為替・株式・商品マーケット概要

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 2015年8月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2015年8月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2015年8月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2015-08-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して伸び悩み。4-6月期米雇用コスト指数が前期比0.2%上昇と予想の0.6%上昇を大幅に下回ったほか、内訳の賃金・給与も前期比0.2%上昇と前回の0.7%上昇を大きく下回ったことがわかると、米早期利上げ観測が後退する形でドルが全面安に。米10年債利回りの急低下とともに円買いが加速した。その後、市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて月末絡みのドル買いが持ち込まれた」との声が聞かれたほか、週末を控えてドル買い戻しが進み上げ幅を縮小した。 なお、7月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は予想を上回ったものの、7月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)は予想を下回り強弱まちまちの結果となった。一方、ユーロに対しては行って来い。5月カナダ国内総生産(GDP)を受けてユーロカナダドルが急伸したうえ、弱い米雇用指標を材料にユーロドルも上値を試す展開となり円売りが活発化した。その後、ユーロドルが一転下落すると円買い戻しが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=124円37銭前後から123円52銭前後まで売り込まれた。ただ、一目均衡表雲上限の123円34銭前後が下値の目処として意識されると124円台を回復した。ユーロ円は1ユーロ=137円35銭前後まで買い上げられた後、136円ちょうど付近まで一転下落した。
・ユーロドルは行って来い。低調な米雇用指標やユーロカナダドルの急伸を背景に1ユーロ=1.11145ドル前後まで急速に上げ幅を広げた。ただ、1.11ドル台で上値の重さを確認すると一転売りが優勢に。ロンドンフィキシングで全般ドル高が進んだうえ、先に買いを進めた短期筋が反対売買を迫られる形で1.0960ドル台まで下げ足を速めた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2015年8月 発言・ニュース

[2015-08-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して伸び悩み。4-6月期米雇用コスト指数が前期比0.2%上昇と予想の0.6%上昇を大幅に下回ったほか、内訳の賃金・給与も前期比0.2%上昇と前回の0.7%上昇を大きく下回ったことがわかると、米早期利上げ観測が後退する形でドルが全面安に。米10年債利回りの急低下とともに円買いが加速した。その後、市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて月末絡みのドル買いが持ち込まれた」との声が聞かれたほか、週末を控えてドル買い戻しが進み上げ幅を縮小した。 なお、7月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は予想を上回ったものの、7月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)は予想を下回り強弱まちまちの結果となった。一方、ユーロに対しては行って来い。5月カナダ国内総生産(GDP)を受けてユーロカナダドルが急伸したうえ、弱い米雇用指標を材料にユーロドルも上値を試す展開となり円売りが活発化した。その後、ユーロドルが一転下落すると円買い戻しが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=124円37銭前後から123円52銭前後まで売り込まれた。ただ、一目均衡表雲上限の123円34銭前後が下値の目処として意識されると124円台を回復した。ユーロ円は1ユーロ=137円35銭前後まで買い上げられた後、136円ちょうど付近まで一転下落した。
・ユーロドルは行って来い。低調な米雇用指標やユーロカナダドルの急伸を背景に1ユーロ=1.11145ドル前後まで急速に上げ幅を広げた。ただ、1.11ドル台で上値の重さを確認すると一転売りが優勢に。ロンドンフィキシングで全般ドル高が進んだうえ、先に買いを進めた短期筋が反対売買を迫られる形で1.0960ドル台まで下げ足を速めた。

[2015-08-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。時間外の米10年債利回りの上昇を背景に全般ドル高が進んだ流れに沿って円売りが先行。日経平均株価が一時190円近く下落したことで円を買い戻す動きが出たものの、その後は手掛かり材料難から次第に値動きが鈍った。7月Caixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.8と市場予想平均の48.3を下回ったが、豪ドル相場も目立った反応は見られなかった。

[2015-08-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでやや弱含み。時間外のダウ先物や日経平均先物が上昇したことを受けて円売りドル買いがじわりと強まった。もっとも、その後に株価が失速したこともあり一方的に円安が進む展開にはなっていない。一方、カナダドルに対しては堅調。前週末に発表された5月カナダ国内総生産(GDP)が低調だったことを受けた円高カナダドル安の流れが継続。足もとの原油安も引き続きカナダドル相場の重しとなった。

[2015-08-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。時間外の米長期金利や日経平均先物などの上昇を受けて売りが先行した。もっとも、下値では買いも入るなど一方的に売りが進む展開にはなっていない。なお、6月米個人所得は前月比0.4%増と市場予想の0.3%程度増を上回ったものの、6月米個人消費支出(PCE、季節調整済み)や6月米PCEコアデフレータは市場予想通りの結果となった。また、日本時間23時に公表予定であった7月米ISM製造業景気指数は22時20分過ぎに複数の通信社から発表されており、52.7と市場予想の53.5を下回った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時30分過ぎに1ドル=124円26銭前後まで上昇したものの、前週末高値の124円37銭前後が意識されると124円05-08銭前後まで伸び悩み。
・ユーロ円は21時30分過ぎに1ユーロ=136円ちょうど前後まで値を下げた。
・ユーロドルは弱含み。16時前に1ユーロ=1.0996ドル前後まで上値を試したものの、節目の1.1000ドル前後の手前では伸び悩んだ。その後は対円や対ポンド、対豪ドルなどでドル高が進んだ影響から1.09425ドル前後まで弱含んだ。

[2015-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は強含んだ。WTI原油先物価格が4%超下落したことを背景に、資源国通貨とされる豪ドル中心に円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及した。7月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が予想を下回ったことで、ダウ平均が一時190ドル超下落したことも円買い外貨売りを誘った。

[2015-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が100円近く下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行。ただ、その後に日経平均株価が買い戻され一時プラス圏を回復したため、次第に円を売る動きが強まった。また、6月豪小売売上高や6月豪貿易収支がいずれも市場予想よりも強い内容だったため円安豪ドル高も進んだ。

[2015-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して大幅安。オーストラリア準備銀行(RBA)は4日、予想通り政策金利を現行の2.00%に据え置くことを決めたが、声明で前回までの豪ドル高をけん制する文言が削除されたことが伝わると豪ドルが全面高の展開となり円は急速に値を下げた。一方、ドルに対しては伸び悩み。RBA声明をきっかけに対豪ドルで米ドルが急落した影響を受けたほか、欧州株やナイトセッションの日経平均先物が下げたことで円買いドル売りが入った。もっとも、本邦実需勢をはじめ戻りを売りたい向きは多く、一巡後は上値を切り下げた。

[2015-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が安く始まったことを受けて買いが先行したものの、その後は米長期金利の上昇を受けた売りも出たため、次第に上値が重くなった。一方、豪ドルに対しては軟調。オーストラリア準備銀行(RBA)の声明文で豪ドル高をけん制する文言が削除されたため、アジア時間から豪ドル買いが進んだ流れを引き継いだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに1ドル=123円80銭前後まで下げたものの、同水準には一目均衡表転換線も位置しており、その後は下げ渋った。
・豪ドル円は1豪ドル=91円78銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはしっかり。ユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれた買いが入り、一時1ユーロ=1.0987ドル前後まで値を上げた。もっとも、昨日高値の1.0996ドル前後が意識されると次第に上値も重くなった。

[2015-08-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては下落した。新規材料難から様子見ムードが広がり、しばらくはもみ合いの展開が続いていた。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するロックハート米アトランタ連銀総裁が「9月の利上げが適切な公算」などと述べたと伝わると、米長期金利が上昇。日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが優勢となった。一方、円はドル以外の通貨に対しては底堅さが目立った。ユーロやスイスフランがドルに対して下落したことにつれて円買いユーロ売り、円買いスイスフラン売りが入った。

[2015-08-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。しばらくはもみ合いが続いていたが、市場では「本邦長期資金から日本株に買いが観測された」との指摘があり、日経平均株価が上昇したことを受けて円売りドル買いが強まった。もっとも、下値では黒田シーリングを意識して押し目を拾いたい向きも依然として多く、一方的に円安ドル高が進む展開にもなっていない。一方、その他の通貨に対しては強含み。ロックハート米アトランタ連銀総裁の発言を受けて9月利上げの期待が高まるなか、対ドルで欧州通貨売りやオセアニア通貨売りが進んだため、つれる形で円は買われた。

[2015-08-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はポンドに対しては弱含み。欧州勢参入後に対ドルや対ユーロでポンド高が進んだ影響から円売りポンド買いが強まった。なお、7月英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は57.4と市場予想平均の58.0を下回ったが、指標発表後の値動きは限定的だった。一方、その他の通貨に対してはもみ合い。目先手掛かり材料に乏しく大きな方向感は出なかった。

[2015-08-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事が「9月に利上げするかどうかは決まっていない」「米経済は失業率が示すよりも多くのたるみがある」などと述べたことを受けて、足もとで高まっていた米利上げ観測がやや後退したため、米長期金利が上昇幅を縮小。日米金利差縮小を見越した買いが広がった。7月ADPリポートで政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比18万5000人増と市場予想の21万5000人程度増を下回ると米長期金利が低下に転じ、さらに買いが進行。半面、上値では戻りを売りたい向きも多く、その後は上値を切り下げる展開に。米長期金利が再び上昇したことも相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分前に1ドル=124円02銭前後まで下げた後、124円30銭台まで反発。
・カナダドル円は原油先物相場が底堅く推移していることを受けたほか、6月カナダ貿易収支で赤字幅が予想より小さかったこともあり、1カナダドル=94円75銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは強含み。パウエルFRB理事の発言やさえない米雇用指標を手掛かりにしたドル売りの流れに沿って、一時1ユーロ=1.0938ドル前後まで値を上げた。もっとも、米長期金利が再び上昇する中で買いの勢いも続かず、一巡後は1.0890ドル付近まで押し戻された。

[2015-08-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調だった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事が「9月に利上げするかどうかは決まっていない」「米経済は失業率が示すよりも多くのたるみがある」などと述べたと伝わると、円買いドル売りが先行。7月ADP全米雇用報告で、非農業部門雇用者数が前月比18万5000人増と予想の21万5000人程度増を下回ったことが分かると、さらに円高ドル安が進んだ。ただ、上サイドでは戻りを売りたい向きが多く上値は限られた。7月米ISM非製造業指数が60.3と予想の56.2を上回り、米長期金利が上昇幅を拡大すると下げ足を速めた。

[2015-08-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小高い。前日のNY市場で急速に円安ドル高が進んだ反動が出たほか、時間外の米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りが入った。もっとも、戻りを売りたい向きは多く上値も限られている。また、豪ドルに対しては一転上昇。7月豪雇用統計で新規雇用者数が3万8500人増と市場予想平均の1万人増を上回ったことに円売り豪ドル買いで反応。ただ、正規雇用者数が前回より減少したほか、失業率が悪化したため円は急反発した。

[2015-08-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで下値が堅い。6月独製造業新規受注が市場予想を上回る結果だったことで円売りユーロ買いが強まったものの、その後は下値を切り上げた。英金融イベントを控えて思惑的なユーロ売りポンド買いが入ったことにつれて円は買い戻された。一方、ドルに対してはやや弱含み。対ユーロなどでドルが買い戻された影響を受けたほか、ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことも円相場の重しとなった。

[2015-08-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は対ポンドで堅調。イングランド銀行(英中央銀行)政策金利を現行の0.50%に据え置き、資産買取プログラムの規模を3750億ポンドで維持することを決めたと発表。予想通りの結果となったが、同時に発表されたMPC議事要旨で「0.50%の政策金利の据え置きを8対1で決定」「マカファーティ英中銀金融政策委員会(MPC)委員は25bpの利上げに投票」したことが明らかになると、市場では「少なくとも2票が利上げに投じられる」との予想が大半だったため、円買いポンド売りが活発化した。一方、ドルに対しては弱含み。ポンド絡みの取引が中心となったため総じて方向感に乏しかったが、前週分の米新規失業保険申請件数が27万件と市場予想の27万2000件程度より強い結果になると、やや売りが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=124円95銭前後まで上昇。
・ポンド円は一時1ポンド=193円18銭前後まで下落したが、その後は急ピッチで値を下げた反動から194円台を回復する場面も見られた。
・ユーロドルは弱含み。ユーロポンドの売りに押されてさえない動きとなった。英金融政策の公表後はユーロポンドが一転上昇したことで1ユーロ=1.0919-22ドル前後まで反発したが、戻りも限定的。強い米雇用指標などが手掛かりとなり、21時30分過ぎには1.08745ドル前後まで下押しした。

[2015-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことを受けて円売りドル買いが先行したものの、ダウ平均が一時170ドル超下落すると円を買い戻す動きが優勢となった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入った。

[2015-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して弱含み。豪中央銀行(RBA)が金融政策に関する四半期報告の中で、今後2年間のインフレ見通しを上方修正したほか、豪ドル高をけん制する姿勢が示されなかったことで円売り豪ドル買いが強まった。また、一時100円近く下落した日経平均株価が後場に入ってプラス圏を回復したことを受けて対ドルでも円売りが強まった。なお、日銀は6-7日に開いた金融政策決定会合で金融政策の現状維持を発表。声明文も前回とほぼ同じ内容だったこともあり、相場への影響は限定的だった。

[2015-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで弱含み。前日の英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨を受けて英利上げ観測が後退するなか、対ポンドでユーロ買いが進んだことにつれて円は下落した。一方、ドルに対しては小動き。今晩の7月米雇用統計を前に持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。なお、黒田日銀総裁は定例記者会見で「エネルギーを除くコアCPIも1つの参考指標」「為替のスピードや水準を申し上げるのは適切でない」などと述べたが、相場への影響は限定的だった。

[2015-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は対ドルで一転下落。米雇用統計の発表を控えて、欧州勢の参入後は持ち高調整目的の買いが先行した。7月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比21万5000人増と予想の前月比22万5000人増を下回ったため、一時買いで反応。もっとも、過去2カ月分の雇用者数が上方修正されるなど着実な雇用増加が確認されたため、その後は一転して売りが優勢となった。米長期金利が上昇したことで日米金利差拡大を見越した売りも出たが、その後は米長期金利が低下に転じたため、つれて円も安値圏で上下に振らされる展開となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=124円33銭前後まで下げた後、125円07銭前後まで一転上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=136円69銭前後まで上昇したものの、買いが一巡するとユーロドルの下げにつれて135円56銭前後まで反落した。
・ユーロドルは一転下落。米雇用統計の発表前に1ユーロ=1.0975ドル前後まで上げたが、その後はドルの買い戻しが進んだことに伴って1.08555ドル前後まで下押しした。

[2015-08-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は7月米雇用統計をきっかけに売買が交錯したものの、そのあとは全般ドル売りが進んだ流れに沿って円高ドル安が進んだ。米労働省が発表した7月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比21万5000人増と予想の前月比22万5000人増を下回ったことが分かると円買いドル売りで反応したものの、過去2カ月分の雇用者数が上方修正されたうえ、市場では「FOMCが雇用の正常化と見る20万人超の雇用が確認されたことで、9月米利上げの可能性が意識された」との指摘があり2カ月ぶりの円安水準を付けた。ただ、原油安などを背景にダウ平均が一時140ドル超下落すると徐々に円買いが優勢に。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時1ドル=125円07銭前後と6月8日以来の高値を付けたものの、その後失速した。米国株安や米金利低下が重しとなり一時124円11銭前後まで値を下げた。
・NZドル円は堅調だった。豪ドルや米ドルに対してNZドル買いが強まった影響を受けて、一時1NZドル=82円41銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは米雇用統計発表前に一時1ユーロ=1.0975ドル前後まで上げたものの、そのあとは1.0855ドル前後まで一転下落した。ただ、米長期金利が低下すると再び買いが優勢となり、一時1.0978ドル前後の本日高値まで値を上げた。ユーロポンドやユーロカナダドルなどユーロクロスの上昇につれた買いも入った。

[2015-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。前週末の海外時間に買いが進んだ反動が出たほか、本日は週明けの5・10日(五十日)とあって仲値にかけての売りも出た。仲値後はいったん売りも一服したが、安く始まった日経平均株価が下げ幅を縮めたこともあり、総じて戻りは鈍かった。

[2015-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。午後の日経平均株価が100円近い上昇となったことで、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。その後も時間外の米長期金利が上昇したことなどを支えに売りが続いた。また、円はユーロに対しても弱含み。日経平均の上昇につれた売りが出たほか、欧州勢の参入後は一部ユーロクロスの上昇につれて円売りユーロ買いも出た。

[2015-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。時間外の米10年債利回りが上昇したことで日米金利差拡大を見越した円売りが先行。ナイト・セッションの日経平均先物が底堅く推移したことも円相場の重しとなった。もっとも、フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が「現在の中立的なFFレートの水準は以前よりも低い可能性がある」と述べるとやや下げ渋った。また、カナダドルに対しても軟調に推移した。原油先物相場が上昇したことで資源国通貨であるカナダドルを買う動きが優勢となり、円は下落した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=124円78銭前後まで値を上げた。
・カナダドル円は1カナダドル=95円05銭前後まで上昇した。
・ユーロドルはユーロ豪ドルの上昇につれて買いが先行し、1ユーロ=1.0981ドル前後まで上げたものの、その後は米長期金利の上昇などが嫌気されて上値が重くなった。一時1.09255ドル前後まで下押し。一方で、ユーロスイスフランの上昇につれて1.09ドル台半ばまで持ち直すなど方向感がなかった。

[2015-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては下げ渋った。時間外の米長期金利の上昇などをきっかけに円売りドル買いが先行したものの、欧州オセアニア通貨に対してドル安が進むと、対円でもドル売りが出た。フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が「米雇用は完全な状態に近付いたが、インフレ率は非常に低い」などと述べ、早期の利上げに慎重な見方を示したことも円買いドル売りを誘った。一方、ドル以外の通貨に対しては軟調だった。欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。WTI原油先物価格が2%超上昇したことで、特に円安資源国通貨高が目立った。

[2015-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日経平均株価が一時130円超上昇したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。中国人民銀行が対ドルでの人民元基準値を大幅に引き下げると、対人民元を中心にドルが全面高となった流れに沿って下げ幅を拡大。もっとも、日経平均株価が次第に上げ幅を縮小してマイナス圏に沈んだため、一巡後は買い戻しも入った。一方、他の通貨に対して円は一転上昇。株高を手掛かりにした売りが先行したものの、中国人民銀行の発表後は対ドルでオセアニア通貨安や欧州通貨安が進んだため、つれて円買いオセアニア通貨売りや円買い欧州通貨売りが出た。

[2015-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。一時220円超下げた日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めたことを受け、売りが入った。欧州勢の参入後も売りが進んだが、対ユーロなどでドル安が強まるとつれて円買いドル売りも入った。また、円は対ユーロでも軟調。アジア時間の午前に買いが強まった反動が出たほか、欧州勢の参入後にユーロドルが急ピッチで値を上げたことに伴い、円売りユーロ買いが強まった。

[2015-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円はユーロに対して大幅安。アジア時間にユーロ売りドル買いを進めた向きが反対売買を迫られる形でユーロドルが買い戻されるにつれて円安ユーロ高が進行。対豪ドルを中心にユーロが一段と上昇すると下げ幅を拡大した。一方、ドルに対しては下げ渋り。欧州勢参入後に円売りドル買いが強まる場面があったものの、米長期金利が大幅に低下するなか下値は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=125円08銭前後まで上昇したものの、その後は124円台後半まで上値を切り下げた。
・ユーロ円は6月26日以来の高値となる1ユーロ=138円36銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは買い優位。欧州勢参入後はショートカバーが先行。米長期金利が大幅に低下したことが買いを促したほか、ユーロ豪ドルなどユーロクロスがさらに上昇すると買いが加速。1ユーロ=1.1088ドル前後まで買い上げられた。

[2015-08-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては軟調だった。WTI原油先物価格が一時5%超下落したことで対資源国通貨中心にドル高が進むと、円に対してもドル買いが強まった。また、ユーロに対してはユーロクロスが上昇した影響で円売りユーロ買いが広がった。一方、円は資源国通貨に対しては底堅さが目立った。原油安を背景にカナダドルや豪ドルが売られた流れに沿って円買いカナダドル売り、円買い豪ドル売りが入った。

[2015-08-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでさえない。中国人民銀行が対ドルでの人民元基準値を連日で大幅に引き下げたことを受け、対人民元を中心に全般ドル高が進んだ流れに沿った。一方、他の通貨に対しては高安まちまちな動き。対ドルで豪ドルなどオセアニア通貨は売りに押されたため、つれて円買いオセアニア通貨売りが進んだ。反面、対豪ドルなどでユーロ高が進んだ影響から、円も対ユーロでは売りに押された。

[2015-08-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで買い優位。「中国人民銀行は元下落ペースをコントロールするため市場介入した」との一部報道が伝わり、全般にドル売りが進んだ流れに沿った。一方、他の通貨に対しては高安まちまちな動き。対ドルでユーロ高が進んだことに伴い、円も対ユーロでは上値が重かったが、ポンドに対しては4-6月の週平均賃金が予想より弱い結果となったこともあり買いが優勢となった。

[2015-08-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は対ドルで堅調。中国人民銀行による人民元買いドル売り介入を受けてアジア時間にドル安が進んだ流れを引き継いだ。ナイトセッションの日経平均先物が180円下落したことも円相場の支えとなった。本邦長期資金をはじめ戻りを売りたい向きは多く一巡後は上値を切り下げたが、ダウ平均が200ドル超下落したため下押しは限られた。一方、資源国通貨に対しては弱含み。対ドルで資源国通貨高が進んだ流れに沿ったほか、原油先物相場が反発していることも円売り資源国通貨買いにつながった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=123円93銭前後まで下落した。一巡すると124円20銭台まで下げ渋ったものの戻りは鈍い。
・カナダドル円は1カナダドル=95円79銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは底堅い。中国人民銀行による為替介入により全般ドル安が進んだ流れに沿った。1ユーロ=1.11795ドル前後と7月13日以来の高値まで上値を伸ばした。

[2015-08-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩んだ。中国人民銀行が2日連続で事実上の人民元切り下げに動いたことを受けて、中国経済に対する先行き懸念が高まりダウ平均が一時270ドル超下落。ナイトセッションの日経平均先物も300円下げたため、リスク回避的な円買いドル売りが先行した。6月米JOLT求人件数が予想を下回ったことも円買いドル売りを誘った。ただ、一時は270ドル超下落したダウ平均が持ち直すと徐々に円売りドル買いが優勢に。米10年債入札がさえない結果となり、米長期金利が上昇に転じたことも円の重しとなった。

[2015-08-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。中国人民銀行による人民元基準値発表を前に思惑的なドル買いが進んだ流れに沿って売りが先行した。中国人民銀行はこの日、対ドルでの人民元基準値を1.1%引き下げたと発表。発表後は一時ドル売りが進んだため円も下値を切り上げたが、買い戻しの流れも長続きしなかった。一時はマイナス圏に沈んだ日経平均株価が再び持ち直したことも相場の重しになった面があった。

[2015-08-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。午後の日経平均株価が一時240円超上げるなど堅調に推移したことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。欧州勢の参入後も全般にドル高が進んだことに伴って、じわりと売りが広がった。一方、他の通貨に対しては高安まちまちな動き。総じて前日に進んだ動きの反動が出た格好となり、対ポンドでは売り、対ユーロや対オセアニア通貨では買い戻しが目立った。

[2015-08-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は対ドルで小幅安。欧州勢参入後に全般ドル高が進んだ流れに沿った。7月米小売売上高は予想通りの結果となったが、6月分が上方修正され米長期金利が上昇したことも円売りドル買いにつながった。なお、ユーロに対しては強含み。ユーロドルの下落につれて円買いユーロ売りが先行。7月16日分の欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨で「委員らはインフレは依然として異常に低いと認識」などの見解が示されたほか、米指標発表後にユーロドルが下げ幅を広げたことでさらに円は強含んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=124円62銭前後までじわりと値を上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=138円10銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは軟調。欧州勢が売りで参入し序盤からさえない展開となった。ECB理事会議事要旨公表後に売りが強まったほか、米小売統計の改善を受けて1ユーロ=1.10815ドル前後まで値を下げた。

[2015-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。7月米小売売上高が市場予想に沿った回復を示したことで、米利上げ開始が近いとの見方が改めて広がり円売りドル買いが出た。半面、夏季休暇に入っている投資家なども多く、そのあとは大きな方向感が出なかった。一方、カナダドルに対しては堅調だった。WTI原油先物価格が約6年5カ月ぶりの安値を付けたことで、資源国通貨とされるカナダドルを売る動きが広がった。

[2015-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。中国人民銀行はこの日、対ドルでの人民元基準値を引き上げた。人民元の基準値公表後は一時日経平均株価が持ち直したことで、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出たが、日経平均がその後に失速すると下値も堅くなった。

[2015-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。午後の日経平均株価がさえない展開となったことを受け、リスク回避の買いが入った。欧州勢の参入後には対ユーロでドル売りが進んだことに伴い、上げ幅を拡大。もっとも、ドル売りの動きが一巡すると上値も重くなった。一方、円は対ユーロで下値が堅かった。「ギリシャ議会は第3次支援策の承認に必要な賛成票を確保」との報道を受けて一時円売りユーロ買いの動きが広がったが、ユーロドルが失速したため、一巡後は買い戻しが入った。

[2015-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。対ユーロでドル売りが先行した影響を受けたほか、時間外の米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りが強まった。もっとも、一巡後は徐々に上値を切り下げた。7月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回る結果となったほか、7月米鉱工業生産指数も強い内容だったため米10年債利回りの一転上昇とともに円売りドル買いが強まった。なお、その他の通貨に対しては全般ドル相場となったこともあり、今のところ大きな方向感は出ていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日安値の1ドル=124円07銭前後を下抜けて124円06銭前後まで下げたものの、12日安値の123円79銭前後が目先の下値目処として意識されると124円40銭近辺まで持ち直した。
・ユーロ円は1ユーロ=138円60銭前後を挟んで方向感が出なかった。
・ユーロドルは一進一退。「ギリシャ議会は第3次支援策の承認に必要な賛成票を確保」との報道を受けて1ユーロ=1.1171ドル前後まで買いが先行した後1.11245ドル前後まで戻り売りに押された。米長期金利が低下したことをながめ、全般ドル安が進むにつれて1.1189ドル前後まで反発したが、前日高値の1.11895ドル前後を上抜けることが出来ず、次第に上値の重さを嫌気した売りが優勢に。相次ぐ良好な米経済指標が伝わると本日安値圏まで失速した。

[2015-08-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対しては上昇した。ユーロカナダドルなどユーロクロスが下落したことで円買いユーロ売りが優勢となった。なお、「ユーログループはギリシャ支援実施で合意した」と伝わったものの、相場の反応は限定的だった。一方、ポンドに対しては弱含んだ。ポンドが対ユーロ中心に上昇した影響を受けて、円売りポンド買いが出た。ドルに対してはもみ合いだった。時間外の米長期金利が低下したことで円買いドル売りが先行したものの、7月米卸売物価指数(PPI)や7月米鉱工業生産指数が予想を上回ると円売りドル買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時30分前に一時1ドル=124円06銭前後まで値を下げたものの、12日の安値123円79銭前後がサポートとして意識されると徐々に下値を切り上げた。予想を上回る米経済指標が相次いだことも相場の支援材料。
・ユーロ円は軟調だった。全般ユーロ売りが進んだ流れに沿って一時1ユーロ=137円92銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは頭が重かった。時間外の米10年債利回りが低下したことで一時1ユーロ=1.1189ドル前後まで買われたものの、前日の高値1.11895ドル前後がレジスタンスとして働くと失速した。足もとで相場上昇が続いてたユーロカナダドルなどユーロクロスが下落した影響も受けて、一時1.1097ドル前後まで下げている。ユーログループはこの日、ブリュッセルで臨時の財務相会合を開き、ギリシャへの新たな金融支援策を正式に決定。3年間で最大860億ユーロを支援する。週明けにもドイツなどの議会承認を経て、第1弾として約130億ユーロを20日までに融資するという。

[2015-08-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小安い。午前の日経平均株価が上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。半面、日経平均が伸び悩むと売りの流れも一服。総じて手掛かり材料に乏しく、相場は方向感が出なかった。なお、4-6月期国内総生産(GDP)速報値は前期比0.4%減、年率換算1.6%減となり、市場予想の前期比0.5%減、年率換算1.8%減をいずれも上回ったが、相場への影響は限定的だった。

[2015-08-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。午後もしばらく方向感の乏しい動きが続いていたが、欧州勢の参入後は売りが優勢に。対ユーロなどを中心にドル高が進んだ影響を受けた。一方、ユーロに対してはしっかり。欧州勢の参入後にユーロドルが下落したことにつれて、円買いユーロ売りが入った。

[2015-08-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は対ドルで買い戻し。対ユーロなどでドル高が先行した影響を受けて円売りドル買いが強まった。その後もしばらくは安値圏での動きが続いていたが、8月NY連銀製造業景気指数がマイナス14.92と市場予想平均のプラス4.80に反してマイナスとなったことで米10年債利回りの低下とともに一転して円買いドル売りが強まった。 また、ポンドに対しても強含み。目立った材料は伝わっていないものの、対ドルや対ユーロでポンド売りが進んだ流れに沿って円は上昇した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=124円57銭前後まで値を上げたものの、その後は売りが強まり124円24銭前後まで下落した。
・ポンド円も1ポンド=195円28銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢が売りで参入し、前週末安値の1ユーロ=1.1097ドル前後を下抜けて1.1063ドル前後まで値を下げたが、その後は徐々に値を戻した。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇や6月ユーロ圏貿易収支の改善が相場を支えたほか、低調な米経済指標が伝わると買いが強まり1.1125ドル前後まで持ち直した。

[2015-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して伸び悩み。8月米ニューヨーク連銀製造業景気指数がマイナス14.92と市場予想のプラス4.80に反してマイナスとなったことがわかると、米10年債利回りの急低下とともに円買いが先行した。ただ、ダウ平均が130ドル超安から70ドル超高まで持ち直したため、持ち高調整の円売りが出て伸び悩んだ。一方、ユーロに対しては買い一服。対資源国通貨でユーロ売りが活発化した影響から円高ユーロ安が進んだ。一巡すると取引材料難から次第に方向感が出なくなった。

[2015-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対オセアニア通貨で弱含み。市場では「今晩発表されるNZ乳業大手フォンテラのGDT物価指数が改善するとの期待からNZドル買いが入った」との指摘もあり、円売りNZドル買いが進んだ。また、8月オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨では「緩和的な金融政策が引き続き適切」「さらなる豪ドルの下落が景気刺激につながる」「中国の見通しめぐる下振れリスクはやや後退した」などと伝わったが、議事要旨公表後には一時円売り豪ドル買いが進む場面も見られた。一方、対ドルでは円も小動き。手掛かり材料に乏しく、相場は方向感が出なかった。

[2015-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。上海総合指数が6%超の大幅安となり、日経平均株価もさえない動きとなったため、リスク回避目的の円買い外貨売りの動きが広がった。また、中国経済への懸念から資源貿易関係の深い豪ドルの売りが目立ったため、円も対豪ドルでは堅調に推移した。

[2015-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円はポンドに対して急落。7月英消費者物価指数(CPI)や7月英卸売物価指数(PPI)の食品・エネルギーなどを除くコア指数が予想を上回る結果となったことで円売りポンド買いが活発化した。また、ドルに対しても上値が重かった。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が下落したため円買いが先行。ただ、7月米住宅着工件数が2007年10月以来の高水準となったことが伝わると米長期金利の上昇とともに上値を切り下げた。一方、ユーロに対しては堅調。対ポンドを中心にユーロ安が進んだ影響から円買いユーロ売りが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=124円19銭前後と前日安値の124円22銭前後をわずかに下回ったが、その後は124円48銭前後まで買い戻された。
・ユーロ円は1ユーロ=137円12銭前後まで下落した。
・ポンド円は1ポンド=195円28銭前後まで急速に値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロ豪ドルなどの上昇につれて1ユーロ=1.1094ドル前後まで買いが先行。ただ、強い英インフレ指標を受けてユーロポンドが急落すると一転して売られる展開に。米住宅指標発表後に米長期金利が上昇したことも売りを促し1.10215ドル前後まで値を下げた。

[2015-08-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して売り一服。7月米住宅着工件数が2007年10月以来の高水準となったことで米長期金利の上昇とともに円売りが先行した。その後は取引材料難から方向感が出なくなった。また、カナダドルに対して売り優位。原油先物相場の上昇をながめ円売りカナダドル買いが活発化した。NZ乳業大手フォンテラのGDT物価指数が前回比14.8%上昇したほか、「オーストラリアニュージーランド銀行(ANZ)がフォンテラの乳製品価格見通しを引き上げた」との報道を受けて、NZドルに対しても円は弱含んだ。なお、ユーロに対しては強含み。強い英インフレ指標を受けてユーロポンド中心にユーロ安が進んだ地合いが続いた。ユーロカナダドルの下落につれた円買いユーロ売りも見られた。

[2015-08-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して堅調。上海総合指数が一時5%超下げるなど軟調に推移したことを受け、同国との資源貿易関係の深い豪ドルの売りが膨らんだ影響を受けた。また、対ドルでも円はしっかり。日経平均株価の下落を背景にリスク回避の買いが入ったほか、対豪ドルなどで円高が進んだことにつれた面もある。

[2015-08-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して強含み。午後の日経平均株価が下げ幅を広げたことを受けてリスク回避の買いが入ったほか、対ユーロなどでドル売りが進んだ流れに沿った。一方、他の通貨に対してはさえない動き。対ドルで欧州通貨高やオセアニア通貨高が進み、つれて円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが出た。また、午後の上海総合指数がプラス圏を回復するなど買い戻しが目立ったことも、対豪ドルでの円売りにつながった。

[2015-08-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は対ドルで一転下落。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことで円売りドル買いがじわりと出たものの、7月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る結果だったことが伝わると米10年債利回りの低下とともに急伸した。ただ、その後すぐに米10年債利回りが一転上昇するにつれて急速に円売りドル買いが進んだ。米CPIと同時に発表された7月米実質平均週賃金が改善されたことがドルの買い戻し材料となった面もあるようだ。一方、ユーロに対しては底堅い。対豪ドルなどでユーロ売りが先行した流れに沿って円は序盤から強含んだ。米指標発表後はユーロドルの動きにつれて荒い値動きとなったが、総じて円の下値は堅かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日安値の1ドル=124円19銭前後を下抜けて124円09銭前後まで下げたものの、その後は124円47銭前後まで持ち直した。
・ユーロ円は137円08銭前後まで下落する場面があった。
・ユーロドルは荒い値動き。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの下落につれて売りが先行。低調な米CPIを受けて1.1077ドル前後まで反発したものの、米長期金利の一転上昇に伴い1.1018ドル前後まで急失速した。前日安値の1.10165ドル前後がサポートとして意識されたため1.1040ドル台まで下げ渋ったものの戻りは鈍い。

[2015-08-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して荒い値動きながら堅調。7月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで円買いが先行したが、同時に発表された7月米実質平均週賃金が改善したこともあり一転円売りが強まった。その後、米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫が大幅な積み増しとなったことがわかると、原油先物相場の下落とともにダウ平均が230ドル近い下げ幅に。米10年債利回りの低下も受けて円買いが優勢となった。一部通信社から3時に公表予定だった米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容が事前に伝わり、「ほとんどのメンバーが利上げの状況は近づいていると主張した」との見解が示されると円売りで反応した。ただ、その後正式に「労働市場やインフレ見通しにいくらかのさらなる改善が見られた際に利上げを行う」「利上げを行う準備はあるが、さらなるデータを待っている」などと伝わると、早期利上げを示唆する内容ではなかったとして再び円買いが加速した。米10年債利回りの低下幅拡大も円買いを後押しした。一方、ユーロに対しては軟調。米CPI発表後にユーロドルの売買が交錯した影響を受けたが、総じて方向感のない取引が続いた。終盤にはFOMC議事要旨を受けてユーロドルが急伸。つれる形で円売りが優位となった。

[2015-08-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小安い。市場では「海外マクロ系ファンドや国内勢からの売りが出た」との指摘もあり、やや弱含み。前日の海外時間に円高ドル安が進んだ反動もあった。なお、日経平均株価はさえない動きとなったものの、リスク回避目的の買いは限定的だった。

[2015-08-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ポンドで堅調。7月英小売売上高指数が予想より弱い結果となったことで円買いポンド売りの動きが強まった。また、円は対豪ドルでもしっかり。上海総合指数が3%超下落し、同国と資源貿易関係の深い豪ドルに売りが広がった流れに沿った。一方で、ドルに対してはさえない動き。対ポンドや対豪ドルなどでドル高が進んだため、つれて円売りドル買いが出た。

[2015-08-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円はポンドやカナダドルに対して上値が重い。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が下落したことでリスク回避の円買いが先行。7月英小売売上高指数が予想を下回る結果だったことで円高ポンド安が一段と進んだ。もっとも、株価の下落が一服すると一転して円は反落。下落していた原油先物相場が持ち直したほか、良好な6月カナダ卸売売上高も円売りカナダドル買いを誘った。また、ドルに対してはもみ合い。欧州勢参入後にドル高が進んだ流れに沿って円売りが先行。株安を背景に円を買い戻す動きが強まったが、株価の下落が一服すると再び円売り圧力が高まった。もっとも、8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数など23時に一連の米経済指標を控えていることもあり下値も限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=124円15銭前後まで上げた後、本日安値の123円78銭前後に迫った。その後再び124円13銭前後まで上げるも上値は限られるなど124円ちょうど前後を挟んで方向感が出ていない。
・ポンド円は1ポンド=193円30銭前後まで下落したが一巡後は買い戻しが入り194円台を回復した。
・カナダドル円も1カナダドル=94円04銭前後から94円79銭前後まで持ち直した。
・ユーロドルは堅調。欧州勢が売りで参入し1ユーロ=1.1107ドル前後まで下げたが、その後は買い戻される展開に。時間外の米10年債利回りが低下したことが支えとなったほか、ユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれて1.1185ドル前後まで買い上げられた。一方で、13日高値の1.11895ドル前後が目先の上値目処として意識されると買いは一服。
・ユーロカナダドルが失速した影響も受けて1.1150ドル台まで売りに押された。

[2015-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して堅調。中国株の大幅安を背景にナイトセッションの日経平均先物が350円下げたほか、ダウ平均が360ドル近い下げ幅に。投資家がリスク回避姿勢を強め円買いが進んだ。市場では「米系ファンドからドル売りが観測された」との声が聞かれたほか、米10年債利回りが低下幅を広げたことも円買いを後押しした。なお、この日発表された米経済指標は強弱入り混じる内容となり影響は限定的だった。一方、ユーロに対しては上値が重い。ドル相場となったことで方向感の定まらない展開が続いたが、引けにかけてはユーロドルの上昇につれて弱含んだ。

[2015-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。日経平均株価が一時470円超下げるなど売りに押されたことで、リスク回避目的の円買い外貨売りが広がった。また、豪ドルに対しても円は買い優勢。8月Caixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想より弱い結果となったことで、同国と資源貿易関係の深い豪ドルの売りが強まった流れに沿った。一方、ユーロに対してはもみ合い。株安による円買いユーロ売りが入った半面、ユーロドルの上昇につれた円売りユーロ買いも出たため、相場は方向感を欠いた。

[2015-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。アジア時間午前から急ピッチで買いが進んだ反動が出た一方、午後の日経平均株価が600円近い大幅安となったことでリスク回避目的の買いも入り、相場は方向感に乏しかった。一方、対ユーロでは堅調。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後は買いが優勢に。8月仏製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことをきっかけに全般ユーロ売りが進んだ影響を受けた。なお、独製造業PMI速報値は予想より強い結果となったが、独サービス部門PMI速報値は予想を下回るなど、独指標は強弱まちまちな結果だった。

[2015-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は対ドルで買い再開。ナイトセッションの日経平均先物が230円上昇したことで上値を切り下げる場面があったが、下押しは限定的だった。その後に日経平均先物が失速し下げに転じたため、損失覚悟の円買いが持ち込まれ一段と円高ドル安が進んだ。カナダドルに対しても底堅かった。6月カナダ小売売上高が予想を上回る結果だったことに円売りカナダドル買いで反応したものの、全般円買い圧力が高まるなかその後は反発した。一方、NZドルに対しては軟調。対ドルや対ユーロを中心に全般NZドル高が進んだ流れに沿って円は下落した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円36銭前後と7月13日以来の安値を付けた。また、カナダドル円は1カナダドル=93円89銭前後まで買い戻された後93円51銭前後まで失速した。
・NZ円は1NZドル=81円97銭前後まで上昇し、アジア時間に下げた分を取り戻した。
・ユーロドルはしっかり。8月仏製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が弱い内容だったことで1ユーロ=1.1240ドル前後まで下げたものの、その後は一転して買い戻される展開に。ドル円の下落に伴う買いが入ったほか、ユーロポンドの上昇につれた面もあり、アジア時間に付けた高値1.1295ドル前後を上抜けて1.1307ドル前後まで上値を伸ばした。

[2015-08-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は買い一服。中国の景気減速懸念を背景にナイトセッションの日経平均先物が420円下げたほか、ダウ平均が530ドルを超す下げ幅に。投資家がリスク回避姿勢を強め円買いが強まった。対ドルでは米10年債利回りの低下に伴い日米金利差縮小を見越した買いも入った。ただ、ブラード米セントルイス連銀総裁が「世界経済の見通しや中国に関して市場より楽観的」「米成長見通しは比較的良好」などと発言すると、リスク回避姿勢が和らぎ円買いに歯止めが掛かった。終盤にかけては市場参加者が次第に減少し方向感が出なくなった。一方、ユーロに対しては上値が重い。原油安を受けてユーロカナダドル中心にユーロ買いが強まり円安が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は7月10日以来の安値となる1ドル=121円82銭前後まで売り込まれた後、122円台前半での持ち高調整が続いた。
・ユーロ円は1ユーロ=138円50銭前後で一進一退となったが、引けにかけて139円ちょうど前後まで上げた。
・ユーロドルはしっかり。ユーロカナダドル中心にユーロ買い圧力が高まったほか、米金利低下に伴う買いも見られた。1ユーロ=1.1389ドル前後と6月22日以来の高値を付けた。

[2015-08-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優位。前週末の米国株やCME日経平均先物が下落したことで本日の日本株安を見越した円買いが持ち込まれた。本邦実需勢などの円売りが観測されると上値を切り下げる場面があったが、下値は堅かった。上海株が8%超下落したことを背景に日経平均株価や時間外のダウ先物が一段と下落したため円買いが再開。米10年債利回りが2%を割り込む低下となったことも円買いドル売りにつながった。

[2015-08-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上げ幅を拡大。しばらくはもみ合いが続いていたが、欧州勢参入後に円高ドル安の流れが再開。ナイトセッションの日経平均先物が270円下落したことを背景に損失覚悟の円買いドル売りが持ち込まれた。一方、ポンドに対しては伸び悩み。株安を背景に円高が進んだものの、一巡後は対ドルや対ユーロでポンドが買い戻されたため徐々に上値を切り下げた。

[2015-08-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は急伸。ナイトセッションの日経平均先物が一時1250円安と暴落し、リスク回避目的の円買いが急速に進んだ。また、対ドルでは米長期金利の低下も円買いドル売りを誘った面があった。もっとも、売り一巡後は急ピッチで円買いが進んだ反動から上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は目先のストップロスを次々に誘発し、1ドル=116円15銭前後と1月16日以来の安値を更新。ただ、一巡後は118円40銭台まで切り返した。
・豪ドル円は1豪ドル=82円11銭前後まで下げた後、85円20銭台まで反発。
・カナダドル円も1カナダドル=87円46銭前後まで89円30銭台まで買い戻された。
・ユーロドルは買い優位。米長期金利の低下によるドル売りの流れに沿ったほか、ユーロ豪ドルやユーロカナダドルなどユーロクロスの上昇につれた買いも入り、一時1ユーロ=1.17125ドル前後と1月15日以来の高値をつけた。

[2015-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は上げ幅縮小。ナイトセッションの日経平均先物が1250円下げたほか、ダウ平均も1090ドル近い下げ幅となるなどリスク資産から資金を引き揚げる動きが活発化。損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込み急速に上げ幅を拡大した。対ドルでは米10年債利回りの急低下に伴う円買いも優勢となった。その後、日経平均先物が50円安、ダウ平均が90ドル超安まで下げ幅を縮小すると持ち高調整の円売りが強まったが、終盤にかけて再び株安が進んだため円売りも一服した。

[2015-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優勢。財務省幹部の話として「為替の動きは急だと思う」「本日、財務省・日銀・金融庁で市場変動に関する会合を開く予定はないものの、必要であれば会合を検討する」と伝わると円売りが先行。一時800円近く下落した日経平均株価が290円超高まで急速に買い戻されたことで円安が加速したほか、市場では「国内大手銀行から円売りドル買いが観測された」との指摘があった。

[2015-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午前に一時300円近く上げた日経平均株価が失速し730円超安まで急落したことで円買いが強まった。ただ、欧州株が大幅高で始まったほか、ナイトセッションの日経平均先物が590円上昇したことを受けて一転して円を売る動きが優勢となった。米長期金利が上昇したことも円売りドル買いにつながった。

[2015-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は対ドルでさえない。時間外のダウ先物や日経平均先物が買い優勢となり、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いを促した面があった。また、円は対豪ドルでも弱含み。中国人民銀行が1年物貸出・預金金利を0.25%引き下げたほか、預金準備率を0.50%引き下げたと発表。同国と資源貿易関係の深い豪ドル買いが入った影響を受けたほか、株高による円売りも進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時前に1ドル=120円40銭前後まで上昇。もっとも、7月8日安値の120円41銭前後がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
・豪ドル円は一時1豪ドル=87円17銭前後まで値を上げる場面が見られた。
・ユーロドルはさえない。米長期金利の上昇で全般にドル高が進んだ影響を受けたほか、原油相場の上昇を受けてユーロカナダドルが下落したことにつれた売りも出た。一時1ユーロ=1.1456ドル前後まで値を下げた。

[2015-08-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は一転上昇。中国人民銀行が1年物貸出・預金金利を0.25%、預金準備率を0.50%引き下げると発表したことでナイトセッションの日経平均先物が880円高に。投資家のリスク回避姿勢が和らぎ円売りが先行した。ただ、米10年債利回りの大幅上昇に伴いユーロドルが下落すると、対ユーロで円買い戻しが進んだ。また、ダウ平均が440ドル超高から次第に上値が切り下がり、引けにかけて220ドル超安まで一転下落。改めてリスク回避姿勢が強まり円全体が大きく押し上げられた。

[2015-08-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は神経質な動き。早朝取引で円売りドル買いが強まったものの、追随する動きは見られずすぐに反発。ただ、市場では「本邦長期資金から円売りドル買いが観測された」との指摘があるなど上値は重かった。上海株が上昇して始まった後すぐに下げに転じ、日経平均株価も失速したため円買い圧力が高まる場面もあったが、上海株が再びプラス圏を回復したため円売りが再開するなど株価について回る相場となっている。

[2015-08-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は戻りが鈍い。市場では「本邦長期資金や欧州年金資金から日本株に買いが観測された」との指摘があり、日経平均株価が630円超上昇するにつれて円売りが優勢となった。欧州株が大幅安で始まったほか、ナイトセッションの日経平均先物が190円下げたことで円が反発する場面があったものの、株価が買い戻されると再び上値を切り下げるなど引き続き株式市場の動向に敏感に反応する相場展開となっている。

[2015-08-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は対ドルでさえない動き。安く始まったナイトセッションの日経平均先物が次第に買い戻されたことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。7月米耐久財受注が予想より強い結果になると、米長期金利の上昇とともに下げ幅を広げた。一方、対ユーロでは堅調。対豪ドルなどでユーロ売りが進んだ影響を受けたほか、プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事が「ECBのインフレ目標達成に対して下方向のリスクが高まっている」「必要なら行動をとることに疑いはない」などと述べたことも円買いユーロ売りを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=119円92銭前後まで上昇。
・ユーロ円は一時1ユーロ=136円11銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは軟調。プラートECB専務理事の発言を受けた売りに押されたほか、7月米耐久財受注の発表後にドル高が進んだことも相場の重しとなった。昨日安値の1ユーロ=1.1396ドル前後を下抜けて、一時1.13525ドル前後まで下落した。

[2015-08-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。7月米耐久財受注額が予想を上回ったことがわかると、米10年債利回りの上昇とともに円売りが先行した。ただ、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「米労働市場には依然として過剰なたるみがある」「9月利上げ決定の見通しは低下した」「年内利上げが可能になることを希望する」と発言すると米10年債利回りが上昇幅を縮小。ナイトセッションの日経平均先物も320円下落したことで円買い戻しが強まった。その後、日経平均先物が一転上昇したうえ、ダウ平均も640ドル近い上げ幅となったため円売りが活発化。米10年債利回りの上昇幅拡大も円売りを後押しした。一方、ユーロに対しては買い優勢。プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事が「ECBのインフレ目標達成に対して下方向のリスクが高まっている」「必要なら行動をとることに疑いはない」と述べたことで全般ユーロ安が進んだ流れに沿った。米金利上昇を受けてユーロドルが売り込まれたことも円高ユーロ安につながった。

[2015-08-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前日の米国株やCME日経平均先物が大幅に上昇したことを受けて本日の日本株高を見越した円売りが先行。依然として下値を拾いたい向きが多いほか、黒田東彦日銀総裁がNYでの講演で「アベノミクスの下で過剰な円高は調整された」「現時点では追加金融緩和は考えていない」と発言したことが円相場の支えとなり下げ渋る場面があったが、戻りは鈍かった。上海株が反発したことで対豪ドルを中心に再び円売りが広がった。一方で、市場では「本日は月末がスポット応答日にあたり実需の円買いが散見された」との声も聞かれるなど下値も限定的だった。

[2015-08-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。日経平均株価が上昇幅を縮めたほか、上海株が一時マイナス圏に沈んだことを受けてリスク回避の円買いが入った。ただ、上海株が5%超高まで急反発したほか、ナイトセッションの日経平均先物が250円上昇すると一転して円を売る動きが優勢となった。一方、ユーロに対しては強含み。対ドルや対ポンドでユーロ安が進んだ影響から円買いユーロ売りが目立った。

[2015-08-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対ドルでさえない。時間外のダウ先物や日経平均先物が堅調に推移し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。いったんは買い戻しが入る場面も見られたが、4-6月期米国内総生産(GDP)改定値が前期比年率3.7%増と市場予想の3.2%増を上回ったほか、前週分の米新規失業保険申請件数も予想より強い結果となったことが明らかになると売りが再開。米10年債利回りの上昇とともに下げ幅を広げた。一方、対ユーロでは堅調。原油先物相場の上昇を受けて、カナダドルや豪ドルなどに対してユーロ売りが進んだ影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に1ドル=120円63銭前後まで上昇。
・ユーロ円は一時1ユーロ=135円37銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは軟調。対資源国通貨でユーロ売りが進んだ流れに沿ったほか、強い米経済指標を受けて全般にドル買いが強まった影響も受けた。昨日安値の1ユーロ=1.1290ドル前後を下抜けて、一時1.1226ドル前後まで値を下げた。

[2015-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで戻りが鈍い。4-6月期米国内総生産(GDP)改定値や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強かったことでナイトセッションの日経平均先物が500円上昇。ダウ平均も380ドル超高となったことで投資家のリスク志向改善を意識した円売りが優勢となった。原油先物相場の大幅高を手掛かりに対豪ドルやカナダドルでも円売りが活発化した。その後、ダウ平均が30ドル超高まで上げ幅を縮めると円買い戻しが入ったが、引けにかけてダウ平均が370ドル超高まで持ち直したため円売りが再開した。

[2015-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。市場では「海外長期資金から円売りドル買いが観測された」との指摘があったほか、日経平均株価が大幅に上昇したことが円相場の重しとなった。もっとも、月末を前に本邦実需勢の円買いが目立つなど下値も限られた。

[2015-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。本邦輸出勢からの円買いが入った半面、日経平均株価が610円超上昇したことに伴う円売りも出たため東京時間は方向感が出なかった。ただ、欧州時間に入るとナイトセッションの日経平均先物が下落したほか、時間外の米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りが進んだ。原油先物相場が下落したことで対カナダドルでも円買いが目立った。一方、ユーロに対しては弱含み。市場では「月末に絡んだユーロ買いポンド売りのフローが出たようだ」との指摘があり、対ポンドを中心にユーロ高が進んだ流れに沿って円は下落した。

[2015-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物や日経平均先物がさえない展開となり、全般にリスク回避目的の買いが広がった。対ドルでは米10年債利回りが低下したことも買いを誘ったほか、原油先物相場の下落を背景に対資源国通貨での買いも目立った。なお、7月米個人消費支出(PCE)は予想より弱い結果となったが、相場の反応は限定的。個人所得やコアPCEデフレーターは予想通りの結果となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=120円65銭前後まで下落し、その後は安値圏でのもみ合い。
・ユーロ円は一時1ユーロ=135円83銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは上値が重い。対ポンドで月末に絡んだユーロ買いが入ったことに伴い、17時過ぎには一時1ユーロ=1.1310ドル前後まで値を上げた。もっとも、その後は対資源国通貨などでドル高が進んだ影響から1.1237ドル前後まで上値を切り下げた。

[2015-08-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。原油先物相場の下落をながめ対資源国通貨中心に円買いが先行したが、その後の原油先物相場が一転上昇したことで円売りが優位となった。また、フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が「9月利上げを判断するにはまだ早い」として9月利上げを排除しなかったため、米10年債利回りが上昇に転じ円売りドル買いが広がった。引けにかけては市場流動性が低下するなか、ややまとまった円売りが出て値が振れた。一方、ユーロに対しては上げ幅縮小。原油高を背景にユーロカナダドルが売られたほか、フィッシャーFRB副議長の発言を受けてユーロドルが下落。つれる形で円買いが強まった。その後は全般円安が加速した流れに沿って一転下落した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日の高値1ドル=121円40銭前後を上抜け121円54銭前後まで値を上げた後、121円10銭前後まで伸び悩んだが、引けにかけて121円76銭前後まで持ち直した。
・ユーロ円は1ユーロ=135円32銭前後まで売り込まれたが、前日の安値135円26銭前後がサポートされると136円台を回復した。
・ユーロドルはさえない。ユーロカナダドルの下落やフィッシャーFRB副議長の発言を受けた売りが進んだ。前日の安値1ユーロ=1.1203ドル前後や節目の1.1200ドル前後を下抜けてストップロスを巻き込み1.1156ドル前後まで急ピッチで下げた。その後1.1221ドル前後まで買い戻される場面があったが戻りは鈍かった。

[2015-08-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。フィナンシャル・タイムズ(FT)が「中国政府は大規模な株式購入で株式相場を押し上げる試みを中断することを決定した」と伝え、週明けから時間外のダウ先物やCME日経平均先物が下落したことを受けて円買いが先行。上海株が3%超下落したほか、後場に入って日経平均株価が330円超安まで下げ幅を広げたため総じて底堅い動きが続いた。また、8月NBNZ企業信頼感が大幅に悪化したことで円買いNZドル売りも目立った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=121円03銭前後まで売りが進んだほか、NZドル円も1NZドル=77円65銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは堅調。前週末に売り込まれた反動から買い戻しが先行。ドル円の下落やユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇につれた買いも進み1ユーロ=1.1245ドル前後まで値を上げた。

[2015-08-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日経平均株価が一時380円超下落したことを受けて円買いが強まった。もっとも、日経平均株価が引けにかけて下げ渋るにつれて上値を切り下げた。一時は4%近く下げた上海株が下げ幅を縮めたことも円相場の重し。一方で、英国市場がサマーバンクホリデーで休場のため、欧州時間に入ると次第に値動きが細った。

[2015-08-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことに伴って、やや円売りドル買いが出た。もっとも、英国が休場で取引参加者が減少していることもあり、総じて動意は鈍かった。一方、カナダドルに対しては強含み。原油先物相場が売りに押されたことを受けて、カナダドルや豪ドルなどの資源国通貨が売りに押された影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・【カナダドル円】ドル円は1ドル=121円30銭台まで上昇。
・カナダドル円は1カナダドル=91円28銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢の参入後はしばらく1ユーロ=1.1210ドル前後を挟んだもみ合いとなっていたが、ユーロカナダドルなどの上昇につれた買いが進み、22時前には1.1230ドル台までじわりと値を上げた。

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