為替・株式・商品マーケット概要

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 2017年3月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2017年3月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2017年3月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2017-03-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は行って来いの展開だった。米商務省が発表した10-12月期の米国内総生産(GDP)改定値が予想を下回ったことが分かると円買いドル売りが先行。市場では「月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測された」との指摘もあり、しばらくは底堅く推移した。ただ、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が「3月利上げを真剣に協議すると予想」と述べたと伝わると、一転円売りドル買いが優勢に。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「利上げの主張はより説得力のあるものになっている」「Fairly soon(かなりすぐに)は近い将来を意味する」と発言すると全般ドル買いが活発化し円は下げ幅を広げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2017年3月 発言・ニュース

[2017-03-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は行って来いの展開だった。米商務省が発表した10-12月期の米国内総生産(GDP)改定値が予想を下回ったことが分かると円買いドル売りが先行。市場では「月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測された」との指摘もあり、しばらくは底堅く推移した。ただ、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が「3月利上げを真剣に協議すると予想」と述べたと伝わると、一転円売りドル買いが優勢に。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「利上げの主張はより説得力のあるものになっている」「Fairly soon(かなりすぐに)は近い将来を意味する」と発言すると全般ドル買いが活発化し円は下げ幅を広げた。

[2017-03-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。日経平均株価が一時240円超高まで上げるなど堅調に推移したほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことも対ドルなどで売りを促した。トランプ米大統領の議会演説前から持ち高調整の買いが入る場面も見られたが、一時上昇幅を縮めていた米長期金利が再び上昇すると売りが再開。市場では「議会演説を波乱なく消化したことも投資家心理の改善につながった」との指摘もあるなか、総じて上値の重い動きとなった。なお、トランプ米大統領は「崩れつつある米国のインフラを刷新する」「国境の壁の建設を予定より早期に始める」などの見解を示した。

[2017-03-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午後の日経平均株価が一時300円近く上昇し、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面があった。

[2017-03-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は弱含み。米3月利上げへの思惑が高まるなか、アジア時間からのドル高の流れを引き継ぎ円売りドル買いが強まった。米10年債利回りが上昇したほか、ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が堅調に推移したことも円相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円88銭前後と2月16日以来の高値を付けた。
・ユーロ円は1ユーロ=119円95銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはさえない。1ユーロ=1.05233ドル前後まで値を下げた。米早期利上げ期待から米長期金利の上昇とともにドル高が進んだ流れに沿った。

[2017-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。米3月利上げの可能性が改めて意識されるなか、日欧市場で円安ドル高が進んだ流れを引き継いで始まった。2月米ISM製造業景気指数が57.7と予想の56.2を上回ったことも円売りドル買いを誘った。ただ、そのあとは短期間で下落したあとだけに持ち高調整目的の円買いドル売りが入り下げ幅を縮めた。もっとも、ダウ平均が一時350ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が230円上昇したこともあって戻りも限られた。

[2017-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が一時270円超高まで上げるなど堅調に推移したことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが強まった。対ドルではブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事が「利上げはすぐに適切になりそうだ」との見解を示したことで、日米金利差拡大を意識した売りも出た。株価の上昇が一服したことで下げ渋る場面も見られたが、その後は再び株高が進んだ影響から売りが再開するなど総じてさえない動きとなった。

[2017-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。午前からの流れを引き継いで全般に円売りが優勢となった。午後の日経平均株価が上昇幅を縮めたことで一時下げ渋る場面も見られたが、欧州勢の参入後は売りが再開。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面があった。

[2017-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。米3月利上げへの期待感が高まるなか、円売りドル買いが先行。一巡後はしばらくもみ合いが続いたが、米10年債利回りが上昇したことで再び円は値を下げた。前週分の米新規失業保険申請件数が22万3000件と市場予想平均の24万5000件程度より強い結果だったことも重しとなった。一方、オセアニア通貨に対してドル高が進んだ影響を受けたため、対オセアニア通貨で円は底堅く推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円43銭前後まで上昇。
・豪ドル円は1豪ドル=86円77銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは弱含み。前日安値の1ユーロ=1.05144ドル前後を下抜けて1.05085ドル前後まで値を下げた。米早期利上げ期待を背景に全般ドル高が進んだ流れに沿った。

[2017-03-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては軟調だった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことで円売りドル買いが先行。パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事が「グローバルリスクは弱まった」「インフレ目標に近づいている」「3月利上げは協議の対象」などと述べると、3月の米利上げ観測が一段と高まり円売りドル買いが活発化した。一方、円はドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州通貨やオセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア売りが入った。

[2017-03-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。足もとで円安が進んだ反動から利益確定目的の買いが散見されたほか、日経平均株価がさえない動きとなったことも相場の下支えとなった。もっとも、対ドルでは米早期利上げ観測を手掛かりにした売り意欲も根強く、一方的に買いが進む展開にもならなかった。

[2017-03-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午後の日経平均株価が170円超安まで下げ幅を広げるなか、リスク回避目的の円買い外貨売りが先行した。もっとも、上値では戻りを売りたい向きも多く、徐々に上げ幅を縮小。欧州勢の参入後はやや売りが優勢となった。

[2017-03-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで売り優勢。仏大統領選の世論調査でマクロン氏の支持率が初めてルペン氏を上回ったことをきっかけにユーロ高が進むと円売りユーロ買いが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物が90円上昇したことも円を押し下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円53銭前後まで値を上げたが、前日高値の114円59銭前後が目先のレジスタンスとして意識されると買いが一服。
・ユーロ円は1ユーロ=120円87銭前後まで上値を伸ばした。
・ポンド円は弱い2月英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)を受けて1ポンド=139円61銭前後まで下落したが、その後は持ち直している。
・ユーロドルはしっかり。前日高値の1ユーロ=1.05517ドル前後を上抜けて1.05709ドル前後まで上昇した。仏政局不安の後退を受けてユーロ高が進んだ流れに沿った。

[2017-03-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は一転上昇。3月の米利上げがほぼ織り込まれるなか、2月米ISM非製造業指数が57.6と予想の56.5を上回ったことで円売りドル買いが先行。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「経済が予想通り進展すれば3月利上げは適切」と述べたと伝わると、円売りドル買いがさらに進んだ。ただ、そのあとは「材料出尽くし」として円買いドル売りが優勢に。米長期金利が急速に上げ幅を縮めたことも相場の支援材料となった。市場では「イエレンFRB議長の講演を終えたほか、週末とあってポジション調整目的の円買いドル売りが入った」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は失速。3時過ぎに一時1ドル=114円75銭前後まで値を上げたものの、その後失速。6時過ぎに一時113円82銭前後まで急速に値を下げた。
・ユーロ円は底堅い動き。ユーロ高ドル安につれた円売りユーロ買いが出て一時1ユーロ=121円18銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはしっかり。仏大統領選の世論調査でマクロン氏の支持率が初めてルペン氏を上回ったことを受けて仏政局不安が後退。ユーロ全面高の展開となった。イエレンFRB議長の発言が伝わると一時1ユーロ=1.05429ドル付近まで売られる場面もあったが、下押しは限定的だった。米長期金利の低下とともにユーロ買いドル売りが優勢となり、一時1.06244ドル前後と日通し高値を付けた。

[2017-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。前週末の引けにかけて買いが進んだ流れを引き継いだ。いったんは上値を切り下げる場面も見られたが、下値の堅さを確認すると日経平均株価が一時130円近く下げた影響もあって再び買い戻しが優勢に。半面、上値では戻りを売りたい向きも多く、一方的に買いが進む展開にはならなかった。

[2017-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後はやや買いが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物が下落したほか、時間外の米10年債利回りが低下したことも買いを誘った面があった。

[2017-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで下値が堅い。欧州勢参入後にユーロ高が進んだ流れに沿って円売りユーロ買いが先行したが、「仏大統領選にジュペ元首相は出馬せず」と報じられると一転してユーロを売る動きが進んだため円は反発した。一方、その他の通貨に対しては伸び悩み。時間外の米10年債利回りが低下したほか、ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことで円買いが強まったが、米金利低下や株安が一服すると次第に上値が重くなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円57銭前後まで下げたが、一巡後は下げ渋り。
・ユーロ円は1ユーロ=120円台後半まで買いが先行した後120円36銭前後まで一転下落した。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢参入後に買いが進み、前週末高値の1ユーロ=1.06244ドル前後を上抜けて1.0640ドル前後まで値を上げた。ただ、仏政局不安が再燃すると一転して1.0577ドル前後まで失速した。

[2017-03-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。ナイトセッションの日経平均先物が持ち直したほか、米10年債利回りが上昇に転じたため円売りドル買いがじわりと強まった。ドルが対ユーロなどで上昇した影響も受けた。なお、ナバロNTC(国家通商会議)委員長が「日本には極めて高い非関税貿易障壁がある」と述べたと伝わると円買いドル売りが入る場面もあったが、反応は一時的だった。

[2017-03-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。手掛かり材料は乏しかったものの、安く始まった日経平均株価が下げ渋ったことで次第に円売り外貨買いが進んだ。もっとも、下値では利益確定の買い戻しも散見されており、総じて売りの勢いも限られた。

[2017-03-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。目立った手掛かり材料には乏しかったものの、下値の堅さを確認したことで欧州勢の参入後は買いが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物が下落し、リスク回避目的の買いに押された面もあった。

[2017-03-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が下落して始まったことを背景に円買いが先行したが、上値は限定的だった。その後は株価が持ち直したほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて対ドルを中心に円は上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日高値の1ドル=114円13銭前後を上抜けて114円15銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=120円40銭前後まで下げた後はやや下げ渋っている。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロクロスの上昇につれて買いが先行し1ユーロ=1.06026ドル前後まで上昇した。ただ、その後はドル円の買い戻しや米長期金利の上昇に伴って1.05582ドル前後まで売りに押された。

[2017-03-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことで円売りドル買いが先行したものの、ダウ平均が下落したことから一本調子で円安ドル高が進む展開にはならなかった。市場では「今週末の2月米雇用統計や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを控えて、大きな方向感が出にくい状況だ」との声が聞かれた。

[2017-03-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が軟調に推移するなか、リスク回避目的の円買い外貨売りの動きが進んだ。対ドルではいったん上値を切り下げる場面もあったが、時間外の米10年債利回りが小幅に低下するなか、総じて底堅く推移した。

[2017-03-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。午後の日経平均株価が戻りの鈍い動きとなったことでリスク回避の買いが先行したが、上値の重さを確認すると伸び悩む展開に。欧州時間に入ってまとまった売りが持ち込まれると徐々に上げ幅を縮小した。

[2017-03-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は売り優位。時間外の米10年債利回りが上昇したことをきっかけにアジア時間に進んだ円高の流れを巻き戻す動きが優勢となった。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことも円売りにつながったほか、英政府が2017年の成長率見通しを1.4%から2.0%に上方修正したことで対ポンドで円は下落。また、2月ADP全米雇用リポートで政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比29万8000人増と市場予想平均の18万9000人程度増を大幅に上回ったことが伝わると円安ドル高が活発化した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日高値の1ドル=114円15銭前後を上抜けて114円65銭前後まで急伸。
・ポンド円は1ポンド=138円45銭前後から139円50銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは弱含み。米長期金利の上昇を背景に売りが先行。良好な米雇用指標発表後には1ユーロ=1.0535ドル前後まで値を下げた。

[2017-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、下げ渋った。2月ADP全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比29万8000人増と予想の18万9000人程度増を大幅に上回ったため円売りドル買いが先行。米10年債利回りが一時2.5818%前後と昨年12月20日以来の高水準を付けたことも相場の重しとなった。ただ、そのあとは下値の堅さが目立った。WTI原油先物価格の急落などを背景に対資源国通貨などで円高が進んだほか、ダウ平均の下落などを意識した円買いが入った。

[2017-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価が一時90円近く上昇したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。対ドルでは仲値にかけての売りも散見されたが、一巡後は日経平均が上げ幅を縮めたことで徐々に下値を切り上げた。

[2017-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価が底堅く推移したことをながめ、全般に円売り外貨買いが進んだ。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも相場の重しとなった。

[2017-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。時間外の米10年債利回りやナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを背景に対ドルを中心に円売りが強まった。もっとも、その後に米10年債利回りが低下に転じたほか、株価が伸び悩むと次第に下値を切り上げた。原油先物相場の下落でカナダドルなどに対する円買い圧力も高まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日高値の1ドル=114円75銭前後を上抜けて114円93銭前後まで上昇したが、2月15日高値の114円95銭前後が目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。カナダドル円は1カナダドル=84円66銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは強含み。米長期金利の上昇を背景に1ユーロ=1.05249ドル前後まで下げたが、その後はユーロクロスの上昇につれる形で1.05697ドル前後まで反発した。なお、欧州中央銀行(ECB)は9日に開いた定例理事会で政策金利を予想通り据え置いたことを発表したが、発表後の値動きは限定的となっている。

[2017-03-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米10年債利回りが一時2.6071%前後と昨年12月16日以来の高水準を付けたことで、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが優勢となった。ナイトセッションの日経平均先物が110円上昇したことも相場の重しとなった。

[2017-03-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が一時260円超上げるなど堅調に推移するなか、投資家のリスク志向改善を見越した売りが強まった。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが昨年12月15日以来の水準まで上昇したことも売りを促した面があった。

[2017-03-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。午後の日経平均株価が一時300円超高まで上げ幅を広げるなか、円売り外貨買いが出た。また、ナイトセッションの日経平均先物が小高く推移していることも相場の重しになった。

[2017-03-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。アジア時間からの円安ドル高の流れを引き継ぎ序盤には弱含んだが、その後は2月米雇用統計を控えて全般様子見ムードが広がり、安値圏での推移が続いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=115円49銭前後まで値を上げ、その後は次第に高値圏で値動きが細った。
・ユーロ円も1ユーロ=122円56銭前後まで買われた後はもみ合いとなっている。
・ユーロドルは強含み。ユーロクロスの上昇につれる形で買いが先行し、前日高値の1ユーロ=1.0615ドル前後を上抜けて1.06194ドル前後まで値を上げた。

[2017-03-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は買い戻しが進んだ。米労働省が発表した2月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比23万5000人増と予想の前月比20万人増を上回ったものの、同時に発表された平均時給が前月比0.2%増と予想の前月比0.3%増を下回ったため円買いドル売りで反応した。米10年債利回りが低下したことも円買いドル売りを誘った。ロス米商務長官が「日本との2国間の通商協定は優先度が高い」と述べ、早期の交渉入りに意欲を示したことも相場の支援材料。一方、ユーロに対しては軟調だった。「欧州中央銀行(ECB)は量的緩和(QE)終了前に利上げが可能かどうか協議した」との一部報道をきっかけにユーロ買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時1ドル=115円50銭前後まで上げたものの、その後失速。5時過ぎに114円66銭前後と日通し安値を付けた。
・ユーロ円は底堅い動き。1時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=122円83銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはECB内でQE終了前の利上げ論が浮上したことが明らかとなりユーロ全面高の展開となった。米長期金利の低下に伴う買いも入り一時1ユーロ=1.06991ドル前後と2月9日以来の高値を付けた。

[2017-03-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。上値では本邦実需勢の円売りドル買い注文が観測されたほか、米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いが出てじりじりと値を下げた。ただ、14-15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを前に一本調子で下落する展開にはならなかった。

[2017-03-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。朝方からやや円売りが先行したが、日経平均株価の小幅安や米10年債利回りの低下を横目に買い戻しが進んだ。もっとも、さらに買いを進める材料も見当たらず伸び悩むなど方向感が出なかった。

[2017-03-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はポンドに対して堅調。メイ英首相が近くEUに正式離脱を通告するとの思惑が広がるなか、ポンド安が加速した流れに沿って買いが強まった。一方、ドルに対しては軟調。ポンドドル中心にドル買い圧力が高まったほか、米10年債利回りの低下幅縮小やナイトセッションの日経平均先物の上昇も売りを後押しした。

[2017-03-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は堅調。メイ英首相が近く欧州連合(EU)に対して正式に離脱を通告するとの思惑が広がるなか、対ポンドで円買いが優勢となった。また、「サウジアラビアが原油生産量を引き上げるとOPECに通知した」との一部報道を受けて原油先物相場が急落すると対カナダドルでも円は急速に値を上げた。また、対ドルでも下値が堅い。全般ドル高が進んだほか、ナイトセッションの日経平均先物の上昇を受けて円売りが先行したが、米長期金利の低下や株価の失速などを背景に買い戻しが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=115円19銭前後まで上昇したが、一巡後は伸び悩み。
・カナダドル円は1カナダドル=85円11銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルはじり安。ポンドドルの下落につれて売りが先行したほか、ユーロ円が売られた影響も受けて1ユーロ=1.06261ドル前後まで下押しした。

[2017-03-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロやカナダドルに対して上昇した。サウジアラビアの増産報告をきっかけに原油先物価格が急落すると、資源国通貨とされるカナダドルに売りが出た。ユーロに対しては、明日のオランダ下院選への警戒感から円買いが優勢となった。円はドルに対してはやや強含んだ。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りが入ったほか、ダウ平均や日経平均先物の下落を受けた円買いドル売りが入った。

[2017-03-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日本株安を見越す形で買いが先行したが、本日は5・10日(五十日)にあたり仲値に向けて売りが持ち込まれた。日経平均株価の下げ渋りも重しとなったほか、原油先物相場が反発したことで対資源国通貨中心に売りが進んだ。

[2017-03-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はポンドに対して軟調。欧州勢の参入に伴いポンドが全面高となった流れに沿って売りが加速した。その後反動が出て下げ渋ったが、次第に方向感が出なくなった。一方、ドルに対しては底堅い。ポンドドル中心にドル売り圧力が高まった影響を受けた。米10年債利回りの低下も相場の支え。

[2017-03-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は対ドルで伸び悩み。時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に円買いが先行したが、2月米小売売上高(自動車を除く)や2月米消費者物価指数(CPI)、3月NY連銀製造業景気指数が予想を上回る結果だったことが伝わると上値を切り下げた。また、オセアニア通貨でも円は軟調。対ドルや対ユーロでオセアニア通貨高が進んだ流れに沿って円売りオセアニア通貨買いが強まった。一方、ポンドに対しては行って来い。欧州勢参入後にポンドが全面高の展開となり、円は急速に値を下げた。ただ、11-1月の英週平均賃金が市場予想を下回ったためポンドは失速し円の買い戻しが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円57銭前後まで下げたが、前日安値の114円53銭前後が目先のサポートとして意識されると下げ渋った。NZドル円は1NZドル=79円76銭前後まで上値を伸ばした。
・ポンド円は序盤に買いが活発化し、前日高値の1ポンド=140円43銭前後を上抜けて140円61銭前後まで急伸したが、その後は139円60銭台まで売りに押された。
・ユーロドルは上値が重い。ポンドドルの上昇につれる形で1ユーロ=1.06394ドル前後まで買われたが、上値は限定的。ユーロ豪ドルなどユーロクロスが下落した影響から1.06075ドル前後と朝方に付けた安値1.06029ドル前後に迫る水準まで下押しした。

[2017-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は急伸した。米連邦準備理事会(FRB)は14-15日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の0.50-0.75%の範囲から0.75-1.00%に引き上げることを決めたと発表。市場の予想通りの結果となった。ただ、2017年末のFF金利見通し(中央値)を1.375%に据え置いたほか、18年末についても2.125%に維持した。今後の利上げ幅を今回と同じ0.25%とすると今年あと2回、18年に3回の利上げを示したことになる。市場の一部では「金利見通しの引き上げ」を期待した向きもあっただけに米金利の急低下とともに円買いドル売りが広がった。イエレンFRB議長が定例記者会見で「金融政策は利上げ後も緩和的であり続ける」「年3回の利上げは緩やかなペースだと確実に言える」などと述べると、円高ドル安がさらに進んだ。

[2017-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。日経平均株価の120円超安が買いを誘ったほか、対豪ドルでは低調な2月豪雇用統計を受けた買いも強まった。ただ、日経平均株価がプラス圏に浮上すると円買い圧力も後退した。日銀は15-16日に開いた金融政策決定会合で現行の金融政策の据え置きを決定したが、総じて影響は限定的だった。

[2017-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日銀金融政策決定会合で金融政策の維持が決定された後、しばらく方向感が出なかったが次第に買いが進んだ。欧州勢からまとまった買いが持ち込まれると上値を伸ばしたが、戻りを売りたい向きも多くすぐに失速した。

[2017-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。欧州勢が円買いで参入したが追随する動きは見られず、すぐに戻りを売る動きが優勢に。米10年債利回りが上昇したことで日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが強まった。また、イングランド銀行(BOE、英中央銀行)が予想通り政策金利と資産買取プログラムの現状維持を発表したが、同時に発表された英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨で「フォーブスMPC委員が0.25%利上げを主張」「数人のメンバーは比較的早期の引き締めが必要になるだろう」との見解が示されると対ポンドで円は急落した。なお、前週分の米新規失業保険申請件数や2月米住宅着工件数などこの日発表された米経済指標は強弱入り混じる内容だったこともあり、相場への影響は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円91銭前後まで下落したが、その後は買い戻しが入り本日高値の113円54銭前後に迫る場面があった。
・ポンド円は1ポンド=140円19銭前後まで急速に値を上げた。
・ユーロドルは下値が堅い。米長期金利の上昇に伴って1ユーロ=1.07056ドル前後まで売りが先行。ただ、その後はユーロNZドルなどの買い戻しやポンドドルが急伸した影響を受けて1.0730ドル台まで下値を切り上げた。

[2017-03-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円はポンドやユーロに対して下落した。英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨で、委員の間で利上げ論が浮上していることが示されると円売りポンド買いが優勢となった。ユーロに対しては、欧州の政治リスクへの警戒が和らいだことで円売りが先行。ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「利上げは軌道上にある」「政策金利の前に預金金利を引き上げる可能性」と述べたと伝わると、円売りユーロ買いが加速した。一方、ドルに対してはもみ合いだった。ダウ平均や日経平均先物の下落につれた円買いドル売りが入った半面、米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いが出たため相場は方向感が出なかった。ムニューシン米財務長官が「長期的なドル高は良いこと」と述べたことも意識された。

[2017-03-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価の下げ渋りが売りを誘ったほか、本日は連休前の実質5・10日(五十日)にあたり仲値に向けた売りも出た。前日にノボトニー・オーストリア中銀総裁が「利上げは軌道上にある」と発言したことを引き続き意識した円売りユーロ買いも見られた。

[2017-03-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して買い一服。米10年債利回りの低下を背景に買いが入ったが、ポンドドルやユーロドルでドル高が進むと上値が切り下がった。一方、ポンドやユーロに対しては堅調。ポンドドルやユーロドルの下落につれた買いが活発化した。

[2017-03-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に円高ドル安が先行。仏大統領選の世論調査でルペン氏がリードを広げたことがわかると対ユーロを中心に円買いが優勢となった。

[2017-03-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。17-18日の20カ国地域(G20)財務相中央銀行総裁会議への関心が高まるなか、米長期金利の低下に伴う円買いドル売りが優勢となった。3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値は予想を上回ったものの、同時に発表された期待インフレ率が2.2%と過去最低値を更新したことも円買いドル売りを誘った。なお、G20財務相中央銀行総裁会議に出席するため訪独した麻生太郎副総理兼財務金融相はこの日、ムニューシン米財務長官と初めて会談し「為替の急変は世界経済の安定に悪影響を与える」との考えで一致した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は軟調。前日の安値1ドル=112円91銭前後を下抜けて一時112円57銭前後と2月28日以来の安値を付けた。
・ユーロ円も前日の安値1ユーロ=121円14銭前後を下抜けて一時120円82銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは上値が重かった。欧州の取引時間帯には一時1ユーロ=1.07825ドル前後まで買われる場面があったが、仏大統領選の世論調査でルペン氏がリードを広げたことがわかると1.07276ドル前後まで押し戻された。極右台頭が懸念されていたオランダ下院選は無事通過したものの、仏大統領選などの欧政情不安がくすぶりユーロ売りが出やすい地合いとなっている。

[2017-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小高い。目立った手掛かり材料はなかったものの、対ユーロなどでドル売りが出た影響から買いが先行した。半面、上値では戻りを売りたい向きも多く、積極的に買いを進める展開にはならなかった。春分の日の祝日で東京市場が休場ということもあり、総じて様子見ムードも強い。

[2017-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。時間外の米10年債利回りの低下を背景に対ドルで欧州通貨高やオセアニア通貨高が進み、つれて円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが強まった。一方、対ドルで円は神経質な動き。ドル売りの流れに沿って買いが入る場面も見られたが、上値では依然として戻り売り圧力も強く、やや方向感を欠いた。

[2017-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は方向感がない。時間外の米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りが先行したものの、一巡後は米10年債利回りが上昇に転じたことで徐々に上値を切り下げた。一方、米金利が再び低下したため下押しも限られている。なお、エバンズ米シカゴ連銀総裁は「今年は3回の利上げの可能性が十分にある」と発言した一方、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「経済指標は横ばいであり、利上げを急ぐ必要はない」などと語ったと伝わった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円46銭前後まで下げた後112円89銭前後まで持ち直したが、戻りは鈍い。
・ユーロ円は1ユーロ=121円43銭前後まで上昇したが、その後は伸び悩んでいる。
・ユーロドルは上値が重い。米長期金利の低下を手掛かりに買いが先行し、1ユーロ=1.07774ドル前後まで上昇したが、前週末高値の1.07825ドル前後が目先のレジスタンスとして意識されると1.0740ドル台まで売りに押された。

[2017-03-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動きだった。ポンドに対しては英国の欧州連合(EU)離脱に対する懸念が再燃したことで円買いが入ったほか、ユーロに対しては仏大統領選などの欧政情不安を背景に円買いが進んだ。また、ドルに対しては米長期金利の低下などを手掛かりに円買いが優勢となった。なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するエバンズ米シカゴ連銀総裁は「今年は3回の利上げの可能性が十分にある」などと述べたほか、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「労働市場は完全に回復していない」「FF金利引き上げの前にバランスシートを縮小すべき」などと述べたと伝わった。

[2017-03-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転下落。日経平均株価の180円超安を横目に買いが先行したが、市場では「本邦勢からの売りが断続的に観測された」との指摘があり失速した。先に買いを進めた向きが反対売買を迫られたうえ、日経平均株価が30円超安まで下げ幅を縮めたことも売りを後押し。対ドルでは米10年債利回りの上昇に伴う売りも見られた。

[2017-03-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。対ドルでは米10年債利回りの上昇を背景にじわりと売りが進んだ。また、ユーロクロスの上昇に伴い対ユーロでの売りが目立ったほか、他の通貨に対しても売りが波及した。

[2017-03-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円はポンドやカナダドルに対して軟調。2月英消費者物価指数(CPI)や2月英小売物価指数(RPI)が市場予想を上回る結果だったことで円売りポンド買いが優勢となったほか、1月カナダ小売売上高が強い内容だったためカナダドルに対して円は下落した。一方、ドルに対しては下値が堅い。時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて売りが先行したが、その後は対欧州通貨を中心にドル売りが強まった影響から次第に下値を切り上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円86銭前後まで上昇したが、前日高値の112円89銭前後が目先の上値目処として意識されると112円40銭台まで売りに押された。
・ポンド円は1ポンド=140円42銭前後。
・カナダドル円は1カナダドル=84円80銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは堅調。欧州勢参入後に買いが強まり、前日高値の1ユーロ=1.07774ドル前後を上抜けた。その後も良好な英インフレ指標を受けたポンドドルの上昇につれる形で一時1.08121ドル前後と2月2日以来の高値を付けた。

[2017-03-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円はしっかり。ダウ平均が250ドル超下落し、ナイトセッションの日経平均先物が360円下げると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが優勢となった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り相場を押し上げた。カナダドルなど資源国通貨などに対しては、原油先物価格の下落を意識した円買いが入った。

[2017-03-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。海外勢から仕掛け的な買いが先行すると、損失覚悟の買い注文を巻き込み上値を伸ばした。日経平均株価が350円超安から下げ渋ると調整売りに押し戻されたが、北朝鮮のミサイル発射報道などを嫌気して日経平均株価が410円超安まで下げ幅を拡大。つれる形で買いが再開した。

[2017-03-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価が430円近い下げ幅となりリスク回避目的の買いが広がった。欧州勢がドル売りで参入したうえ、米10年債利回りが低下すると円高ドル安が進行。ナイトセッションの日経平均先物の60円安も円全体を押し上げた。

[2017-03-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は底堅い。時間外の米10年債利回りが低下したことに伴って円買いドル売りが入ったほか、ナイトセッションの日経平均先物が下落したこともリスク回避の円買いにつながった。米10年債利回りが上昇に転じると伸び悩む場面があったが、米金利が再び低下すると買いが再開した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円02銭前後と昨年11月23日以来の安値を更新。ユーロ円は1ユーロ=119円80銭前後まで下落した。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢が買いで参入し1ユーロ=1.08187ドル前後まで値を上げたが、前日高値の1.08193ドル前後を前に上値を抑えられると1.07761ドル前後まで失速。ただ、米長期金利の低下を支えに1.08ドル台を回復した。

[2017-03-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。オバマケア代替法案を巡り与党共和党内で調整が難航するなか、ダウ平均が一時90ドル近く下落。ナイトセッションの日経平均先物も150円下げたため、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが優勢となった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り相場を押し上げた。ポンドに対しては、ロンドンの英国会議事堂付近でテロ事件が発生したことを受けて円買いが強まる場面があった。

[2017-03-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。「米ホワイトハウスが保守派の支持を求めてヘルスケア法案の見直しを検討している」との一部報道が伝ると法案通過への不透明感が後退し、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いの動きが広がった。日経平均株価が底堅く推移したことも相場の重しとなったほか、対ドルでは「国内実需勢からの売りも観測された」との指摘があった。

[2017-03-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。下値の堅さを確認したことで買い戻しが先行。ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだこともあり、欧州勢の参入後はややリスク回避目的の買いが強まった。

[2017-03-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は堅調。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことで円買いが先行するなどアジア時間からの流れが継続。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となり時間外の米10年債利回りが低下に転じたほか、米下院共和党がオバマケア代替法案関連の会合を延期すると発表したことでダウ先物が下落するとリスク回避の円買いが加速した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日安値の1ドル=110円74銭前後を下抜けて110円63銭前後と昨年11月22日以来の安値を付けた。
・ユーロ円も1ユーロ=119円33銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは弱含み。対資源国通貨などでドル高が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.07681ドル前後まで下押しした。もっとも、米長期金利の低下を支えにその後は下げ渋っている。

[2017-03-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は神経質な動き。「米下院共和党はオバマケア代替法案関連の会合を延期」との報道が伝わると、リスク回避的な円買いドル売りが先行。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことも円買いドル売りを誘った。ただ、「米下院共和党はオバマケア代替法案について95%合意」との報道を受け、オバマケア代替法案を巡る過度の警戒感が後退するとダウ平均が一時90ドル超上昇。2月米新築住宅販売件数が予想を上回ったことも円の重しとなり、しばらくは弱含んだ。もっとも、引けにかけてはオバマケア代替法案の採決が明日に延期されたことで、ダウ平均が失速。再び円買いドル売りが優勢となっている。

[2017-03-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。米下院共和党の指導者が「24日午後にヘルスケア法案を採決する方針である」と発表すると、決議の目処が立ったとの思惑が広がり、投資家のリスク回避姿勢が後退。小安く始まった日経平均株価が210円超高まで買い戻されるにつれて徐々に売りの流れが強まったほか、市場では「本日は週末の実質5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りが観測された」との指摘もあった。一方、円はオセアニア通貨などに対して下値の堅い動き。株高を支えに売りが強まる場面もあったが、対ドルでオセアニア通貨安が進むと、つれて円買いオセアニア通貨売りが入った。

[2017-03-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。午後の日経平均株価が底堅く推移した影響を受けたほか、本邦勢からの戻り売りが観測されたこともあってさえない展開となった。もっとも、その後は欧州勢が買いで参入したこともあって下げ幅を縮小。ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだため、次第に下値が堅くなった。

[2017-03-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・316

[2017-03-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は乱高下。ムニューシン米財務長官が「ドル高は米経済への信頼を反映」と述べたほか、ブラード米セントルイス連銀総裁が「FRBはバランスシート縮小に向けてよい位置にある」と語ったことを受けて、円売りドル買いが先行した。ただ、オバマケア代替法案を巡り与党共和党内で調整が難航し、法案が否決されるとの見方が浮上するとダウ平均が一時120ドル超下落。ナイトセッションの日経平均先物も150円下げたため、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが膨らんだ。もっとも、米下院共和党がオバマケア代替法案を巡る採決を中止すると、ダウ平均が急速に下げ幅を縮小したため再び円売りドル買いが優勢となった。市場ではオバマケア代替法案撤回について「次の課題に向けて前進すると期待。税制改革に取り組み、そのあとはインフラ法案だろう」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は4時30分前に一時1ドル=110円63銭前後と昨年11月22日以来の安値を付けたものの、オバマケア代替法案の採決中止が伝わると111円34銭付近まで買い戻された。
・ユーロ円は底堅い動き。4時30分前に一時1ユーロ=119円64銭近辺まで下げたものの、引けにかけては買い戻しが優勢に。取引終了間際に一時120円24銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルは一進一退。ドル円が下落したタイミングで一時1ユーロ=1.08182ドル前後と日通し高値を付けたものの、ドル円が持ち直すと失速した。ドル円中心の相場となったため、ユーロドル自体の方向感は出なかった。

[2017-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。トランプ米政権の政策運営に対する先行き懸念が意識されるなか、リスク回避目的の買いが先行した。日経平均株価が一時330円超安まで下げ幅を広げたことも相場の支えとなったほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが大幅に低下したことを受けた買いも入った。

[2017-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢がドル売りで参入した影響から徐々に買いが進んだ。時間外の米10年債利回りが低下幅を広げたことも相場の支えになった面がある。一方、円は対欧州通貨では上値の重い動き。アジア時間は株安を背景に底堅く推移していたが、欧州勢の参入後に対ドルで欧州通貨高が進むと、つれて円売り欧州通貨買いが出た。

[2017-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は底堅い。米10年債利回りの低下を背景に円買いドル売りが進行。ナイトセッションの日経平均先物が失速したほか、欧州株や時間外のダウ先物が戻りの鈍い展開となったことも円買いを誘った。なお、ユーロに対しては弱含み。ドル全面安の地合いに沿ってユーロドルが上昇。ユーロクロスも堅調に推移した影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円12銭前後と昨年11月18日以来の安値を更新。
・ユーロ円は1ユーロ=120円10銭台まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。米長期金利の低下に伴い全般ドル安が進んだほか、ユーロクロスの上昇につれた買いが強まった。昨年11月11日以来の高値となる1ユーロ=1.0906ドル前後まで上値を伸ばした。

[2017-03-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。トランプ政権の政策運営をめぐる不透明感から投資家のリスク回避姿勢が強まり、円買いドル売りが先行。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入った。ただ、現物の米国株が底堅く推移したほか、ナイト・セッションの日経平均先物が190円上昇すると一転円売りドル買いが優勢となった。米長期金利が低下幅を縮めたことも円の重し。

[2017-03-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日経平均株価が一時210円超高まで上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、仲値後には年度末に絡んだ本邦輸出勢からの買いが入ったため、次第に下値も堅くなった。

[2017-03-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日経平均株価が一時210円超高まで上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、仲値後には年度末に絡んだ本邦輸出勢からの買いが入ったため、次第に下値も堅くなった。

[2017-03-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。欧州勢の参入後に円買いが進む場面があったものの、時間外の米10年債利回りが上昇に転じた影響もあって徐々に上値は重くなった。一方、円は対ポンドではさえない。目立った手掛かり材料はなかったが、欧州勢の参入後に円売りポンド買いが出た。英政府による欧州連合(EU)離脱通告を明日に控えてポンドには思惑的な動きが出ているようだ。

[2017-03-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物がマイナス圏に沈んだほか、ナイトセッションの日経平均先物の100円安を受けてリスク回避目的の買いが広がった。対ドルでは米10年債利回りの低下に伴う買いも見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円22銭前後まで下落。
・ユーロ円も1ユーロ=119円70銭前後まで弱含んだ。
・ユーロドルはもみ合い。新規の取引材料に乏しく1ユーロ=1.0855ドル前後での持ち高調整が続いた。円絡みの取引が中心となった面もある。なお、23時には3月米消費者信頼感指数や3月米リッチモンド連銀製造業景気指数の発表を控えている。

[2017-03-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。ナイトセッションの日経平均先物が110円下げたほか、米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りが先行したものの、そのあとは一転下落した。ダウ平均が一時180ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が180円上げたため、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ円売りドル買いが優勢となった。米10年債利回りが上昇に転じたことも円の重しとなった。フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長がCNBCとのインタビューで「今年、あと2回の利上げは妥当」と述べたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するカプラン米ダラス連銀総裁が「段階的な利上げを望む」などと発言するとドル買いが加速した。

[2017-03-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日のNY市場で円安ドル高が進んだ流れを引き継ぎ円は売られて始まった。一巡後は持ち高調整の動きから下げ渋る場面があったが、戻りは限定的。市場では「前日のNY市場の動向を見て戻りを売りたい向きが増えた」との声が聞かれている。

[2017-03-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで堅調。午前に安値を付けた後は一転して持ち高調整の買い戻しが優勢に。欧州勢参入後にユーロ安が進むと一段と上昇した。一方、ドルに対しては方向感がない。時間外の米10年債利回りが小幅に低下し、ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことに伴う買いが入った半面、本邦実需勢を中心に戻り売り意欲が強いため上値も重かった。

[2017-03-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。ナイトセッションの日経平均先物の120円安を背景に買いが先行。「3月のECB理事会での出口に関するメッセージは出口へのステップではない。誤って解釈されている可能性がある」との報道を受けて対ユーロ中心に買いが強まった。対ドルでは米長期金利の低下に伴う買いも見られた。ただ、株安が一服すると持ち高調整の売りに押された。南アランドに対しては「ゴーダン南ア財務相を解任するズマ大統領の計画は3党の党首に反対された」と報じられたことで売りが加速した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円72銭前後まで下げた後、111円台を回復した。
・ユーロ円は1ユーロ=119円02銭前後まで急落した後、119円30銭台まで下げ渋った。
・南アランド円は2月9日以来の安値となる1南アランド=8円43銭前後から8円60銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルはさえない。ECB絡みの報道を受けたユーロ安の流れに沿って1ユーロ=1.07401ドル前後まで下げ足を速め、その後の戻りも鈍かった。

[2017-03-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。ナイトセッションの日経平均先物が120円下落したことを受けて円買いドル売りが先行。ユーロに対しては、「欧州中央銀行(ECB)は出口(政策転換)に慎重」との一部報道をきっかけに円買いが優勢となった。ただ、日経平均先物が下げ幅を縮めると徐々に上値を切り下げた。ローゼングレン米ボストン連銀総裁が「今年4回の利上げは緩やかな軌道と整合する」「FOMCは正常化加速を検討すべき」などと述べたことも円相場の重しとなった。

[2017-03-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。月末・年度末を控えて本邦実需勢から円売りドル買いが観測されたほか、5・10日(五十日)とあって仲値にかけても円安ドル高が進んだ。もっとも、実需のフローが一巡すると徐々に下げ渋った。

[2017-03-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が一時170円超下落したことでリスク回避の円買いが進行。時間外の米10年債利回りが一時低下に転じたことで円高ドル安が進んだほか、欧州勢参入後にユーロ安が進んだ影響で円買いユーロ売りも優勢となった。

[2017-03-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。本邦実需勢からの売り意欲が強いなか、欧州序盤に買いを進めた向きが反対売買を迫られた。10-12月期米GDP確定値が予想を上回ったことがわかると、米10年債利回りの上昇とともに円売りドル買いで反応。ナイトセッションの日経平均先物も持ち直したことで円全体が押し下げられた。その後、「トランプ米大統領は為替操作国へのペナルティを模索している」との報道が伝わると買い戻しが強まった。一方、南アランドに対しては売り優位。南アフリカ共産党(SACP)が「ゴーダン財務相を解任するというズマ大統領の計画に反対」との声明を発表したほか、「ズマ南アフリカ大統領がゴーダン南ア財務相を解任するという条件の元で来年に辞任することを検討している」との一部報道を受けてランド買いが加速した流れに沿った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円52銭前後まで上げた後、111円ちょうど付近まで失速した。
・南アランド円は1南アランド=8円67銭前後まで買い上げられた。
・ユーロドルは下げ渋り。弱い3月独CPI速報値や強い米GDP確定値を受けてユーロ売りドル買いが広がった。1ユーロ=1.07208ドル前後まで値を下げた。ただ、トランプ米大統領絡みの報道を受けてドル円が下落すると、つれる形で1.0750ドル台まで切り返した。

[2017-03-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。「トランプ米政権は為替操作国に制裁を科す可能性」との報道を受けて円買いドル売りが強まる場面もあったが、反応は一時的だった。本邦実需勢の円売りドル買い意欲が旺盛な中で、10-12月期米国内総生産(GDP)確定値が予想を上回ったことを材料に円売りドル買いが出やすい状況だった。ダウ平均が一時90ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が130円上げたことで、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ円売りドル買いが出やすい面もあった。

[2017-03-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。本日は年度末月末とあって仲値に向けてまとまった円売りドル買いが持ち込まれた。一巡後は国内輸出企業からの買いが入り下げ渋る場面があったが、日経平均株価が140円超上昇したため戻りは限られた。

[2017-03-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。市場では「国内機関投資家から日本株にまとまった売りが持ち込まれた」との指摘があり、日経平均株価が引けにかけて150円超下落するとリスク回避の円買いが強まった。もっとも、追随する動きは見られず、欧州勢参入後は徐々に伸び悩んだ。

[2017-03-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は底堅い。ナイトセッションの日経平均先物の上昇を背景に売りが先行したが、勢いは続かなかった。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「金融政策を引き締める緊急性は強くない」と発言すると、米10年債利回りの低下とともに円買いドル売りが優位に。日経平均先物も上げ幅を縮めたことで円全体が押し上げられた。なお、カナダドルに対しては下げ渋り。1月カナダ国内総生産(GDP)が予想を上回ったことで円売りカナダドル買いが強まったが、日経平均先物の上げ幅縮小を横目に買い戻された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円04銭前後まで上げる場面もあったが、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言を受けて111円56銭前後まで下落。
・カナダドル円は1カナダドル=83円70銭前後から84円21銭前後まで持ち直したが、84円ちょうど前後を割り込んだ。
・ユーロドルはもみ合い。3月ユーロ圏HICP速報値が予想を下回ったこともあり、1ユーロ=1.06974ドル前後から1.06702ドル前後まで失速したが、下値も限られた。総じて1.0685ドル前後での神経質な動きとなった。

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