為替・株式・商品マーケット概要

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 2015年2月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2015年2月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2015年2月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2015-02-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転下落。前週末の米国株式相場が下落したことで、日本株安を見越した円買い外貨売りが先行した。もっとも、東京勢の参入後は一転して売りが優勢に。安く始まった日経平均株価が徐々に下げ幅を縮めたことに伴って円売りが進んだほか、市場では「早朝取引で円買いを進めた向きが反対売買を迫られた」との指摘もあった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2015年2月 発言・ニュース

[2015-02-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転下落。前週末の米国株式相場が下落したことで、日本株安を見越した円買い外貨売りが先行した。もっとも、東京勢の参入後は一転して売りが優勢に。安く始まった日経平均株価が徐々に下げ幅を縮めたことに伴って円売りが進んだほか、市場では「早朝取引で円買いを進めた向きが反対売買を迫られた」との指摘もあった。

[2015-02-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価が伸び悩んだこともあって、アジア時間の午前に進んだ円売り外貨買いの動きも一服。次第に下値を切り上げた。もっとも、一段の買いを誘う材料も乏しかったこともあり、一方的に円買いが進む展開にはなっていない。

[2015-02-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。ナイトセッションの日経平均先物や米10年債利回りの上昇を背景に円売りが強まった。もっとも、株価や米金利の上昇が一服すると次第に値動きが細った。ダウ平均の動向や1月米ISM製造業景気指数の結果を見極めたいとの見方もあるようだ。なお、カナダドルに対しては軟調。原油先物相場が急伸したことを手掛かりに円安カナダドル高が進んだ。その後、原油相場は下げに転じたものの、足もとでカナダドル安が続いていた反動もあり円は総じてさえない値動きとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円85銭前後まで上昇したものの、アジア時間に付けた高値117円88銭前後を前に上値を抑えられた。
・カナダドル円は1カナダドル=93円01銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロスイスフランの上昇につれて買いが先行。対ポンドでユーロ高が進んだ影響も受けて1ユーロ=1.1355ドル前後まで上昇した。ただ、前週末高値の1.1364ドル前後が意識されると一転して戻り売りが優勢に。ユーロカナダドルが下落したことにつれた面もあり1.1300ドル近辺まで下押しした。

[2015-02-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。1月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数や12月米建設支出が予想を下回ったことで円買いが先行した。ダウ平均が120ドル超安から100ドル超高まで持ち直すと円買い圧力が後退したが、再び60ドル超安まで下落すると円買いが再開した。もっとも、ダウ平均が引けにかけて200ドル超上昇すると持ち高調整の円売りが強まった。一方、円はその他の通貨に対して弱含み。ドル絡みの取引が中心となりしばらく方向感が出なかった。ただ、ダウ平均が引けにかけて上げ幅を拡大すると円売りが広がった。

[2015-02-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。前日の欧米株式相場が堅調に推移したことを受け、日本株高を見越した円売り外貨買いが先行した。もっとも、高く始まった日経平均株価が次第に上げ幅を縮小しマイナス圏に沈むと、リスク回避目的の円買いが優勢に。市場では「朝方に売りを進めた向きが反対売買に動いた」との指摘もあった。一方、豪ドルに対しては買いが優勢。オーストラリア準備銀行(RBA、豪中央銀行)は市場の据え置き予想に反して政策金利を2.50%から0.25%引き下げて2.25%にしたことを発表。金利発表後に豪ドルが全面安となった流れに沿って、円買いが強まった。

[2015-02-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午後の日経平均株価が一時280円超下げるなど売りが優勢となったこともあり、リスク回避目的の円買い外貨売りの動きが広がった。もっとも、日経平均が引けにかけて下げ渋ると円買いの動きも一服。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことで徐々に上値を切り下げたほか、対ドルでは「本邦長期資金からの売りに上値を抑えられた」との指摘もあった。

[2015-02-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨を中心に売り優位。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを手掛かりに投資家のリスク志向改善を見越した円売りが先行。対欧州通貨でドル売りが活発化し、円安欧州通貨高が急ピッチで進むとその他の通貨に対しても円売りが広がった。米10年債利回りが上昇したことで対ドルでも円はさえない値動きとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円74銭前後と本日高値に面合わせ。
・ユーロ円は前日高値の1ユーロ=133円60銭前後を上抜けると上昇に弾みがつき、一時134円72銭前後まで買い上げられた。
・ユーロドルは買い優位。1月英建設業購買担当者景気指数(PMI)が強い結果となりポンドドルが上昇したことにつれて買いが先行(経済指標データ参照:英建設業購買担当者景気指数(PMI)の推移グラフへ)。前日高値の1ユーロ=1.1364ドル前後や1月28日高値の1.1384ドル前後を上抜けると目先のストップロスを断続的に巻き込みながら急伸。一時1.1450ドル前後と1月22日以来の高値まで急速に値を上げた。

[2015-02-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は欧州・資源国通貨に対して売り優勢。ギリシャ政権が債務減免要求を撤回したことで欧州連合(EU)との金融支援交渉が進展するとの期待が浮上。欧米株式相場の上げ幅拡大につれて対ユーロ中心に円売りが活発化した。対ポンドでは強い1月英建設業購買担当者景気指数(PMI)を手掛かりにした円売りが根強かった。また、NZ乳業大手フォンテラが実施したグローバルデーリートレード(GDT)でGDT物価指数が前回を上回ったことがわかると、円売りNZドル買いが加速した。原油先物相場の大幅高をながめ対カナダドルや豪ドルでも円売りが強まった。一方、円はドルに対して一進一退。欧州資源国通貨に対して円とドルが同時に売られたため方向感の定まらない展開となった。

[2015-02-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午前の日経平均株価が400円超上げるなど買いが優勢となったことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いが広がった。また、NZドルに対して円は上値が重かった。ウィーラーNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁が「NZドルは依然として不当で持続不可能なほど高い」「物価圧力が緩和されれば利下げの正当な理由になる可能性がある」などの見解を示すと円買いNZドル売りで反応したものの、影響は一時的。その後は株高に伴う円売りの流れに沿って上値を切り下げた。

[2015-02-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が伸び悩んだことをながめ、円買い外貨売りの動きが強まった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下に転じたことも円の買い戻しを誘った面がある。

[2015-02-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。ナイト・セッションの日経平均先物が下落したことを受けてリスク回避の円買いが先行。時間外の米10年債利回りの低下を受けて対ドルでは日米金利差縮小を見越した円買いも見られた。もっとも、中国人民銀行が「銀行の預金準備率を0.50%引き下げる」と発表したことで、日経平均先物が下げ幅を縮めると円買い圧力は後退。米10年債利回りが上昇に転じたことも重しとなった。なお、1月のADP全米雇用リポートで政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比21万3000人増と市場予想平均の22万人程度増を下回ったが、相場への影響は限定的だった(経済指標データ参照:ADP全米雇用リポートの推移グラフへ)。一方で、ポンドに対しては軟調。1月英サービス業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回る結果となったことを手掛かりに円売りポンド買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円25銭前後まで下げたものの、売り一巡後は下げ渋っている。
・ポンド円は1ポンド=179円18銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは売り一服。前日の海外市場で大きく買いが進んだ反動から売りが先行。1月独・ユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値が良好な結果だったため下げ渋る場面があったが戻りは鈍かった。ユーロ円などの下落に押される形で一時1ユーロ=1.1436ドル前後まで値を下げた。もっとも、一段と売りを進める材料にも乏しく、一巡後は1.14ドル台半ばでのもみ合いが続いた。

[2015-02-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はしっかり。1月英サービス業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことが引き続き好感され、対ポンドでは円売りが先行した。また、中国人民銀行の預金準備率引き下げを背景にナイトセッションの日経平均先物がプラス圏に浮上。ダウ平均が堅調に推移したことも円の重しとなった。一方で、ユーロスイスフランなどユーロクロスの下落をながめ対ユーロでは円買いが進んだ。1月カナダIvey購買部協会景気指数が予想を大きく下回り、対カナダドルでも円買いが強まった。終盤にかけては全般円買いが加速する展開に。欧州中央銀行(ECB)が最低格付け要件を下回るギリシャ債をオペ担保として認める特別措置を解除したことで、同国の資金調達懸念が浮上。ダウ平均が引けにかけて下げに転じる場面も見られるなど、投資家のリスク回避姿勢が高まり円を買い戻す動きが目立った。

[2015-02-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買いが先行。日経平均株価が一時190円超下落したことに伴い、リスク回避目的の円買い外貨売りが出た。対ドルでは「米系証券からの買いが観測された」との指摘もあったが、その後はやや上げ幅を縮小。市場では「対ドルで本邦長期資金からの売りが出た」との声も聞かれたほか、日経平均がいったん下げ止まったことも上値を抑えた面があった。

[2015-02-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。午後の日経平均株価が一時下げ幅を縮小したことで円売り外貨買いが先行したものの、引けにかけて日経平均が再び下げると下値を切り上げる展開に。半面、欧州勢の参入後は時間外のダウ先物や日経平均先物の上昇を受けて売りに押されるなど、総じて方向感の乏しい動きとなった。

[2015-02-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨で軟調。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物の上昇を背景に投資家のリスク許容度拡大を意識した円売りが先行。対ポンドや対オセアニア通貨などを中心にドル安が進んだことにつれて円売りポンド買いや円売りオセアニア通貨買いが目立った。また、12月加貿易収支が強い結果となったことも円安カナダドル高につながった。一方で、ドルに対して下げ渋り。株高や米長期金利の上昇を手掛かりに円売りが強まる場面があった。ただ、10-12月期米非農業部門労働生産性(速報値)や12月米貿易収支が低調な結果だったことで円を買い戻す動きが入った(経済指標データ参照:非農業部門労働生産性の推移グラフへ)。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円55銭前後まで上昇したものの、一巡後は伸び悩んでいる。一方、ポンド円は足もとで良好な英経済指標が続くなか買いが強まり、一時1ポンド=179円85銭前後まで上値を伸ばした。なお、イングランド銀行(英中央銀行)政策金利を現行の0.50%に据え置き、資産買取プログラムの規模を3750億ポンドで維持したと発表したが、公表後の動きは限定的だった。
・ユーロドルは荒い値動き。ユーロスイスフランが急速に値を上げたことにつれて買いが優勢となった。1ユーロ=1.1457ドル前後まで上昇した。その後、急ピッチで上げた反動が出たほか、ショイブレ独財務相とファロファキスギリシャ財務相のギリシャ債務問題に関する会談が合意に至らなかったことも重しとなり1.1391ドル前後まで失速。一方で、概ね低調な結果となった米経済指標を受けて一転買い戻しが強まり1.1440ドル台まで反発するなど荒い値動きとなった。

[2015-02-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。良好な英経済指標が続くなか、ポンドが全面高となった流れに沿って円売りポンド買いが優位となった。また、原油先物相場の大幅高をながめ円売りカナダドル買いも活発化した。終盤にかけてはまとまった規模の円売りユーロ買いが持ち込まれ、円全体が押し下げられた。ドルに対しては時間外のダウ先物や日経平均先物の上昇を背景に円売りが先行した。ただ、10-12月期米非農業部門労働生産性(速報値)や12月米貿易収支が予想を下回ったうえ、米10年債利回りが上昇幅を縮小したことで円買い戻しが入った。その後、対ユーロで円安が加速するとつれる形で円売りが再開した。

[2015-02-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。高く始まった日経平均株価が徐々に上げ幅を縮めたことで、円買い外貨売りの動きが広がった。一方、豪ドルに対しては下値が堅かった。豪中央銀行(RBA)の四半期金融政策報告では2015年の豪GDP成長率見通しとインフレ率見通しが下方修正されたが、市場では「追加利下げを示唆する内容ではなかった」と受け止められたため一時円売り豪ドル買いが入った。もっとも、その後は日経平均の伸び悩みで円が全般に上昇するなか、次第に下値を切り上げた。

[2015-02-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。午後の日経平均株価が売り一服となったことで午前からの円買いの勢いも後退。半面、日本時間の今晩に米雇用統計の発表を控えているため、積極的に売りを進める展開にもならなかった。一方、円はスイスフランに対しては軟調。対ユーロで一時スイスフラン買いが進んだことに伴って円売りスイスフラン買いが出た。もっとも、スイス国立銀行(中央銀行、SNB)によるユーロ買いスイスフラン売り介入への警戒感も根強く、スイスフランに対しては総じて荒い値動きとなった。

[2015-02-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円はオセアニア通貨に対して弱含み。新規の取引材料は伝わっていないものの、対ドルを中心にオセアニア通貨買いが強まるにつれて円安オセアニア通貨高が進んだ。なお、ドルに対しては小高い。時間外の米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した円買いが入った。対オセアニア通貨を中心にドル売り圧力が高まった影響も受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円22銭前後までじわりと値を下げた。
・豪ドル円は朝方に付けた高値1豪ドル=92円27銭前後を上抜けて92円36銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは下げ渋り。ユーロスイスフランの下落につれて売りが先行。ユーロポンドが下げた影響も受けて1ユーロ=1.14315ドル前後まで値を下げた。ただ、1月米雇用統計を前に一段と売りを進める動きとはならず、その後は下げ渋っている。

[2015-02-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は売り一服。1月米雇用統計で失業率は弱かったものの、非農業部門雇用者数や平均時給は予想を上回った。過去2カ月分の非農業部門雇用者数も上昇修正されたことで米10年債利回りの急上昇とともに円売りドル買いが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物の260円高をながめ全般円売りが加速した(経済指標データ参照:米非農業部門雇用者数の推移グラフへ)。ただ、米格付け会社スタンダードアンドプアーズ(S&P)がギリシャの格付けを引き下げたことをきっかけに、ダウ平均が一時120ドル超下落。持ち高調整の円買い戻しが入り下値が切り上がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は重要なレジスタンスとして意識されていた1月20日の高値1ドル=118円87銭前後を上抜け、1月12日以来の高値となる119円23銭前後まで急速に上げ幅を広げた。一目均衡表雲上限の119円27銭前後に上値を抑えられると118円80銭前後まで伸び悩んだが、引けにかけて119円台を回復した。
・ユーロ円は前日の高値1ユーロ=135円13銭前後を上抜け135円19銭前後まで上げた。買いが一巡すると134円50銭付近まで失速した。
・ユーロドルは売り優勢。強い米雇用統計を受けてドルが全面高となった流れに沿った。S&Pによるギリシャ格下げも嫌気され1ユーロ=1.1312ドル前後まで急落した。ただ、前日の安値1.1304ドル前後が目先のサポートとなり、終盤にかけては安値圏で値動きが細った。

[2015-02-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。前週末の海外市場で強い1月米雇用統計をきっかけに円安ドル高が急速に進んだ反動からポジション調整の円買い戻しが先行。ウクライナ情勢への懸念などから時間外のダウ先物が下落し、日経平均株価がつれる形で140円超高から前週末終値付近まで失速したことも円全体を押し上げた。米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した円買いドル売りも見られた。

[2015-02-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。時間外のダウ先物が下げ幅を縮めたことを受けて欧州勢が円売りで参入したものの長続きしなかった。ギリシャの財政懸念やウクライナ情勢不安が広がるなか、独DAXが2%近く下落したため投資家のリスク回避姿勢が強まり円買い圧力が高まった。

[2015-02-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は対ユーロなどで堅調。ギリシャ債務問題への先行き不透明感が高まるなか、欧州勢の参入後にユーロ安が進んだ流れに沿った。また、ギリシャ問題やウクライナ情勢への懸念からナイトセッションの日経平均先物や欧州株が下落し、リスク回避目的の円買い外貨売りも広がった。一方、円は対オセアニア通貨で弱含み。対ドルや対ユーロでオセアニア通貨高が進んだことに伴って、円売り豪ドル買いや円売りNZドル買いが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時前に1ドル=118円45銭前後まで下落。ユーロ円は前週末安値の1ユーロ=134円02銭前後を下抜けて133円72銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは軟調。17時30分に1ユーロ=1.1359ドル前後まで上げたものの、買い一巡後は徐々に売りが強まり1.1270ドル前後まで値を下げた。

[2015-02-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は欧州資源国通貨に対して売り先行後、買い戻された。ギリシャの財政問題やウクライナ情勢への懸念を背景に欧州市場から円高ユーロ安が加速したが、ニューヨーク市場では一転して円売りユーロ買いが優位となった。原油先物相場の上昇をながめ、カナダドルなどに対する円売りも活発化した。ただ、ダウ平均が引けにかけて140ドル近く下落すると、リスク回避目的の円買い戻しが入った。一方、ドルに対しては上値が重かった。取引材料難からしばらく方向感のない取引が続いたが、ダウ平均が下げ幅を拡大すると円買いが強まった。ただ、株安が一服したうえ、米10年債利回りが上昇に転じると円売りが進み失速した。

[2015-02-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が160円超下落したことで投資家のリスク志向低下を意識した円買いが先行。市場では「本邦輸出勢から円買いドル売りが観測された」との指摘もあった。もっとも、株価の下落が一服するとやや伸び悩んでいる。

[2015-02-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めたほか、時間外のダウ先物が強含んだことを背景に投資家のリスク志向改善を見越した円売りが強まった。市場では「米系証券から円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。もっとも、その後に株価が失速したため円売りは一服している。

[2015-02-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は対ドルで売り優勢。時間外のダウ先物や日経平均先物が堅調に推移し、投資家のリスク許容度改善を見越した売りが出た。また、時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促し、損失確定の売り注文を巻き込んで下げ幅を広げた。一方、ユーロに対しては荒い値動き。関係者筋の話として「欧州委員会はギリシャに対する妥協策を検討する」「欧州委員会はギリシャに対して6カ月の支援延長とトロイカの再編成を提案する」「提案が合意に達すればECBはギリシャ債をオペ担保として受け入れる」などと伝わり、ギリシャ財政問題への懸念が緩和するとの見方から一時ユーロ買いが強まった流れに沿って下落した。その後に欧州委員会が「激しく議論しているが、ギリシャに対して正式な提案はしていない」との見解を示すと一転円買いユーロ売りが入る場面も見られたが、株高を手掛かりに全般円安が進んだ影響から再び上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は6日高値の1ドル=119円23銭前後を上抜けて、一時119円58銭前後と1月9日以来の高値を更新。
・ユーロ円は21時過ぎに1ユーロ=134円96銭前後まで上げた後、いったんは134円30銭台まで押し戻されたものの、再び買いが強まると135円21銭前後まで上げ幅を広げた。
・ユーロドルは荒い値動き。21時前に1ユーロ=1.1273ドル前後まで売りに押されたが、昨日安値の1.1270ドル前後の手前で下げ止まると1.1330ドル台まで一転して上昇した。もっとも、買いの流れも続かず一巡後は1.1300ドル前後を挟んだ荒い値動きとなった。

[2015-02-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。「欧州委員会はギリシャに対する妥協策を検討する」「欧州委員会はギリシャに対して6カ月の支援延長とトロイカの再編成を提案する」「提案が合意に達すればECBはギリシャ債をオペ担保として受け入れる」などの報道を受けてギリシャの財政懸念が後退。対ユーロ中心に円売りが加速した。独DAXやナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したうえ、米10年債利回りが上昇すると対ドルで損失覚悟の円売り注文を断続的に誘発。円全体が押し下げられた。ダウ平均が100ドル超高から前日終値手前まで失速すると円売り圧力が後退したが、ダウ平均は引けにかけて160ドル超上昇。つれる形で円の戻りも限られた。一方、カナダドルに対しては一進一退。株高を背景に円売りが先行したが、原油先物相場が下げ幅を拡大すると円買い戻しが加速した。もっとも、原油安が一服したうえ、株高がさらに進むと持ち高調整の円売りが出た。

[2015-02-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日の海外市場で円安ドル高が進んだ反動からポジション調整目的の円買いが先行。もっとも、市場では「対ドルで目先のレンジを下抜けたことで戻りを売る向きは多い」との指摘があり、一巡後は円売りが強まった。

[2015-02-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。アジア時間からの流れを引き継ぎ欧州勢が円売りドル買いで参入。17時過ぎから対ポンドや対ユーロで円売りが強まるなど、ドルや欧州通貨に対しては総じてさえない値動きとなった。一方で、オセアニア通貨に対する円売りは目立たなかった。

[2015-02-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。アジア時間から全般に円安が進んだ流れを引き継いだほか、時間外の米10年債利回りが低下幅を縮めたことも売りを誘った面があった。一方、対ユーロではもみ合い。ユーロ圏財務相会合や独仏露ウクライナ首脳会談を控えて様子見ムードが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時30分前に1ドル=119円95銭前後と1月8日以来の高値を更新。ユーロ円は19時過ぎに=135円66銭前後まで上昇する場面があったものの、総じて135円50銭前後を挟んだもみ合いとなった。
・ユーロドルはもみ合い。1ユーロ=1.13ドル台前半での神経質な動きとなった。独関係者筋の話として「ユーログループ会合でギリシャと合意する公算は小さい」と伝わると一時1.1290ドル前後まで下押ししたものの、売りの勢いも長続きしなかった。

[2015-02-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。アジア市場から円売りが続いた地合いを引き継いだ。米10年債利回りが上昇に転じたうえ、シカゴ日経平均先物が上げ幅を拡大すると対ドルで損失覚悟の円売り注文を誘発。他の通貨に対しても円売りが波及した。ダウ平均が100ドル超下落すると円売りは一服したが、ダウ平均は引けにかけて一時プラス圏に浮上。CNBCが「ユーロ圏財務相会合ではギリシャに関して原則合意に達した」「ギリシャはEUの支援プログラムに留まる」と報じると、ギリシャの財政懸念が後退し対ユーロ中心に円売りが再開した。

[2015-02-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日に円安ドル高が進んだ反動から目先のポジション調整を目的とした円買いが先行。市場では「本邦輸出勢から円買いドル売りが観測された」との指摘があった。また、1月豪雇用統計で失業率と新規雇用者数がいずれも低調だったことで円高豪ドル安が急速に進んだことも円全体を押し上げた。もっとも、戻りを売りたい向きは多く一巡後は伸び悩み。日経平均株価が堅調に推移したことも円の重しとなった。

[2015-02-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は急騰後に急失速。「日銀が一段の追加緩和を行うことは日本経済にとってむしろ逆効果になるとの見方が日銀内で浮上している」との一部報道を受けて、海外勢中心に損失覚悟の円買いが持ち込まれ円は急伸。ただ、戻りを売りたい向きが多いなかすぐに円を売る動きが優勢に。市場では「この報道をよく読むとただの観測記事にすぎず、材料にはならない」との指摘があった。プーチン露大統領が「ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力とウクライナ政府軍による戦闘を15日から停止する」と述べたことで、時間外のダウ先物が強含んだことも円の重しとなった。

[2015-02-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。「日銀が一段の追加緩和を行うことは日本経済にとってむしろ逆効果になるとの見方が日銀内で浮上している」との一部報道が伝わったことで、円買いが急速に進んだ。一巡後は急ピッチで値を上げた反動から上値を切り下げる展開となったが、NY時間に入ると対ドルでは再び円買いが優勢に。1月米小売売上高や前週分の米新規失業保険申請件数などの米経済指標が弱い結果となり、全般にドル売りが進んだ流れに沿って円も下値を切り上げた。一方、対ポンドで円は一転下落。日銀絡みの報道を手掛かりに買いが先行したものの、英中銀イングランド銀行(BOE)四半期ごとの物価報告(インフレリポート)の発表後は円売りポンド買いが優位となった。英インフレリポートでは2016・17年のGDP見通しが引き上げられたほか、「2年以内にインフレ率が2%に回復する政策を設定」との見解が示された。また、カーニーBOE総裁が「BOEが行う最も可能性の高い次の行動は利上げ」などと述べたこともポンド買いを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分過ぎに1ドル=118円73銭前後まで急落した後、いったんは119円86-89銭まで買い戻されたものの節目の120円台を回復できず、22時30分後には119円21-24銭まで下押しした。
・ポンド円は1ポンド=181円10銭前後まで下げた後、184円19銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは強含み。しばらくは1ユーロ=1.1340ドル前後を挟んだもみ合いとなっていたが、米指標後にドル売りが進むと1.1375ドル前後まで値を上げた。

[2015-02-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は買い一服。1月米小売売上高や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱く、米10年債利回りの低下幅拡大とともに円買いドル売りが優勢に。他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、米30年債入札後に米10年債利回りが低下幅を縮小すると円買いドル売りが一服。ダウ平均が引けにかけて110ドル超上昇したことも円全体の上値を抑えた。一方、スイスフランに対しては堅調。対ドル中心に円買いが強まった流れに沿った。また、スイス国立銀行(中央銀行、SNB)によるユーロ買いスイスフラン売り介入への警戒感が根強いなか、ユーロ高スイスフラン安が加速したことも円買いを後押しした。

[2015-02-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日経平均株価の下落を受けて円買いが先行。その後は週末の実質5・10日(五十日)ということもあり仲値に向けた円売りドル買いが見られたが下値も限定的。米国が明日から3連休に入るため、「全般様子見姿勢が強い」との市場参加者からの声が聞かれた。

[2015-02-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が110円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが優勢となった。ただ、本邦実需勢を中心に戻りを売りたい向きが多いなか、一巡後は上値を切り下げる展開に。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだほか、独DAXが史上最高値を更新するなど欧州株が堅調に推移したことが円全体を押し下げた。時間外の米10年債利回りが上昇したことで日米金利差拡大を見越した円売りドル買いも見られた。

[2015-02-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は弱含み。アジア時間に全般円買いが進んだ反動が出たほか、ナイトセッションの日経平均先物や欧州株式相場が上昇したことをながめ、投資家のリスク許容度改善を見越した円売り外貨買いの動きも広がった。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面がある。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=119円20銭前後まで上昇。
・ユーロ円も一時1ユーロ=136円02銭前後まで値を上げたが、買い一巡後はユーロドルの下落に伴う売りに押されてやや伸び悩んだ。
・ユーロドルは軟調。17時過ぎに1ユーロ=1.1444ドル前後まで上昇したものの、その後は米長期金利の上昇などを背景にドル買いが進んだ流れに沿って売りが優勢に。22時過ぎには1.1380ドル前後まで下押しした。

[2015-02-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅い。米10年債利回りの上昇に伴い日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが先行した。ただ、2月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が予想を下回ったことがわかると、対ドル中心に円買い戻しが広がった。また、ダウ平均が60ドル超高から下げに転じる場面があり、対欧州通貨などで円買いが散見された。もっとも、米国の3連休を控えて市場参加者が減少しており、総じて方向感は出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円85銭前後でのもみ合いから119円20銭前後まで上げた。その後、弱い米経済指標を受けて118円57銭前後まで失速したが、次第に118円70銭台で方向感を欠いた。
・ユーロ円は1ユーロ=135円18銭前後まで値を下げた。ただ、買い戻しが入る場面も多く神経質な展開となった。
・ユーロドルは戻りが鈍い。米金利上昇に伴い全般ドル高が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.13795ドル前後まで売りが先行した。弱い米経済指標が伝わると1.1433ドル前後まで買い戻されたが、ユーロ円が下落した影響から1.1380ドル台まで再び下げた。

[2015-02-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。週明け早朝のオセアニア市場で目先のストップロスを付けにいく形で円買いドル売りが先行したが、一巡後は円を売る動きが強まった。10-12月期の国内総生産(GDP)速報値が予想を下回る結果となったにも関わらず、市場では「国内外の長期資金から日本株に買いが観測された」との指摘があり、日経平均株価が2007年7月20日以来の高値まで上昇したことも円の重しとなった。もっとも、株高が一服すると次第に値動きが細った。また、NZドルに対しては軟調。円買いが先行したものの、10-12月期のNZ小売売上高指数(季節調整済み)が強い内容だったことを手掛かりにその後は円安NZドル高が進んだ。

[2015-02-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は小安い。日経平均株価が約7年7カ月ぶりに1万8000円台を回復して引けるなど底堅い株価を受けて円売りがじわりと強まった。市場では「グッドネームから円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。もっとも、北米市場が休場で流動性の低下が見込まれるなか、積極的に円売りを進める動きも限られている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円69銭前後までじりじりと値を上げたが、上値は限定的だった。
・ユーロ円は1ユーロ=135円56銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは小幅高。ユーロ円が上昇したことにつれてユーロ買いドル売りが入り、1ユーロ=1.1429ドル前後まで値を上げた。

[2015-02-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。ユーロ圏財務相会合を前に手控えムードが広がった。プレジデンツデーの祝日で米国勢が不在ということもあり、全般に動意が乏しかった。一方、ポンドに対しては強含み。市場では「17日の1月英消費者物価指数(CPI)や18日の英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨(4-5日分)を控えて持ち高調整のポンド売りが観測された」との指摘もあり、全般にポンド安が進んだ影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円60銭前後を挟んだもみ合い。
・ポンド円は一時1ポンド=182円19銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロ円の上昇につれて17時前に1ユーロ=1.1429ドル前後まで上げたものの、その後は1.1400ドル付近まで下落するなど買いの勢いも長続きしなかった。

[2015-02-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロで堅調。ギリシャとユーロ圏の協議が打ち切りとなり、ユーロが全面安となった影響を受けた。ギリシャ政府筋の話として「ユーログループは救済プログラムの延長を求める理不尽かつ受け入れがたい草案を議論した」「この状況下では本日の合意はできない」と伝わったことをきっかけに円買いユーロ売りが進み、他の通貨に対しても円買いの流れが波及。「ユーログループが本日のギリシャ協議を打ち切った」と報じられると対ユーロで円買いが強まった。もっとも、引けにかけては急ピッチで買いが進んだ反動から円はやや上値を切り下げた。

[2015-02-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。ギリシャとユーロ圏の協議が物別れに終わり、ギリシャ財政問題への先行き不透明感から日経平均株価が下落。つれる形で円買いが先行した。ただ、日経平均株価が買い戻されると徐々に円買い圧力は後退した。良好な20年物国債入札を受けて債券相場が大幅に上昇したことも円売りドル買いにつながったようだ。

[2015-02-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。新規の手掛かり材料に乏しく、欧州勢参入後も目立ったフローは見られていない。市場では「明日の黒田日銀総裁の定例記者会見での発言内容を見極めたい」との指摘があり、積極的にポジションを一方向に傾けづらい面もあるようだ。

[2015-02-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外のダウ先物が下げ幅を縮小し、日経平均先物が強含むなかで、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことも売りを誘った面があった。もっとも、米長期金利が再び低下し、日経平均先物などの買いが一服すると円相場もやや下値を切り上げた。なお、2月NY連銀製造業景気指数はプラス7.78と市場予想平均のプラス8.50を下回ったが、相場への影響は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに1ドル=118円91銭前後まで上げたものの、買い一巡後は118円60銭台まで伸び悩み。
・ユーロ円も一時1ユーロ=135円95銭前後まで上げた後、135円台半ばまで押し戻された。
・ユーロドルは堅調。対円などでユーロ買いが強まった流れに沿った。昨日高値の1ユーロ=1.14295ドル前後を上抜けると目先のストップロスを誘発し、一時1.1450ドル前後まで上昇する場面も見られた。

[2015-02-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米10年債利回りの大幅上昇に伴い、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢に。他の通貨に対して円売りが波及した。「ギリシャは18日に6カ月間の融資延長を要請する意向」との報道を受けて対ユーロで円売りが進んだほか、ダウ平均が60ドル超安から30ドル超高まで持ち直したことも円全体を押し下げた。一方、スイスフランに対しては底堅い。ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁が「必要とあれば為替市場で活発な姿勢を維持する」「スイスフランは依然として著しく過大評価されている」などと発言したことが円買いスイスフラン売りを促した。

[2015-02-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一時的。日経平均株価が180円超上昇したことを受けて投資家のリスク志向改善を意識した円売りが強まった。日銀が17-18日に開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決めたことが伝わると目先のポジション調整を目的とした円買いが持ち込まれたが、長続きせずすぐに失速した。

[2015-02-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。黒田日銀総裁が定例記者会見で「10月31日の追加緩和がマイナス効果あるとは全く思わない」と12日に一部通信社が報じた観測記事を否定したことで円売りが強まる場面があった。もっとも、「直ちに追加緩和を考える必要はない」「付利引き下げの議論は全くなかった」とも述べたため、円売りも長続きしていない。

[2015-02-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。時間外の米10年債利回りが上昇したことで、日米金利差拡大を見越した売りが広がった。もっとも、米長期金利の上昇が一服すると円も徐々に下げ渋り。1月米卸売物価指数(PPI)や1月米住宅着工件数など米経済指標が軒並み弱い結果となったことも対ドルでの円買い戻しを誘った(経済指標データ参照:米卸売物価指数(PPI)の推移グラフへ)。一方、他の通貨に対しては高安まちまち。米長期金利が上昇した影響から対ドルでオセアニア通貨安や欧州通貨安が進んだことにつれて、円買いオセアニア通貨売りや円買い欧州通貨売りが出たものの、英雇用統計が予想より強い内容だったため対ポンドでは円も軟調に推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=119円40銭前後まで上昇したが、昨日高値の119円42銭前後が意識されると上値も重くなった。
・ポンド円は英雇用統計を受けて買いが強まり、一時1ポンド=184円21銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは弱含み。米長期金利の上昇でドル買いが進んだことに伴い、20時30分過ぎには1ユーロ=1.1360ドル前後まで下押しした。独財務省報道官の話として「ギリシャのプログラム延長には独議会の投票が必要」と伝わり、ギリシャ債務問題解決への期待が後退したことも重しになった。

[2015-02-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。1月米卸売物価指数(PPI)や1月米住宅着工件数が予想を下回ったことがわかると、米10年債利回りの低下とともに円買いドル売りが入った。強い1月英雇用統計を背景にユーロポンドが軟調に推移したほか、独財務省報道官が「ギリシャのプログラム延長には独議会の投票が必要」との見解を示したことで、対ユーロでも円買いが散見された。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「多くの参加者はゼロ金利をより長く維持する方向に傾いている」「強いドルは輸出の持続的な足かせになると予想」「数人の参加者はドルが一段高となるリスクを指摘した」などと伝わった。米連邦準備理事会(FRB)の低金利長期化観測やドル高けん制スタンスを背景に円買いドル売りが加速。他の通貨に対してもやや円買いが波及した。

[2015-02-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて前日の海外市場でドル安が進んだ流れを引き継ぎ円買いドル売りが強まった。もっとも、香港やシンガポールが休場で市場参加者が少ないなか、一方的に円高が進む展開にもなっていない。なお、オセアニア通貨などに対しては弱含み。対ドルでオセアニア通貨高が進んだことにつれて円売りオセアニア通貨買いが強まった。日経平均株価が2000年5月2日以来の高値を付けたことも円の重しとなった。

[2015-02-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下げ渋り。東証株価指数(TOPIX)が上げ幅を広げるなど日本株が堅調に推移したことを受けて投資家のリスク許容度拡大を意識した円売りがじわりと強まった。もっとも、時間外のダウ先物が弱含んだうえ、米10年債利回りが低下したため徐々に下値が堅くなった。なお、豪ドルに対してはしっかり。WSJ紙が「米格付け会社スタンダードアンドプアーズ(S&P)は豪予算に伴って豪格下げリスクがあると指摘した」と報じると円買い豪ドル売りが優勢に。S&Pが「豪州の格付けAAAは今後2年間は格下げの大きなリスクはない」との見解を示したことで伸び悩んだものの、欧州勢が参入すると再び円は強含んだ。原油先物相場が大幅に下落したことが支えとなっている面もあるようだ。

[2015-02-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。ギリシャ当局者は金融支援ファシリティーの6カ月延長を申請したが、欧州連合(EU)が「ギリシャの書簡は合理的な妥協に道を開く可能性」との見解を示したと伝わると、ダウ先物や日経平均先物が上げ幅を拡大し、円も下げ幅を拡大。その後に独政府当局者の話として「ドイツはギリシャの支援延長提案を拒否する」などと伝わると株価が失速し、円も買い戻しが入ったが、米10年債利回りが上昇に転じた影響もあり、総じてさえない動きとなった。一方、対ユーロでは一進一退。株高などを支えに売りが出たものの、独政府当局者の話が伝わると全般にユーロが下落したため、買い戻しが優勢となった。もっとも、一巡後は急ピッチで上昇した反動から上値を切り下げるなど方向感を欠いた動きとなった。なお、1月22日開催分の欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨では「量的金融緩和をめぐって政策担当者の間で意見が分かれた」「社債の購入を検討した」「量的緩和の反対派は現時点で行動する差し迫った必要性は見られないとの認識を示した」「物価安定見通しが悪化した」などと伝わったが、相場への影響は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=119円10銭前後まで上昇。
・ユーロ円は18時過ぎに1ユーロ=135円89銭前後まで上げた後、134円97銭前後まで失速したものの、売り一巡後は135円台半ばまで再び買い戻された。
・ユーロドルは軟調。17時30分過ぎに1ユーロ=1.1450ドル前後まで上昇するなど買いが先行したものの、その後は1.13555ドル前後まで急ピッチで値を下げた。

[2015-02-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が定まらない。欧州連合(EU)が「ギリシャの書簡は合理的な妥協に道を開く可能性」との見解を示したことで、時間外のダウ先物や日経平均先物が上昇。つれる形で円売りが先行した。ただ、その後に「ドイツはギリシャの支援延長提案を拒否する」と報じられると、株価の失速とともに円が買い戻された。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強かったことがわかると円売りドル買いが入ったが、2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や1月米景気先行指標総合指数が予想を下回ったことで円売りは一服。ダウ平均の一時100ドル超安も円全体を押し上げた。終盤にかけては米10年債利回りの上昇幅拡大をながめ、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが出るなど神経質な動きとなった。

[2015-02-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。本日は事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値に向けた円売りドル買いが先行。もっとも、仲値通過後は次第に下値が堅くなった。日経平均株価が伸び悩んだことも円の支えとなった。

[2015-02-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロを中心に堅調。しばらくはもみ合いが続いていたが、リンネ・フィンランド財務相が「ギリシャは現在の支援プログラムを受け入れなければいけない」と述べたことで、ギリシャ財政問題への先行き不透明感から全般ユーロ売りが優勢に。対ユーロでの円高がドルやポンドなどにも波及した。なお、豪ドルに対しては弱含み。前日に豪ドル安が進んだ反動から対ユーロを中心に豪ドルを買い戻す動きが強まり、円は弱含んだ。

[2015-02-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は堅調。ギリシャ財政問題への先行き懸念から対ユーロを中心に円買いが強まった。リンネ・フィンランド財務相が「ギリシャは現在の支援プログラムを受け入れなければいけない」と述べたほか、シクルーナ・マルタ財務相は「ドイツ中心のグループはユーロ離脱容認の意向」などと発言。また、独紙報道では「欧州中央銀行(ECB)当局者はギリシャがユーロを離脱する準備をしている」と伝わり、欧州連合(EU)当局者筋が「ギリシャ協議の金曜日中の合意は困難だろう」との見解を示した。ギリシャ協議の早期妥結は困難との見方が徐々に強まると、時間外のダウ先物や日経平均先物が弱含み、全般にリスク回避の円買いが優勢となった。なお、ECBはギリシャ離脱の独紙報道に対してコメントを拒否。EU当局者筋は「ユーログループは協議の進展で合意する可能性」「協議が進展すれば電話会議が後に行われるだろう」などの見解も示している。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=118円42銭前後まで下落。株安にくわえ、時間外の米10年債利回りが低下したことも相場の重しとなった。カナダドル円は売り優位。12月カナダ小売売上高が市場予想を大幅に下回る弱い結果となったことを受け、1カナダドル=94円51銭前後まで急ピッチで値を下げた。
・ユーロドルは軟調。ギリシャ絡みの報道が次々に伝わる中で神経質な値動きが続いたが、徐々に売りが優勢となり1ユーロ=1.1278ドル前後まで下押しした。

[2015-02-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、一転売りが優位となった。シクルーナ・マルタ財務相が「ドイツ中心のグループはギリシャのユーロ離脱容認の意向」と述べたほか、「欧州中央銀行(ECB)当局者はギリシャがユーロを離脱する準備をしている」との独紙報道が伝わった。また、欧州連合(EU)当局者筋が「ギリシャ協議の金曜日中の合意は困難だろう」との見解を示したことで、対ユーロ中心にリスク回避目的の円買いが先行した。米10年債利回りの大幅低下に伴い日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが出たうえ、ダウ平均の100ドル超安も円全体を押し上げた。ただ、ダイセルブルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)が「ギリシャ協議の合意に関していくつかの楽観的な理由がある」と発言したことをきっかけに一転円売りが優勢に。ギリシャ政府当局者の話として「ユーログループは合意に達したもよう」と伝わると円はさらに売られた。米10年債利回りが上昇に転じたうえ、ダウ平均が150ドル超高まで大きく持ち直したことも円売りを促した。ダイセルブルーム・ユーログループ議長は20日、ユーログループ終了後の記者会見で「ギリシャ支援プログラムを4カ月延長」「ギリシャは23日に改革案の一覧を提示。各機関は提示内容が十分かどうかを審査する」などと述べた。また、ショイブレ独財務相は「24日までに国際関係機関が意見を表明する」ことを明らかにした。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日の安値1ドル=118円42銭前後を下抜け118円30銭前後まで売り込まれた。その後、買い戻しが優勢となり119円19銭前後と前日の高値119円18銭前後をわずかに上回った。
・ユーロ円は1ユーロ=133円56銭前後まで売り込まれた後、135円86銭前後まで大きく持ち直した。
・ユーロドルは一転上昇。序盤は本日中のギリシャ合意が困難との見方から1ユーロ=1.12775ドル前後まで売りが先行した。ただ、9日の安値1.1270ドル前後がサポートとなり下値の堅さが意識されると、ダイセルブルーム・ユーログループ議長がギリシャ合意に楽観的な認識を示したことなどを受けて1.1430ドル前後まで急速に持ち直した。その後、1.1400ドル前後で神経質な動きが続いたが、合意内容が伝わると利益確定の売りが出て1.1360ドル台まで下げる場面もあった。

[2015-02-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。前週末の海外時間に円安が進んだ反動が出たほか、高く始まった日経平均株価がやや上値の重い動きとなったことも円の買い戻しを誘った面があった。もっとも、総じて手掛かり材料に乏しいなか、買いの勢いも限定的だった。なお、黒田東彦日銀総裁は衆院予算委員会で「基調的な物価上昇率は着実に高まっていく」「やや長い目で見て原油価格の下落は物価上昇要因になる」「原油価格次第で物価2%目標の達成時期は多少前後する」などの見解を示したが、目立った反応は見られなかった。

[2015-02-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。午後の日経平均株価が伸び悩んだことで一時買いが入ったものの、引けにかけては日経平均が再び上昇したため買いの勢いも長続きしなかった。また、欧州勢の参入後は対ユーロなどでドル買いが進んだことにつれて、円売りドル買いが優勢に。時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことも売りを誘った面があった。一方、対ユーロでは円もしっかり。本日が期日となっているギリシャ側からの政策措置の提出内容がユーロ圏側に受け入れられるか注目されるなか、対ドルなどでユーロ売りが進んだ流れに沿った。

[2015-02-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円はしっかり。本日期日を迎えるギリシャ側からの再建案に注目が集まるなか、円買いユーロ売りが先行。2月独Ifo景況感指数が予想を下回る結果となったことで一段と円高ユーロ安が進んだ。また、原油先物相場が大幅に下落したことでカナダドルなど資源国通貨に対しても円は強含んだ。また、ドルに対しては買い戻し。対ユーロでドル高が進んだ影響を受けたほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことで日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが強まった。ただ、ユーロなどその他の通貨に対して円買い圧力が高まった影響を徐々に受けたため下値を切り上げる展開に。米10年債利回りが低下に転じたことも支えとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円35銭前後まで上昇したものの、17日高値の119円42銭前後が上値の目処として意識されると失速。一時118円90銭前後と本日安値の118円88銭前後に迫った。
・ユーロ円は1ユーロ=134円47銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは軟調。欧州勢参入後に全般ユーロ安が優勢となった流れに沿った。弱い独指標も売りを誘い、1ユーロ=1.1295ドル前後まで下押しした。

[2015-02-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して底堅い。市場では「レバレッジ系の円買いが観測された」との声が聞かれたほか、米10年債利回りが低下に転じたことも日米金利差縮小を見越した円買いを誘った。1月米中古住宅販売件数が予想を下回ったこともあり米10年債利回りは次第に低下幅を拡大。引けにかけて円買いが再開した。一方、その他の通貨に対してはもみ合い。ポンドが全面高となった流れに沿って円売りポンド買いが目立ったが、手掛かり材料に乏しく総じて方向感が出なかった。

[2015-02-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。午前の日経平均株価が下値の堅い動きとなったことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。また、市場では「アジア勢からの円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。一方、対NZドルで円は堅調。NZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)が発表した1-3月期のインフレ見通しが前回から悪化したことを受けて、全般にNZドル売りが進んだ流れに沿った。

[2015-02-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。日経平均株価が130円超上昇して高値引けとなるなど堅調に推移し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。また、市場では「ロンドン勢からの売りが観測された」との声も聞かれた。一方、対NZドルでは円も強含み。インフレ見通しの悪化を手掛かりに対ドルでNZドル売りが進んだことに伴い、円買いNZドル売りが入った。

[2015-02-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。アジア時間からの円安ドル高の流れを引き継いだ。市場では「ロンドン勢から円売りが観測された」との指摘もあり、下値を探る展開に。時間外の米10年債利回りが上昇したことで日米金利差拡大を見越した売りも見られた。また、対ユーロではしばらくもみ合いが続いていたが、ドルに対してユーロの買い戻しが強まるにつれて円売りユーロ買いが出た。なお、ダイセルブルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)が「ギリシャの改革案は『かなりプラス』評価のようだ」などと述べたが、相場の反応は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は目先の上値目処として意識されていた17日高値の1ドル=119円42銭前後を上抜けるとストップロスを誘発。一時119円59銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロ円は1ユーロ=135円43銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは下値が堅い。ドル円や米長期金利の上昇を受けてユーロ売りドル買いが先行。一時1ユーロ=1.1297ドル前後まで下落した。ただ、前日安値の1.1295ドル前後がサポートとして意識されると1.1330ドル台まで買い戻しが入った。

[2015-02-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は一転上昇。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の上院銀行委員会での証言を控えてしばらく様子見ムードが広がった。証言原稿で「利上げ前にフォワードガイダンスを変更する」「ガイダンスの変更はどの会合でも利上げが可能だということを意味している」と伝わると円売りドル買いで反応。他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、その後に「少なくとも次の会合での利上げを正当化する経済状況ではないとFOMCメンバーは予想」「新ガイダンスは必ずしも次2会合での利上げを意味しない」「食品とエネルギーを含む総合の消費者物価指数に焦点を絞る」「経済は目に見えて回復したがまだ利上げの段階ではない」として利上げに慎重な姿勢が示されたため、米10年債利回りが一転低下。対ドル中心に円買いが加速した。一方、カナダドルに対しては一転下落した。イエレンFRB議長の議会証言を受けて対ドルで円買いが優勢となった流れに沿った。ただ、ポロズ・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁が「利下げは経済がどのように反応するかを見るため時間を買うこと」と発言したほか、3月の金利発表に向けて具体的な言及がなかったことで追加利下げ観測が後退。円売りカナダドル買いが一転して強まった。

[2015-02-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小高い。前日のNY時間にドル売りが進んだ流れを引き継いだほか、市場では「本日は月末がスポット応答日ということもあって実需の買いが観測された」との指摘もあった。もっとも、一時下げに転じた日経平均株価が持ち直したこともあり、一方的に買いが進む展開にはなっていない。一方、豪ドルに対して円は弱含み。2月HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を上回る結果となり、同国と資源貿易関係の深い豪ドルが堅調に推移した影響を受けた。

[2015-02-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。欧州勢の参入後に対ドルで欧州通貨買いやオセアニア通貨買いが進んだことに伴って、円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが出た。また、円は対ドルでも小安い動き。午後の日経平均株価がさえない展開となったことで底堅く推移する場面も見られたが、引け後に日経平均先物が上昇すると円は上値を切り下げた。半面、全般にドル売りが進んだ影響も受けたため、一方的に売りが進む展開にもなっていない。

[2015-02-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円はじり安。アジア時間からの流れを引き継ぎ円売りオセアニア通貨買いが出たほか、ポロズ・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁の発言を受けて利下げ観測が後退するなか、円安カナダドル高も進んだ。また、時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことで対ドルでも円はじりじりと値を下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円98銭前後と本日高値の119円ちょうど前後に迫った。
・カナダドル円は1カナダドル=95円80銭前後まで上昇する場面があった。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢参入後に対ポンドでドル安が進んだ流れに沿って買いが先行。一時1ユーロ=1.13895ドル前後まで上昇した。ただ、その後はユーロカナダドルなどユーロクロスが下げた影響を受けて売りに押される展開に。米長期金利の上昇に伴う売りも出て1.1336ドル前後まで下押しした。

[2015-02-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。米10年債利回りの上昇に伴い日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが散見された。また、ポロズ・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁の発言を受けてカナダ追加利下げ観測が後退するなか、円売りカナダドル買いがやや強まった。ただ、その後の米10年債利回りは方向感の定まらない展開となり、対ドルで円は次第に値動きが細った。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は下院金融委員会で「フォワードガイダンスの変更は利上げの是非を検討することを意味している」「FOMCは利上げ後も経済への支援を継続する」などと証言。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁も議会証言で「量的緩和はインフレの調整が見られるまで続ける」「条件が整えばギリシャ担保特例措置を復活させる用意がある」などと語ったが影響は限定的。手掛かり材料に乏しく円全体が持ち高調整の域を出なかった。

[2015-02-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。市場では「グッドネームの売りが観測された」との指摘があったほか、日経平均株価が堅調に推移したことも円相場全体を押し下げた。もっとも、一巡後は急ピッチで下落した反動から買い戻しも入るなど、次第に下値の堅さも意識された。一方、豪ドルに対して円は強含み。10-12月期豪民間設備投資が予想より弱い結果となったことを受け、全般に豪ドルが下落した影響を受けた。

[2015-02-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後に買いが強まった。対ユーロなどで円買いが進んだことにつれたほか、市場では「朝方に売りを進めていた向きの一部が反対売買に動いた」との指摘もあった。また、対ユーロでも円はしっかり。下値が堅いと見た向きが円の買い戻しに動き、欧州時間に入って下値を切り上げた。

[2015-02-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。欧州勢参入後に対ユーロで円買いが優勢となったことにつれて円高が進行。時間外の米10年債利回りが低下したことも日米金利差縮小を見越した円買いにつながった。ただ、ブラード米セントルイス連銀総裁が「ドルが米経済に与える影響はわずか」「ECBの量的緩和はユーロを下落させる可能性」と発言したことで対ユーロを中心にドル買い圧力が高まると円は弱含んだ。なお、ユーロやカナダドルに対しては買い優勢。序盤から円買いが強まったうえ、ドルに対してユーロ売りやカナダドル売りが活発化した影響から円は堅調に推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円68銭前後まで下落したものの、前日安値の118円62銭前後が目先のサポートとして意識されると118円95銭前後まで持ち直した。
・ユーロ円は1ユーロ=134円52銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロ円の下落につれて売りが先行したものの、ユーロポンドなど一部のユーロクロスが上昇した影響を受けて19時過ぎには1ユーロ=1.1380ドル前後まで買い戻された。ただ、前日高値の1.13895ドル前後が戻りの目処として意識されると一巡後は売りに押される展開に。ブラード米セントルイス連銀総裁の発言を手掛かりに売りが加速し1.1313ドル前後まで下げ足を速めた。

[2015-02-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して売り優位。ブラード米セントルイス連銀総裁は「ドルの価値が成長を抑制することはないだろう」「ドルが米経済に与える影響はわずか」「ECBの量的緩和はユーロを下落させる可能性」と発言。対ユーロ中心にドルが全面高となり円売りドル買いが広がった。前週分の米新規失業保険申請件数や1月米消費者物価指数(CPI)が予想より弱かったことで円が買い戻される場面もあったが、米CPIコア指数や1月米耐久財受注、12月米住宅価格指数が予想を上回ったため円売りが再開。米10年債利回りの大幅上昇に伴い日米金利差拡大を見越した円売りも強まった。一方、円はその他の通貨に対して堅調。ブラード米セントルイス連銀総裁の発言や強い米経済指標を受けて欧州通貨買いドル売りや資源国通貨買いドル売りが活発化。つれる形で円高・欧州通貨安や円高資源国通貨安が進んだ。

[2015-02-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。昨日の海外時間に急ピッチで売りが進んだ反動が出たほか、市場では「月末を迎えた国内輸出企業の円買いドル売りが観測された」との指摘もあった。一方、欧州通貨などに対しては上値の重い動き。午前の日経平均株価が一時上げ幅を縮めたことで円買いが入る場面も見られたが、その後は対ドルで欧州通貨の買い戻しが進んだことにつれて円売り欧州通貨買いも出た。

[2015-02-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。午後も国内輸出企業からの買いが散見されたほか、日経平均株価が伸び悩んだことで買いが入る場面も見られたが、上値は重かった。欧州勢の参入後はドルの先高観を背景にした売りに押されたほか、スイスフランやユーロなどに対して円売りが進んだことにつれて次第に上値を切り下げた。

[2015-02-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は弱含み。欧州勢が参入するとユーロやスイスフランに対して円売りが先行。対ポンドでは円買いが先行するものの、その後は一転して全般ポンド買いが強まるなど欧州通貨に対する円売りが目立った。市場では「欧州通貨を中心に月末に絡んだフローが出ている可能性がある」との指摘があった。なお、ドルに対しては下げ渋り。時間外の米10年債利回りが上昇したことで日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが出た。ただ、対欧州通貨でドル売り圧力が高まったうえ、米10年債利回りがその後に低下に転じたことを受けて下値を切り上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円45銭前後と本日高値を付けた。もっとも、前日高値の119円51銭前後が目先の上値目処として意識されたため、その後は伸び悩んでいる。
・ユーロ円は1ユーロ=134円16銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは底堅い。月末に絡んだユーロポンドの上昇につれる形で買いが先行し、1ユーロ=1.1244ドル前後まで値を上げた。一巡後は1.1210ドル台まで戻り売りに押される場面があったものの、欧州通貨が全般買われたことから下値は堅く、22時過ぎには1.1245ドル前後まで再び上げた。

[2015-02-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。10-12月期米国内総生産(GDP)改定値が予想を上回ったことで、欧州通貨売り・ドル買いや資源国通貨売り・ドル買いが先行。つれる形で円高・欧州通貨安や円高資源国通貨安が進んだ。その後、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて対ポンド中心に月末絡みの円売りが優勢に。フィキシング通過後もドルやNZドルに対して円売りが散見された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円80銭前後まで値を上げたが、24日の高値119円84銭前後に上値を抑えられると引けにかけてやや伸び悩んだ。
・ポンド円は1ポンド=185円01銭前後まで急伸したが、前日の高値185円03銭前後を上抜け出来ず184円60銭付近まで失速した。
・ユーロドルは上値が重い。強い米GDP改定値を受けて本日高値の1ユーロ=1.1245ドル前後から1月26日以来の安値となる1.1176ドル前後まで値を下げた。その後、ロンドンフィキシングに向けたユーロ円の急伸につれて1.1228ドル前後まで買い戻されたが、次第に1.1200ドル前後で方向感を欠いた。コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁が「量的緩和は為替レートに影響を及ぼす」と述べたほか、フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が「利上げ確率は主に6月と9月が高い」と語ると、引けにかけて1.1180ドル台までじわりと下げる場面もあった。

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