為替・株式・商品マーケット概要

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 2016年2月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2016年2月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2016年2月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2016-02-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。前週末の米国株や日経平均先物が上昇したことを背景に本日の日本株高を見越した円売りが先行。一巡後はポジション調整の円買い戻しが入ったほか、1月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことも円買いにつながった。ただ、1月Caixin中国製造業PMIが強い内容となったことで日経平均株価が上げ幅を拡大すると円売りが再開するなど戻りも限られている。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2016年2月 発言・ニュース

[2016-02-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。前週末の米国株や日経平均先物が上昇したことを背景に本日の日本株高を見越した円売りが先行。一巡後はポジション調整の円買い戻しが入ったほか、1月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことも円買いにつながった。ただ、1月Caixin中国製造業PMIが強い内容となったことで日経平均株価が上げ幅を拡大すると円売りが再開するなど戻りも限られている。

[2016-02-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はやや強含み。しばらくはもみ合いが続いていたが、上海株が2%超下落したほか、ナイトセッションの日経平均先物が下落したことでリスク回避の円買いが入った。一方で、「上値では日銀のマイナス金利政策を背景に戻り売り意欲が強い」との市場関係者からの声が聞かれるなど、一方的に円買いが進む展開にもなっていない。

[2016-02-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。欧州勢の参入後はやや買いが入ったものの、時間外の米10年債利回りが上昇に転じると売りも出た。総じて方向感の乏しい動きとなった。一方、ユーロに対しては弱含み。原油先物相場の下落を受けて、対資源国通貨などでユーロ高が進んだ影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに1ドル=121円06銭前後まで下げたものの、下値も限定的。
・ユーロ円は一時1ユーロ=132円03銭前後まで上げた。
・ユーロドルはしっかり。前週末の海外時間に売りが進んだ反動が出たほか、ユーロクロスの上昇につれた買いも入り、22時過ぎに1ユーロ=1.08872ドル前後まで値を上げた。

[2016-02-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。しばらく方向感のない取引が続いたが、ナイトセッションの日経平均先物が270円下げたうえ、ダウ平均も160ドル超下落したことでリスク回避目的の円買いが強まった。1月米ISM製造業景気指数や12月米建設支出が予想を下回ったことも円買いドル売りを後押しした。ただ、その後のダウ平均が下げ幅を縮め、プラス圏に浮上すると円売りが優位となった。特に新規の取引材料は伝わらなかったが、資源国通貨が全面高となった流れに沿って円売り資源国通貨買いが目立った。

[2016-02-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が一時180円超下落したことでリスク回避の円買いが先行。「上値では本邦実需勢の売りが観測されている」との市場関係者からの声が聞かれたため、伸び悩む場面も見られたが下押しは限られた。一時は前日終値付近まで買い戻された日経平均株価が後場に弱含んだため円買いが再開した。

[2016-02-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日経平均株価の下落を背景にリスク回避の円買いが進んだほか、米10年債利回りの低下も円高ドル安につながるなど全般ポジション調整の円買いが広がった。もっとも、買いが一巡すると次第に上値を切り下げる展開に。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことも円相場の重しとなった。

[2016-02-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。アジア時間まで買いが入った反動が出たほか、ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことを受けて売りが先行した。もっとも、その後は日経平均先物が下げに転じたことで下げ渋る展開に。原油先物相場の下落を背景に対資源国通貨での円買いが目立ったほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことを受けた買いも入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=120円86銭前後まで上げた後、120円40銭台まで失速。
・カナダドル円は一時1カナダドル=85円59銭前後まで売りに押された。
・ユーロドルは堅調。対資源国通貨などでユーロ高が進んだ影響を受けたほか、米長期金利の低下も相場の下支えとなり、23時前に1ユーロ=1.09373ドル前後まで値を上げた。

[2016-02-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優位。原油先物相場の下落を背景に対資源国通貨で円買い圧力が高まったほか、ナイト・セッションの日経平均先物の350円安やダウ平均の340ドル超安もリスク回避的な円買いを後押しした。米10年債利回りの大幅低下に伴う円買いドル売りも見られ、円が全面高となった。ただ、10-12月期NZ失業率が5.3%と市場予想の6.1%より強かったことがわかると、NZドルに対しては引けにかけて円売りが出て伸び悩んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円84銭前後まで売り込まれた。
・カナダドル円は 1カナダドル=85円35銭前後まで下げ幅を拡大した。
・ユーロドルは底堅い。原油安を背景にユーロカナダドルなどユーロクロスが上昇するにつれて1ユーロ=1.09402ドル前後まで強含んだ。ユーロクロスが伸び悩むと1.0890ドル台まで失速したが、米金利低下やドル円の下落が相場を支えた。ユーロクロスの買いも再開したことで1.0920ドル台まで持ち直した。

[2016-02-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。前日の米国株や日経平均先物が下落したことを背景に本日の日本株安を見越した円買いが先行。日経平均株価が一時670円超下落すると上げ幅を拡大した。なお、黒田日銀総裁は「『マイナス金利付き量的質的金融緩和』はこれまでの中銀の歴史で最も強力な枠組み」などと述べたが、為替相場への影響は限られた。

[2016-02-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価がさえない動きとなったことでリスク回避の円買いが進んだが、市場では「本邦長期資金から日本株に買いが入った」との指摘があり、日経平均株価の下げ渋りとともに買いは一服。欧州時間に入るとナイトセッションの日経平均先物が170円上昇したうえ、ダウ先物もプラス圏を回復したことで全般円売りが広がった。

[2016-02-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことを受けて売りが先行した。もっとも、その後は日経平均先物が一時下げに転じたことで買い戻しが入ったほか、全般にドル安が進んだ影響もあって底堅く推移した。一方、他の通貨に対しては軟調。対ドルで欧州通貨や資源国通貨が上昇したことに伴って、円売り欧州通貨買いや円売り資源国通貨買いが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに1ドル=120円04銭前後まで上げたものの、買い一巡後は119円04銭前後まで失速。
・カナダドル円は一時1カナダドル=86円ちょうど前後まで上昇。昨日に売りが進んだ反動が出たほか、原油先物相場が底堅く推移していることも相場の支えとなった。
・ユーロドルは堅調。全般にドル安が進むなか、昨日高値の1ユーロ=1.09402ドル前後を上抜けて一時1.09767ドル前後まで買いが強まった。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「市場の混乱で見通し変更の可能性も」との見解を示したこともドル売りを誘った面があった。

[2016-02-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して買い優勢。原油先物相場の上昇を受けて対資源国通貨中心にドル売りが先行。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「市場の混乱で見通し変更の可能性も」との見解を示し、米年内利上げ観測が後退するとの見方も広がった。1月米ISM非製造業指数が予想を下回ったこともドル売りを後押しし、円高ドル安が加速する展開に。ナイトセッションの日経平均先物の500円安やダウ平均の190ドル超安も投資家のリスク回避姿勢を強め、損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込み急騰した。ただ、引けにかけてダウ平均が220ドル超高まで持ち直すと円買い圧力は後退した。一方、その他の通貨に対しては一進一退。株価の大幅安を受けて円買いが強まる場面もあったが、ドル相場となったことで総じて方向感が定まらなかった。

[2016-02-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。前日の海外市場で急速に円高ドル安が進行した反動から円売りが先行したが、一巡後は日経平均株価が240円超下落したことで円の買い戻しが入った。一方で、中国人民銀行が人民元の基準値を大幅な元高方向に設定すると中国からの資金流出懸念の後退から日経平均株価が下げ渋り、つれる形で円は売られるなど戻りも限られた。

[2016-02-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。しばらくはもみ合いが続いていたが、対ユーロでドル売りが進んだことをきっかけに円買いドル売りが強まった。ナイトセッションの日経平均先物が120円下落したことも円買いを誘った。もっとも、その他の通貨に対してはもみ合い。日経平均先物の下落を受けて円買い圧力が高まった半面、対ドルで欧州通貨高や資源国通貨高が進んだ影響も受けたため、大きな方向感は出ていない。

[2016-02-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。米利上げ観測の後退を背景にしたドル安の流れに沿った。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が下落したことでリスク回避目的の買いが入ったほか、前週分の米新規失業保険申請件数や10-12月期米非農業部門労働生産性(速報値)が予想より弱い結果となったことも買いを誘った面があった。他の通貨に対してはまちまちな動き。英中銀金融政策委員会(MPC)は政策金利を据え置いたが、同時に発表された議事要旨では前回利上げに投票したマカファーティMPC委員が据え置きに回ったことがわかった。英中銀(BOE)インフレリポートでGDP見通しやインフレ見通しが下方修正されたこともあり、一時ポンド売りが強まった場面では円も買われた。一方、ユーロに対しては軟調。全般にユーロ高が進んだ流れに沿って、次第に円売りユーロ買いが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は昨日安値の1ドル=117円06銭前後を下抜けて、一時116円85銭前後まで下押し。
・ポンド円は21時30分過ぎに1ポンド=170円72銭前後まで下げる場面も見られた。その後はカーニーBOE総裁が「全てのMPCメンバーは次の金利変更を利上げだと想定している」などの見解を示したことが材料視されたほか、急ピッチで値を下げた反動もあって172円18銭前後まで切り返したものの、戻りは鈍かった。
・ユーロドルは買い優勢。全般にドル安が進んだ流れに沿ったほか、ユーロクロスの上昇も相場を支え、昨年10月22日以来の高値となる1ユーロ=1.12392ドル前後までほぼ一本調子で値を上げた。

[2016-02-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して一進一退。1月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比15万1000人増と市場予想の前月比19万人増を下回ったことがわかると円買いドル売りで反応した。ただ、同時に発表された失業率が4.9%と市場予想の5.0%より強かったうえ、平均時給も前月比0.5%増と市場予想の前月比0.3%増を上回ったため、一転して売りが優勢となった。その後、ナイトセッションの日経平均先物の210円安やダウ平均の280ドル超安を受けて円買い戻しも入るなど売買が交錯した。一方、その他の通貨に対しては堅調。米雇用統計発表後にドルが全面高となり、欧州通貨売りドル買いや資源国通貨売りドル買いが加速。つれる形で円高欧州通貨安や円高資源国通貨安が進んだ。株安や原油先物相場の下落も円買いを後押しした。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1月20日以来の安値となる1ドル=116円29銭前後まで下押しした後、117円43銭前後まで一転上昇したが、116円80銭台まで上値が切り下がった。
・カナダドル円は 1カナダドル=83円93銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは荒い値動き。強弱まちまちな米雇用統計を受けてドル売りで反応した後、一転ドル買いが優勢となった流れに沿った。昨年10月22日以来の高値となる1ユーロ=1.12512ドル前後まで上げたものの、1.1109ドル前後まで急ピッチで下げた。一巡すると1.1135ドル前後での持ち高調整が続いたが、引けにかけては1.1160ドル台まで下値が切り上がった。

[2016-02-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。安く始まった日経平均株価が徐々に下値を切り上げる展開となったため、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けた売りが出たほか、市場では「アジアの主要市場が旧正月で祝日となるなか、本邦勢からの売りが目立った」との指摘もあった。

[2016-02-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。午後の日経平均株価が上昇に転じたことを受けて、投資家のリスク志向改善を意識した売りが先行した。もっとも、欧州時間に入ると売りも一服。ナイトセッションの日経平均先物が110円安まで下落したことをながめ、やや買い戻しが進んだ。

[2016-02-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は買い優位。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が大幅に下落したことでリスク回避の円買いが先行。米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが強まったほか、原油安を受けて対資源国通貨で円は一段と上昇した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前週末安値の1ドル=116円29銭前後を下抜けて116円12銭前後まで下げ足を速めた。もっとも、1月20日安値の115円98銭前後が目先の下値目処として意識されると116円台半ばまで下げ渋っている。
・カナダドル円は1カナダドル=83円16銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは一転下落。米長期金利の低下やユーロクロスの上昇につれて1ユーロ=1.11842ドル前後まで上昇したが、一巡後は売られる展開に。株安を背景にユーロ円の下落につれたほか、全般ドル高が進んだ流れに沿って1.10867ドル前後まで下落した。

[2016-02-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優勢。ナイトセッションの日経平均先物の770円安やダウ平均の400ドル超安を受けてリスク回避目的の円買いが活発化した。米10年債利回りの大幅低下に伴い円買いドル売りが強まったうえ、原油先物相場の下落を背景に円買い資源国通貨売りも進んだ。ただ、一巡すると持ち高調整の円売りが出たほか、引けにかけてはダウ平均の下げ幅縮小を横目に円売りが出て伸び悩んだ。

[2016-02-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。午前の日経平均株価が840円超安まで下げ幅を広げるなか、投資家のリスク回避姿勢が急速に高まり、円が全面高となった。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも買いを誘った面があった。なお、麻生太郎副総理兼財務金融相が「引き続き為替市場の動きをよく注視していきたい」と述べたほか、浅川雅嗣財務官は「為替市場の値動きが荒いので注視する」との見解を示した。

[2016-02-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転下落。株安を背景にした買いが先行したものの、昨日の海外時間から急ピッチで値を上げていたこともあり、一巡後は上値を切り下げる展開となった。ナイトセッションの日経平均先物が230円高まで上げたことが相場の重しとなったほか、対ドルでは「日銀によるレートチェックの噂」が広がったことも売りを促した面があった。なお、菅義偉官房長官は「市場の動きを十分に注視」「わが国の金融システムは極めて健全」などの見解を示した。

[2016-02-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。「日銀によるレートチェック」の噂が広がったことをきっかけに円売りが先行。ナイト・セッションの日経平均先物が280円上昇したことも円安につながった。ただ、その後に日経平均先物が120円安まで一転下落したほか、欧州株やダウ先物も軟調に推移したためリスク回避を目的に円を買い戻す動きが強まった。米10年債利回りの低下が対ドルでの円買いを誘ったうえ、原油安を背景に円高資源国通貨安も目立った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=115円50銭台まで上昇したものの、一巡後は114円60銭台まで押し戻された。
・豪ドル円は1豪ドル=80円01銭前後まで売りが進んだ。
・ユーロドルは買い戻し。ドル円の上昇に伴って1ユーロ=1.11624ドル前後まで下押しした後は買い戻しが優勢に。米長期金利の低下やユーロクロスの上昇を支えとなり、5日高値の1.12512ドル前後を上抜けて1.12732ドル前後と昨年10月22日以来の高値まで反発した。

[2016-02-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。ナイトセッションの日経平均先物が280円高から240円安まで下落すると、リスク回避目的の円買いが先行した。140ドル超下げて始まったダウ平均がプラス圏に浮上し、日経平均先物も上げに転じると持ち高調整の円売りが進んだが、株価の神経質な動きに振らされて次第に方向感の定まらない展開に。終盤にはダウ平均が一時100ドル超高まで持ち直したこともあり円売りが散見された。

[2016-02-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。小高く始まった日経平均株価が下げに転じたことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。日経平均が節目の16000円を下抜けて一時450円超安まで下げると買いが加速したが、その後は一転売りが優勢に。目立った手掛かり材料はなかったものの、市場では「対ドルでまとまった売りが観測された」との指摘もあり、急速に上値を切り下げた。半面、売りの勢いも長続きはせず、一巡後は再び買い戻しが入った。

[2016-02-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転下落。午後の日経平均株価が一時650円超安まで下げ幅を広げたことでリスク回避の買いが先行したものの、その後は引けにかけて日経平均が下げ渋ったことから上値を切り下げた。ナイトセッションの日経平均先物が190円高まで上昇したことも相場の重しとなったほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことも売りを促した面があった。

[2016-02-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことで円売りが先行したが、日経平均先物が失速すると円の買い戻しが入った。ただ、日経平均先物が再び買われたほか、米10年債利回りが上昇したことを背景に円売りが再開した。一方で、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えていることもあり、一段と円安ドル高が進む展開にもなっていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=115円04銭前後まで上げた後114円40銭台まで失速したが、すぐに買い戻しが入り115円18銭前後まで反発。その後は115円ちょうど前後を挟んだもみ合いとなった。
・ポンド円は12月英鉱工業生産指数などが弱い内容となったことで下げる場面があったが、売りでの反応は一時的。その後は総じて底堅い動きとなり1ポンド=167円64銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは軟調。米長期金利の上昇を背景に欧州勢が売りで参入。ユーロ豪ドルなどの下落につれた面もあり、1ユーロ=1.12372ドル前後まで下げ足を速めた。もっとも、米金利上昇が一服したうえ、ユーロクロスの売りが落ち着くとやや下げ渋っている。

[2016-02-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優勢。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言の原稿として「経済は緩やかな利上げに限って正当化されると見込む」などと伝わり、時間外のダウ先物が上げ幅を縮めると円買いが先行した。その後、米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫が増加予想に反して減少し原油先物相場が急伸すると、ダウ平均の180ドル超高とともに円売りが出た。ただ、すぐに原油先物相場が急失速し、ダウ平均も下げに転じると円買いが優勢に。米10年債利回りの低下に伴う円買いドル売りも進んだうえ、ダウ平均が引けにかけて110ドル超下落したことも円買いを後押しした。

[2016-02-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。昨日の海外時間に円買い外貨売りが進んだ流れを引き継いだ。対ドルでは「海外勢から仕掛け的な買いが観測された」との指摘があったほか、シカゴ日経平均先物が一時205円安まで下げたこともリスク回避の買いを誘った面があった。もっとも、その後は日経平均先物が下げ渋ったことでやや上値を切り下げた。

[2016-02-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。欧州株が安く始まったほか、シカゴ日経平均先物や時間外のダウ先物が下げ幅を拡大し、リスク回避目的の買いが強まった。時間外の米10年債利回りが低下に転じたこともあって、対ドルを中心に円が全面高に。損失確定目的の買いを断続的に巻き込んで急速に上げ幅を拡大した。

[2016-02-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は乱高下。欧州株やシカゴ日経平均先物など株価が大幅に下落したことで投資家のリスク回避姿勢が一段と強まり、円買いが優勢となった。米10年債利回りが急低下したことも円買いドル売りにつながり、目先のストップロスを巻き込みながら円は急速に値を上げた。一巡後は株価や米金利動向につれて神経質な値動きが続いていたが、足もとの急速な円高進行を背景に政府日銀による円売り介入への警戒感が高まるなか、急反落した。すぐに円の買い戻しが入ったが、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となり、米10年債利回りが低下幅を縮めたため対ドルでは円売りが再開するなど荒い値動きとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円99銭前後と2014年10月31日以来の安値を付けた後113円20銭付近まで急速に持ち直した。その後すぐに失速し112円ちょうど前後を割り込む場面も見られたが、再び112円60銭台まで上げている。
・ユーロ円も1ユーロ=125円79銭前後まで下落した後は127円99銭前後まで急反発。126円70銭台まで失速後再び下値を切り上げた。
・ユーロドルは伸び悩み。ドル円の急落や米長期金利の低下を支えに買いが先行。一巡後はもみ合いが続いていたが、米長期金利が一段と低下すると1ユーロ=1.13683ドル前後まで上昇した。もっとも、強い米雇用指標を受けて米長期金利が低下幅を縮めると1.1320ドル付近まで上値を切り下げた。

[2016-02-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は荒い値動き。政府日銀による円売り介入が警戒されるなか、まとまった円売りが持ち込まれ急落したが、すぐに円買い戻しが入った。前週分の米新規失業保険申請件数が強い結果となり、米10年債利回りが低下幅を縮小すると円が売られたが、ダウ平均が410ドル超下げたことで円買いが再開した。終盤にかけては、アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相が「石油輸出国機構(OPEC)は減産で協力する用意がある」との見解を示したと伝わり、原油先物相場の反発とともにダウ平均が170ドル超安まで反発。つれる形で持ち高調整の円売りが進んだ。

[2016-02-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午前の日経平均株価が約1年4カ月ぶりに節目の1万5000円を下抜けて下げ幅を拡大したため、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、麻生太郎副総理兼財務金融相が「為替市場については急激な変動は望まない」「必要に応じて適切に対応する」「G20で政策協調について検討を進める」などの見解を示すなど、政府日銀による円売り介入への警戒感も高まるなかで一方的に買いを進める動きにはならなかった。

[2016-02-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。「黒田日銀総裁が安倍首相と会談」「浅川財務官が首相官邸に入った」などの報道が伝わり、追加政策対応や円売り介入への思惑が高まったことから売りが先行した。その後は一時下げ幅を縮小していた日経平均株価が引けにかけて再び下落したため買い戻しが入ったものの、一巡すると再度上値を切り下げる展開に。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを受けたほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面があった。

[2016-02-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価の大幅安を背景に欧州勢が円買いで参入したものの、すぐに失速した。ナイト・セッションの日経平均先物やダウ先物、欧州株が堅調に推移したことで投資家のリスク回避姿勢が後退し、全般円売りが進んだ。一巡後はもみ合いが続いていたが、株価が上げ幅を拡大し、米10年債利回りが上昇したため対ドルを中心に再び円は弱含んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円66銭前後まで下げたものの、すぐに買い戻しが入り112円86銭前後まで持ち直した。
・ユーロ円も1ユーロ=126円38銭前後まで下げた後は下値を切り上げた。
・ユーロドルはさえない。ドル円の下落に伴って買いが先行し1ユーロ=1.13251ドル前後まで上げたが、一巡後は売りに押される展開に。ドル円の買い戻しや米長期金利の上昇が嫌気され1.1262ドル前後まで下押しした。

[2016-02-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。前週末の欧米株式相場が上昇したことを受けて、日本株高を見越した売りが先行した。いったんは利益確定目的の買い戻しが入る場面もあったが、その後は株高を背景にした売りが再開。安倍晋三首相が「政府として市場動向を注意深く見ている」「為替の急激な相場変動は望ましくない」「(為替について)必要に応じて対応してもらいたい」などと発言したことも売りを促した面があった。

[2016-02-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。午後の日経平均株価が16000円台を回復するなど株高が進んだことに伴い、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、一巡後はナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことを受けてやや買い戻しが入った。

[2016-02-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が190円下落したことで持ち高調整の円買いが先行したものの、上値は限られた。欧州株が堅調に推移したほか、日経平均先物がプラス圏を回復したことで円を売る動きが強まった。全般ドル高が進んだことも円売りドル買いにつながった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円60銭前後まで下げたものの、その後は買い戻しが強まり114円16銭前後まで持ち直した。NZドル円は1NZドル=75円70銭付近から76円13銭前後まで反発した。
・ユーロドルは軟調。アジア時間からの流れを引き継ぎ売りが先行。ユーロ豪ドルなどユーロクロスが下落したことにつれたうえ、ドル買い圧力が高まった影響なども受けて1ユーロ=1.1177ドル前後まで下押しした。

[2016-02-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルを中心に軟調。欧州株の上昇やナイトセッションの日経平均先物の買い戻しを背景に円売りが先行。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が議会証言で「世界経済に関する懸念が増している」「市場の混乱で物価安定が弱まればECBは行動する」「インフレの進展は物足りない」などと述べ、対ユーロでドル高が進むと円売りドル買いが強まった。プレジデンツデーでNY勢が不在のなか、その後は次第に値動きが鈍くなったが、総じて円はさえない動きとなった。

[2016-02-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が安く始まったことから買いが先行したものの、日経平均がプラス圏に浮上すると次第に上値を切り下げる展開に。原油先物相場の上昇を受けて対資源国通貨での売りが目立ったほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことを背景にした売りも出た。なお、NZドルに対しては伸び悩み。株高を手掛かりにした売りが目立っていたが、ニュージーランド準備銀行(中央銀行、RBNZ)の四半期調査で1-3月期のインフレ見通しを示す指標が10-12月期から引き下げられると、全般にNZドル売りが強まった影響を受けて下値を切り上げた。

[2016-02-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。午後の日経平均株価が一時310円超上げたことで売りが先行したものの、一巡後は日経平均の失速に伴ってリスク回避目的の買い戻しが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物がさえない動きとなっていることも買いを誘った面があった。

[2016-02-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は堅調。カタール・エネルギー相が「ロシア・サウジ石油相らとの会合で生産を1月の水準で凍結することで合意」「他の主要産油国が追随することが合意の条件」などの見解を示すと、主要産油国が協調減産に動くとの期待から買われていた原油先物相場が急失速し、ナイトセッションの日経平均先物が260円下落。全般リスク回避の円買いが進んだ。株安が一服したほか、米10年債利回りが上昇したため伸び悩む場面があったが、下値は堅かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円65銭前後まで値を下げた。前日海外時間の安値113円61銭前後が目先のサポートとして意識されると114円10銭付近まで下げ渋ったが戻りは鈍い。
・ポンド円は一転下落。英インフレ指標発表前に思惑的な買いが入り1ポンド=166円09銭前後まで上昇した。ただ、1月英消費者物価指数(CPI)や1月英小売物価指数(RPI)が市場予想を下回ったことが伝わると売りが優勢となり163円34銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは上値が重い。ドル円の下落に伴って買いが強まり、1ユーロ=1.11933ドル前後まで上昇した。もっとも、その後は米長期金利の上昇やユーロ円の下落が重しとなり上値を切り下げた。

[2016-02-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は資源国通貨に対しては底堅く推移した。サウジアラビアやロシアなど主要産油国の協議が減産合意に至らず、原油先物価格が急失速したため円買い資源国通貨売りが優勢となった。一方、ドルに対してはもみ合いとなった。対資源国中心にドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが出た半面、クロス円の下落につれた円買いが入り相場は方向感が出なかった。2月NY連銀製造業景気指数や2月NAHB住宅市場指数は予想を下回ったが、目立った反応は見られなかった。

[2016-02-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。前日NY市場終盤にかけて持ち高調整の円売りが進んだ流れを引き継いだ。日経平均株価について市場では「本邦長期資金から買いが観測された」との指摘があり、160円超上昇したことも円売りを後押しした。ただ、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の基準値を前日終値よりも元安方向に設定したことがわかると円買い戻しが進んだ。日経平均株価が190円超安まで一転下落したことも円全体を押し上げた。

[2016-02-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日経平均株価が420円超下げたことでリスク回避目的の円買いが強まった。日経平均株価は引けにかけて下げ幅を縮めたが、対ドルで仕掛け的な円買いが持ち込まれると全般円買いが再開した。その後、欧州株が高く始まったほか、ナイトセッションの日経平均先物も持ち直したことで円買い圧力は後退した。

[2016-02-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は一転下落。欧州勢から仕掛け的な円買いが先行したものの、一巡後は次第に上値を切り下げる展開に。ナイトセッションの日経平均先物が320円上昇したほか、ダウ先物や欧州株も堅調に推移したため、投資家のリスク志向改善を見越した円売りが強まった。米10年債利回りが上昇に転じたことで円安ドル高が加速したうえ、原油先物相場の上昇も対資源国通貨での円売りを促した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円38銭前後まで下落したものの、その後は買い戻しが進み114円30銭付近まで反発。
・豪ドル円は1豪ドル=80円36銭前後から81円59銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは軟調。序盤にドル円が下落したタイミングで1ユーロ=1.11795ドル前後まで上げたが、その後は一転下落。ドル円の買い戻しや米長期金利の上昇、ユーロカナダドルなどユーロクロスの下落につれて1.11238ドル前後まで下げ足を速めた。一方で、朝方に付けた安値1.1119ドル前後が目先のサポートとして意識されると下げ渋っている。

[2016-02-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が堅調に推移したことで円売りドル買いが先行。1月米卸売物価指数(PPI)や1月米鉱工業生産が予想を上回ったことも円の重し。イランのザンガネ石油相が「サウジアラビアとロシアが主導した増産凍結合意を支持する」と表明したことで、現物の米国株が上げ幅を拡大したことも円売りドル買いを誘った。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「多くの委員が下振れリスクが増したとの認識を示した」「数人の委員はインフレ見通しがさらに不確実になったとの認識を示した」と伝わると、米利上げペース減速が意識されて円買いドル売りがじわりと強まった。

[2016-02-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。朝方は日本株高を見越した売りが先行。日経平均株価は一時500円近く上げる場面も見られた。もっとも、日経平均株価が伸び悩むと次第に下値を切り上げる展開に。ブラード米セントルイス連銀総裁が「インフレ期待の低下で利上げは賢明ではない」「インフレ期待は安心できる状態からほど遠い水準まで低下」などの見解を示したことも円買いドル売りを誘った面があった。半面、上値では売り注文も観測されており、一方的に買いが進む展開にはなっていない。また、円は対豪ドルでも底堅い動き。株高を背景にした売りが一巡すると1月豪雇用統計が予想より弱い結果となったことを受けて、円買い豪ドル売りが入った。

[2016-02-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、一時500円超高まで上昇した日経平均株価が引けにかけて失速するとやや底堅い展開に。ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことも買いを誘ったほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことを背景にした買いも入った。

[2016-02-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで堅調。欧州勢が対ポンドを中心にユーロ売りで参入したことから円買いが先行。欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(1月21日分)で「ユーロ圏の経済見通しに対するリスクは下方向、12月からそのリスクは増した」「政策手段の実施でECBに制限がないことを確約する必要」との見解が示されると上げ幅を拡大した。一方、ドルに対しては伸び悩み。ナイトセッションの日経平均先物が190円下落したほか、米10年債利回りが低下したことで序盤は円買いが強まった。その後は株価が買い戻されたうえ、米10年債利回りが上昇に転じたため上値が重くなった。

[2016-02-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(1月21日分)で「ユーロ圏の経済見通しに対するリスクは下方向、12月からそのリスクは増した」「政策手段の実施でECBに制限がないことを確約する必要」との見解が示されると、対ユーロ中心に円買いが進行。他の通貨に対しても円買いが波及した。「サウジアラビアは原油減産の用意はない」との報道が伝わると、原油先物価格が失速。ダウ平均の下落とともに円買いドル売りが広がった。

[2016-02-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午前の日経平均株価が一時390円近く下げたことを受けて、全般にリスク回避の買いが入った。原油先物相場の下落を受けて豪ドルなど対資源国通貨での買いが目立ったほか、対ドルでは「仲値にかけて国内輸出企業からの買いが観測された」との指摘があった。もっとも、一巡後は昨日の海外時間から急ピッチで買いが進んだ反動から戻り売りも出た。

[2016-02-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。午後の日経平均株価が引けにかけて買い戻されたことから全般に円売りの反応が見られていたが、ナイトセッションの日経平均先物が弱含むと売りも一服。その後も日経平均先物の動向につれた神経質な展開となった。なお、麻生太郎副総理兼財務金融相は「為替の急激な変動は好ましくない」「最近の為替市場は非常に荒い」「為替介入についてはコメントしない」「政府日銀の関係は極めて密である」などの見解を示した。

[2016-02-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで上げ幅を縮めた。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことでリスク回避の円買いユーロ売りが先行。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測が広がるなか、全般ユーロ安が進むと上げ幅を拡大した。もっとも、前日から円高ユーロ安の流れが続いていたこともあり、一巡後は持ち高調整の売りに押された。また、対ドルでも伸び悩み。株安を背景にじわりと円買いが入ったが、株価下落が一服すると次第に上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円75銭付近まで下げたが、アジア時間に付けた安値112円72銭前後が目先のサポートとして意識されると下げ渋り。
・ユーロ円も2013年6月13日以来の安値である1ユーロ=125円10銭前後まで下げた後は下げ幅を縮めた。
・ポンド円は軟調。英国のEU離脱懸念が高まるなか、全般ポンド安が進むと1ポンド=160円94銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは一進一退。ユーロクロスの上昇につれて買いが先行し1ユーロ=1.11394ドル前後まで上昇したが、その後は戻り売りが優勢となり1.10771ドル前後まで一転下落。もっとも、前日安値の1.1071ドル前後が下値の目処として意識されると買い戻しが入り1.11ドル台を回復するなど方向感がなかった。

[2016-02-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は強含んだ。1月米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、米長期金利の上昇とともに円売りドル買いが先行したものの下値は限定的だった。シカゴ日経平均先物の下落に伴う円買いドル売りが入ったほか、対ポンドなどでドル安が進んだ流れに沿って円買いドル売りが入った。ポンドに対しては弱含んだ。EU首脳会議で英離脱回避へ向けた協議が行われるなか、全般ポンド買いが進んだ流れに沿った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間の安値1ドル=112円72銭前後を下抜けて一時112円31銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は原油安を背景にダウ平均が下落したことが嫌気されて一時1ユーロ=125円02銭前後と2013年6月13日以来の安値を付けた。
・ユーロドルは欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測を背景にユーロ売りドル買いが先行し、一時1ユーロ=1.10667ドル前後まで値を下げたものの、そのあとは全般ドル売りが強まった流れに沿って1.11377ドル前後まで持ち直した。ポンドドルの上昇につれたユーロ買いドル売りも入った。
・ポンドドルはしっかり。「EU首脳会議で英離脱回避へ向けた協議がまとまった」と伝わると一時1ポンド=1.4409ドル前後まで値を上げた。

[2016-02-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。早朝取引で円買いが入ったものの、東京勢が参入すると次第に上値を切り下げる展開に。市場では「日経平均に本邦長期資金から断続的に買いが観測された」との指摘があり、日経平均株価が150円超安から220円超高まで一転上昇するにつれて円売りが進んだ。なお、ポンドに対しては荒い値動き。欧州連合(EU)残留の是非を問う6月23日の国民投票に向けてジョンソンロンドン市長がEU離脱を求める運動を展開すると表明したことで、EU離脱を巡る先行き不透明感からポンドが急落し円が買われた。ただ、急速に円高ポンド安が進んだ反動が出たうえ、株価が反発したことで円は失速した。

[2016-02-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ポンドで買い優位。欧州連合(EU)を巡る先行き不透明感が広がるなか、欧州勢がポンド売りで参入すると円は買いが進んだ。また、ポンド売りが他の欧州通貨にも波及し、ユーロやスイスフランに対しても円は買われた。一方、資源国通貨に対してはさえない。原油先物相場の上昇を背景に円売り資源国通貨買いが強まったうえ、ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを背景に円は弱含んだ。また、対ドルでも円は上値が重い。欧州通貨に対してドル高が進んだ影響を受けたほか、株高も円の重しとなった。

[2016-02-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は弱含み。ナイト・セッションの日経平均先物が210円高まで上昇したほか、時間外のダウ先物が上げ幅を広げたことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。また、原油先物相場の上昇を背景に、対資源国通貨での売りも目立った。一方、ポンドに対しては買いが優勢。ロンドンのボリスジョンソン市長が21日、6月23日に実施される欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票で離脱を支持すると表明したため、英国のEU離脱懸念を意識したポンド売りが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円38銭前後まで上昇。
・ポンド円は11日安値の1ポンド=159円83銭前後を下抜けて、一時159円14銭前後と2013年11月14日以来の安値をつけた。
・ユーロドルは軟調。対ポンドなどでドル高が進んだ影響から一時1ユーロ=1.10149ドル前後まで値を下げた。

[2016-02-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物の上昇を手掛かりに円売りドル買いが先行したものの、そのあとはじりじりと下値を切り上げた。米財務省当局者の話として「米国は20カ国地域(G20)財務相中央銀行総裁会議で外為市場での不均衡回避を強調へ」「米国はG20で競争的な通貨切り下げをしないよう強く主張へ」などと伝わると、円買いドル売りが入った。

[2016-02-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。本日の日本株高を見越した円売りが先行したものの、一巡後は一転して買い戻される展開に。市場では「本邦実需勢や米系マクロファンドから円買いドル売りが観測された」との指摘があったほか、一時240円近く上昇した日経平均株価が下げに転じたことで急速に円高が進んだ。米10年債利回りの低下も円買いドル売りにつながった。

[2016-02-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。日経平均株価が下落したことで投資家のリスク志向低下を意識した円買いが強まった。ただ、政府日銀による介入警戒感が高まるなか、一巡後は先に円買いを進めていた向きが反対売買を迫られる形で急反落。その後はしばらくもみ合いが続いていたが、欧州勢が参入するとナイトセッションの日経平均先物が売り先行となったことをながめて再び円買い圧力が高まった。

[2016-02-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円はしっかり。ナイトセッションの日経平均先物が一時190円安まで下げたことなどをながめ、リスク回避目的の買いが先行した。対ユーロでは2月独Ifo景況感指数が予想より弱い結果となったことを受けた買いも入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円78銭前後まで下落。
・ユーロ円も一時1ユーロ=123円07銭前後と2013年4月4日以来の安値を更新した。
・ユーロドルは軟調。弱い独指標を背景に一時1ユーロ=1.09902ドル前後まで値を下げた。もっとも、その後はドル円の下落に伴った買いも入り、1.1000ドル前後を挟んだもみ合いとなった。

[2016-02-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は資源国通貨に対しては底堅く推移した。サウジアラビアのヌアイミ石油相が「サウジは減産することはない」との見解を示したことで、産油国による減産の可能性は低いとの見方が広がると原油先物価格が大幅に下落。円買い資源国通貨売りが優勢となった。ポンドに対しては、英国の欧州連合(EU)離脱懸念の高まりを背景に円買いが進んだ。一方、ドルに対してはもみ合いとなった。対資源国中心にドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが出た半面、資源国のクロス円の下落につれた円買いドル売りが入り相場は方向感が出なかった。

[2016-02-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで方向感がない。日経平均株価が300円近く下落したことでリスク回避の円買いが先行。ただ、政府日銀による介入警戒感が高まるなか、一巡後は日経平均株価の下げ幅縮小とともに上値を切り下げた。一方で、欧州連合(EU)離脱懸念から対ポンドでは円買いが継続したことから下値も限られている。前場終了後に日経平均先物が再び弱含んだことも円相場を支えた。

[2016-02-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。後場の日経平均株価が弱含んで始まったことでリスク回避の円買いが入った。もっとも、引けにかけて日経平均株価が下げ渋ったため買いは一服。その後しばらくはもみ合いが続いていたが、上値が重いと見た向きが利益確定の円売りに動くと上値を切り下げる展開に。黒田東彦日銀総裁が「量・質の面の追加緩和も選択肢」「マイナス金利導入は量的質的緩和が限界だからではない」と述べるとナイトセッションの日経平均先物の上昇とともに円安が加速した。

[2016-02-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。黒田東彦日銀総裁が「量質の面の追加緩和も選択肢」「マイナス金利導入は量的質的緩和が限界だからではない」などと発言したことが円売りを誘ったほか、ナイトセッションの日経平均先物が210円高まで上昇したことを手掛かりに売りが先行した。もっとも、その後は日経平均先物が150円安まで一転下落したため、買い戻しが優勢に。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも相場の支えとなったほか、英国のEU離脱懸念がくすぶる中で対ポンドでも買いが目立った。また、対資源国通貨では原油先物相場の下落を受けた買いも観測された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに1ドル=112円26銭前後まで上げたものの、買いが一巡すると111円70銭台まで反落。
・ユーロ円も一時1ユーロ=123円62銭前後まで上げた後、2013年4月4日以来の安値となる122円47銭前後まで反落した。
・ユーロドルは弱含み。昨日安値の1ユーロ=1.09902ドル前後を下抜けて一時1.09574ドル前後まで売りが進んだ。もっとも、一巡後は米長期金利の低下などを背景に1.0980ドル台まで下げ渋った。

[2016-02-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は失速した。ダウ平均が一時260ドル超下落したうえ、ナイトセッションの日経平均先物が340円下げたことで円買いドル売りが先行。1月米新築住宅販売件数が49万4000件と予想の52万件程度を下回ったことも円買いドル売りを誘った。ただ、WTI原油先物価格が上昇に転じたことをきっかけにダウ平均が持ち直すと、一転円売りドル買いが優勢に。米長期金利が上昇に転じたことも円の重しとなった。

[2016-02-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日のNY市場引けにかけて急速に円安ドル高が進んだ反動から円の買い戻しが先行したが、日経平均株価が160円超上昇したことを背景に徐々に上値を切り下げた。本日は5・10日(五十日)かつスポット応答日が月末にあたるため、仲値に向けた円売りドル買いが観測されたうえ、その後も円はさえない値動きが続いた。

[2016-02-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価が300円超上昇したことでポジション調整の円売りが進んだものの、上海株が6%超下落すると一転して円を買う動きが優勢に。欧州時間に入り、ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が下落し、米10年債利回りが低下したことも円買いにつながった。一方で、株安や米金利低下が一服すると失速する場面が見られるなど上値も限られている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円62銭前後まで上げた後は戻り売りに押され112円ちょうど前後を割り込んだ。その後は112円15銭前後を挟んで一進一退の値動きとなった。
・ユーロ円は1ユーロ=124円23銭前後まで上昇したものの、一巡後は123円台半ばまで上げ幅を縮めた。
・ユーロドルはやや上値が重い。ユーロ円の上昇につれて1ユーロ=1.10387ドル前後まで上げたが、前日高値の1.10467ドル前後が目先の上値目処として意識されるとユーロ円の失速とともに売りに押された。

[2016-02-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は弱含み。時間外のダウ先物が持ち直したほか、ナイトセッションの日経平均先物が下げ幅を縮小したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことを受けた売りが出たほか、1月米耐久財受注額が予想より強い結果となったことも売りを促した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=112円73銭前後まで上昇。
・ユーロ円は21時30分前に1ユーロ=124円30銭前後まで上昇。株高を背景にした買いが入ったほか、ショイブレ独財務相が「ユーロ相場は独経済にとっていくぶん低い」との見解を示したことも材料視された。
・ユーロドルは上値が重い。18時過ぎに1ユーロ=1.10045ドル前後まで下げる場面があったものの、独財務相の発言などを受けて21時30分前には一時1.10453ドル前後まで値を上げた。半面、昨日高値の1.10467ドル前後が意識されると再び安値圏まで反落。米指標発表後にドル高が進んだ影響を受けた。

[2016-02-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。1月米耐久財受注額が予想を上回ったことで円売りドル買いが先行。「ロシアやサウジアラビアなど主要産油国は3月の会合開催に合意した」との報道が伝わると、原油先物価格が急伸。対資源国通貨中心に円を売る動きが加速した。ダウ平均が210ドル超上昇したことも円の重しとなった。

[2016-02-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前日の米国株高を背景に本日の日本株高を期待した円売りが先行。日経平均株価が330円超高まで上昇すると下げ幅を広げた。ただ、市場では「月末に絡んだ本邦輸出勢からの円買いドル売りが観測された」との指摘があったうえ、日経平均株価が100円超高まで上げ幅を縮小するにつれて買い戻しが強まった。一方で、日経平均株価が再び上昇すると円買いが一服するなど戻りも限られている。

[2016-02-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が引けにかけて40円超高まで上げ幅を縮めるにつれてポジション調整の円買いが入った。もっとも、上海株が底堅く推移したため上値は限定的。ナイトセッションの日経平均先物が上昇して始まったほか、ダウ先物も堅調に推移したため次第に円売りが強まった。

[2016-02-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円はさえない。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株、ダウ先物が堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。売りが一巡すると株価の上昇一服で下値を切り上げる場面も見られたが、その後は再び株高を受けた売りが再開。また、10-12月期の米国内総生産(GDP)改定値が前期比年率1.0%増となり、速報値の0.7%増や市場予想の0.4%増を上回ったことも、対ドルでの売りを促した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=113円37銭前後まで上昇。
・ユーロ円は17時前に1ユーロ=124円86銭前後まで上昇する場面があったものの、その後はユーロドルの下落につれて124円22銭前後まで下押し。一巡後はドル相場となったこともあり、124円50銭前後を挟んだもみ合いとなった。
・ユーロドルは売り優勢。ユーロポンドの下げにつれて欧州時間から売りが強まった。強い米GDP改定値の発表後にはさらに売りが進み、1ユーロ=1.09786ドル前後まで下押しした。

[2016-02-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は売りが優勢だった。10-12月期米国内総生産(GDP)改定値や1月米個人消費支出(PCE)など、この日発表の米経済指標が軒並み好調だったことを受けて円売りドル買いが進行。月末を控えたロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けたドル買いも入り、終始軟調に推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=113円99銭前後まで値を上げた。
・カナダドル円は7時前に一時1カナダドル=84円37銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルは欧州の取引時間帯に、ユーロポンドの下落をきっかけにユーロ安ドル高が進んだ流れを引き継いで始まった。この日発表の米経済指標が軒並み予想を上回ったことが分かると、全般ドル買いが活発化。24日の安値1ユーロ=1.09574ドル前後を下抜けて一時1.09117ドル前後まで下げ足を速めた。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.26まで上昇している。

[2016-02-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。前週末のNY市場で円安ドル高が進んだこともあり、持ち高調整の円買いが先行。市場では「月末に絡んだ本邦輸出勢からの円買いドル売りが観測された」との指摘があった。日経平均株価が一時270円超上昇したことで伸び悩む場面があったが、上海株の下落を受けて日経平均株価が上げ幅を縮めると円買いが再開した。

[2016-02-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。前週末のNY市場で円安ドル高が進んだこともあり、持ち高調整の円買いが先行。市場では「月末に絡んだ本邦輸出勢からの円買いドル売りが観測された」との指摘があった。日経平均株価が一時270円超上昇したことで伸び悩む場面があったが、上海株の下落を受けて日経平均株価が上げ幅を縮めると円買いが再開した。

[2016-02-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。市場では「日本株にMSCIのリバランスに絡んだ売りが観測された」との指摘があり、日経平均株価が160円超下落したことでリスク回避の円買いが強まった。もっとも、午前から円高が進んでいたこともあり、欧州時間に入ると次第に伸び悩んでいる。

[2016-02-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円はさえない。ナイトセッションの日経平均先物が底堅く推移したほか、時間外のダウ先物もプラス圏を回復したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。中国が3月1日から預金準備率を50bp引き下げると発表したことも投資家心理の改善に寄与した面があった。一方、対ユーロでは2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)速報値が市場予想を下回ったため、一時買いが強まる場面もあった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=113円25銭前後まで上昇。
・ユーロ円は20時30分過ぎに1ユーロ=122円84銭前後まで下押し。もっとも、一巡後は123円20銭台まで下げ渋った。
・ユーロドルは軟調。弱いユーロ圏HICPを受けて売りが進み、1ユーロ=1.0878ドル前後まで下押しした。

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