為替・株式・商品マーケット概要

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 2015年3月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2015年3月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2015年3月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2015-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで頭の重い動き。日経平均株価が買い先行となったことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。その後は日経平均が一時下げに転じるなど失速したため下値を切り上げる場面も見られたが、日経平均が再びプラス圏に浮上する中で戻りは限定的だった。一方、豪ドルに対してはしっかり。特段の材料は伝わっていないが、明日の豪準備銀行(RBA)による政策金利発表を控えて持ち高調整の豪ドル売りが進んだ影響を受けた。なお、2月HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.7と市場予想の50.1を上回ったが、目立った反応は見られない。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2015年3月 発言・ニュース

[2015-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで頭の重い動き。日経平均株価が買い先行となったことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。その後は日経平均が一時下げに転じるなど失速したため下値を切り上げる場面も見られたが、日経平均が再びプラス圏に浮上する中で戻りは限定的だった。一方、豪ドルに対してはしっかり。特段の材料は伝わっていないが、明日の豪準備銀行(RBA)による政策金利発表を控えて持ち高調整の豪ドル売りが進んだ影響を受けた。なお、2月HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.7と市場予想の50.1を上回ったが、目立った反応は見られない。

[2015-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。対ドルでは午後の日経平均株価が伸び悩んだことで小幅に買いが入る場面があったものの、時間外の米10年債利回りが2%台を回復して上昇したため、上値も重かった。一方、オセアニア通貨に対しては小幅高。対ドルで豪ドルやNZドル売りが進んだ影響から、円買い豪ドル売りや円買いNZドル売りも観測された。

[2015-03-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円はユーロに対して軟調。対スイスフランや対ポンドを中心として欧州勢参入後にユーロ買いが進んだ流れに沿って円売りユーロ買いが優勢となった。一方、ドルに対しては下げ渋り。時間外の米10年債利回りが上昇したことを手掛かりに日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが先行したものの、対ユーロでドル売り圧力が高まると次第に下値を切り上げた。ナイトセッションの日経平均先物の下落なども円相場を支えた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=119円97銭前後まで上昇したものの、一巡後は利食い売りに押され119円65銭前後まで下げる場面があった。
・ユーロ円は1ユーロ=134円58銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは堅調。ユーロクロスの上昇につれて序盤から買いが強まる展開となった。1ユーロ=1.1240ドル前後まで上げ幅を拡大。もっとも、前週末高値の1.1245ドル前後が目先の上値目処として意識されると徐々に伸び悩んだ。

[2015-03-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。ダウ平均が150ドル超上昇し史上最高値を更新したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが先行。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出た。なお、1月米個人消費支出や2月米ISM製造業景気指数などこの日発表された米経済指標は軒並みさえない結果となったが、相場の反応は限定的だった。

[2015-03-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで堅調。高く始まった日経平均株価が下げに転じたことでリスク回避の買いが入ったほか、市場では「本邦輸出勢からの買いも散見された」との指摘があった。本田悦朗内閣官房参与が「ドル円の現状水準からの上昇は持続可能でない」との見解を示したと伝わったことも、円相場全体を押し上げた面があった。一方、豪ドルに対しては軟調。オーストラリア準備銀行(豪中央銀行、RBA)政策金利を現行の2.25%に据え置くことを決めたと発表。2.00%への引き下げ予想に反する結果となったため、豪ドルが全面高となった影響を受けた。

[2015-03-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。株安を手掛かりにした円買いの流れを引き継いだものの、午後の日経平均株価が一時プラス圏に浮上するなど下げ渋ると次第に円の上値も重くなった。一方、豪ドルに対してはさえない動き。オーストラリア準備銀行(豪中央銀行、RBA)が予想外の金利据え置きを決めたことで豪ドル買いが入った影響が残り、円も対豪ドルでは売りに押された。

[2015-03-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ユーロを中心に堅調。1月独小売売上高が予想を上回る結果となったことで円売りユーロ買いが先行したものの、その後は徐々に買い戻しが強まった。対ドルでユーロ安が進んだ影響を受けたほか、弱い1月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)も円買いユーロ売りにつながった。ナイト・セッションの日経平均先物が下落したことも円相場を支え、ポンドなど他の欧州通貨にも円買いが波及した。また、格付け会社フィッチが「南アフリカの格付け『BBB』は引き下げの可能性が高い」との見解を示したことでランドに対して円高が進んだ。ドルに対しても下値が堅い。時間外の米10年債利回りが上昇したことを背景に日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが見られた。もっとも、その他の通貨で円買いが強まった影響も受けたため下押しは限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ユーロ=119円92銭前後までじりじりと値を上げたが上値は限定的だった。
・ユーロ円は1ユーロ=133円72銭前後。
・ランド円は10円14銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは軟調。強い独小売統計を受けて1ユーロ=1.1212ドル前後まで買いが先行したものの、その後は一転して売りが強まる展開に。米長期金利の上昇や低調なユーロ圏PPIが売り材料視され、前日安値の1.1160ドル前後を下抜けて1.1155ドル前後まで下げ足を速めた。

[2015-03-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は買い戻しが先行。ダウ平均が一時150ドル超下落し、ナイトセッションの日経平均先物が160円下げたことで、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買いドル売りが優勢となった。ただ、米長期金利が上昇したこともあって、引けにかけては円売りドル買いがじわりと強まった。

[2015-03-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日経平均株価が一時230円近く下げるなど軟調に推移したことを受けて、リスク回避目的の円買い外貨売りが先行した。もっとも、その後は日経平均が下げ幅を縮小したため、円買いの動きも一服。次第に上値を切り下げた。なお、円は豪ドルに対して神経質な動き。10-12月期の豪国内総生産(GDP)が市場予想をわずかに下回ったことで一時円買い豪ドル売りが出たものの、前回分が上方修正されると一転して円売り豪ドル買いが進む場面も見られた。

[2015-03-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。午後の日経平均株価が下げ幅を縮小したことを受けて一時円売り外貨買いが進んだものの、全般に手掛かり材料に乏しいなか、円売りの勢いも長続きしなかった。日本時間の今晩にADP全米雇用報告や米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数などの重要指標を控えて様子見ムードが広がったことも値動きを鈍くした面があった。

[2015-03-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで買い優勢。対ドルでまとまったユーロ売りが持ち込まれたことをきっかけにユーロが全面安の展開に。2月独・ユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値が予想より弱い内容となったことも円買いユーロ売りにつながった。低調な2月英サービス業PMIを受けてポンドに対しても円は堅調に推移した。一方、ドルに対しては方向感がない。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことでリスク回避の円買いが入った半面、対ユーロなどでドル買い圧力が高まった影響も受けたため上値は限られた。2月ADP全米雇用リポートが予想を若干下回ったことに円買いで反応したものの、長続きしなかった。また、オセアニア通貨に対しては軟調。ドルやユーロに対してオセアニア通貨高が進んだ影響から円売りオセアニア通貨買いが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は弱い2月ADP全米雇用リポートを受けて1ドル=119円47銭前後の安値を付けたものの、反応は一時的。総じて119円60銭前後を挟んだ動きとなった。ユーロ円は1ユーロ=132円93銭前後まで下げ足を速めた。
・NZドル円は1NZドル=90円96銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは売り優勢。前日安値の1ユーロ=1.11545ドル前後やバリアオプションが観測されていた1.1150ドルの下抜けを狙った仕掛け的な売りが持ち込まれた。弱い欧州経済指標も嫌気され1.1115ドル前後まで下げ幅を広げた。もっとも、1月26日安値の1.1098ドル前後が目先のサポートとして意識されたため、いったん売りの勢いは落ち着いている。

[2015-03-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。2月ADP全米雇用報告が予想よりも弱い内容となったことで円買いドル売りが先行。ダウ平均が一時170ドル超下落したことも円買い戻しを誘った。ただ、2月米ISM非製造業指数が予想を上回ったことが分かると徐々に円売りドル買いが優勢に。対ユーロ中心にドル高が進んだ影響も受けた。なお、米連邦準備理事会(FRB)はこの日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表し「米経済活動は大半の地区、分野で引き続き拡大」「強いドルが一部企業の輸出に打撃を与えている」と指摘したが目立った反応はなかった。

[2015-03-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小安い。安く始まった日経平均株価が持ち直したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。本日は5・10日(五十日)にあたり仲値に絡んだ売りも観測された。一方、豪ドルに対しては不安定な動き。ロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁が「豪ドル安が国内の活動を押し上げている兆候」「理事会はさらなる緩和が適切である可能性を指摘」などと発言したことを受けて一時円買い豪ドル売りが入った。ただ、その後に同副総裁が「豪ドルは過去数年より適正な水準に近づいている」「通貨押し下げが我々の目標と考えるのは誤り」との見解を示すと、一転して円売り豪ドル買いが優勢に。要人発言に振らされる荒い値動きとなった。また、NZドルに対しては堅調。市場では「NZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)が新たな不動産融資基準に関して議論しているとの報道が材料視された」との指摘もあり、全般にNZドルが下落した影響を受けた。

[2015-03-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は高安まちまち。対ドルでは「国内信託銀行からの売りが出た」との指摘もあって下落したものの、下値ではオプション絡みの買いも観測されているため、次第に下値も堅くなった。一方、対ユーロでは上値が重かった。欧州勢の参入後に対ドルでユーロ売りが強まった場面では円買いユーロ売りが進んだものの、手掛かり材料に乏しかったこともあって買いの勢いも長続きしなかった。その後に対ドルでユーロの買い戻しが入ると、円も徐々に上値を切り下げた。

[2015-03-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は対ドルを中心に軟調。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを背景に投資家のリスク志向改善を意識した円売りが先行。時間外の米10年債利回りが上昇したことも対ドルでの円売りを促した。また、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の定例理事会を控えて持ち高調整目的の円売りユーロ買いも見られた。なお、欧州中央銀行(ECB)は5日に開いた定例理事会で、政策金利を予想通り現行の0.05%で据え置くことを決めたと発表したが、相場への影響は限られた。一方、オセアニア通貨に対しては強含み。アジア時間からのオセアニア通貨売りの流れを引き継ぎ、円高・オセアニア通貨安が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は3日高値の120円27銭前後を上抜けて目先のストップロスを巻き込みながら120円40銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロ円も1ユーロ=133円29銭前後まで上昇した。
・NZドル円は1NZドル=90円01銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは下値が堅い。16時前に1ユーロ=1.1026ドル前後まで下落したものの、足もとで相場下落が続いていたこともあり、欧州勢参入後はショートカバーが入った。ユーロ円の上昇も支えとなり1.1070ドル台まで持ち直した。

[2015-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては底堅さが目立った。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が理事会後の記者会見で「必要なら量的緩和(QE)を2016年9月以降も継続」「マイナス金利の水準でも積極的に国債を購入する」などと発言したことで円買いユーロ売りが先行。他の通貨に対しても円買いが波及した。一方、ドルに対しては弱含んだ。欧州株が軒並み上昇したうえ、ナイトセッションの日経平均先物が160円上昇したことで円売りドル買いが進んだ。ただ、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことが分かると下げ渋った。

[2015-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。日経平均株価の上昇を手掛かりに円売り外貨買いの動きが先行したものの、日本時間の今晩に米雇用統計の発表を控えて持ち高調整の買い戻しも入ったため、次第に下値が堅くなった。市場では「対ドルで仲値に向けた実需の買いが観測された」との指摘もあった。半面、株高を手掛かりにした売りも根強く、積極的に上値を試す動きにもならなかった。

[2015-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。午後の日経平均株価が堅調に推移したほか、ナイトセッションの日経平均先物も1万9000円台に乗せるなど堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。また、対ユーロなどでドル買いが広がったことにつれた面もあった。一方、ユーロに対してはもみ合い。株高を背景にした円売りが出た半面、対ドルでユーロ売りが進んだことに伴って円買いユーロ売りも入ったため、やや方向感を欠いた動きとなった。

[2015-03-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨で堅調。ユーロ先安観が広がるなか、対ドルを中心にユーロが全面安となった流れに沿って円買いが優勢となった。イングランド銀行(英中銀、BOE)と民間調査機関であるGfKが発表している1年間のインフレ見通しが前回から引き下げられたことで円買いポンド売りも目立った。また、ドルに対しても下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物が一時1万9040円まで上昇したことを手掛かりに円売りドル買いがじわりと強まった。もっとも、欧州通貨に対する円買いが徐々に波及し下値を切り上げた。2月米雇用統計を前に持ち高調整目的の円買いドル売りも見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は本日高値の1ドル=120円19銭前後に面合わせした後は上値が重くなり119円91銭前後まで下押しした。
・ユーロ円は1ユーロ=131円27銭前後、ポンド円は1ポンド=182円03銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは売り一服。対欧州通貨でドル買い圧力が高まった影響を受けたうえ、全般ユーロ売りが広がった流れに沿った。前日安値の1ユーロ=1.09875ドル前後を下抜けると目先のストップロスを巻き込みながら、一時1.0930ドル前後と2003年9月5日以来の安値まで売り込まれた。もっとも、その後は米重要イベントを前にポジション調整の買い戻しが入った。

[2015-03-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。米労働省が発表した2月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比29万5000人増と予想の前月比23万5000人増を上回ったうえ、失業率が5.5%と予想の5.6%より強い内容となったことでドル全面高となった流れに沿った。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出た。一方、円はドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。ダウ平均が一時310ドル超下落したことも円買い戻しを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は節目の1ドル=121円ちょうどを上抜けて一時121円29銭前後と昨年12月8日以来の高値まで急速に値を上げた。
・ユーロ円は軟調。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、米国株の下落に伴う売りが出て一時1ユーロ=130円90銭前後と1月26日以来の安値を付けた。
・ユーロドルは大幅安。欧州中央銀行(ECB)による量的緩和(QE)導入でユーロ先安観が強まるなか、良好な米雇用統計をきっかけにドル全面高となった流れに沿った。一時1ユーロ=1.0839ドル前後と2003年9月2日以来の安値を付けた。

[2015-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が230円超下落したことを背景に円買いが先行したものの、その後は徐々に上値を切り下げた。仲値に向けた円売りドル買いが見られたほか、日経平均株価が下げ幅を縮めたことが円相場の重しとなった。市場では「海外勢から円売りドル買いが観測された」との指摘があった。

[2015-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対してじり高。午後の日経平均株価が戻りの鈍い動きとなったことでじりじりと円買いドル売りが入った。前週末のNY市場でドル高が進んだ反動から欧州勢参入後にドル売りが広がった影響も受けた。なお、その他の通貨に対してはさえない。対ドルで欧州通貨高やオセアニア通貨高が進んだ影響から円は弱含んだ。

[2015-03-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は対ドルで一進一退。ナイトセッションの日経平均先物がさえない動きとなったことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。日経平均先物の売りが一服すると円売りドル買いが優勢となったが、時間外の米10年債利回りが低下した影響もあって売りも長続きしなかった。一方、対ユーロでは下値が堅かった。欧州勢の参入後にユーロが全般上昇した影響から円売りユーロ買いが先行。もっとも、ユーロドルなどの上昇が一服するとつれて下値が堅くなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=120円64銭前後まで下げたものの、アジア時間につけた安値の120円62銭前後がサポートとして意識されると121円台を回復する場面も見られた。半面、本日高値の121円14銭前後の手前では伸び悩んだ。
・ユーロ円は19時過ぎに1ユーロ=131円65銭前後まで上げた後、131円20銭台まで押し戻された。
・ユーロドルは上値が重い。前週末に売りが進んだ反動から一時は1ユーロ=1.09065ドル前後まで値を上げた。もっとも、市場では「リアルマネー系からの売りが観測された」との指摘もあり、一巡後は1.08ドル台半ばまで上値を切り下げた。

[2015-03-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。ナイト・セッションの日経平均先物が反発したうえ、ダウ平均が一時170ドル超上昇したことで円売り外貨買いが優勢となった。なお、2月米労働市場情勢指数(LMCI)は4.0と前月改定値の4.8から悪化したものの、相場の反応は限定的だった。

[2015-03-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで売り優勢。日本株高を見越した円売りドル買いが先行。市場では「オプション絡みの円売りドル買いが観測された」との指摘があったほか、海外リアルマネーからも円売りが持ち込まれ下値を模索する展開となった。一方、NZドルに対しては急伸。NZ警察が10日、「粉ミルクを汚染させるとの脅迫で捜査している」との見解を示し、ニュージーランド証券取引所(NZX)がフォンテラなど乳製品関連の一部銘柄の取引を停止したことで全般NZドル売りが活発化した。もっとも、NZ産業省が「乳児用粉ミルクが汚染される恐れがあったが、粉ミルクは安全であると確信」「意図的な汚染のリスクは非常に低い」と発表したため、いったん円買いNZドル売りの勢いは落ち着いている。

[2015-03-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロに対して堅調。欧州勢参入後に円売りユーロ買いが先行したものの、ユーロ先安観が根強いなか円売りは長続きしなかった。その後は一転して対ドルを中心にユーロ売りが進むにつれて円は強含んだ。一方、ドルに対してはもみ合い。ユーロ中心の相場となったほか、手掛かり材料に乏しく持ち高調整の動きに終始した。

[2015-03-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物や日経平均先物が大幅に下落し、全般にリスク回避目的の円買いが広がった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも買いを誘ったほか、対ユーロではギリシャ救済への先行き懸念なども材料視された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は株安を嫌気した売りが先行。米大統領経済諮問委員会(CEA)のファーマン委員長が「強いドルは米経済成長にとって逆風」との見解を示したことも材料視され、一時は1ドル=120円92銭前後まで下落した。半面、急ピッチで値を下げた反動からその後は121円40銭付近まで下値を切り上げた。
・ユーロ円は目先の下値目処として意識されていた1月26日安値の1ユーロ=130円16銭前後を下抜けて、一時129円97銭前後と2013年9月6日以来の安値を更新した。
・ユーロドルは軟調。ユーロの先安観やギリシャ救済への先行き懸念などを材料に売りが進み、21時30分過ぎには1ユーロ=1.0721ドル前後と2003年4月11日以来の安値をつけた。米CEA委員長の発言が伝わると1.0780ドル付近まで切り返す場面も見られたが、戻りは鈍かった。

[2015-03-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。ナイトセッションの日経平均先物が170円下げたうえ、ダウ平均が330ドル超下落したため円買い外貨売りが優勢となった。米大統領経済諮問委員会(CEA)のファーマン委員長が「強いドルは米経済成長にとって逆風」との見解を示したと伝わると、円買いドル売りが活発化し円全体を押し上げる場面もあった。

[2015-03-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日の米国株が大幅に下落したことを受けて本日の日本株安を見越した円買いが先行。ただ、戻りを売りたい向きが多いなか、下落して始まった日経平均株価がプラス圏に回復し110円超高まで買い上げられるにつれて円売りが強まった。市場では「カストディアン系銀行や英系銀行から円売りドル買いが観測された」との指摘があった。

[2015-03-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで堅調。しばらくはもみ合いが続いていたが、ユーロ先安観が根強いなかで欧州勢参入後は徐々に円買いユーロ売りが強まった。なお、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は「ECBは目標を達成するため政策手段を拡大した」「資産買い入れは別に珍しいことではない」などと語った。なお、ドルに対しては上値が重い。日経平均株価が引けにかけて上げ幅を縮めたことで円は強含んだほか、時間外の米10年債利回りが低下したことも円買いドル売りにつながった。もっとも、ナイトセッションの日経平均先物が上昇したうえ、その後に米10年債利回りが低下幅を縮めたため次第に上値を切り下げた。

[2015-03-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は対ドルでさえない動き。時間外のダウ先物や日経平均先物が強含んだことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。また、時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことも、日米金利差拡大を意識した売りを促した。一方、円は対ユーロで堅調。欧州中央銀行(ECB)による量的金融緩和(QE)の実施でユーロの先安観が強まるなか、欧州勢の参入後にユーロが全面安となった流れに沿った。急ピッチで値を上げた後は利益確定売りに押される場面も見られたが、総じて下値は堅かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに1ドル=121円63銭前後まで上昇。
・ユーロ円は20時30分前に1ユーロ=128円36銭前後まで下落。一巡後は129円10銭台まで買い戻されたが戻りは鈍く、22時過ぎには128円29銭前後と2013年8月12日以来の安値を更新した。
・ユーロドルは軟調。市場では「リアルマネーやモデル系ファンドの売りが観測された」との指摘があり、19時30分過ぎには1ユーロ=1.0560ドル前後と2003年3月21日以来の安値をつけた。売りが一巡すると利益確定目的の買い戻しが入ったほか、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「利回りが長期間マイナスになるとは思わない」との見解を示したことを手掛かりに1.0630ドル付近まで切り返したが、その後は頭の重さを嫌気した売りに押されて再び1.05ドル台後半まで押し戻された。

[2015-03-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。米国株の失速も円買い戻しを誘った。一方、ドルに対してはもみ合い。ドル全面高となった流れに沿って円売りドル買いが出た半面、クロス円の下落につれた円買いが入り相場は方向感が出なかった。

[2015-03-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日経平均株価が上昇したことを背景に円売りが先行。市場では「本邦長期資金から円売りドル買いが観測された」との指摘があった。一方、ユーロに対しては強含み。対ドルでユーロ安が進んだことにつれて円は堅調に推移した。

[2015-03-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨で下げ渋り。足もとでドル高が続いていたこともあり、ドルに対してポジション調整の欧州通貨買いやオセアニア通貨買いが活発化したことにつれて円安が進んだ。もっとも、調整の動きが一服すると次第に下値を切り上げた。一方、ドルに対しては買い一服。ドル全面安となった流れに沿って円買いドル売りが強まったが、一巡後はやや伸び悩んだ。

[2015-03-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。アジア時間からの流れを引き継いで買いが先行。時間外の米10年債利回りの低下を手掛かりにした買いも進んだほか、2月米小売売上高が予想を大幅に下回る弱い結果となったことでドル売りが加速した影響も受けた。もっとも、上値では戻りを売りたい向きも多く、米小売統計に対する反応一巡後はすぐに上値を切り下げた。 一方、対ユーロではさえない動き。対ドルなどでユーロの買い戻しが進んだ影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=120円66銭前後まで下げたものの、売り一巡後は121円台を回復。
・ユーロ円は21時30分過ぎに=128円94銭前後まで値を上げたが、ユーロドルが失速するとつれて128円30銭付近まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは堅調。足もとで売りが進んでいた反動からショートカバーが強まった。米小売統計後には一時1ユーロ=1.0684ドル前後まで急伸。もっとも、買いが一巡すると1.0600ドル付近まで上値を切り下げるなど、やや頭の重さも意識された。

[2015-03-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。2月米小売売上高が市場予想を大幅に下回ったことが分かると、米長期金利の低下とともに円買いドル売りが先行。他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、ダウ平均が260ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が190円上げると、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り外貨買いがじわりと強まった。

[2015-03-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日経平均株価が上昇したことを受けて投資家のリスク志向改善を意識した円売りが先行。本日は週末の実質5・10日(五十日)ということもあり、仲値に向けた円売りドル買いも見られた。また、ユーロに対しては上値が重かった。対ドルでユーロ安が進んだことを受けて円買いが先行したものの、その後は堅調な日本株を背景に伸び悩んだ。

[2015-03-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロに対して上値が重い。ドルに対してユーロ売りが強まるにつれて円買いユーロ売りが進行したものの、欧州勢が参入すると一転してユーロの買い戻しが強まったため円は弱含んだ。なお、ドルに対しては小幅高。対ユーロでドル売りが強まった影響を受けてじわりと円買いドル売りが入った。

[2015-03-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。やや方向感の乏しい動きとなっていたが、2月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回る結果となり、時間外の米10年債利回りが低下に転じると日米金利差縮小を見越した買いが入った。半面、上値では戻りを売りたい向きも多く、反応が一巡するとすぐに上値を切り下げた。一方、対ポンドでは堅調。前日にカーニー英中銀(BOE)総裁がポンド高に懸念を示したことが改めて嫌気され、ポンドが全面安となった流れに沿った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=121円27銭前後と本日安値に面合わせしたものの、売り一巡後は121円40銭台まで反発。
・ポンド円は一時1ポンド=178円98銭前後と2月5日以来の安値を更新した。
・ユーロドルは伸び悩み。欧州勢が買いで参入すると17時過ぎに1ユーロ=1.0635ドル前後まで値を上げたが、その後はポンドドルなどの下げにつれて1.05545ドル前後まで反落した。

[2015-03-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。ダウ平均が一時260ドル超下落したことも円買い戻しを誘った。一方、ドルに対してはもみ合い。ドル全面高となった流れに沿って円売りドル買いが出た半面、クロス円の下落につれた円買いが入り相場は方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は2月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことで円買いドル売りが先行。一時1ドル=121円14銭前後まで値を下げた。ただ、ドル先高観を背景に押し目買い意欲は旺盛で下値は限定的だった。対ユーロなどでドル高が進んだ影響も受けた。
・ユーロ円は軟調。ユーロ全面安となった流れに沿って一時1ユーロ=126円92銭前後と2013年6月26日以来の安値を付けた。
・ユーロドルは欧州中央銀行(ECB)による量的金融緩和(QE)の実施でユーロの先安観が強まるなか、一時1ユーロ=1.04625ドル前後と2003年1月3日以来の安値を更新した。米早期利上げ観測を背景としたドル買いも目立った。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.39と2003年4月11日以来の高値を付けた。

[2015-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対してもみ合い。日経平均株価が90円超上昇したことで投資家のリスク志向改善を意識した円売りが出た。半面、対ユーロでポジション調整のドル売りが強まった影響を受けたため下値は限られるなど方向感が出なかった。一方、オセアニア通貨に対しては弱含み。対ドルでオセアニア通貨高が進行したことにつれて円売りオセアニア通貨買いが強まった。

[2015-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。時間外の米10年債利回りが低下したことで、日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが入った。もっとも、独DAXを中心に欧州株が堅調に推移したため次第に上値を切り下げた。一方、ユーロに対しては一進一退。対ドルでのユーロの動きに振らされる展開となり方向感が出なかった。

[2015-03-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。時間外のダウ先物や日経平均先物が堅調に推移したほか、時間外の10年利回りが低下幅を縮小したこともあってやや売りが出た。もっとも、一巡後は米長期金利が再び低下したことで買い戻しが優勢に。3月NY連銀製造業景気指数や2月米鉱工業生産などの米指標がさえない結果となったこともあり、次第に下値を切り上げた。一方、対ユーロで円は弱含み。ユーロドルがショートカバー主導で下値を切り上げる動きとなったことに伴い、円売りユーロ買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=121円41-44銭まで上げた後、121円10銭前後まで失速。
・ユーロ円は一時1ユーロ=128円16銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはしっかり。前週末まで売りが進んだ反動にくわえ、米長期金利の低下などを手掛かりにした買いも入った。弱い米指標発表後に買いが強まり、1ユーロ=1.0580ドル前後まで値を上げた。

[2015-03-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含んだ。欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。ダウ平均や日経平均先物の上昇も円売りを誘った。一方、ドルに対しては上値が重かった。3月NY連銀製造業景気指数や2月米鉱工業生産などこの日発表の米経済指標が軒並み予想を下回ったことで、円買いドル売りが先行。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入った。ただ、そのあとは株高やクロス円の上昇を受けて次第に上値を切り下げた。

[2015-03-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日経平均株価が上昇したことを背景に投資家のリスク志向改善を意識した円売りがじわりと出た。日銀が16-17日に開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決めたことが伝わると円買いが強まったものの、反応は一時的だった。一方で、一段と円売りを進める動きともならず、全般方向感が出なかった。なお、日銀は声明で「消費者物価の前年比は、エネルギー価格下落の影響から、当面0%程度で推移するとみられる」と物価先行き見通しを引き下げた。また、豪ドルに対しては強含み。オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨で「利下げを協議したが、さらなるデータを待つことを決めた」「一段の政策緩和が適切となる可能性がある」との見解が示され、豪利下げ観測が高まったとの見方から円買い豪ドル売りが強まった。

[2015-03-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。対ドルでポジション調整目的のユーロ買いやオセアニア通貨買いが強まるにつれて円安ユーロ高や円安オセアニア通貨高が進んだ。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことも円相場の重しとなった。また、ドルに対しても上値が重い。対ユーロを中心にドル売り圧力が高まった影響を受けて円買いが強まる場面があったものの、その後は株高を背景に次第に上値を切り下げた。

[2015-03-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は対ドルで一進一退。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを手掛かりに売りが先行したものの、その後に日経平均先物がマイナス圏に沈むとリスク回避の買い戻しが優勢に。時間外の米10年債利回りが低下したことも日米金利差縮小を見越した買いを誘った面があった。2月米住宅着工件数が市場予想を大幅に下回る結果となると買いが強まる場面も見られたが、同時に発表された2月米建設許可件数は予想を上回ったため、米住宅統計に対する反応は一時的だった。一方、対ユーロで円は弱含み。ユーロドルが上昇したことに伴って、円売りユーロ買いが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに1ドル=121円47-50銭まで上げたものの、日通し高値の121円53銭前後が意識されると伸び悩み。21時30分過ぎには121円12銭前後まで下げる場面も見られた。
・ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=128円98銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはしっかり。全般にユーロ買いが強まった流れに沿って、一時1ユーロ=1.0642ドル前後まで値を上げた。

[2015-03-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米長期金利の低下や日経平均先物の下落を受けて円買いドル売りが先行。2月米住宅着工件数が予想を下回ると全般ドル売りが加速した。ただ、先行指標の一種である2月建設許可件数が予想を上回ったため、上値は限定的だった。ダウ平均や日経平均先物が下げ幅を縮めたことも相場の重し。市場では「明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に積極的な売買を手控える向きも多かった」との声が聞かれた。

[2015-03-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。日経平均株価は前日の米国株安を受けて売りが先行したものの、その後は前日終値を挟んだもみ合いとなるなど手掛かり材料に乏しく総じて値動きは鈍かった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を今晩に控えて様子見ムードが広がっている。

[2015-03-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は高安まちまち。ユーロに対しては欧州勢参入後に対オセアニア通貨や対ドルでユーロ買いが優勢となったことにつれて円売りユーロ買いが強まった。一方、ドルやユーロに対してオセアニア通貨売りが活発化した影響から円高オセアニア通貨安が進んだ。また、ユーロ以外の通貨に対する円買い圧力が徐々に対ドルでも波及し円買いドル売りも小幅に入った。

[2015-03-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。時間外のダウ先物や日経平均先物が下落したことをながめ、リスク回避の買いが先行した。時間外の米10年債利回りが低下し、日米金利差縮小を見越した買いも入るなど、総じて堅調に推移した。また、円は対ポンドでもしっかり。英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨(4-5日分)で「英経済の強さと政策のかい離がポンドをさらに押し上げる可能性」「ポンド高が目標を下回るインフレを長期化させる可能性」などとポンド高への懸念が示されると、全般にポンド売りが進んだ影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時前に1ドル=121円11銭前後まで下落。ポンド円も一時1ポンド=177円28銭前後まで急ピッチで値を下げた。
・ユーロドルは上値が重い。対ポンドでユーロ買いが強まった影響を受けたほか、米長期金利が低下したこともあって19時30分過ぎには1ユーロ=1.06345ドル前後まで値を上げた。もっとも、昨日高値の1.0651ドル前後を上抜けできず、一巡後は1.0590ドル付近まで押し戻された。

[2015-03-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては下落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)をきっかけに欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇すると、これにつれる格好で円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。一時は150ドル超下落したダウ平均が持ち直し、250ドル近く上昇したことも円売り外貨買いを誘った。一方、ドルに対しては上昇。FOMC声明では「辛抱強く(patient)」との表現が削除されたものの、FOMC経済金利見通しでFF金利見通しとGDP見通しが引き下げられたため米利上げ開始が遅れる可能性が意識された。米長期金利が急低下すると日米金利差縮小への思惑から円買いドル売りが優勢となった。

[2015-03-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を受けて米早期利上げ観測が後退するなか、持ち高調整のドル売りが広がり円高が進んだ。ただ、市場では「本邦長期資金から円売りドル買いが観測された」との指摘があり、一巡後は上値を切り下げた。一時230円超安まで下げた日経平均株価が下げ幅を縮めたことも円の重しとなった。なお、その他の通貨に対しては買い戻し。ドルに対して欧州通貨高やオセアニア通貨高が強まるにつれて円は弱含んだものの、その後一転して対ドルで欧州通貨売りなどが優勢となるにつれて下値を切り上げた。

[2015-03-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロを中心に買い優勢。市場では「ロンドン勢がドル買いで参入した」との指摘があり、16時過ぎからユーロ売りドル買いが活発化するにつれて円高が進んだ。その他の通貨に対しても同様の理由から円を買う動きが強まった。なお、ドルに対しては軟調。日経平均株価が一時10円超安まで下げ幅を縮めたため、午前からの円売りドル買いの流れが続いた。米系銀行から円売りドル買いが観測されたほか、欧州勢参入後にドル全面高となると一段と円安ドル高が進んだ。

[2015-03-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことで買いが入る場面も見られたが、その後は日経平均先物が下げ渋ったほか、米長期金利が上昇した影響から次第に売りが優勢となった。前週分の新規失業保険申請件数が29万1000件と市場予想平均の29万3000件程度より若干強い内容となったことも円売りドル買いを促した面がある。一方、対ユーロで円はしっかり。米長期金利の上昇でユーロドルが下落すると、つれて円買いユーロ売りが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分前に1ドル=120円98銭前後まで上昇。
・ユーロ円は一時1ユーロ=128円42銭前後まで下押し。一巡後は129円台半ばまで切り返したものの、戻りは鈍かった。
・ユーロドルはさえない。全般にドル買いが進んだ流れに沿って、17時30分前には1ユーロ=1.0631ドル前後まで下落。ユーロクロスの上昇につれて1.07ドル台を回復する場面も見られたが、頭の重さを確認すると再び安値圏まで下押しした。

[2015-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。ダウ平均が一時140ドル超下落したことも円買い戻しを誘った。一方、ドルに対しては弱含み。ドル全面高となった流れに沿って円売りドル買いが出た。米長期金利が上昇したことで、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いも出た。

[2015-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が50円超安まで下げたことを受けて小幅に円買いが入ったが、その後に日経平均株価がプラス圏を回復したため上値は限られた。また、前日に対ドルでユーロ安が進んだ反動からユーロの買い戻しが進むにつれて円売りユーロ買いが出た。

[2015-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。日経平均株価が引けにかけて底堅く推移したことを受けて徐々に上値を切り下げた。欧州勢参入後に対ユーロを中心にドル買いが強まった影響も円売りドル買いにつながった。また、ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことでその他通貨に対しても円は若干弱含んでいる。

[2015-03-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。時間外のダウ先物や日経平均先物が堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、NY勢が参入すると米長期金利が低下した影響もあって全般にドル売りが優勢となり、円も対ドルで次第に下値を切り上げた。一方、他の通貨に対しては軟調。株高を背景にした売りが出たほか、対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が上昇したことに伴って円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに1ドル=121円20銭前後まで上昇したものの、その後は120円60銭台まで失速。
・ユーロ円は22時30分前に1ユーロ=130円47銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。NY勢の参入後に全般ドル売りが進んだ流れに沿って値を上げた。ユーロクロスの上昇につれた面もあり、目先のストップロスを誘発して一時1ユーロ=1.0816ドル前後まで値を上げた。

[2015-03-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては下落。欧州・オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。ダウ平均が一時230ドル超上昇したことも円売り外貨買いを誘った。一方、ドルに対しては上昇。米利上げ開始が遅れる可能性が意識されるなか、ドル全面安となった流れに沿った。米長期金利が低下したことで、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りも入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は欧州時間に一時1ドル=121円20銭前後まで上げたものの、NY勢参入後は一転下落。一時119円90銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円はユーロドルの上昇につれた買いが入り一時1ユーロ=130円70銭前後まで値を上げた。
・豪ドル円は急伸。原油先物価格が4%超上昇したことで資源国通貨とされる豪ドルにも買いが入り、一時1豪ドル=93円66銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは底堅い動き。ユーロクロスの上昇につれた買いが先行したあとはドル全面安となった流れに沿った。テクニカル的な節目を上抜けてストップロスを断続的に巻き込むと一時1ユーロ=1.08825ドル前後まで上値を伸ばした。市場関係者からは「米利上げ開始時期が後ずれするだけでなく利上げペースも緩やかになる可能性がある。米金利やドルは上がりにくくなるだろう」との声が聞かれた。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時97.453まで低下している。

[2015-03-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値の重い動き。前週末の海外時間の流れを引き継いで、早朝取引では買いが先行した。もっとも、午前の日経平均株価が一時210円超上げるなど堅調にしたこともあり、次第に上値を切り下げる展開に。やや神経質な動きだったが、総じて上値は重かった。一方、対ユーロで円はしっかり。対ドルでユーロ売りが進んだことに伴って、円買いユーロ売りが出た。早朝取引でユーロ買いを進めた向きが反対売買を迫られた面もあった。

[2015-03-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。対NZドルなどでドル売りが進んだことに伴って円買いドル売りが先行した。もっとも、欧州勢の参入後は次第に上げ幅を縮小。対欧州通貨などでドルが買い戻されたことに伴って円売りドル買いが優勢となった。一方、対ポンドで円はしっかり。特段の材料は伝わっていないものの、全般にポンド売りが進んだ流れに沿った。

[2015-03-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は対ユーロを中心に軟調。欧州勢参入後にドルに対してユーロ売りやオセアニア通貨売りが先行した影響から円は強含んだものの、その後は一転してユーロやオセアニア通貨の買い戻しが優位となったことにつれて円安が活発化した。なお、ドルに対しては下値が堅い。対ユーロなどでドル買いが先行したほか、ブラード米セントルイス連銀総裁が「ドルは適正水準から懸け離れていない」と述べたことも円売りドル買いにつながった。ただ、米10年債利回りの低下などを受けて全般ドル売りが広がると徐々に下値を切り上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円16銭前後まで上げたものの、一巡後は119円61銭前後まで売りに押された。
・ユーロ円は1ユーロ=129円30銭前後まで下げた後は一転して130円95銭前後まで買い上げられた。
・ユーロドルは買い戻し優位。欧州序盤に1ユーロ=1.0768ドル前後まで下げたものの、米長期金利の低下などを手掛かりに全般ドル安が進んだ流れに沿ってその後は買い戻される展開に。ユーロポンドなどユーロクロスの上昇も支えとなり1.0940ドル前後まで大幅に上昇した。

[2015-03-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては下落。欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。一方、ドルに対しては底堅く推移した。米利上げ開始が遅れる可能性が意識されるなか、ドル全面安となった流れに沿った。米長期金利が低下したことで、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りも入った。

[2015-03-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。短期投機筋などからの買いが入ったことで上値を試す場面があったものの、その後は全般にドル高が進んだこともあって上値を切り下げた。日経平均株価が下値の堅い動きとなっていることも円売りドル買いを促した面があった。一方、他の通貨に対しては円もしっかり。対ドルで欧州通貨売りやオセアニア通貨売りが出ると、つれて円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りが入った。

[2015-03-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで軟調。欧州勢の参入後に全般ユーロ買いが進んだ流れに沿った。3月独製造業サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)が予想より強い結果となったこともユーロ買いを誘った面がある。一方、ドルに対してはしっかり。対ユーロでドル売りが進んだことに伴い、円買いドル売りが入った。

[2015-03-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が出なかった。米利上げ開始が遅れる可能性が意識されるなか、ドル全面安となった流れに沿って円買いドル売りが先行。米長期金利が低下したことで、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りも入った。ただ、そのあとは2月米新築住宅販売件数が予想より強い内容となったことで円売りドル買いが優勢に。ユーロドルの下落に伴う円売りドル買いも出て円全体を押し下げた。

[2015-03-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。本日は5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りが先行したものの、小高く始まった日経平均株価が下げに転じたことをながめ、次第に下値が堅くなった。対ユーロなどでドル売りが進んだ影響もあり、円買いドル売りが強まった。ユーロに対しては底堅い動き。対ドルでユーロ買いが進んだことに伴い、円売りユーロ買いが出た。

[2015-03-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強弱まちまち。欧州勢の参入後に欧州通貨買いオセアニア通貨売りが進んだ流れに沿って、対欧州通貨では売られた一方、対オセアニア通貨では買いが入った。一方、ドルに対してはもみ合い。欧州通貨やオセアニア通貨絡みの取引が中心となったこともあり、方向感の乏しい動きに終始した。

[2015-03-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円はドルに対して強含み。序盤はもみ合いが続いていたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の投票メンバーであるエバンズ米シカゴ連銀総裁が「利上げを急ぐ必要はない」と述べたことで全般ドル売りが強まると次第に円は強含んだ。2月米耐久財受注額が増加予想に反して減少したことが伝わると円買いドル売りが加速した。なお、ユーロやNZドルに対しては弱含み。対ドルでユーロ高やNZドル高が進むにつれて円売りが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円23銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円は1ユーロ=131円38銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。欧州勢が買いで参入。FOMCメンバーのハト派的な発言や弱い米経済指標が買いを後押しし、1ユーロ=1.10145ドル前後まで上値を伸ばした。

[2015-03-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩んだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するエバンズ米シカゴ連銀総裁が「ドル高は明らかなディスインフレ圧力」「利上げを急ぐ必要はない」などと述べたことを手掛かりに全般ドル売りが先行。2月米耐久財受注額が予想を下回ったことが分かると、円買いドル売りが加速した。ただ、米長期金利が上昇に転じると徐々に円売りドル買いが優勢に。米5年債入札が「低調だった」と受け止められると米長期金利が上昇幅を拡大し、さらに円売りドル買いが進んだ。

[2015-03-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が一時350円近い下げとなるなど株安が進んだことを受けて、リスク回避目的の買いが広がった。一方、カナダドルに対してはさえない動き。サウジアラビアがイエメンを空爆し、米ホワイトハウスも「米国はサウジアラビアの国境を守るために軍事行動を支援」との声明を発表するなど、中東地域での地政学リスクが高まったことから原油先物相場が大幅に上昇。資源国通貨であるカナダドルが全般に上昇した影響を受けた。

[2015-03-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで堅調。海外勢からの仕掛け的な円買いドル売りが入り、損失覚悟の円売り注文を断続的に誘発した。一方、他の通貨に対しては上値の重い動き。対ドルでの買いが波及し全般に上昇していたものの、欧州勢の参入後は一転下落。対ドルで欧州通貨買いやオセアニア通貨買いが進んだことに伴って、円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが強まった。

[2015-03-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。欧州勢参入後にドル安が進んだ影響を受けて円買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物が260円下げたほか、米10年債利回りが低下したことも円買いにつながった。ただ、日経平均先物が急速に下げ幅を縮めるにつれて上値を切り下げる展開に。前週分の米新規失業保険申請件数が強い内容となったほか、米10年債利回りが上昇に転じたことも円売りドル買いにつながった。一方、ユーロなどに対しては売り一服。株安を背景に円買いが先行した後、対ドルでユーロ買いが優勢となった流れに沿って上値を切り下げた。ただ、ユーロが一転して下落したため下押しも限られている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円33銭前後まで下落したものの、一目均衡表雲下限の118円28銭前後が目先のサポートとして意識されると買い戻しが強まり119円20銭台まで持ち直した。
・ユーロ円は130円20銭前後まで下げた後130円台後半まで買い戻しが入ったものの戻りは鈍い。
・ユーロドルは上値が重い。ドルが全面安となった流れに沿って買いが先行。前日高値の1ユーロ=1.10145ドル前後を上抜けて1.10525ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、18日高値の1.10625ドル前後が戻りの目処として意識されると一巡後は売りが優勢に。ドル円の買い戻しや米長期金利の上昇に伴って1.0940ドル前後まで下押しした。

[2015-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の投票メンバーであるロックハート米アトランタ連銀総裁が「6月の会合で利上げを行う可能性はある」と述べたほか、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことで、ドルを買い戻す動きが先行。米7年債入札が「低調だった」と受け止められると米長期金利が上昇幅を拡大し、円売りドル買いが加速した。一方、ドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。

[2015-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値の重い動き。昨日の海外時間に急ピッチで売りが進んだ反動から買いが入る場面も見られたが、安く始まった日経平均株価がプラス圏に浮上すると次第に円売りドル買いが強まった。一方、豪ドルに対してはしっかり。対ドルで仕掛け的な豪ドル売りが出たことに伴って、円買い豪ドル売りが進んだ。

[2015-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。午後の日経平均株価が一時370円超下げるなど売りが目立ったこともあり、リスク回避の買いが先行した。もっとも、日経平均が引けにかけて下げ渋ると買いも一服。欧州勢の参入後は対ユーロを中心にドル買いが進んだ流れに沿って、下げ足を速めた。一方、対ユーロで円はしっかり。株安を嫌気した買いに押されたほか、欧州勢の参入後にユーロ安が強まったことに伴い、円買いユーロ売りが進んだ。

[2015-03-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。欧州勢参入後にドル買いが進んだ流れに沿って売りが先行したが、ナイトセッションの日経平均先物など株価の下落を受けて次第に下値を切り上げた。米10年債利回りが低下に転じたうえ、10-12月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率2.2%増と予想の2.4%増を下回ったことも円買いドル売りにつながった。なお、ポンドに対しては軟調。カーニー英中銀(BOE)総裁が「次の政策金利の変更は利上げの可能性が高い」と述べたことで円売りポンド買いが活発化した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円50銭前後まで上昇したものの、前日高値の119円57銭前後が目先の上値目処として意識されると119円03銭前後まで売りに押された。
・ポンド円は1ポンド=177円94銭前後まで上昇する場面があった。
・ユーロドルは買い戻し。欧州勢が売りで参入し1ユーロ=1.0801ドル前後まで下落したものの、1.0800ドル手前で下値の堅さを確認するとショートカバーが進んだ。市場では「レバレッジ系から買いが観測された」との指摘があったほか、弱い米GDP確定値も買いを誘い1.08965ドル前後まで持ち直した。

[2015-03-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が定まらなかった。時間外の米長期金利が低下に転じたことで円買いドル売りが先行。10-12月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率2.2%増と予想の2.4%増を下回ったことが分かると、全般ドル売りが活発化した。ただ、3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値が予想を上回ったこともあり、上値は限定的だった。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日の講演で「年内の利上げは正当化される可能性。インフレや賃金動向に留意する」などと述べたものの、前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明をほぼ踏襲したため反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=118円93銭前後まで下げたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。
・ユーロ円はユーロ高ドル安につれた買いが入り一時1ユーロ=130円40銭前後まで上昇する場面があった。
・カナダドル円は軟調だった。WTI原油先物価格が6%超下落したことを受けて、資源国通貨とされるカナダドルを売る動きが広がった。一時1カナダドル=94円40銭前後まで下げた。
・ユーロドルは10-12月期米GDP確定値が予想を下回ったことでユーロ買いドル売りが先行。市場では「レバレッジ系の買いが観測された」「期末を控えたロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだユーロ買いのフローが入った」との指摘もあった。節目の1ユーロ=1.0900ドルを上抜けると目先のストップロスを誘発し一時1.0949ドル前後まで上値を伸ばした。

[2015-03-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。手掛かり材料を欠き、総じて方向感に乏しかった。対ドルでは仲値に向けて売りが先行したものの、仲値後は買い戻しが進む展開に。半面、日経平均株価の上昇を手掛かりにした円売りドル買いも出たため、上値も重かった。

[2015-03-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢がドル買いで参入すると円売りドル買いが強まった。一方、対ユーロでは上値が重い。対ドルでユーロ売りが進んだ流れに沿って買いが先行したが、その後は次第にドル円の上昇につれた円売りユーロ買いが優勢となった。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことも売りを誘った面があった。

[2015-03-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。欧州勢参入後にドル買いが強まった流れに沿って円売りが先行。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことが円売りを誘ったほか、米連邦準備理事会(FRB)が物価指標の中で最も重要視している2月のPCEコアデフレータが前年比で1.4%増と予想の1.3%増を上回ったことも円安ドル高を進める材料となった。なお、豪ドルに対しては強含み。対米ドルで豪ドル売りが先行した影響を受けたほか、「オーストラリア準備銀行(RBA)が次回4月7日の会合で利下げを行うのでは」との思惑が浮上していることも豪ドル売りにつながった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円05銭前後まで上値を伸ばした。一方、豪ドル円は1豪ドル=91円70銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは方向感がない。欧州勢が売りで参入し1ユーロ=1.0820ドル前後まで下落した後は1.0870ドル台まで反発したが、戻りは鈍かった。円や豪ドルなどに対して米ドル高が強まった影響を受けて売りが再開し1.0814ドル前後まで押し戻された。もっとも、前週末安値の1.0801ドル前後が目先のサポートとして意識されると下げ渋るなど下値も堅かった。

[2015-03-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。米連邦準備理事会(FRB)が物価指標の中で最も重要視している2月米PCEコアデフレータが前年比で予想を上回ったほか、2月米住宅販売保留指数が予想より良好な結果となったため全般ドル買いが進行。ダウ平均や日経平均先物の上昇も円売りドル買いを促し、円全体を押し下げた。市場では「期末に絡んだドル買いのフローが入った」との指摘もあった。

[2015-03-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。日経平均株価が200円近い上昇となったことを受けて全般に円売り外貨買いの動きが先行。対ドルでは「米系証券からの売りが観測された」「月末とあって外貨建て投信設定に絡んだ売りが出た」などの指摘もあった。もっとも、その後は日経平均が急ピッチで上げ幅を縮小したことに伴って円を買い戻す動きが優勢となった。

[2015-03-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。午後の日経平均株価が200円超安まで下げ幅を広げたことをながめ、リスク回避目的の買いが入った。もっとも、その後は全般にドル買いが強まった影響から上値を切り下げた。一方、他の通貨に対してはしっかり。株安を手掛かりにした円買い外貨売りが広がったほか、対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨などが下落したことに伴って、円買いオセアニア通貨売りや円買い欧州通貨売りが進んだ。

[2015-03-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は強含み。時間外のダウ先物や欧州株が下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行。原油先物相場が軟調に推移したことで豪ドルなどに対する円買いも目立った。一方、カナダドルに対しては上げ幅を縮小。株安や原油安を背景とした円高が進んだが、1月カナダ国内総生産(GDP)が前月比0.1%減と市場予想平均の前月比0.2%減を上回ったことが伝わると一転してカナダドルを買い戻す動きが強まり上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円82銭前後までじりじりと値を下げた。一方、カナダドル円は1カナダドル=93円76銭前後まで下げた後は94円台を回復している。
・ユーロドルは下げ渋り。欧州勢参入後にユーロ安が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.0714ドル前後まで下落。もっとも、一巡後は急ピッチで値を下げた反動から1.0770ドル台まで反発する場面があった。

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