時間外の米10年債利回りが上昇したことをながめ、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが先行。つれる形でその他の通貨に対しても円売りが強まった。ただ、前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことが伝わると徐々に下値を切り上げた。一方で、さらに円を買い戻すには手掛かり材料に乏しく、次第に値動きが細った。

[2013-12-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。本日は週末の5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けた円売りドル買いが先行。市場では「米系銀行や証券会社の円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。仲値後は円買い戻しが入る場面もあったが、本邦輸入勢など実需筋中心に戻り売り意欲が強かった。また、対ユーロで資源国通貨買いが強まった影響から円安資源国通貨高も進んだ。
 なお、日銀は19-20日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決めたと発表。市場の予想通りの結果となったため、相場の反応は薄かった。

[2013-12-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は神経質な値動き。対ドルで国内大手証券の円売りが観測されたものの、バリアオプションの防戦買いも厚く売買が交錯した。日経平均株価のプラス圏浮上を手掛かりにバリアオプションを突破して円売りが強まったが、勢いは続かず持ち高調整の円買い戻しが見られるなど、神経質な値動きとなった。

[2013-12-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて、日米金利差拡大を見越した売りが出た。7-9月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率4.1%増と市場予想平均の3.6%増より強い結果となったことも重し(経済指標データ参照:米国内総生産(GDP)確定値の推移グラフへ)。また、対ユーロでは全般にユーロ高が進んだ影響でさえない動きとなった。
 一方、カナダドルに対してはしっかり。11月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことを背景にカナダドルが全面安となった影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=104円64前後と2008年10月6日以来の高値を更新。
・カナダドル円は一時1カナダドル=97円37銭前後まで売りに押された。
・ユーロドルは戻りが鈍い。17時前に1ユーロ=1.3625ドル前後まで下げる場面があったが、11月29日の高値1.3622ドル前後が目先の下値目処として意識されると買い戻しが優勢となった。20時前には1.3664ドル前後まで反発。もっとも、市場では「1.36ドル台後半には断続的に売り注文が並んでいる」との指摘もあり、その後は再び1.3630ドル付近まで売りに押された。

[2013-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は買い戻し。時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが先行。7-9月期の米国内総生産(GDP)確定値が強い内容だったことも円安ドル高につながった(経済指標データ参照:米国内総生産(GDP)確定値の推移グラフへ)。ただ、その後は一転して円を買い戻す展開に。米10年債利回りが低下に転じたことに伴って対ドルで円高が進んだほか、週末を前にポジション調整の円買いも優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=104円64銭前後と2008年10月6日以来の高値をつけた後は、103円85銭前後まで売りが進んだ。前日安値の103円77銭前後が目先の下値目処として意識されるとやや下げ渋った。
・ユーロ円は1ユーロ=142円73銭前後まで上昇したものの、その後は一転して142円12銭前後まで下落した。
・ユーロドルは伸び悩み。強い米指標を受けて1ユーロ=1.3631-34ドルまで下げた後は、米長期金利が低下したことをきっかけにドル安が進んだ流れに沿った。前日高値の1.3694ドル前後を上抜けて、一時1.3710ドル前後まで買い戻された。もっとも、1.3750ドルにかけて観測されている売り注文が意識されたため1.37ドル台での滞空時間は短かった。

[2013-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して小動き。前週末のNY市場でポジション調整の円買いが進んだ流れを引き継いだ。ただ、本日は天皇誕生日の祝日で東京市場が休場で市場参加者が少ないなか、上値は限定的だった。一方、欧州通貨に対してはもみ合い。朝方は円買いが先行したものの、対ドルで欧州通貨買いが強まるとつれる形で円安・欧州通貨高が進んだ。もっとも、一段の円安を進める材料にも乏しくその後は徐々に下値を切り上げた。

[2013-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対してもみ合い。東京市場が休場のため、午前に引き続き値動きは鈍った。時間外の米10年債利回りが低下したことを受けて日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが入る場面があったが、円の先安観は根強く上値は限られた。一方、豪ドルに対しては弱含み。先週からの豪ドル買い戻しの流れを引き継ぎ円安豪ドル高が進んだ。もっとも、下値の堅さを確認すると次第に下げ渋った。

[2013-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。海外勢が実質的なクリスマス休暇に入っている向きも多く、全般に動意が乏しかったものの、NY勢の参入後にややドル売りが強まった影響を受けた。もっとも、上値では円の戻り売り圧力も根強く、買い一巡後は上げ幅を縮めた。
 一方、カナダドルに対しては軟調。対ドルなどでカナダドル買いが強まったことにつれたほか、10月カナダ国内総生産(GDP)が強い結果となったことも重しだ。
 なお、米商務省が発表した11月米個人所得は前月比0.2%増と市場予想平均の0.5%程度増を下回ったが、個人消費支出(PCE、季節調整済み)や食品とエネルギーを除いたコアのPCEデフレーターは予想通りの結果となった(経済指標データ参照:カナダ国内総生産(GDP)のデータ推移グラフへ米個人所得のデータ推移グラフへ個人消費支出(PCE、季節調整済み)のデータ推移グラフへPCEデフレーターのデータ推移グラフへ)。米経済指標に対する相場の反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=103円78銭前後まで下落したが、19日安値の103円77銭前後が意識されると103円95銭付近まで買い戻された。
・カナダドル円は22時30分過ぎに1カナダドル=98円11銭前後と5月31日以来の高値をつけた。
・ユーロドルは底堅い。18時10分過ぎに1ユーロ=1.36745ドル前後まで下げる場面があったが、その後はドル売りの流れに沿って徐々に下値を切り上げる展開に。22時10分過ぎには1.3704ドル前後と前週末高値の1.3710ドル前後に迫る水準まで値を上げた。

[2013-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。全般ドル安が進んだ流れに沿って円買いドル売りが先行したものの、その後失速した。米長期金利が上昇したことで、日米金利差拡大を見込んだ円売りドル買いが出た。米国株の上昇を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが出た面もあった。
 もっとも、東京市場が祝日で休場となったうえ、海外勢が実質的にクリスマス休暇に入っているため商いは低調だった。

[2013-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日本株高を見越した円売りが先行したほか、対ドルでは「仲値に向けた円売りが出た」「大手国内証券から円売りが観測された」と指摘する市場関係者がいた。日経平均株価が160円近く上昇し、2007年12月以来の1万6000円台回復となったことも円売りを後押しした。

[2013-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻された。日経平均株価が引けにかけてマイナス圏に沈む場面があり、投資家が運用リスクを取りにくくなるとして円買い戻しが広がった。ただ、手掛かり材料に乏しかったうえ、海外勢が実質クリスマス休暇入りしており、追随する動きは見られなかった。

[2013-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は弱含み。時間外の米長期金利が上昇したことを受け、対ドルでは日米金利差拡大を意識した売りが出た。また、対ドルでの円売りは他の通貨に対しても波及。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が強含んだことも円売り外貨買いを促した。もっとも、一巡後はダウ先物などが伸び悩んだ影響もあって下げ渋っており、一方的に円売りが進む展開にはなっていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は朝方につけた安値の1ドル=104円11銭前後に迫る場面もあったが、その後は104円36銭前後まで反発。ポンド円は17時30分過ぎに1ポンド=170円14銭前後まで下げた後、一転して買い戻しが優勢に。
・ポンドが全面高となった流れに沿って170円80銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはもみ合い。方向感に乏しく1ユーロ=1.3680ドル前後を挟んだレンジ内でのもみ合いとなった。米長期金利の上昇などを背景に一時1.36725ドル前後まで下押ししたが、昨日安値の1.3669ドル前後が意識されると下げ渋った。

[2013-12-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。11月米耐久財受注額や11月米新築住宅販売件数など、予想を上回る米経済指標が相次いだことから円売りドル買いが出たものの追随する動きはなく下値は限られた。クリスマス前日で米株式債券市場が短縮取引となったため、市場参加者が減少し商いは閑散だった。

[2013-12-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。東京以外の主要市場がクリスマスで休場とあって流動性が極端に低下しており、相場は方向感を欠いた。日経平均株価の60円超高を背景に円売りが散見される場面もあったが、追随する動きは見られていない。

[2013-12-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。日本株式の受け渡しが来年になることで、日経平均株価の上昇を期待した円売りが先行した。市場では「海外勢から円売りドル買いが入った」「仲値に向けた円売りドル買いが観測された」との声が聞かれたほか、日経平均株価の170円超高も円全体を押し下げた。仲値後は円売り圧力が後退したほか、日経平均株価の上げ幅縮小に伴う円買い戻しが見られたが、戻りは限られた。

[2013-12-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日経平均株価が引けにかけて底堅く推移したことなどを手掛かりに、円売り圧力がやや高まった。ただ、手掛かり材料に乏しかったうえ、欧州市場がボクシングデーの休場で流動性が低下しており、追随する動きは見られなかった。

[2013-12-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。ボクシングデーの祝日で欧州の主要市場が休場だったこともあり、方向感を欠いた動きだった。ポンドなど欧州通貨が対ドルで強含んだことに伴い、円売り欧州通貨買いがやや進んだものの、手掛かり材料に乏しい中で円の下押しも限定的だった。
 なお、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数は33万8000件と市場予想平均の34万5000件程度より強い結果となったが、相場への反応は限定的だった(経済指標データ参照:米新規失業保険申請件数の推移グラフへ)。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=104円70銭台でのもみ合い。
・ユーロ円は20時30分前に1ユーロ=143円52銭前後と2008年10月6日以来の高値をつけたが、その後は伸び悩んだ。
・ユーロドルは小高い。18時過ぎに1ユーロ=1.3700ドル前後まで値を上げたものの、一段の買いを誘う材料がなかったこともあり、一巡後は1.3690ドル台でのもみ合いに。市場では「24日の高値1.3715ドル前後や23日の高値1.3717ドル前後が上値の目処として意識されている」との指摘があった。

[2013-12-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は小動き。欧州市場が休場となったうえ、クリスマス明けで市場参加者が少なく商いは低調だった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことで、円売りドル買いが出る場面もあったが反応は限定的だった。

[2013-12-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。大手国内証券から円売りドル買いが持ち込まれたほか、仲値に向けて実需筋などの円売りドル買いが観測され、全般円安が進んだ。ただ、仲値後は円売り圧力が後退。小高く始まった日経平均株価が100円超下落したことも円買い戻しを誘い、下値が切り上がった。

[2013-12-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は欧州資源国通貨に対してさえない。日経平均株価が引けにかけてプラス圏に浮上し、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが出た。また、クリスマス休暇明けの欧州勢が欧州資源国通貨に対してドル売りで参入すると、つれる形で円安欧州通貨高や円安資源国通貨高が進んだ。
 一方、円はドルに対してじり高。全般ドル売り圧力が高まった流れに沿って、円高ドル安がじわりと進んだ。ただ、戻りを売りたい向きも多く上値は限られた。

[2013-12-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨で売りが優勢。ユーロなど欧州通貨が対ドルで堅調に推移したことにつれて、円売り欧州通貨買いが強まった。また、対ドルでも円はさえない。時間外の米10年債利回りが2011年7月以来の高水準まで上昇し、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに1ドル=104円65銭前後まで下落したものの、20日の高値104円64銭前後が目先の下値目処として意識されると下げ渋り。その後は欧州通貨などに対して円売りが進んだ流れに沿ったほか、米長期金利の上昇を手掛かりにした買いも入り、22時過ぎには105円台を回復した。
・ユーロ円は買い優位。ユーロ買いが強まったことに伴い、1ユーロ=145円65銭前後と2008年10月3日以来の高値をつけた。もっとも、買い一服後は利食い売りに押されて145円ちょうど付近まで上値を切り下げた。
・ユーロドルは買い優位。アジア系中銀から断続的な買いが持ち込まれると、目先のストップロスを誘発して上げ幅を拡大した。18日につけた直近高値の1ユーロ=1.3812ドル前後を上抜けると買いが加速し、一時1.38925ドル前後と2011年10月31日以来の高値を更新。ただ、一巡後は急ピッチで値を上げたことに対する反動から売りが進み、22時過ぎには1.3806ドル前後まで押し戻される場面もあった。

[2013-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては弱含んだ。対欧州通貨などでドルが買い戻された流れに沿って、円安ドル高が進行。米10年債利回りが一時3.0186%前後と2011年7月以来の高水準を付けたことも円の重しとなった。
 一方、ドル以外の通貨に対しては下値が堅かった。欧州オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。市場では「年末に向けたドル需要が意識された」との指摘があり、一時1ドル=105円19銭前後と2008年10月6日以来の高値を付けた。一方、ユーロ円は上値が重かった。
・ユーロドルが上昇したタイミングで一時1ユーロ=145円67銭前後と2008年10月3日以来の高値を付けたが、ユーロドルが失速すると次第に弱含んだ。一時144円36-41銭まで下押ししている。
・ユーロドルは行って来い。アジア系中銀の買いが観測されたほか、バイトマン独連銀総裁が「インフレ圧力が高まった場合は適時利上げの必要」と発言したことでユーロ買いが先行。重要なレジスタンスとして意識されていた10月25日高値1ユーロ=1.3833ドル前後を上抜けるとストップロスを誘発し、一時1.3894ドル前後と2011年10月31日以来の高値を更新した。ただ、そのあとは一転売りが優勢に。短期間で大幅に上昇した反動が出たほか、全般ドル買い戻しが進んだ流れに沿って一時1.3730-33ドルまで下押しした。

[2013-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。週明けから日本株高を見越した円売りドル買いが先行した。仲値に向けた実需の円売りドル買いも進んだほか、日経平均株価が年初来高値を更新したことも円相場の重しとなった。もっとも、日本株が買い一巡後に伸び悩んだため、円売りの勢いも徐々に後退。市場では「国内輸出企業からの円買いも散見された」との指摘があった。

[2013-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価が年初来高値を更新するなど堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いが進んだ。また、対ドルでは米10年債利回りが3.0%台を回復したことに伴って、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いも入った。

[2013-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。米長期金利の低下や欧州株の下落に伴い円買いドル売りが先行。対ユーロでポンド売りが強まった影響から円高ポンド安も目立った。ただ、円の戻りを売りたい向きが多く上値は限られた。ショイブレ独財務相が独ビルト紙とのインタビューで「低金利政策を永遠に続けることはできない」との見解を示し、円売りユーロ買いが進むにつれて円全体が押し下げられた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円12銭前後まで値を下げた後、105円26銭前後まで買い戻される場面があった。
・ユーロ円は1ユーロ=144円80銭前後でのもみ合いから145円03銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。米長期金利の低下やショイブレ独財務相の見解を手掛かりにユーロ買いドル売りが活発化した。1ユーロ=1.3789ドル前後まで値を伸ばした。

[2013-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対してはやや強含んだ。アジアの取引時間帯に、2008年10月6日以来の安値を付けた反動でポジション調整に伴う円買いドル売りが先行。予想を下回る米住宅指標や米長期金利の低下も円買いドル売りを誘った。
 一方、ドル以外の通貨に対しては上値が重かった。欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。

[2013-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。昨日の海外時間に米長期金利が低下したことで円買いが強まった影響が残った。また、欧州通貨に対しても円はしっかり。ポンドなど欧州通貨が全般にさえない流れとなったことに沿って、円買い欧州通貨売りが進んだ。

[2013-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ポンドで軟調。欧州勢の参入後にポンドが全面高となった流れに沿って売りが強まった。また、対ドルでも円はさえない。東京市場が休場で市場参加者が減少したため、しばらくは方向感を欠いた動きだったが、時間外の米10年債利回りが上昇したため、次第に日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢となった。一方、ユーロに対しては底堅い動き。対ポンドでユーロが下落した影響から円買いユーロ売りが入った。市場では「欧州勢からの年末に向けたポンド買いが観測された」との指摘があった。

[2013-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円はポンドに対して下げ渋り。市場では「欧州勢から年末に向けたポンド買いが観測された」との声が聞かれ、円売りポンド買いが活発化した。ただ、一巡すると急ピッチでの下落に対する反動が出て円買い戻しが進んだ。
 一方、ユーロやスイスフランに対して強含み。年末とあって流動性が低下するなか、ややまとまったスイスフラン売りが持ち込まれ、スイスフランなどに対して円高が進んだ。
 なお、その他の通貨に対してはもみ合い。ドルに対して市場では「本日のNYカット(日本時間24時)に行使期限を迎えるまとまった規模のオプションが設定されており、小幅な値動きに収れんしやすい」との指摘があった。また、短縮取引となる英株式指数の方向感も出ておらず、持ち高調整目的の小口取引に終始した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はオプションが設定されている1ドル=105円ちょうど前後でのもみ合いが続いた。23時の10月米ケース・シラー住宅価格指数、23時45分の12月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、24時の12月米消費者信頼感指数を待つ状態だ(経済指標データ参照:米ケース・シラー住宅価格指数のデータ推移グラフへ米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)のデータ推移グラフへ米消費者信頼感指数のデータ推移グラフへ)。スイスフラン円は1スイスフラン=117円75銭前後まで下落した。
・ユーロドルは下げ渋り。
・ユーロポンドの下落につれて1ユーロ=1.3760ドル前後まで売りが先行した。ただ、一目均衡表転換線が位置する1.3759ドル前後が下値の目処として意識されると、次第に1.3770ドル前後で動意を欠いた。その後、「欧州中央銀行(ECB)フィキシング(日本時間22時15分)に絡んだ買いが入った」との声があり、1.3795ドル前後まで値を戻した。

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