為替・株式・商品マーケット概要

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 2015年9月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2015年9月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2015年9月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2015-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。英国が休場で取引参加者が減少するなか、カナダドルなど資源国通貨絡みの取引が中心となったため相場は方向感が出なかった。なお、円はカナダドルに対しては軟調だった。一時は3.5%超下落したWTI原油先物価格が持ち直し9%超上昇したことをきっかけに、資源国通貨とされるカナダドルに買い戻しが入った。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2015年9月 発言・ニュース

[2015-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。英国が休場で取引参加者が減少するなか、カナダドルなど資源国通貨絡みの取引が中心となったため相場は方向感が出なかった。なお、円はカナダドルに対しては軟調だった。一時は3.5%超下落したWTI原油先物価格が持ち直し9%超上昇したことをきっかけに、資源国通貨とされるカナダドルに買い戻しが入った。

[2015-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。中国景気先行きへの不透明感から時間外のダウ先物が大幅に下落したことで円買いが先行。上海株が一時4%超下落したほか、日経平均株価も470円超安まで下げ幅を拡大したことで円買いが加速した。もっとも、上海株がその後に買い戻されたほか、午後の日経平均株価が下げ渋ったため徐々に上値を切り下げた。

[2015-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優位。午後の日経平均株価が下げ渋るとつれる形で円売りが強まる場面があったが、下値は堅かった。市場では「CTA(商品投資顧問)から日本株に売りが持ち込まれた」との指摘があり、日経平均株価が720円超安まで急落するにつれて円買いが再開。時間外のダウ先物や欧州株も大幅に下げ、連休明けのロンドン勢が参入すると円高が加速した。また、8月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想より弱い内容だったことで対ポンドで円は上げ幅を拡大した。

[2015-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物や日経平均先物が大幅安となり、リスク回避目的の円買い外貨売りの動きが広がった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことを受け、日米金利差縮小を見越した買いも入った。一方、カナダドルに対しては伸び悩み。他の通貨と同様にリスク回避の買いが先行したものの、4-6月期カナダ国内総生産(GDP)や6月カナダGDPが予想より強い結果となったため、円売りカナダドル買いが進む場面も見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分過ぎに1ドル=119円54銭前後まで下落し、その後も戻りの鈍い動き。
・カナダドル円は1カナダドル=90円40銭前後まで下押しした後、91円40銭付近まで買い戻された。
・ユーロドルは上値が重い。17時前に1ユーロ=1.1332ドル前後まで上げたものの、一巡後はユーロ円の下落などにつれて1.1230ドル台まで失速した。

[2015-09-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。中国の景気不安を背景にアジアや欧州の株式相場が軒並み下落したため、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが先行。8月米ISM製造業景気指数が予想を下回り、ダウ平均が一時540ドル超下落したことも円買いを誘った。

[2015-09-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は急反落。前日の海外市場で円高ドル安が進んだ流れが継続し朝方に円買いが強まったが、その後は一転して円が売られる展開となった。市場では「本邦長期資金から日本株に断続的に買いが観測された」との指摘があり、310円近く下げて始まった日経平均株価が急速に買い戻されたことにつれて円安が進行。朝方に円買いを進めた向きが反対売買を迫られた面もあった。一巡後は下げ渋る場面があったものの、4%超下げて始まった上海株がプラス圏を回復したうえ、午後の日経平均株価が300円超高まで上げ幅を拡大したため円売りが再開した。

[2015-09-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。上海株がマイナス圏に沈んだことを受けて一時は300円超上昇していた日経平均株価が160円超安まで一転下落したことに伴ってリスク回避の円買いが強まった。その後はしばらくもみ合いが続いていたが、ナイトセッションの日経平均先物が240円下落したほか、上昇して始まった欧州株が下げに転じたため円買い圧力が再び高まった。

[2015-09-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。ナイト・セッションの日経平均先物が下落したことでリスク回避の買いが先行したものの、上値の重さを確認すると伸び悩む展開に。日経平均先物が買い戻されたほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことなどを手掛かりに売りが進んだ。なお、8月ADP全米雇用リポートで政府部門を除く非農業部門雇用者数は予想を下回った半面、4-6月期非農業部門労働生産性(改定値)は予想を上回るなど、米指標は強弱まちまちな結果となり、相場への影響は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円68銭前後まで下げた後、120円36銭前後まで反発。
・カナダドル円は原油相場の上昇を背景に1カナダドル=91円15銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはさえない。米長期金利の上昇が相場の重しとなったほか、ユーロカナダドルなどの下げにつれて1ユーロ=1.1227ドル前後まで下落した。

[2015-09-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。ダウ平均が300ドル近く上昇したうえ、CME日経平均先物が底堅く推移したため投資家のリスク回避姿勢が和らぎ円売り外貨買いが出た。米長期金利が上昇したことで、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いも出た。なお、8月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比19万人増と予想の20万人程度増を下回ったものの、相場の反応は限定的だった。

[2015-09-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日の米国株の大幅反発を受けて本日の日本株高を見越した円売りが先行。仲値に向けた本邦実需勢の円売りも観測された。一時は380円超高まで上昇した日経平均株価が160円超高まで上げ幅を縮めたほか、7月豪小売売上高が悪化したことを受けて対豪ドルで円が急伸したことにつれて下げ渋る場面があったものの、戻りは鈍かった。再び日経平均株価が買い戻されると円売りが再開した。

[2015-09-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が引けにかけて80円超高まで上げ幅を縮めるにつれてじりじりと円は上昇した。欧州勢が参入すると損失覚悟の円買いも入った。もっとも、欧州株やナイトセッションの日経平均先物が上昇したこともあり、上値も限られた。また、対ポンドでは8月英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)の発表を前に思惑的な円買いが強まった。結果が55.6と市場予想平均の57.7を下回ったことが伝わると円高ポンド安が加速した。

[2015-09-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで買い優位。欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場の予想通り政策金利を現行の0.05%で据え置いたが、その後の記者会見でドラギECB総裁は「QEの1銘柄当たりの買い入れ上限を25%から33%に引き上げる」と発表した。また、ドラギECB総裁は「ECBは必要ならその責務の範囲内ですべての手段を講じる」「必要であればQEの規模、期間を調整することは可能」「行動する用意があることを強調したい」とも言及し、ECBのスタッフ予想では2015-17年の成長・インフレ見通しが引き下げられた。会見を受けてECBによる追加金融緩和期待が高まったことから、ユーロが独歩安に。円も対ユーロでは急速に買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はユーロ円の下げにつれて1ドル=119円65銭前後まで下落。
・ユーロ円は5月26日以来の安値となる1ユーロ=133円15銭前後まで急ピッチで値を下げた。
・ユーロドルは売り優勢。ECBの追加緩和期待が高まったことで売りが急速に進み、1ユーロ=1.1108ドル前後まで下落した。

[2015-09-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅く推移した。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は理事会後の記者会見で「ECBは必要ならその責務の範囲内ですべての手段を講じる」などと述べたほか、QEの1銘柄当たりの買い入れ上限を25%から33%に引き上げたことを明らかにした。ECBによる量的金融緩和拡大への期待が高まりユーロ全面安の展開になると、対ユーロでの円買いが他の通貨に対しても波及した。ダウ平均が一時200ドル近く上昇すると円は伸び悩む場面もあったが、株価が失速すると再び強含んでいる。

[2015-09-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。日本株高を見越した円売りが先行したものの、130円近く上昇して始まった日経平均株価が230円超安まで一転下落したため円を買い戻す動きが進んだ。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和期待が高まるなか、対ユーロでの円高が目立ったため、その他の通貨に対して円買いが波及した面もある。

[2015-09-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価が一時570円超下げたことを受けてリスク回避の円買いが進んだ。その後に日経平均株価が下げ渋るとつれる形で上値を切り下げたが下押しは限定的。欧州株が下落して始まったほか、ナイトセッションの日経平均先物が160円下落したため再び円買い圧力が高まった。

[2015-09-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は対ドルで荒い値動き。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことなどを受けてリスク回避の買いが先行した。その後はしばらくもみ合いとなっていたが、米雇用統計の発表後は荒い値動きに。8月米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比17万3000人増と市場予想の前月比21万8000人増を下回ったため、発表直後は円買いドル売りで反応。もっとも、8月失業率は5.1%と予想の5.2%より強い数字となったほか、平均時給も予想より強く、非農業部門雇用者数も過去2カ月分が上方修正されていたため、すぐに円は上値を切り下げた。半面、日経平均先物やダウ先物などが徐々に下げ幅を広げたことから次第に下値も堅くなり、総じて方向感を欠いた動きとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円60銭前後まで下げた後、119円64銭前後まで反発。買い一巡後は119円台前半まで押し戻された。
・ユーロ円は21時30分過ぎに一時1ユーロ=132円30銭前後と4月30日以来の安値をつけた。
・ユーロドルは荒い値動き。米雇用統計の発表後に1ユーロ=1.1190ドル前後まで上昇した後、1.1090ドル前後まで反落。一巡後は再び1.11ドル台前半まで買い戻された。

[2015-09-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。米労働省が発表した8月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比17万3000人増と予想の前月比21万8000人増を下回ったことが分かると円買いドル売りが先行したものの、8月失業率が5.1%と予想の5.2%より強く、平均時給も前月比0.3%増と予想の前月比0.2%増を上回ったことから円買いの勢いは長続きしなかった。ただ、ダウ平均が一時350ドル超下落し日経平均先物もさえない動きとなったため、引けにかけては円買いがじわりと強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は雇用統計発表直後に一時本日安値となる1ドル=118円60銭前後まで値を下げたものの、すぐに119円64銭付近まで買い戻される場面があった。引けにかけては米国株安に伴う売りが出て再び上値が重くなった。
・ユーロ円は0時30分過ぎに一時1ユーロ=132円24銭前後と4月30日以来の安値を付けた。
・ユーロドルは底堅い動き。8月米雇用者数が予想を下回ったことで一時1ユーロ=1.1190ドル前後まで上昇したものの、すぐに失速し1.1090ドル前後と日通し安値を更新した。ただ、そのあとは米長期金利の低下に伴ってユーロ買いドル売りがじりじりと入り1.1178ドル付近まで持ち直した。

[2015-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価の動向に振らされる神経質な動きとなった。日経平均株価は310円超下落した後に220円超高まで反発したものの、前場の引けにかけては再び下落。もっとも、前引け後にシカゴ日経平均先物が買い戻されたため、円は対ドルなどで上下を試しながらも次第に上値が重くなった。

[2015-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。午後の日経平均株価が方向感の乏しい動きとなり、手掛かり材料難から総じて動意を欠いた動きとなった。一方、対ユーロで円は伸び悩み。7月独鉱工業生産が予想より弱い結果となったことを受けて一時円買いユーロ売りが入ったものの、その後はユーロドルが下げ渋ったこともあって上値も重くなった。

[2015-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は小動き。米国とカナダがレーバーデーの祝日で休場のため、取引参加者が減少し商いは低調となった。一方、ポンドに対しては軟調。ポンドドルの上昇に伴って円売りポンド買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円台半ばでのもみ合い。米国とカナダが休場となるなか、新規材料難から次第に値動きが細っている。
・ポンド円は堅調。19時過ぎに一時1ポンド=182円36銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルは方向感が乏しい。15時30分前に1ユーロ=1.1123ドル前後まで下落したが、一目均衡表雲上限の1.1123ドル前後がサポートとして意識されると買い戻し優勢に。18時過ぎに一時1.1176ドル前後と日通し高値を付けた。

[2015-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は小安い。日本や欧州の株式相場が反発したことで、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売りが出る場面もあった。ただ、米国市場がレーバーデーの祝日で休場だったため大きな方向感は出なかった。一方、ポンドに対してはポンドドルが上昇した影響を受けて軟調に推移した。

[2015-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。4-6月期国内総生産(GDP)改定値が予想より強い結果となったことで、日本株高を見込んだ売りが先行した。もっとも、高く始まった日経平均株価が失速すると次第に下値を切り上げる展開に。日経平均株価が170円超安まで下げたほか、上海総合指数もさえない動きとなったことを受け、全般に買い戻しが強まった。

[2015-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転下落。午後の日経平均株価が下げ幅を広げたことでリスク回避の買いが先行したものの、対ドルなどで上値の重さが意識されると次第に伸び悩んだ。15時過ぎからは対ポンドでM&A絡みの売りが加速。他の通貨に対しても円売りの流れが波及し、損失確定の売り注文を巻き込みながら急ピッチで下げ幅を拡大した。

[2015-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は売り優勢。対ポンドでM&A絡みの円売りが進んだことをきっかけとして序盤から円が売られる展開となった。ナイトセッションの日経平均先物が550円上昇したほか、欧州株が大幅高となったことも円売りにつながった。対ドルでの円売りは一服したものの、オセアニア通貨などに対しては引き続き円は下げ幅を拡大した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日高値の1ドル=119円59銭前後を上抜けて120円23銭前後まで急速に上昇。一巡後は120円ちょうど前後でのもみ合いが続いている。豪ドル円は1豪ドル=84円20銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは下げ渋り。ユーロポンドの下落につれて売りが先行。1ユーロ=1.11535ドル前後まで下押しした。もっとも、一目均衡表雲上限の1.1123ドル前後が目先のサポートとして意識されると1.1180ドル台まで下値を切り上げた。

[2015-09-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は対ポンド中心に売りが優勢。M&A(買収・合併)絡みの円売りポンド買いのフローが出たことで、他の通貨に対しても円売りが波及した。ダウ平均が一時400ドル超上昇したことで、投資家のリスク回避姿勢が後退したことも円売りを誘った。一方、ドルに対しては下げ渋った。ポンドやオセアニア通貨などに対してドル安が進んだ影響を受けた。

[2015-09-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。午後の日経平均株価が1340円超の大幅高となったことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。また、時間外の米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いを促した面があった。一方、対ポンドで円は下値が堅い。株高が重しとなり売りが先行したものの、7月英鉱工業生産や7月英製造業生産指数、7月英貿易収支がそろって予想より弱い結果となったため、全般にポンド売りが出た影響から買い戻しが入った。

[2015-09-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は売り優勢。日経平均株価が大幅に上昇したことを背景に円安が進んだ東京時間からの流れが継続。ナイトセッションの日経平均先物が底堅く推移したほか、米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いを誘うなど総じて軟調な展開となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は200日移動平均線の1ドル=120円81銭前後を上抜けて121円16銭前後まで上値を伸ばした。また、ポンド円は7月英鉱工業生産指数などこの日発表された英経済指標が軒並み弱い内容だったことで1ポンド=184円台後半まで下押ししたものの、その後は186円33銭前後まで買い戻された。
・ユーロドルはさえない。16時前に1ユーロ=1.1147ドル前後まで下げた後1.1208ドル前後までショートカバーが入ったが、本日高値の1.1216ドル前後が目先の戻り目処として意識されると再び売られる展開に。ドル円や米長期金利の上昇に伴う売りが出たほか、ユーロポンドなどユーロクロスの下落につれて1.1132ドル前後まで値を下げた。

[2015-09-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。日本株の大幅上昇をきっかけに円安ドル高が進んだ東京市場の流れを引き継いで始まった。時間外の米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いを誘った。ただ、一時は170ドル超上昇したダウ平均が失速し270ドル超下落すると円買いドル売りが優勢に。好調な米10年債入札をきっかけに米長期金利が低下に転じたことも相場の支援材料となった。

[2015-09-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。日経平均株価が810円超の大幅安となったことを受け、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、日経平均が下げ渋ると買いも一服。市場では「上値には本邦長期資金からの売りが並んでいる」との指摘もあり、一巡後は次第に上げ幅を縮小した。一方、NZドルに対しては買いが優勢。ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)はこの日、政策金利を現行の3.00%から0.25%引き下げて2.75%にすることを決めたと発表。市場予想通りの結果となったが、声明では「現時点では若干の追加利下げの可能性」「さらなるNZドルの下落が妥当」などと言及されたほか、ウィーラーRBNZ総裁が会見で「必要なら大幅に利下げを行う可能性がある」と述べたため、NZドルが全面安となった影響を受けた。

[2015-09-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。自民党有力議員である山本幸三衆院議員が「追加緩和は日銀の10月30日会合がいい機会」と発言すると、全般に売りが優勢となった。売り一巡後は荒い値動きとなったものの、日経平均株価が下げ渋ったこともあり、総じてさえない動きが続いた。

[2015-09-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。時間外のダウ先物や日経平均先物が上昇したことを受けて円売りが先行。時間外の米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いにつながった。ただ、一転してダウ先物が110ドル超安、日経平均先物が120円下げたことで円を買い戻す動きが強まった。米10年債利回りが一時低下に転じたことも円相場を支えるなど株価や金利動向について回る展開となっている。また、ポンドに対しても一転上昇。英中銀金融政策委員会(MPC)は予想通り政策金利や資産買取プログラムの規模を据え置いたが、同時に公表した議事要旨で「最近の世界情勢を受けてもMPCの基本的な見方は変わっていない」と言及したことで円売りポンド買いが進んだ。もっとも、その後は株価の一転下落を受けて反発した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=121円34銭前後まで上昇したものの、アジア時間に付けた高値121円38銭前後が目先の上値目処として意識されると120円58銭前後まで失速した。
・ポンド円も1ポンド=187円33銭前後まで上げた後185円60銭台まで一転下落した。
・ユーロドルは下値が堅い。ユーロポンドなどユーロクロスの下落につれて売りが先行。米長期金利の上昇も重しとなり1ユーロ=1.1172ドル前後まで下押しした。もっとも、その後はドル・円の失速に伴って買い戻しが入り1.12ドル台を回復した。

[2015-09-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。時間外のダウ先物や日経平均先物などが上昇したことをながめ、円売りドル買いが先行したものの、アジア時間に付けた日通し安値がサポートとして意識されると徐々に買い戻しが進んだ。対ユーロ中心にドル安が進んだ影響も受けた。一方、ユーロに対してはユーロドルの上昇につれた円売りユーロ買いが出て軟調に推移した。

[2015-09-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小安い。安く始まった日経平均株価が一時プラス圏を回復したことを受け、やや売りが出た。もっとも、日経平均株価の買いは続かなかったほか、本日はシンガポール市場が休場で取引参加者が少なかったこともあり、次第に動意は細った。

[2015-09-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後はやや買いが優勢に。時間外のダウ先物や日経平均先物、欧州株などが下落し、リスク回避目的の買いが広がった。

[2015-09-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。時間外のダウ先物や日経平均先物、欧州株が下落したことでリスク回避の円買いが先行したが、対欧州通貨でドル高が進んだため、対ドルでは徐々に上値を切り下げた。また、欧州通貨売りドル買いが一服するとユーロなどに対して円売りが強まるなど円は総じて上値の重い動きとなった。なお、8月米卸売物価指数(PPI)は予想より強い内容となったが、相場への影響は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円36銭前後まで下落したものの、その後は120円80銭台まで下げ渋った。
・ユーロ円も1ユーロ=135円75銭前後まで下げた後は136円26銭前後まで持ち直している。
・ユーロドルは下げ渋り。ドル円の下落に伴って1ユーロ=1.1310ドル前後まで上げたものの、1日高値の1.1332ドル前後が目先の上値目処として意識されると売りに押される展開に。一時1.1255ドル前後まで下押しした。一方で、200日移動平均線の1.1249ドル前後がサポートとして機能すると、米長期金利が低下したことも支えとなり1.12ドル台後半まで下値を切り上げた。

[2015-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。株高を見越した売りが先行したものの、その後は次第に下げ幅を縮小した。高く始まった日経平均株価が下げに転じると下値の堅さを確認したこともあってじわりと買い戻しが優勢に。午前の上海総合指数が軟調に推移したことも、リスク回避目的の買いを誘った面がある。もっとも、明日に日銀金融政策決定会合の結果発表を控えて積極的な売買は手控えられており、相場は総じて狭いレンジ内の動きにとどまった。

[2015-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで堅調。午後の日経平均株価や上海総合指数などが下げ幅を広げたことを受け、リスク回避目的の買いが広がった。また、円は対ユーロでもしっかり。欧州勢の参入後には一時ユーロドルの上昇につれた売りが出る場面もあったが、下値の堅さを確認すると徐々に買い戻しが優勢となった。

[2015-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円はユーロに対して堅調。対豪ドルを中心にユーロ安が進んだ影響から円買いユーロ売りが強まった。また、対ポンドでも徐々にユーロに対する円買いが波及した。また、ドルに対しても底堅い。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が失速した影響などから円買いが先行した後は対欧州通貨でドル高が進んだため伸び悩んだ。もっとも、欧州通貨に対する円買いにつれた面もあり、下値も限られている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円10銭前後まで下げた後は120円40銭台まで下げ渋ったものの戻りは鈍かった。
・ユーロ円は1ユーロ=135円89銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルはさえない。16時過ぎに1ユーロ=1.1373ドル前後まで上げたものの、その後はユーロ豪ドルなどユーロクロスの下落につれて一転して売られる展開に。一時1.1299ドル前後まで値を下げた。

[2015-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。欧州市場序盤から全般ユーロ安が加速した流れを引き継ぎ円買いユーロ売りが先行した。ダウ平均の100ドル超安に伴いリスク回避目的の円買いも見られた。その後、ダウ平均は方向感が出なくなったが、ナイトセッションの日経平均先物が60円安からプラス圏に浮上。つれる形で持ち高調整の円売りが出て伸び悩んだ。全般ユーロ買い戻しが強まり円安ユーロ高も進んだ。

[2015-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。午前の日経平均株価が一時360円超上げるなど堅調に推移したことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行。もっとも、日経平均株価が伸び悩むと売りも一服した。日銀はこの日、現状の金融政策を維持することを決定。市場予想通りの結果となったが、一部では追加緩和期待もあったため、発表後には円の買い戻しが優勢に。午後の日経平均株価が上げ幅を縮小したことも買い戻しを誘った面があった。

[2015-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が170円下落したことを受けてリスク回避の円買いが先行。その後もしばらくは底堅い動きが続いていたが、米経済指標発表後は対ドルを中心に円を売る動きが優勢に。8月米小売売上高や9月米NY連銀製造業景気指数はいずれも予想より弱い内容となったが、米10年債利回りが一転上昇したため円安ドル高が進んだ。日経平均先物が持ち直したことも円売りを促した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円40銭前後まで下落したものの、一巡後は120円ちょうど付近まで買い戻された。また、ユーロ円も1ユーロ=135円ちょうど前後まで下げた後は下げ幅を縮めている。
・ユーロドルは16時前に1ユーロ=1.1285ドル前後まで下げたものの、前日安値の1.12835ドル前後が目先のサポートとして意識されると買い戻しが入った。低調な米経済指標が伝わると本日高値の1.1329ドル前後に迫ったものの、米長期金利の一転上昇に伴い失速。一方で、ユーロ円の買い戻しにつれて再び下値を切り上げるなど方向感が出なかった。

[2015-09-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は売り優位。8月米小売売上高は前月比0.2%増、自動車を除いた数値は前月比0.1%増と市場予想を若干下回った。ただ、市場では「前月分が上方修正されるなどおおむね良好な内容だった」との指摘があり、米10年債利回りの急上昇とともに円売りドル買いが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物の230円高やダウ平均の270ドル超高を受けて投資家のリスク志向改善を意識した円売りも活発化した。NZ乳業大手フォンテラのGDT物価指数が前回比16.5%上昇したことで円売りNZドル買いも目立った。なお、この日発表された経済指標で9月米NY連銀製造業景気指数や8月米鉱工業生産指数は予想を下回ったが影響は限定的だった。

[2015-09-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。昨日の海外時間に急ピッチで円安外貨買いの動きが進んだ反動が出た。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも、日米金利差縮小を見越した買いを誘った面があった。

[2015-09-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。午前からの流れを引き継いで買いが先行したものの、上海総合指数が引けにかけて大幅に上昇すると、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。ナイトセッションの日経平均先物が一時110円高まで上げたことも売りを促した面があった。一方、他の通貨に対しては高安まちまちの動き。上海株の大幅上昇を受けて円売り豪ドル買いが目立った半面、対ユーロではユーロ豪ドルの下げにつれた買いが入った。

[2015-09-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は軟調。8月英雇用統計でILO方式による5-7月の失業率や週平均賃金が強い結果となったことをきっかけに対ポンドで円は急落。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の格付けを「AA-」から「A+」に引き下げたと伝わると全般円売りが広がった。また、目立った材料は伝わっていないものの、対ドルや対ユーロでスイスフランが急伸したことにつれて円安スイスフラン高も進んだ。また、ユーロに対しても一転下落。ユーロポンドの下落や予想を下回る8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)改定値を受けて円買いが先行していたものの、ユーロが一転して買い戻されると円は急反落した。なお、8月米消費者物価指数(CPI)は市場予想通りの結果となり、発表後は米10年債利回りが前日終値を挟んで神経質な動きとなったが、為替相場への影響は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日高値の1ドル=120円66銭前後を上抜けて120円68銭前後まで上昇。一巡後は120円41銭前後まで失速したが下値は堅かった。
・ユーロ円は1ユーロ=135円19銭前後まで下げた後135円98銭前後まで一転上昇した。
・ポンド円は1ポンド=186円58銭前後まで急速に値を上げた。
・ユーロドルは買い戻し。ユーロ豪ドルやユーロポンドなどユーロクロスの下落につれたほか、さえないユーロ圏HICP改定値の結果を受けて売りが先行。一時1ユーロ=1.12145ドル前後まで下げ足を速めた。ただ、急ピッチで下げた反動から一巡後はユーロポンドなどとともにショートカバーが進み1.1280ドル付近まで持ち直した。

[2015-09-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は豪ドルやカナダドルに対して軟調。ナイトセッションの日経平均先物の240円高やダウ平均の150ドル超高を背景に投資家のリスク志向改善を意識した円売りが広がった。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫が大幅に減少し、原油先物相場が急伸したことも円売りを後押しした。一方、欧州通貨に対しては伸び悩み。良好な英雇用指標が引き続き材料視されるなか、英中銀金融政策委員会(MPC)委員らのタカ派的な発言を受けて対ポンド中心に円売りが活発化した。その後、原油高を受けてユーロ豪ドルやユーロカナダドルが下落した影響から対ユーロなどで円買い戻しが進んだ。なお、ドルに対してはもみ合い。欧州資源国通貨絡みの取引が中心となり方向感が出なかった。8月米消費者物価指数(CPI)は予想通りの結果となり影響は限定的だった。

[2015-09-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで伸び悩み。昨日の海外時間に売りが進んだ反動が出たほか、時間外の米10年債利回りが小幅に低下したことを受けた買いも入った。もっとも、安く始まった上海総合指数がプラス圏を回復したこともあり、次第に上値も重くなった。また、NZドルに対しても円は伸び悩み。4-6月期ニュージーランド(NZ)国内総生産(GDP)が前期比0.4%増と市場予想の0.6%増を下回ったことを受けて、NZドル売りが先行した流れに沿った。半面、一巡後は上げ幅を縮めるなど一方的に買いが進む展開にもならなかった。

[2015-09-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午後の日経平均株価が一時300円近く上昇するなか、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。対ドルでは米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて持ち高調整目的の売りも出た。

[2015-09-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は弱含み。アジア時間からの円安の流れが継続。欧州勢参入後に対ドルでユーロ買いが先行した流れに沿って円売りユーロ買いが目立った。一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えていることもあり、一段と下落する展開にもなっていない。なお、前週分の米新規失業保険申請件数や8月米建設許可件数は予想を上回った半面、8月米住宅着工件数は予想より弱い内容となったが、発表後の動きは限定的だった。一方、オセアニア通貨対しては強含み。対ドルや対ユーロでオセアニア通貨売りが強まった影響から円は底堅く推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円98銭前後まで値を上げ、一巡後は高値圏でのもみ合いとなった。
・ユーロ円は前日高値の1ユーロ=136円62銭前後を上抜けて137円09銭前後まで上値を伸ばした。
・豪ドル円は1豪ドル=86円38銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは底堅い。欧州勢が買いで参入し、前日高値の1ユーロ=1.1321ドル前後を上抜けて1.1338ドル前後まで上昇。一巡後は1.1310ドル付近まで戻り売りに押されたものの、ユーロ豪ドルなどユーロクロスが堅調に推移したため下値は堅かった。

[2015-09-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して買い優勢。21時30分に4-6月期米経常収支や8月米住宅着工件数、前週分の米新規失業保険申請件数、23時に9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数などが発表されたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて目立った値動きは見られなかった。米連邦準備理事会(FRB)は16-17日、FOMCを開き政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。利上げを予想する向きもいただけに、米長期金利の急低下とともに円買いが加速した。2015・16年末のFF金利見通し中央値が引き下げられたことも円買い材料とみなされた。イエレンFRB議長は定例記者会見で「インフレは今後数カ月も極めて低い水準」「さらなる証拠を待つことが適切と判断した」「経済がどのように進展するか極めて不確実」などと発言。早期利上げ観測を高める内容ではなかったとの見方から円がさらに買われた。ダウ平均の190ドル超高をながめ持ち高調整の円売りも見られたが、ダウ平均が100ドル超安まで一転下落すると円買いが再開した。一方、オセアニア通貨に対しては一転上昇。FOMCの結果公表前にオセアニア通貨安が進んだ流れに沿って円買いが散見された。FOMCで利上げが見送られダウ平均が急伸すると円売りが活発化したが、その後のダウ平均が一転下落したことで円が急速に買い戻された。なお、欧州通貨に対しては一進一退。ドルやオセアニア通貨絡みの取引が中心となり総じて方向感が定まらなかった。

[2015-09-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は神経質な動き。日経平均株価が一時360円超下げたことをながめ、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、対ドルでは上値で「本邦長期資金などからの売り注文が観測された」との指摘があったほか、市場からは「人民元絡みでまとまった売りが出た」との声も聞かれ、一時は急速に上げ幅を縮小する場面もあった。半面、売りの勢いも長続きはせずに再び買い戻しも入るなど、総じて相場は方向感に乏しかった。

[2015-09-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでしっかり。午後の日経平均株価が戻りの鈍い動きとなったことを受け、リスク回避目的の買いが入った。また、時間外の米10年債利回りが低下したことも円買いドル売りを誘った面があった。一方、豪ドルやカナダドルなどに対して円はさえない動き。対ドルで豪ドル高やカナダドル高などが進んだ流れに沿って、円売り豪ドル買いや円売りカナダドル買いが出た。

[2015-09-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ドルで買い一服。時間外の米10年債利回りが低下したことを受けて欧州勢が円買いドル売りで参入。ナイトセッションの日経先物が下落して始まったことも円買いにつながった。もっとも、米長期金利の低下が一服すると円買いの流れはいったん落ち着いている。一方、オセアニア通貨やカナダドルに対しては軟調。目立った材料は伝わっていないものの、対ユーロを中心にポジション調整のオセアニア通貨買いやカナダドル買いが進んだ影響から円は下落した。
 【 通貨ペア 】
・ドル・円は15日安値の1ドル=119円40銭前後を下抜けて119円06銭前後まで下げ足を速めた。もっとも、一巡後は119円台半ばまで下げ渋った。また、豪ドル円は1豪ドル=86円87銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢参入後に全般ドル安が進んだ流れに沿って買いが先行。一時1ユーロ=1.1460ドル前後まで上昇したものの、その後は徐々に売りに押される展開に。ユーロ豪ドルやユーロカナダドルなどユーロクロスの下落につれて1.1400ドル前後を割り込んだ。

[2015-09-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して軟調。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けたドル安に対し週末要因のドル買い戻しが優勢となった流れに沿って円安が進んだ。一巡すると方向感が出なくなったが、終盤に対ユーロなどでドル買いが再開した影響から戻りの鈍い展開となった。一方、ユーロやカナダドルに対しては買い優勢。ドル絡みの取引が中心となりしばらくもみ合いが続いたが、プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事が「インフレ見通しにリスクが見られればECBは行動をためらわない」と発言するとユーロドルの一段安とともに円買いユーロ売りが加速した。原油先物相場の大幅安を受けて円買いカナダドル売りも活発化した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は本日安値圏の1ドル=119円20銭前後でのもみ合いが続いていたが、次第に下値が切り上がり120円台を回復した。
・ユーロ円は前日の安値1ユーロ=136円10銭前後を下抜け135円28銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは売り優勢。週末を控えて持ち高調整のドル買い戻しが活発化した流れに沿った。アジア時間の安値1ユーロ=1.1390ドル前後を下抜けてストップロスを誘発。プラートECB専務理事の発言も売り材料視され1.1267ドル前後まで急速に下げ幅を広げた。一巡すると1.13ドル台を回復したが、米格付け会社ムーディーズがフランスの格付けを「Aa1」から「Aa2」に引き下げたことで戻りが鈍くなる場面があった。

[2015-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。前週末の米国市場で円安ドル高が進んだ反動で円買いドル売りが先行。時間外のダウ先物やCME日経平均先物が下落したことも円の買い戻しを誘った。ただ、本日は敬老の日の祝日で東京市場が休場。市場参加者が少なく、一本調子で円高が進む状況にはならなかった。

[2015-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。米長期金利の上昇に伴って円売りドル買いが先行すると、他の通貨に対しても円売りが波及した。時間外のダウ先物やCME日経平均先物が底堅く推移したことも円の重し。

[2015-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。シカゴ日経平均先物や時間外のダウ先物が上昇し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。また、時間外の米10年債利回りが上昇し、日米金利差拡大を見越した売りも出た。ブラード米セントルイス連銀総裁が「政策金利を正常化する力強い根拠がある」「10月はFRBにとって利上げのチャンス」「できるだけ早く、段階的に利上げをすることが望ましい」などの見解を示したことも売りを促した面があった。一方、ユーロに対しては下値が堅かった。株高を手掛かりにした売りが先行したものの、対欧州通貨や対オセアニア通貨などでユーロ売りが進んだため、つれて円買いユーロ売りが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル・円は20時30分過ぎに1ドル=120円57銭前後まで上昇。
・ユーロ円は17時30分前に1ユーロ=136円14銭前後まで上げた後、135円30銭台まで上値を切り下げた。
・ユーロドルは軟調。欧州勢の参入後に1ユーロ=1.1330ドル前後まで上げたものの、その後はユーロクロスの下げにつれて売りが優勢に。米長期金利の上昇も相場の重しとなり、22時前には1.1234ドル前後まで値を下げた。

[2015-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して戻りが鈍い。ブラード米セントルイス連銀総裁が「政策金利を正常化する力強い根拠がある」「10月はFRBにとって利上げのチャンス」「できるだけ早く、段階的に利上げをすることが望ましい」などと発言したことで全般ドル高が進み円売りが先行した。8月米中古住宅販売件数が予想を下回り円はやや買い戻されたが影響は限定的。ダウ平均の190ドル超高や米10年債利回りの上昇が円売りを後押しした。その後、ダウ平均が前週末終値手前まで失速すると円買い戻しが入ったが、米10年債利回りが上昇幅を拡大したうえ、ダウ平均も150ドル超高まで持ち直したことで円売りが再開した。一方、ユーロに対しては買い一服。ユーロドルやユーロクロスの下落につれて円買いが活発化したが、一巡すると高値圏で方向感が出なくなった。

[2015-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小幅高。前日の欧米市場で円安ドル高が進んだ反動から持ち高調整の円買い戻しが先行。時間外のダウ先物が弱含んだことも円相場を支えた。もっとも、国民の休日で東京市場が休場ということもあり、市場参加者が少ないなか円買いも長続きしなかった。

[2015-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優位。しばらくはもみ合いが続いていたが、時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に欧州勢が円買いドル売りで参入。ダウ先物やCME日経平均先物、欧州株が急落するとリスク回避の円買いが活発化した。

[2015-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は買い優勢。シカゴ日経平均先物や時間外のダウ先物が大幅に下落し、リスク回避目的の買いが幅広い通貨に対して入った。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも買いを誘った面がある。NY勢の参入後はいったん上値を切り下げる場面もあったが、株安基調が続く中で総じて底堅く推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル・円は19時過ぎに1ドル=119円70銭前後まで下落。
・ユーロ円も1ユーロ=133円60銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは上値が重い。米長期金利の低下を手掛かりに18時前には1ユーロ=1.1207ドル前後まで上げたものの、1.12ドル台で頭の重さを確認すると次第に売りが強まった。ユーロ円の下げにつれた売りも進み、22時30分過ぎには1.1141ドル前後まで反落した。

[2015-09-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。独自動車大手フォルクスワーゲンの排ガス検査不正などを背景に投資家がリスク回避姿勢を強めるなか、世界的な株安とともに欧州市場から円買いが強まった。米10年債利回りの低下に伴う円買いドル売りも見られたほか、対ユーロではユーロドルや一部のユーロクロスの下落につれた円買いが進んだ。ただ、株安が一服すると持ち高調整の円売りが出て上値が切り下がった。

[2015-09-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し優勢。ロックハート米アトランタ連銀総裁が「年内利上げという考えを心地よく受け入れる」「利上げのタイミングは非常に近いと感じる」と述べると円売りドル買いが強まったものの、下値は堅かった。9月Caixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が47.0と市場予想平均の47.5を下回ったことを受けて対豪ドルで円が急伸するとその他の通貨に対しても円買いが波及。時間外のダウ先物やCME日経平均先物が急落したことで円買いが活発化した。

[2015-09-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優勢。上海株が2.5%超下落したことを受けて円買いが入ったものの、時間外のダウ先物やCME日経平均先物が買い戻されたことをながめ欧州勢が円売りで参入。米10年債利回りが上昇に転じたことも円売りドル買いを誘った。市場では「排ガス不正問題をきっかけに連日で大幅安となっていたフォルクスワーゲン株が反発していることも株価の買い安心感につながったようだ」との指摘があった。

[2015-09-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。連日で下げが目立っていた独自動車大手フォルクスワーゲン株が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が後退するなか、シカゴ日経平均先物や時間外のダウ先物が上昇。対ドルでも売りが先行した。時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面があったが、その後はユーロ絡みの取引が中心となり、次第に方向感を失った。一方、対ユーロでは荒い値動き。ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「短期間において欧州中央銀行(ECB)が行動する必要性はない」と述べたほか、ヤズベツ・スロベニア中銀総裁も「新たな刺激策について述べるのは時期尚早」「現行の量的緩和やその延長について現時点では協議していない」などの見解を示すなど、ECB理事会メンバーから追加緩和に否定的な発言が示されるなか、円売りユーロ買いが進んだ。もっとも、その後はドラギECB総裁の議会証言を控えて持ち高調整の買いも入るなど荒い値動きに。ドラギECB総裁は「ECBはリスクが上昇すれば行動をためらわない」「QEは規模や構成、期間を変更することが可能であり、柔軟性を有している」などの見解を示したが、上下に振らされる神経質な動きとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル・円はアジア時間につけた高値の1ドル=120円33銭前後まで上げた後、120円20銭前後を挟んだもみ合い。
・カナダドル円は1カナダドル=90円89銭前後まで上げたが、7月カナダ小売売上高が予想より弱い結果となったことを受けて90円20銭付近まで失速した。
・ユーロドルは荒い値動き。20時30分過ぎに1ユーロ=1.11755ドル前後まで上げた後、1.1110ドル台まで失速するなど1.1140ドル前後を挟んだ神経質な値動きとなった。

[2015-09-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は資源国通貨に対して堅調。7月カナダ小売売上高が予想を下回り円買いカナダドル売りが強まった。一巡すると伸び悩んだが、原油先物相場が大幅安となったことで円買いが再開した。一方、ドルに対しては方向感が定まらない。米10年債利回りの上昇に伴い円売りが先行した。ダウ平均が120ドル近い下落となり円買い戻しが進んだが、ダウ平均が下げ幅を縮小すると円買い圧力も後退した。また、ユーロに対しては売り優位。ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「短期間において欧州中央銀行(ECB)が行動する必要性はない」と述べたほか、ヤズベツ・スロベニア中銀総裁が「新たな刺激策について述べるのは時期尚早」「現行の量的緩和やその延長について現時点では協議していない」と発言。追加緩和に慎重な見方が示されたとして円売りが活発化した。ドラギECB総裁が「ECBはリスクが上昇すれば行動をためらわない」「QEは規模や構成、期間を変更することが可能であり、柔軟性を有している」としながらも、早期の追加緩和に踏み込んだ発言がなかったことも円売りを後押し。原油安を背景にユーロカナダドルなどユーロクロスが急伸したことも相場の重しとなった。ただ、株安を受けた円買い戻しも見られるなど、一本調子で円安が進む展開にもならなかった。

[2015-09-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。連休明けとあって仲値に向けた円売りドル買いが先行したが、その後は徐々に円は買い戻される展開に。日経平均株価が一時440円超安まで下落したことを受けて投資家のリスク志向低下を意識した円買いが広がった。時間外のダウ先物が下落したことも円相場を支えた。

[2015-09-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が500円近く下げたことでリスク回避の円買いが入ったが続かなかった。時間外のダウ先物や欧州株が買い戻されたことで徐々に上値を切り下げた。9月独Ifo企業景況感指数が108.5と予想の107.9を上回ったことで円安ユーロ高が進んだほか、米10年債利回りが上昇に転じたことも対ドルでの円売りにつながった。一方で、資源国通貨に対しては強含み。対ユーロや対ドルで資源国通貨売りが進んだ影響から円は上昇した。

[2015-09-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は堅調。欧州株や時間外のダウ先物、日経平均先物が軒並み安となり、リスク回避目的の買いが幅広い通貨に対して広がった。市場では「独自動車大手BMWのディーゼル車が路上走行試験で欧州の排ガス規制制限の11倍に達したと報じられ、BMW株が急落している」との指摘もあり、全般に投資家心理が悪化していることも買いを誘った面がある。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下し、日米金利差縮小を見越した買いも入った。なお、前週分の米新規失業保険申請件数は市場予想より強かったほか、8月米耐久財受注額は前月比2.0%減と市場予想の前月比2.3%減を上回ったが、変動の大きい輸送関連を除いた受注額は前月比横ばいと市場予想の前月比0.1%増を下回ったこともあり、相場への影響は限定的だった。

[2015-09-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は行って来い。独自動車専門誌オートビルドが「BMWディーゼル車から欧州の規制基準値11倍の排ガスが検出された」と報じたことで欧州株や時間外のダウ先物、ナイトセッションの日経平均先物が大幅安に。投資家のリスク回避姿勢が強まり円買いが加速した。米10年債利回りの低下幅拡大をながめ円買いドル売りも強まった。ただ、ダウ平均は260ドル超安から次第に下げ幅を縮小。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて買い戻しが入ったうえ、独自動車専門誌オートビルドが「BMWに排ガス操作の兆候はない」との見解を示したこともあり30ドル超安まで反発した。米10年債利回りも低下幅を縮小したため、持ち高調整の円売りが強まり一転下落した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円21銭前後まで売り込まれたが、18日の安値119円05銭前後が下値の目処として意識されると120円10銭付近まで持ち直した。
・NZドル円は1NZドル=74円96銭前後まで下げたが、足もとの下落に対する買い戻しが優勢となり76円51銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは上げ幅縮小。ユーロポンドなどユーロクロスの急伸につれたほか、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるバシリアウスカス・リトアニア中銀総裁が「量的緩和促進を協議するため12月を待つ」「(追加緩和について)10月の会合時点で準備が出来ているとは思わない」との見解を示したことが好感され、1ユーロ=1.1296ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、1.1300ドル手前で上値の重さを確認すると利益確定の売りが優位に。米10年債利回りの低下幅縮小やドル円の買い戻しを横目に1.1210ドル台まで下げ足を速めた。

[2015-09-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で「今年後半のどこかで利上げが適切となる可能性」「自分も含めてFOMCの大半のメンバーが2015年の利上げを予想している」と述べると対ドルで円売りが先行。日経平均株価が一時240円超高まで上昇したことも円売りにつながった。ただ、その後に日経平均株価が80円超安まで一転下落したため円は買い戻された。なお、黒田日銀総裁は昼ごろに首相官邸に入った。安倍首相と足もとの景気認識などに対する意見交換を行うと見られ、会談は6月2日以来、約4カ月ぶりとなる。

[2015-09-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。安倍首相と黒田日銀総裁が昼に会談を行ったことで日経平均株価が上昇し300円超高の高値引けとなると全般円売りが強まった。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が朝方に年内利上げを示唆したことを受けて欧州勢がドル買いで参入すると円安ドル高が加速。ナイトセッションの日経平均先物が190円上昇したことも円相場の重しとなったほか、市場では「本邦実需勢から円売りドル買いが観測された」との指摘があった。

[2015-09-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が上昇し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも相場の重しとなったほか、4-6月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率3.9%増と市場予想の3.7%増を上回ったことも売りを促した面があった。もっとも、一巡後は米長期金利の上昇が一服し、株価も伸び悩みとなったことでやや下値を切り上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル・円は21時30分過ぎに1ドル=121円23銭前後まで上昇したが、10日高値の121円38銭前後が意識されると買いも一服。
・ユーロ円は一時1ユーロ=135円06銭前後まで上げた後、134円90銭前後を挟んだもみ合いとなった。
・ユーロドルは下値が堅い。米長期金利の上昇に伴って1ユーロ=1.11165ドル前後まで下押しした。もっとも、売り一巡後はユーロポンドなどの上昇につれた買い戻しが優勢に。米GDP確定値の発表直後には売りに押される場面もあったが、反応は一時的だった。

[2015-09-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。4-6月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率3.9%増と市場予想の3.7%増を上回ったことがわかると円売りドル買いで反応した。ただ、米10年債利回りの上昇が続かず円売り圧力も後退。市場では「ベイナー米下院議長が10月末の辞任を発表したことが円買いドル売りを誘ったようだ」との声もあった。ダウ平均が260ドル超高から20ドル超高まで上げ幅を縮めたことも円全体の下値を支えた。一方、ユーロに対してはもみ合い。総じてドル相場となったこともあり方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=121円24銭前後まで上げたが、10日の高値121円38銭前後に上値を抑えられると120円50銭付近まで失速。その後120円90銭台まで切り返したが、引けにかけて120円40銭台まで再び下げた。
・ユーロ円は1ユーロ=135円ちょうど前後でやや神経質な動きとなった。ユーロドルの上昇につれて135円38銭前後まで上げる場面もあった。
・ユーロドルは底堅い。強い米GDP確定値を受けて1ユーロ=1.1123ドル前後まで下げたが、本日の安値1.1116ドル前後がサポートされた。下値が堅いと見た向きが買い戻しに動き下値が切り上がる展開に。米10年債利回りが上昇幅を縮小したうえ、ユーロポンドやユーロスイスフランなど一部のユーロクロスの急伸につれて1.12ドル台を回復した。

[2015-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が280円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行。本日は月末がスポット応答日にあたり、仲値に向けた実需勢の円売りドル買いが出るなど伸び悩む場面があったが下値は限定的だった。一時は60円超安まで下げ幅を縮めた日経平均株価が再び下落したため円は底堅く推移した。

[2015-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対欧州通貨を中心に上値が重い。日経平均株価が一時310円超下落したことを受けて円買いが強まる場面があったが、その後は徐々に上値を切り下げる展開に。時間外のダウ先物がプラス圏を回復したことが円相場の重しとなったほか、市場では「M&A絡みのポンド買いが観測された」との指摘があり、対ポンドなど欧州通貨に対する円売りが目立った。一方、ドルに対しては底堅い。株価の買い戻しにつれて上値を切り下げたものの、その後に株価が失速したうえ、対欧州通貨を中心にドル売り圧力が高まった影響を受けたため下値も限られた。

[2015-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は対ドルで伸び悩み。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が下落し、リスク回避目的の買いが先行した。時間外の米10年債利回りが低下したことも円買いドル売りを誘った面があったが、8月米個人消費支出(PCE)が予想より強い結果になると買いも一服。同時に発表された8月米個人所得が予想を下回り、8月米コアPCEデフレーターは予想通りの結果となったため反応は限られたが、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「年後半にFRBは利上げを実行すると予想」「10月のFOMCも利上げ決定の可能性がある会合になる」などの見解を示すと上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル・円は1ドル=120円ちょうど前後まで下げた後、120円30銭台まで反発。ユーロ円は株安を嫌気した売りが出たほか、
・ユーロドルの下げにつれた面もあり、1ユーロ=134円07銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは上値が重い。1ユーロ=1.12ドル台で頭の重さを確認すると次第に上値を切り下げた。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言を受けてドル高が進むと、一時1.1147ドル前後まで下押しした。

[2015-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅く推移した。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「年後半にFRBは利上げを実行すると予想」と発言したことで円売りドル買いが先行したものの、下値は限定的だった。8月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)が予想を下回ったうえ、ダウ平均が330ドル超下落したため円買いドル売りが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物が380円下げたことも円の買い戻しを誘った。

[2015-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。前日の欧米株安を背景に日経平均株価が大幅安で始まるとリスク回避の円買いが先行した。仲値にかけては円売りドル買いが出たものの一巡後は円買いが再開。市場では「CTA(商品投資顧問)から株価指数先物に売りが持ち込まれた」との指摘があり、午後に入って日経平均株価が620円超安まで下げ幅を広げたため円は総じて底堅く推移した。

[2015-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転下落。日経平均株価が一時740円超安まで下げ幅を広げたことを受けて円買いが強まったが、欧州時間に入ると一転して円を売る動きが優勢に。市場では「連日で大幅安となっていたスイス資源大手グレンコア株が急反発したことで投資家心理が改善した」との指摘があり、時間外のダウ先物が急速に買い戻され、ナイトセッションの日経平均先物も220円上昇したため損失覚悟の円売りが活発化した。

[2015-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は対ドルでさえない。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が上昇し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。対ドルでは時間外の米10年債利回りの上昇を受けた売りも観測されたほか、連日で大幅安となっていたスイス資源大手グレンコア株が急反発したことで資源国通貨などに対する過度な不安が後退たため、円売り資源国通貨買いの動きも目立った。一方、ユーロに対しては下値が堅かった。欧州勢の参入後に売りが出る場面もあったが、対資源国通貨でユーロ安が進んだ影響もあり、次第に円買いユーロ売りが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル・円はアジア時間につけた高値の1ドル=120円04銭前後に面合わせすると、その後も高値圏でのもみ合いに。
・ユーロ円は17時過ぎに1ユーロ=134円94銭前後まで上げた後に134円28銭前後まで失速した。
・豪ドル円は欧州勢の参入後に買い戻しが強まり、1豪ドル=84円09銭前後まで値を上げた。グレンコア株の反発などもあり、連日で下げが目立っていた反動が出た格好だ。
・ユーロドルは軟調。昨日の海外時間から買いが続いていた反動が出た。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの下げにつれた売りが出たほか、米長期金利の上昇も相場の重し。9月独消費者物価指数(CPI)速報値が市場予想を下回ると、一時1ユーロ=1.1194ドル前後まで値を下げた。

[2015-09-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。ナイトセッションの日経平均先物が330円上昇したことで円売りドル買いが先行。9月米消費者信頼感指数が予想を上回ったことも相場の重しとなった。ただ、そのあとは米長期金利が低下したため徐々に円買いドル売りが進んだ。一方、ユーロに対しては上値が重かった。9月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想を下回ったことで円買いユーロ売りが先行したものの、ユーロドルが持ち直したことで次第に円売りユーロ買いが出た。

[2015-09-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が上昇して始まったことを手掛かりに円売りが先行。本日は月末中間期末の5・10日(五十日)にあたり、仲値にかけては実需の円売りドル買いも観測された。市場では「大手国内輸出企業から期末に絡んだ円買いドル売りが入った」との指摘があり、一巡後は下値を切り上げたが戻りは限定的。午後の日経平均株価が430円超高まで上げ幅を広げたため、再び円を売る動きが強まった。また、NZドルに対してもさえない動き。日本株高を受けた円売りの流れに沿ったほか、9月NBNZ企業信頼感指数が前回よりも改善されたことが円安NZドル高につながった。

[2015-09-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が一時530円超高まで上げ幅を広げたことを受けて円はじりじりと値を下げた。欧州勢参入後は米長期金利の上昇を手掛かりに円売りドル買いが進んだうえ、時間外のダウ先物や欧州株が底堅く推移したことも円相場の重しとなった。市場では「JPモルガンチェースが『日銀は10月30日に追加緩和決定と予想』などの見解を示したことも円売りにつながった可能性がある」との指摘があった。

[2015-09-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は下値が堅かった。時間外のダウ先物が上昇したほか、小安く始まったナイトセッションの日経平均先物も持ち直し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことや、JPモルガンチェースが「日銀は10月30日に追加緩和決定と予想」「10月7日の追加緩和の可能性も排除せず」などの見解を示したことも売りを促した面があった。もっとも、その後は米10年債利回りが上昇幅を縮小し、株価も伸び悩む展開となったため、次第に下値を切り上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに1ドル=120円34銭前後まで上げた後、120円ちょうど付近まで失速。
・ユーロ円もアジア時間につけた高値の1ユーロ=135円11銭前後に迫る水準まで上げたものの、その後は全般にユーロ売りが強まった流れに沿って134円41銭前後まで反落した。
・ユーロドルは軟調。米長期金利の上昇が相場の重しとなったほか、ユーロポンドなどユーロクロスの下げにつれた売りも出た。9月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比20万人増と市場予想の19万人増を上回ったことが分かると、昨日安値の1ユーロ=1.1194ドル前後を下抜けて売りが強まり、一時1.1184ドル前後まで値を下げた。

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