為替・株式・商品マーケット概要
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
[2016-03-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。ユーロに対しては2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が予想を下回ったことで欧州市場から円買いが強まった流れを引き継いだ。ナイトセッションの日経平均先物が底堅く推移し、時間外のダウ先物がプラス圏に浮上すると持ち高調整の円売りも見られたが、2月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や1月米住宅販売保留指数がいずれも予想を下回ったことがわかると対ドル中心に円買いが優位に。市場では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて月末に絡んだユーロポンドの売りが持ち込まれた」との指摘があり、つれる形で円買いユーロ売りも進んだ。ダウ平均が80ドル超高から130ドル近い下落となったこともあり、終盤にかけても円は底堅く推移した。
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。
為替・株式・商品マーケット概要による2016年3月 発言・ニュース
[2016-03-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。ユーロに対しては2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が予想を下回ったことで欧州市場から円買いが強まった流れを引き継いだ。ナイトセッションの日経平均先物が底堅く推移し、時間外のダウ先物がプラス圏に浮上すると持ち高調整の円売りも見られたが、2月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や1月米住宅販売保留指数がいずれも予想を下回ったことがわかると対ドル中心に円買いが優位に。市場では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて月末に絡んだユーロポンドの売りが持ち込まれた」との指摘があり、つれる形で円買いユーロ売りも進んだ。ダウ平均が80ドル超高から130ドル近い下落となったこともあり、終盤にかけても円は底堅く推移した。
[2016-03-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。朝方の商いが薄い時間帯に目先のストップロスを付ける形で円買いが持ち込まれた。市場では「CTA(商品投資顧問)から対ユーロを中心に円買いが観測された」との指摘があったほか、日経平均株価の下落も円高につながった。もっとも、上値の重さを確認すると午後の日経平均株価が下げ幅を縮めたこともあり、徐々に伸び悩んだ。また、豪ドルに対しても伸び悩み。1月豪住宅建設許可件数や2月Caixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI)などが低調な結果だったことで円買い豪ドル売りが先行。もっとも、オーストラリア準備銀行(RBA)が予想通り政策金利を現行の2.00%に据え置くことを決め、声明文も前回とほぼ同じ内容だったことで追加緩和期待が後退したとの見方から上値を切り下げた。
[2016-03-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価がプラス圏を回復したほか、上海株が底堅く推移したことを背景に投資家のリスク回避姿勢が後退し円売りが進んだ。午前に円買いを進めていた向きが反対売買を迫られる形で欧州時間に入ると下げ幅を拡大。原油先物相場の上昇を背景に資源国通貨に対して円売りが目立ったほか、米10年債利回りが上昇に転じたことも円安ドル高につながった。
[2016-03-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを受けて売りが先行したものの、一巡後はアジア時間から売りが進んだ反動もあって利益確定目的の買い戻しが散見された。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇一服となったことも相場の支えとなった。一方、カナダドルに対しては戻りの鈍い動き。カナダ国内総生産(GDP)が予想より強い結果となったこと受け、全般にカナダドルが上昇した流れに沿った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分過ぎに1ドル=113円34銭前後まで上げたものの、その後は112円90銭付近まで伸び悩み。
・カナダドル円は1カナダドル=83円91銭前後まで上昇した後、いったんは83円40銭台まで上値を切り下げていたが、カナダGDPの発表後に再び高値圏まで買い戻された。
・ユーロドルは下値が堅い。20時30分過ぎに1ユーロ=1.08556ドル前後まで値を下げる場面も見られたが、総じて1.08ドル台後半でのもみ合いが続いた。
[2016-03-02][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は売り優勢。しばらく方向感のない取引が続いたが、10-12月期カナダ国内総生産(GDP)や12月カナダGDPが予想を上回ったことで円売りカナダドル買いが加速した。また、2月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数や1月米建設支出が予想を上回ったことがわかると、米10年債利回りの急上昇とともに円売りドル買いが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物の480円高やダウ平均の350ドル近い上昇も受けて投資家のリスク許容度が改善し、円が全面安となった。ただ、引けにかけては利益確定の円買い戻しが散見された。
[2016-03-02][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前日の海外市場からの流れを引き継ぎ円売りが先行。市場では「本邦輸出企業から円買いドル売りが観測された」との指摘があったほか、ポジション調整の円買いが入った半面、日経平均株価が660円超上昇したことに伴う円売りも出たためその後は方向感のない動きが続いた。一方、豪ドルに対しては軟調。10-12月期の豪国内総生産(GDP)が予想を上回る結果となったことで豪ドルが全面高の展開となり円は下落した。
[2016-03-02][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は対ドルでさえない。しばらく方向感の乏しい動きとなっていたが、2月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比21万4000人増と市場予想の18万8000人程度増を上回ると、時間外の米10年債利回りの上昇とともに売りが出た。また、円は対ポンドでも軟調。2月英建設業購買担当者景気指数(PMI)が予想より弱い結果となったことで一時円買いポンド売りが進んだが、その後は一転してポンドの買い戻しが進むなか、上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分前に1ドル=114円55銭前後と2月16日以来の高値を更新。
・ポンド円は英指標の発表後に1ポンド=159円11銭前後まで下げたものの、売り一巡後は160円50銭前後の高値まで買い戻された。
・ユーロドルはさえない。欧州勢の参入後は1ユーロ=1.0865ドル前後を挟んだ神経質な展開となっていたが、ADP全米雇用報告の発表後にドル買いが進むと1.08401ドル前後まで下押しした。
[2016-03-03][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は買い戻された。2月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が予想を上回ったことがわかると円売りドル買いで反応した。ただ、勢いは長続きせず円買い戻しが優勢に。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫が大幅な積み増しとなり、原油先物相場が一時下落したほか、ダウ平均が100ドル近く下げたことも円買いを誘った。原油や株価が反発すると円買いも一服したが、足もとのドル高を調整する動きが強まり円買いドル売りが再開した。
[2016-03-03][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。小安く始まった日経平均株価がプラス圏を回復し、200円超上昇したことを背景に投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いが強まった。日経平均株価が伸び悩んだ場面では下げ渋ったものの、株価が再び買われたため戻りは限られた。
[2016-03-03][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日経平均株価が210円超上昇したことを手掛かりに円売りが強まった。米10年債利回りの上昇も円安ドル高につながった。ただ、一巡後は徐々にポジション調整の円買いが入った。ナイトセッションの日経平均先物が100円下落したほか、ダウ先物が弱含んだことも円相場を支えた。
[2016-03-03][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ドルで小高い。ナイトセッションの日経平均先物が130円安まで下げたことを受けて買いが先行。株売りが一服すると上値も重くなったが、対ユーロなどでドル安が進んだ影響もあって、総じてしっかりだった。一方、円は対ユーロではさえない動き。2月独ユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値や1月ユーロ圏小売売上高が予想を上回る結果となったことを受けて、全般にユーロ買いが進んだ流れに沿った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=113円81銭前後まで下げた後、113円90銭前後を挟んだもみ合いに。
・ユーロ円は一時1ユーロ=124円25銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。強い欧州圏の経済指標を受けた買いが進み、22時過ぎには1ユーロ=1.09104ドル前後まで値を上げた。
[2016-03-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して伸び悩み。前週分の米新規失業保険申請件数や2月米ISM非製造業指数、1月米製造業新規受注などこの日発表された米経済指標は強弱入り混じる結果となったが影響は限定的だった。対ユーロ中心にドル売りが優勢となった流れに沿って円高ドル安が加速。米10年債利回りの低下やナイトセッションの日経平均先物の下げ幅拡大も円買いを誘った。ただ、一巡するとダウ平均の底堅い動きをながめ次第に上値が切り下がった。一方、ユーロに対しては軟調。2月独・ユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値や1月ユーロ圏小売売上高が予想を上回り、欧州市場からユーロドルが上昇した影響から円売りが広がった。
[2016-03-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日の海外市場で円高ドル安が進んだ反動から円売りが出たが、日経平均株価が一時100円近く下落したことで徐々に下値を切り上げた。黒田東彦日銀総裁が「現時点でさらにマイナス金利を下げることは考えていない」と述べると円高が加速した。ただ、同総裁は「必要ならば量・質・金利を活用して適切に対処したい」とも述べたため、一転して反落。日経平均株価がプラス圏を回復したことも円相場の重しとなった。
[2016-03-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が約1カ月ぶりに1万7000円を回復したことを背景に投資家がリスクオンの動きを強め、全般円売りが強まった。もっとも、2月米雇用統計を控えていることもあり、欧州時間に入ると次第に値動きが細った。
[2016-03-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は対ドルで小高い。ナイトセッションの日経平均先物が80円安まで弱含んだことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、株安が一服すると伸び悩む展開に。米雇用統計の発表を控えて、やや様子見ムードも強かった。一方、ユーロに対してはさえない動き。「欧州中央銀行(ECB)のメンバーは預金金利の引き下げ以外の政策にコンセンサスはない」との報道が伝わると、量的緩和(QE)の規模拡大など追加的な緩和期待が後退し、全般にユーロ高が進んだ影響を受けた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は16時過ぎに1ドル=113円96銭前後まで上げた後、113円60銭台まで伸び悩み。
・ユーロ円は一時1ユーロ=125円06銭前後まで値を上げたが、買いが一巡すると124円70銭台まで利食い売りに押された。
・ユーロドルはしっかり。ECBの追加緩和期待が後退したとの見方から20時30分過ぎには1ユーロ=1.09905ドル前後まで値を上げた。もっとも、その後は米雇用統計の発表を前に持ち高調整の売りも入り、1.0960ドル台まで上値を切り下げた。
[2016-03-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して荒い値動き。2月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比24万2000人増と市場予想の前月比19万5000人増を上回ったほか、過去2カ月分も上方修正されたことがわかると、米10年債利回りの上昇とともに円売りが強まった。ただ、すぐに一転して円買いが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物が160円高からマイナス圏に沈んだことも円買いを後押しした。もっとも、その後の日経平均先物は底堅く推移したうえ、ダウ平均も120ドル近く上昇。米10年債利回りも上昇幅を拡大したため円売りが再開した。終盤にかけては円買い戻しが入るなど一進一退の展開となった。一方、その他の通貨に対しては軟調。米雇用統計発表後はドル絡みの取引が中心となりしばらく方向感が定まらなかった。ただ、原油先物相場が上昇したことで対資源国通貨中心に円売りが優位に。株価の上昇も円全体を押し下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円21銭前後まで上げた後、113円13銭前後まで一転下落した。その後、114円25銭前後まで急速に持ち直したが、引けにかけては113円70銭台まで失速した。
・ユーロ円は 1ユーロ=125円59銭前後まで上値を伸ばす場面があった。
・ユーロドルは一転上昇。強い米雇用統計や米金利上昇を受けて全般ドル買いが強まり1ユーロ=1.0903ドル前後まで下押しした。ただ、すぐに一転してドル売りが活発化し1.10437ドル前後まで急速に持ち直した。その後は週末を控えて1.1000ドル前後での持ち高調整が続いた。
[2016-03-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。午前の日経平均株価が110円超安まで下落したことをながめ、投資家のリスク志向低下を意識した買いが入った。日経平均株価の売り一服後は上値を切り下げる場面も見られたが、円相場は総じて底堅く推移した。
[2016-03-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロなどで小高い。新規の取引材料は伝わっていないものの、足もとでユーロやポンドなどの買い戻しが目立っていた反動から、欧州勢の参入後には円買いユーロ売りや円買いポンド売りなどが入った。一方、ドルに対してはもみ合い。手掛かり材料に乏しかったこともあり、方向感を欠いた動きが続いた。なお、黒田東彦日銀総裁は「物価目標達成のため必要なら追加対応することはG20でも理解されている」「必要なら量、質、金利の3次元で追加緩和を考える」「為替レートはファンダメンタルズを反映し安定推移が望ましい」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。
[2016-03-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は買い一服。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が下落したことを背景にリスク回避の円買いが進行。ユーロやポンドなど全般欧州通貨が売られたため円買いユーロ売りや円買いポンド売りが目立った。もっとも、株価が下げ止まると円買い圧力もいったん後退している。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円41銭前後まで下落したものの、前週末安値の113円13銭前後が目先の下値目処として意識されるとやや下げ渋り。
・ユーロ円も1ユーロ=124円25銭前後まで下げた後は売りが一服している。
・ユーロドルは軟調。欧州勢がユーロ売りで参入し、一時1ユーロ=1.09403ドル前後まで値を下げた。売り一巡後はショートカバーが入ったが戻りは鈍い。
[2016-03-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は欧州資源国通貨に対して戻りが鈍い。原油先物相場の上昇を受けて対資源国通貨中心に円売りが活発化した。ダウ平均が130ドル超安から90ドル超高まで持ち直したうえ、ナイトセッションの日経平均先物の下げ幅縮小も円売りを後押しした。その後、ダウ平均がマイナス圏に沈み、シカゴ日経平均先物が下げ幅を拡大すると円買い戻しが進んだ。NZドルに対しては、NZ乳業大手フォンテラが2015-2016年の乳価支払い見通しを引き下げたことを受けた円買いも入った。ただ、ダウ平均が引けにかけて底堅く推移すると円買い圧力も後退した。一方、ドルに対しては伸び悩み。資源国通貨などに対して円とドルが同時に売られたため、しばらく方向感のない取引が続いた。その後、ダウ平均がマイナス圏に沈むと円買いが強まったが、ダウ平均が持ち直すと上値が切り下がった。
[2016-03-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。対ドルなどで一時売りが出る場面もあったが、その後は買い戻しが優勢に。上海総合指数が3%超下げたほか、日経平均株価も一時340円超安まで下げ幅を広げるなか、リスク回避目的の買いが幅広い通貨に対して広がった。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも買いを誘ったほか、市場では「海外短期勢からの買いが観測された」との指摘があった。
[2016-03-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。午後の日経平均株価が下げ幅を縮小したことを受けて売りが先行したものの、一巡後は株安を手掛かりにした買いが再開。ナイトセッションの日経平均先物が150円安まで下げたことをながめ、全般に買い戻しが入った。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下幅を広げたことも買いを誘った面があった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は14時過ぎに1ドル=113円24銭前後まで上昇した後、112円80銭付近まで失速。
・ユーロ円も一時1ユーロ=124円74銭前後まで上げた後は124円台半ばまで伸び悩んだ。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロクロスの上昇につれて1ユーロ=1.10448ドル前後まで買われたが、一段の買いを誘う材料に乏しかったこともあってその後は伸び悩んだ。
[2016-03-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が下落したことでリスク回避の円買いが先行。米10年債利回りが低下したことも円買いドル売りにつながった。もっとも、株価が下げ幅を縮めたほか、米金利低下が一服したことで次第に上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円80銭付近まで下げたが、アジア時間に付けた安値112円74銭前後が下値の目処として意識されると113円10銭台まで下げ渋った。
・ユーロ円も1ユーロ=124円25銭前後まで下げた後は124円70銭近辺まで買い戻された。
・ユーロドルは方向感がない。欧州勢参入後にユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇につれて買いが先行し、1ユーロ=1.10448ドル前後まで値を上げた。200日移動平均が位置する1.1047ドル前後がレジスタンスとして意識されると1.10017ドル前後まで失速したが、ユーロポンドが一段と上昇したため下値も限られた。
[2016-03-09][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。しばらく方向感のない取引が続いていたが、原油先物相場の急落を受けてダウ平均が150ドルを超す下げ幅に。ナイトセッションの日経平均先物も200円下げたことでリスク回避目的の円買いが活発化した。対ドルでは米10年債利回りの大幅低下も円買いを後押し。全般ユーロ安が進んだことで円買いユーロ売りも強まった。ダウ平均が前日終値手前まで反発すると円買いも一服したが、引けにかけてダウ平均が100ドル超下げたうえ、原油先物相場が一段安となったため、その後の戻りも鈍かった。
[2016-03-09][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が一時280円超下げたほか、上海総合指数も軟調に推移したことをながめ、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、一巡後はやや伸び悩む展開に。足もとで買いが進んでいた反動が出たほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面があった。
[2016-03-09][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。午後の日経平均株価が下げ幅を縮めたほか、ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことで売りが出た半面、下値では買いも入るなど相場は方向感を欠いた。一方、ユーロに対しては強含み。欧州勢の参入後に全般ユーロ売りが強まった流れに沿った。
[2016-03-09][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。上昇して始まったナイトセッションの日経平均先物が下げに転じたことで円買いが入ったほか、対オセアニア通貨や対ポンドでドル安が進んだことも円高ドル安につながった。もっとも、その後に日経平均先物が再び上昇したほか、ダウ先物が堅調に推移し、米10年債利回りも上昇したため次第に円売りが優勢となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円23銭前後まで下落したものの、1日安値の112円17銭前後が目先のサポートとして意識されると買い戻しが進み本日高値の112円76銭前後に迫った。
・豪ドル円は1豪ドル=84円41銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは弱含み。ユーロ豪ドルやユーロポンドなどユーロクロスの下落につれて売りが先行。一時1ユーロ=1.09549ドル前後まで下落。一巡後は下げ渋る場面もあったが、ドル円の買い戻しや米長期金利の上昇が重しとなるなど戻りは鈍かった。
[2016-03-10][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は売り優勢。時間外のダウ先物や日経平均先物の底堅い動きをながめ円売りが先行。米10年債利回りの上昇も円売りドル買いを誘った。また、明日に欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えてユーロのショートカバーが加速し円売りユーロ買いも強まった。カナダ中銀(BOC)は予想通り政策金利を0.50%に据え置くことを決定。声明では「インフレは予想通り概ね伸びている」「原油価格や為替レートは1月会合時に評価したレベルと平均的に近い」との見解が示され、ハト派的な内容ではなかったとの見方から円売りカナダドル買いが優勢に。米エネルギー省が発表した週間在庫統計でガソリン在庫が予想より大きく減少し、原油先物相場が上げ幅を拡大したことも対資源国通貨での円売りを後押しした。終盤にかけては低調な米10年債入札を受けて米10年債利回りが上昇幅を拡大したため円売りドル買いがさらに進んだ。一方、NZドルに対しては一転上昇。全般円売りが加速した流れに沿ったが、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が市場の据え置き予想に反して政策金利を2.50%から2.25%に引き下げたことがわかると円買い戻しが加速した。なお、声明では「さらなる追加緩和が必要となる可能性がある」「貿易加重平均の為替レートは12月の予想より4%以上高い」「輸出価格の下落を考慮すれば為替レートの下落が適切となるだろう」などと伝わった。また、ウィーラーRBNZ総裁は「金利見通しは2度の利下げを織り込む」「ほとんどの中銀は低い為替レートを望んでいる」などと語った。
[2016-03-10][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日の海外時間に急ピッチで円安が進んだ反動から利益確定目的の買い戻しが散見されたものの、一巡後は日経平均株価の上昇などを背景にした売りが再開した。対ドルでは本日が事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りが観測されたほか、市場では「海外短期勢からの売りも出た」との指摘もあった。なお、黒田東彦日銀総裁は「物価2%の達成時期は2017年度前半ごろと見通している」「(物価目標達成時期について)いろいろな前提を置いており、原油は40ドル台後半に上昇する前提」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。
[2016-03-10][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで急伸。欧州中央銀行(ECB)の政策発表を前に思惑的な売り買いが交錯したが、ECBが政策金利や中銀預金金利、限界貸出金利を全て引き下げたほか、資産買入れ額を毎月800億ユーロに拡大し、非金融機関発行の投資適格級債券も買い入れ対象とすることなどを明らかにしたことでユーロが急落し、円は急速に値を上げた。一方、その他の通貨に対しては売り優勢。米10年債利回りの低下を受けて対ドルでは円買いが強まる場面があった。ただ、ECBが金融緩和の拡大を発表すると時間外のダウ先物や欧州株、日経平均先物が急伸したためつれる形で円売りが活発化した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円30銭台まで下げたものの、その後は買い戻しが進み114円21銭前後まで上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=123円65銭前後まで急落した。
・ユーロドルは急落。ECB政策発表を前に1ユーロ=1.09ドル台後半で売買が交錯したが、ECBの追加緩和を受けてユーロが全面安の展開に。一時1.0836ドル前後まで売り込まれた。
[2016-03-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して一転下落した。欧州中央銀行(ECB)は10日に開いた定例理事会で政策金利など主要金利を全て引き下げ、資産買入れ規模を毎月600億ユーロから800億ユーロに拡大すると発表。非金融機関発行の投資適格級債券も買い入れ対象としたうえ、6月から新たに的を絞った長期資金供給オペ「TLTRO」を開始することを明らかにした。全般ユーロ売りが加速した流れに沿って円買いが先行。ドラギECB総裁が定例記者会見で「ECBの量的緩和は2017年3月まで続ける予定であり、必要なら延長する」「金利は長期間に渡り現在の水準かさらに引き下げる」と追加緩和を示唆したことも円買いを後押しした。ただ、その後に同総裁が「現在の見通しに基づき一段の利下げを予想しない」と述べると一転円売りが優勢に。先に円買いを進めた向きが反対売買を迫られて円安が加速した。一時170ドル超下落していたダウ平均が引けにかけてプラス圏を回復したことでその後の戻りも鈍かった。一方、ドルに対しては一進一退。ECBの追加緩和を受けて時間外のダウ先物や日経平均先物、欧州株が上げ幅を拡大。前週分の米新規失業保険申請件数も強い結果となり円売りが先行した。ただ、ドラギECB総裁の発言を受けて利下げ打ち止め観測が台頭すると株価が急落。ユーロドルも急騰したことで円買い戻しが優勢となった。終盤にかけてはダウ平均のプラス圏浮上に伴い持ち高調整の円売りが進んだ。
[2016-03-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。日経平均株価が一時270円超下げるなど軟調に推移したことを受けて、リスク回避の買いが先行した。もっとも、一巡後は売りが優勢に。日経平均株価が下げ止まったことが円相場の重しとなったほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことも売りを促した。
[2016-03-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して一転下落した。欧州中央銀行(ECB)は10日に開いた定例理事会で政策金利など主要金利を全て引き下げ、資産買入れ規模を毎月600億ユーロから800億ユーロに拡大すると発表。非金融機関発行の投資適格級債券も買い入れ対象としたうえ、6月から新たに的を絞った長期資金供給オペ「TLTRO」を開始することを明らかにした。全般ユーロ売りが加速した流れに沿って円買いが先行。ドラギECB総裁が定例記者会見で「ECBの量的緩和は2017年3月まで続ける予定であり、必要なら延長する」「金利は長期間に渡り現在の水準かさらに引き下げる」と追加緩和を示唆したことも円買いを後押しした。ただ、その後に同総裁が「現在の見通しに基づき一段の利下げを予想しない」と述べると一転円売りが優勢に。先に円買いを進めた向きが反対売買を迫られて円安が加速した。一時170ドル超下落していたダウ平均が引けにかけてプラス圏を回復したことでその後の戻りも鈍かった。一方、ドルに対しては一進一退。ECBの追加緩和を受けて時間外のダウ先物や日経平均先物、欧州株が上げ幅を拡大。前週分の米新規失業保険申請件数も強い結果となり円売りが先行した。ただ、ドラギECB総裁の発言を受けて利下げ打ち止め観測が台頭すると株価が急落。ユーロドルも急騰したことで円買い戻しが優勢となった。終盤にかけてはダウ平均のプラス圏浮上に伴い持ち高調整の円売りが進んだ。
[2016-03-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。日経平均株価が一時270円超下げるなど軟調に推移したことを受けて、リスク回避の買いが先行した。もっとも、一巡後は売りが優勢に。日経平均株価が下げ止まったことが円相場の重しとなったほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことも売りを促した。
[2016-03-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午後の日経平均株価が持ち直したほか、ナイトセッションの日経平均先物が130円高まで上げたことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。一方、対ユーロではもみ合い。株高を受けた円売りが出た半面、市場では「昨日の欧州中央銀行(ECB)による追加緩和策が改めて意識されている」との指摘もあり、欧州勢の参入後にユーロ売りが強まった影響も受けたため、相場は方向感が出なかった。
[2016-03-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下げ渋り。アジア時間からの円安ドル高の流れを引き継いだほか、ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が上昇したことで投資家のリスク志向改善を意識した円売りも強まった。その後しばらくは安値圏でのもみ合いが続いていたが、米10年債利回りが低下に転じると徐々に円の買い戻しが入った。また、カナダドルに対しても下値が堅い。株高を背景にじりじりと値を下げていたが、2月カナダ雇用統計が低調な内容だったことが伝わるとカナダドル売りが優勢となり、円は下げ幅を縮めた。一方、ユーロに対しては買い一服。昨日の欧州中央銀行(ECB)による追加緩和策が改めて意識されるなか、欧州勢がユーロ売りで参入し円は序盤から買われる展開となった。もっとも、ユーロ売りの流れが落ち着くとやや伸び悩んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円92銭前後まで上昇したものの、一巡後は113円40銭台まで伸び悩み。
・ユーロ円は1ユーロ=126円10銭付近まで下落したものの、本日安値の126円07銭前後を下抜けることが出来ず下げ渋った。
・カナダドル円は1カナダドル=86円06銭前後から85円30銭近辺まで失速した。
・ユーロドルは売り一服。序盤から全般ユーロ売りが進んだ流れに沿って1ユーロ=1.10805ドル前後まで値を下げた。もっとも、ユーロ売りが一巡すると米長期金利が低下に転じたことも支えとなり1.1120ドル台まで下げ渋った。
[2016-03-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。原油先物相場の上昇などを背景にダウ平均が220ドルを超す上げ幅となったほか、ナイトセッションの日経平均先物も210円上昇。投資家のリスク志向が高まり対資源国通貨中心に円売りが活発化した。対資源国通貨でドル安が加速した影響から円買いドル売りが進む場面があったが、米10年債利回りの上昇幅拡大に伴う円売りドル買いが出て上値が切り下がった。終盤にかけては週末を控えて市場参加者が減少し方向感が出なくなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円30銭台まで下げた後、113円80銭台まで持ち直した。
・豪ドル円は 一時1豪ドル=86円21銭前後まで買い上げられた。
・ユーロドルは買い戻し一服。欧州中央銀行(ECB)の金融緩和が改めて意識され欧州序盤から売りが強まった流れを引き継いだ。1ユーロ=1.10805ドル前後まで値を下げた。ただ、対資源国通貨中心にドル売り圧力が高まるとショートカバーが進み1.1190ドル台まで持ち直した。その後は1.11ドル台半ばでの持ち高調整が続いた。
[2016-03-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午前の日経平均株価が一時350円超高まで上昇するなど堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。もっとも、対ドルでは「下値で本邦実需勢からの買い注文も観測されている」との声も聞かれ、一方的に売りが進む展開にもなっていない。
[2016-03-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。東京時間は方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後は対ドルで資源国通貨安や欧州通貨安が進んだことに伴って、円買い資源国通貨売りや円買い欧州通貨売りが入った。また、ドルに対しても円はしっかり。午後の日経平均株価がやや上値の重い動きとなったことを受け、じわりと円買いドル売りが進んだ。
[2016-03-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は買い一服。欧州勢参入後に全般ユーロ売りが強まった流れに沿って円高ユーロ安が先行。原油先物相場が下落したため対資源国通貨でも円買いが目立った。もっとも、ユーロ売りの流れや原油安が一服すると円買いの勢いはいったん落ち着いている。
【 通貨ペア 】
・ドル円はクロス円の下落に押される形で1ドル=113円51銭前後と本日安値を付けたが、一巡すると次第に下値が堅くなった。
・ユーロ円は1ユーロ=126円18銭前後まで下げた後はやや下げ渋っている。
・ユーロドルは売り一服。欧州勢から持ち高調整の売りが持ち込まれ、1ユーロ=1.10987ドル前後まで値を下げた。もっとも、前週末安値の1.10805ドル前後が目先のサポートとして意識されると1.1130ドル台まで買い戻しが入った。
[2016-03-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は資源国通貨に対しては底堅く推移した。イランのザンガネ石油相が「同国の石油生産量が日量400万バレルに達するまでは増産凍結に合意しない」などと述べたと伝わると、有力産油国による増産凍結の合意は難しいとの見方が広がり原油先物価格が大幅に下落。円買い資源国通貨売りが優勢となった。一方、ドルに対しては上値が重かった。対資源国通貨などでドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが出た。
[2016-03-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は堅調。原油先物相場が下落したことで対資源国通貨で円買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が軟調に推移したことでリスク回避の円買いが強まったほか、米10年債利回りが低下したことも対ドルでの円高につながった。2月米小売売上高は市場予想を上回る結果となったものの、前回値が大幅に下方修正されたことが伝わると円は上げ幅を拡大した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円64銭前後まで下げ足を速めた。
・豪ドル円も1豪ドル=83円91銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは一進一退。欧州勢参入後に1ユーロ=1.10836ドル前後まで下げた後はユーロクロスの上昇につれて1.11208ドル前後まで反発。その後は全般ドル高の流れに沿って1.10716ドル前後まで再び下げたが、1月米小売売上高の下方修正に伴って一転ドルが売られると1.1125ドル前後まで持ち直した。
[2016-03-16][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩んだ。米商務省が発表した2月米小売売上高は予想を上回ったものの、前月の数値が大幅に下方修正されたため円買いドル売りが先行した。ただ、3月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を大幅に上回ったこともあって上値は限られた。一時は100ドル超下落したダウ平均が上昇に転じたことも円の重しとなった。
[2016-03-16][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午前の日経平均株価が一時160円超安まで下げたことを受けて買いが入ったものの、その後は次第に上値を切り下げる展開に。国際金融経済分析会合に出席したスティグリッツ氏が「現在消費税は間違った方向だろう」「安倍首相に今は消費増税の時期でないと述べた」などと発言したことを受けて、日経平均株価が10円超安まで下げ幅を縮小したことが売りを促した。また、黒田東彦日銀総裁が「必要に応じて躊躇なく追加緩和の用意ある」「金融緩和は為替に低下圧力を及ぼす」「緩和は他の条件一定なら自国通貨安の方向に作用する」などの見解を示したことも円全体を押し下げた面があった。
[2016-03-16][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。欧州勢参入後に全般ドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が失速すると円の買い戻しが入ったが、2月米消費者物価指数(CPI)で変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が予想より強かったほか、2月米住宅着工件数も良好な内容だったことが伝わると、米10年債利回りの一転上昇とともに円売りが再開した。一方、その他の通貨に対しては下値が堅い。株高や原油高などを背景に対資源国通貨を中心に円売りが強まったが、その後は株価が上値の重い動きとなるにつれて下値を切り上げた。米長期金利の上昇でドルに対して欧州通貨売りが優勢となると円は強含んだうえ、英政府が成長見通しを下方修正したことも円高ポンド安につながった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円79銭前後まで値を上げた。
・ポンド円は強い英雇用統計を受けて1ポンド=160円67銭前後まで上げた後は159円66銭前後まで一転下落した。
・ユーロドルは軟調。欧州勢がドル買いで参入すると1ユーロ=1.10742ドル前後まで下げたが、その後はショートカバーが入り1.1100ドル近辺まで下げ渋った。ただ、米指標発表後に米長期金利が一転上昇すると再び売りが強まり、前日安値の1.10716ドル前後を下抜けて1.1061ドル前後まで下げ足を速めた。
[2016-03-17][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は急反発。2月米住宅着工件数や2月米CPIコア指数が予想を上回ったことで米長期金利が上昇に転じると円売りドル買いが先行したものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表後は一転円買いドル売りが優勢に。FOMCは市場の予想通り政策金利であるFF金利の誘導目標を0.25%から0.50%の範囲に据え置くことを決めたと発表。世界経済の弱い成長や金融市場の混乱が米経済に及ぼし得る影響を理由に挙げ、年内の利上げ見通しを下方修正した。焦点の年内利上げペースを当初想定していた4回から2回に大幅修正したことで、ドル全面安の展開となった。なお、イエレンFRB議長は定例記者会見で「世界経済がボラティリティを引き起こしていることを懸念」「コア・インフレの堅調さが持続的かどうかまだ不明」「これまでのエネルギー安とドル高がインフレの重しになる可能性」と述べた一方、「FOMCの金利予測は行動の約束ではない」「(4月会合での利上げについて)可能性は残っている」などと発言した。一方、円はドル以外の通貨に対しては軟調だった。欧州・オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。下落して始まったダウ平均が一時120ドル超上昇したことも円売り外貨買いを誘った。
[2016-03-17][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。午前の日経平均株価が270円超高まで上げたことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行。対ドルでは仲値に向けた売りも観測されたが、株高が一服するとやや下値も堅くなった。一方、円は対豪ドルで軟調。2月豪雇用統計で新規雇用者数は300人増と市場予想の1万3500人増を下回ったが、失業率が5.8%と市場予想の6.0%より強かったことを受けて、全般に豪ドル買いが進んだ影響を受けた。
[2016-03-17][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。午後の日経平均株価がマイナス圏に沈んだことを受けてリスク回避の買いが先行した。欧州勢の参入後もナイトセッションの日経平均先物が下落したことで買いが継続。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことを受けた買いも入った。
[2016-03-17][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は一転下落。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて年内の利上げペースが鈍化するとの見方が広がるなか、米10年債利回りの低下を受けて対ドルで円買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物が390円下落すると投資家のリスク回避姿勢が強まり、その他の通貨に対しても円買いが広がった。ただ、前日から急ピッチで円高が進んだこともあり、「政府・日銀による円売り介入への警戒感」から一巡後は急反落。3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が大幅に改善されたほか、前週分の米新規失業保険申請件数が強い内容となったことも円売りドル買いにつながった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は2月24日安値の1ドル=111円05銭前後や2月11日安値の110円99銭前後を下抜けると目先のストップロスを巻き込みながら110円67銭前後と2014年10月31日以来の安値を付けた。ただ、その後は急速に買い戻しが進み112円台を回復する場面があった。
・ランド円はしっかり。南アフリカ準備銀行(中央銀行)が据え置き予想に反して政策金利を現行の6.75%から7.00%に引き上げることを決めたと発表すると1ランド=7円31銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは伸び悩み。米長期金利の低下を手掛かりに欧州序盤からドル安が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.13426ドル前後まで上昇した。もっとも、2月11日高値の1.13766ドル前後がレジスタンスとして意識されると米長期金利が低下幅を縮めたこともあり上値が重くなった。
[2016-03-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は荒い値動きだった。時間外の米長期金利が低下したことで円買いドル売りが先行。ナイトセッションの日経平均先物が390円下落したことも円買いドル売りを誘った。ただ、そのあとは「政府・日銀による円売り介入への警戒感」が高まり一転下落した。ダウジョーンズ通信は「日銀がレートチェック(水準照会)を実施した」と報じた。3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことも円の重し。もっとも、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて米利上げペースが鈍化するとの見方が広がるなか、円売りドル買いの勢いは長続きしなかった。原油先物価格の上昇を背景に、ドル安資源国通貨高が進んだ影響も受けた。
[2016-03-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。日経平均株価が一時320円超安まで下げ幅を広げたことをながめ、リスク回避の買いが先行した。もっとも、一巡後は次第に上げ幅を縮小。政府・日銀による介入への根強い警戒感が上値を抑えたほか、日経平均がその後に下げ幅を縮小したことも相場の重しとなった。
[2016-03-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。午後の日経平均株価が下げ渋ったことで売りが先行したものの、欧州勢の参入後は次第に買い戻しが強まった。対ドルで欧州通貨安やオセアニア通貨安が進んだことに伴い、円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りが出た。一方、対ドルで円はもみ合い。クロス円の下げにつれた買いが入った半面、全般にドル高が進んだ影響も受けたため、相場は方向感が出なかった。
[2016-03-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は弱含み。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物の上昇を背景に投資家のリスク志向改善を見越した円売りがじわりと強まった。原油先物相場の上昇を背景に対資源国通貨での円安が進んだうえ、1月カナダ小売売上高が予想を上回る結果だったことでカナダドルに対して円は下げ幅を拡大した。
【 通貨ペア 】
・ドル円はじりじりと下値を切り上げ1ドル=111円62銭と本日高値を付けた。
・カナダドル円は1カナダドル=86円29銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは下げ渋り。欧州勢参入後に全般ドル高が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.12562ドル前後まで値を下げた。もっとも、一巡後はユーロ円が上昇したことにつれて下値を切り上げた。
[2016-03-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はじり安。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物の上昇などをながめ円売りドル買いが先行。ダウ平均が一時130ドル超上昇し、年初来高値を更新したことも円の重しとなった。一方、カナダドルに対しては下げ渋った。1月カナダ小売売上高が予想を上回ると円売りカナダドル買いが先行したものの、原油先物価格が下落すると一転上昇した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は4時30分過ぎに一時1ドル=111円75銭前後と日通し高値を付けた。
・カナダドル円は上値が重かった。予想を上回るカナダ小売指標をきっかけに買いが先行し一時1カナダドル=86円29銭前後まで上げたものの、その後失速。WTI原油先物価格が失速し、2%超下落すると資源国通貨とされるカナダドルに売りが出たため85円50銭台まで押し戻された。
・ユーロドルは欧州の取引時間帯に一時1ユーロ=1.12562ドル前後と本日安値を付けたあとは、1.1280ドルを挟んだもみ合いに終始。週末を控えるなか、手掛かり材料に乏しかったため全般動意の薄い展開となった。
[2016-03-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円はじり安。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売りドル買いが進行。ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が「4月か6月に利上げする可能性がある」と述べたほか、ロックハート米アトランタ連銀総裁が「利上げは早ければ4月のFOMCで正当化される」などと発言したことも円売りドル買いを誘った。なお、2月米中古住宅販売件数が予想を下回ったことが分かるとやや下げ幅を縮めたものの、反応は一時的だった。
[2016-03-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。前日の海外市場で円安ドル高が進んだ流れを引き継いだほか、日本株高を見越して円売りが先行。市場では「仲値直前に本邦輸出勢から円買いドル売りが観測された」との指摘があり反発したが、フローが一巡すると円売りが再開した。一方で、下値も堅く午後の日経平均株価が上げ幅を縮小すると円買い圧力が再び高まった。
[2016-03-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転上昇。市場では「引き続き本邦輸出勢から円買いドル売りが観測された」との指摘があったほか、日経平均株価が120円超高まで上げ幅を縮めたことを受けて円高が進んだが、引けにかけて日経平均株価が買い戻されると次第に円売りが強まった。ただ、ベルギーのブリュッセル国際空港で爆発が起きたことが伝わるとリスク回避姿勢が強まり、ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物などの下落とともに円買いが活発化した。
[2016-03-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は堅調。ベルギーのブリュッセルで複数の爆発事件が発生したことが伝わり、全般にリスク回避の円買いが強まった。ナイトセッションの日経平均先物が一時240円安まで下げたことも買いを誘ったほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも買い材料視された面があった。もっとも、一巡後は急ピッチで値を上げた反動から、やや上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分過ぎに1ドル=111円38銭前後まで下げた後、111円70銭前後を挟んだもみ合いに。
・ユーロ円も一時1ユーロ=124円68銭前後まで値を下げた後、125円40銭台まで下げ渋った。
・ユーロドルは下値が堅い。ベルギーでの爆発事件を受けて1ユーロ=1.11884ドル前後まで下げたものの、その後は1.1230ドル台まで下値を切り上げた。
[2016-03-23][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は失速した。ベルギーでの爆破テロ事件を受けて欧州時間は上昇したものの、市場が落ち着きを取り戻すとともに欧州株相場が持ち直すと徐々に円売りが優勢となった。ナイトセッションの日経平均先物やダウ平均がプラス圏を回復し、米長期金利が上昇に転じると円売りドル買いが活発化した。なお、エバンズ米シカゴ連銀総裁は「利上げには慎重な姿勢で臨むのが適切」「今年の2度の利上げはまったく不合理ではない」「利上げ回数は経済見通し次第」などと述べたと伝わった。
[2016-03-23][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前日の海外市場で円安ドル高が進んだ反動から円の買い戻しが先行したが、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が「FRBに利上げ継続が必要な強い根拠」「16年に2回を上回るFRB利上げ見たい」と発言すると上値を切り下げた。一方で、日経平均株価が前日終値を挟んで方向感を欠くなど手掛かり材料に乏しく下値も限定的となっている。
[2016-03-23][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。全般ドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが強まったが、「仏トゥールーズ空港から乗客が退避した」との報道が伝わると、対ユーロを中心にリスク回避の円買いが広がった。ただ、空港が再開したことが伝わると一転して円は売られる展開に。ナイトセッションの日経平均先物が120円上昇したことも円の重しとなった。
[2016-03-23][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は軟調。アジア時間の終盤に買いが進んだ反動が出たほか、ナイトセッションの日経平均先物が140円高まで上昇したことも売りを促した。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有するブラード米セントルイス連銀総裁が「FOMCが4月に行動する可能性はある」との見解を示し、米利上げ期待の高まりを背景にした円売りドル買いも観測された。一方、資源国通貨に対しては下値が堅い。株高を背景にした売りが先行したものの、一巡後は原油先物相場が失速したため、対豪ドルや対カナダドルで買い戻しの動きが目立った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル=112円90銭前後まで上昇。
・カナダドル円は20時30分前に1カナダドル=86円30銭前後まで上げた後、85円70銭台まで失速した。
・ユーロドルは下値が堅い。米利上げ観測の高まりを受けて一時1ユーロ=1.1163ドル前後まで下げたものの、その後は1.1190ドル台まで買い戻された。
[2016-03-24][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。米金融当局者から米利上げに前向きな発言が続くなか、全般ドル買いが先行。市場では「イースター休暇を控えて、ポジション調整に伴う円売りドル買いが出やすい」との指摘があった。米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するブラード米セントルイス連銀総裁が講演で「FOMCが4月に行動する可能性はある」などと述べたことも相場の重し。ただ、WTI原油先物価格が大幅に下落すると、対資源国通貨中心に円買いが進行。対ドルでも円買い圧力が強まった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入った。
[2016-03-24][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転下落。日経平均株価が150円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行。ただ、その後は一転して円は売られる展開に。市場では「期末・年度末に絡んだ本邦実需勢の円売りドル買いが観測された」との指摘があったほか、「オプションに絡んだ円売りドル買いも出た」との声が聞かれた。日経平均株価がプラス圏を回復したことも円相場の重しとなった。
[2016-03-24][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午後の日経平均株価が弱含んだことで円買いが入る場面があったが、上値は限定的。市場では「引き続き本邦実需勢からの円売りやオプション絡みの円売りが観測された」との指摘があったほか、欧州勢参入後にはさらに円安ドル高が進むなど総じてさえない展開となった。
[2016-03-24][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は堅調。原油先物相場の下落を背景に株安が進んだため、全般にリスク回避目的の買いが強まった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも買いを誘った面がある。なお、2月米耐久財受注額は前月比2.8%減と市場予想の前月比3.0%減を上回った反面、変動の大きい輸送関連を除いた受注額は前月比1.0%減と市場予想の前月比0.3%減を下回った。また、前週分の新規失業保険申請件数は26万5000件と市場予想の26万8000件程度よりやや強い結果となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分前に1ドル=113円ちょうど前後まで上げたものの、その後は112円40銭近辺まで反落。
・カナダドル円は原油価格の下落を受けて1カナダドル=84円61銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは一進一退。ドル円の下落につれて一時1ユーロ=1.11878ドル前後まで上昇したが、その後はユーロポンドなどユーロクロスの下落に伴って1.11441ドル前後まで反落。売りが一巡すると再び下げ渋るなど1.1160ドル前後を挟んだ神経質な値動きとなった。
[2016-03-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。原油先物価格の下落を背景に、ダウ先物などが下げると円買いドル売りが先行。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入った。ただ、米10年債利回りが上昇に転じ、この日の高値で取引を終了すると一転円売りドル買いが優勢に。一時は100ドル超下落したダウ平均が持ち直しことも相場の重しとなった。なお、ブラード米セントルイス連銀総裁は「FOMCの見通しは次回利上げが遥かかなたではないことを示唆」「4月FOMCで利上げ主張するかは保留」などと述べたものの、相場の反応は限定的だった。
[2016-03-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。本日は事業法人の決済が集中しやすい週末の5・10日(五十日)とあって仲値に向けて円売りドル買いが優勢となった。日経平均株価が120円超上昇したことが円の重しとなったほか、海外勢がイースター休暇に入りリクイディティが低下するなか、値が振れやすかった面もあり急速に円売りが進んだ。一巡後は円の買い戻しが入ったが戻りは限られている。
[2016-03-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。アジア時間に円売りを進めていた向きが反対売買に動き円は強含んだ。もっとも、グッドフライデーで市場参加者が少ないなか、ポジション調整の動きが一巡すると次第に上値を切り下げた。
[2016-03-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は小動き。米商務省が発表した10-12月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率1.4%増と予想の1.0%増を上回ったため円売りドル買いで反応したものの、勢いは長続きしなかった。聖金曜日の祝日(グッドフライデー)でドイツや英国などが休場。米国も株式や債券、商品市場が休場とあって市場参加者が激減し、商いは低調となっている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円ちょうど前後を挟んだ狭いレンジ取引。
・ユーロ円も1ユーロ=126円台前半でのもみ合いに終始した。
・ユーロドルはアジア時間に下げた反動からショートカバーが先行したものの、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。
[2016-03-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。市場では「期末・年度末を控えて本邦実需勢の円売りドル買いが観測された」との指摘があり、じりじりと円は値を下げた。日経平均株価が160円超上昇したことも円相場の重しとなるなど総じてさえない展開となった。
[2016-03-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小幅高。日経平均株価につれて方向感のない動きが続いていたが、イースターマンデーで欧州勢が不在のなか、やや持ち高調整の円買いが入った。一方、オセアニア通貨などに対しては弱含み。目立った材料は伝わっていないものの、全般オセアニア通貨が買われた流れに沿って円は値を下げた。
[2016-03-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。イースターマンデーで欧州勢が不在ということもあり、しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、NY勢の参入後は全般にドル安が優勢となった流れに沿って買いが入った。米10年債利回りが低下に転じたほか、2月米個人消費支出(PCE)コアデフレータが予想を下回ったことも買いを誘った面があった。もっとも、2月米住宅販売保留指数が前月比3.5%上昇と市場予想の前月比1.1%上昇を上回ると買いも一服した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=113円15銭前後まで下げたものの、本日安値の113円13銭前後が意識されると113円30銭台まで下げ渋り。
・ユーロ円はユーロドルの上昇につれた買いが入り、1ユーロ=126円97銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。NY勢の参入後にドル売りが進んだ流れに沿って、一時1ユーロ=1.12102ドル前後まで値を上げた。
[2016-03-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して伸び悩み。2月米個人消費支出(PCE)コアデフレータが予想を下回ったことをきっかけに全般ドル安が進んだ流れに沿って円買いドル売りが先行した。ただ、ダウ平均が一時60ドル超上昇すると持ち高調整の円売りが広がった。引けにかけては全般円売りが進み上値が切り下がった。一方、ユーロに対しては弱含み。米インフレ指標発表後にユーロドルが上昇した影響から円売りユーロ買いが先行した。その後は手掛かり材料難からもみ合いが続いたが、引けにかけては円売りが再開した。
[2016-03-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が180円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行したが、仲値通過後は一転して円を売る動きが優勢に。市場では「本日は期末・年度末がスポット応答日にあたり、本邦実需勢の円売りドル買いが観測された」との指摘があったほか、日経平均株価が一時プラス圏を回復したことも円安につながった。
[2016-03-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。市場では「期末・月末に絡んだ本邦実需勢の円売りドル買いが観測された」との指摘があった。一方で、今晩のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演内容を見極めたいとの見方もあり、下値も限定的となっている。
[2016-03-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。期末・年度末を前にした本邦実需勢からの売りが観測されたものの、一巡後は下値を切り上げる展開に。時間外の米10年債利回りが低下し、全般にドル安が進んだ流れに沿った。また、ナイトセッションの日経平均先物が140円安まで下げたことも相場の支えとなった面がある。また、他の通貨に対しても円は下げ渋り。対ドルでユーロ買いが入った影響から一時円売りユーロ買いが強まる場面も見られたが、全般に株安が進んだこともあって一方的に売りが進む展開にはなっていない。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分前に1ドル=113円80銭前後まで上げた後、113円30銭台まで失速。
・ユーロ円も一時1ユーロ=127円45銭前後まで買われたが、買いが一巡すると127円10銭台まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは堅調。16時30分前に1ユーロ=1.11688ドル前後まで下落する場面があったものの、その後はドル売りの流れに沿って1.12253ドル前後まで反発した。
[2016-03-30][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して買い優位。米10年債利回りの低下に伴い日米金利差縮小を見越した円買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物の下落も円買いを後押しした。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「必要に応じ刺激策講じる余地はかなりある」「利上げにおける慎重な姿勢は特に正当化される」などと発言すると、米10年債利回りの低下幅拡大とともにドルが全面安となり円買いが続いた。一方、オセアニア通貨に対しては売り優位。全般オセアニア通貨高が加速した流れに沿って円売りが強まった。イエレンFRB議長のハト派的な発言を受けてオセアニア通貨高米ドル安がさらに進んだうえ、ダウ平均の100ドル超高も円売りを促した。なお、ユーロに対しては一進一退。ユーロドルの上昇につれて円売りが先行したが、ユーロ豪ドルなどユーロクロスが下落すると円買い戻しが強まった。もっとも、ユーロドルが一段高となったうえ、ダウ平均も上げ幅を拡大すると円売りが再開するなど方向感が定まらなかった。
[2016-03-30][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はやや強含み。前日にイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げに慎重な姿勢を示したことが材料視されて、円買いドル売りが先行。日経平均が一時120円近く下落したことも円買いを後押しした。ただ、中国株などアジア株が総じて堅調に推移したこともあって、上値は限られている。
[2016-03-30][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対しては底堅く推移した。前日にイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げに慎重な姿勢を示したことが改めて材料視され、円買いドル売りが優勢となった。一方、円はドル以外の通貨に対しては軟調だった。欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。欧州株やダウ先物が上昇したことも円売り外貨買いを誘った。
[2016-03-30][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は軟調。アジア時間からの流れを引き継いで買いが先行したものの、一巡後は戻り売りが優勢に。欧州株や時間外のダウ先物が堅調に推移したことを受けて全般に円安が進んだほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面があった。また、3月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比20万人増と、市場予想の19万5000人程度増を上回ったことも円売りドル買いにつながった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに1ドル=112円02銭前後まで下げた後、112円60銭台まで反発。
・ユーロ円は一時1ユーロ=127円47銭前後まで上昇するなど堅調に推移した。
・ユーロドルは伸び悩み。欧州勢の参入後はドル売りの流れに沿って買いが入り、21時過ぎには1ユーロ=1.1339ドル前後まで値を上げた。もっとも、その後は米長期金利が上昇した影響から上値が重くなった。
[2016-03-31][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対してもみ合い。3月ADP全米雇用報告が前月比20万人増と市場予想の19万5000人増を上回り、米10年債利回りが上昇幅を広げると円売りが先行した。ただ、その後は動意に欠ける展開に。ダウ平均の上昇に伴う円売りが出た半面、全般ドル安の流れに沿って円買い戻しも見られるなど方向感が出なかった。一方、ユーロに対しては下げ渋り。強い米雇用指標を受けて対ドル中心に円売りが出たほか、株高やユーロドルの上昇も円売りを後押しした。その後、株高が一服し、ユーロドルも伸び悩むと円買い戻しが進んだ。
[2016-03-31][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対しては売買が交錯。月末・年度末を迎えた国内輸出企業の円買いドル売りが先行したものの、そのあとは一転下落した。市場関係者からは「年度末とあって実需のフローに左右されやすい」との声が聞かれた。一方、ドル以外の通貨に対してはじり高。欧州オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。一時は150円超上昇した日経平均が失速したことも円買い外貨売りを誘った。
[2016-03-31][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。一時は150円超上昇した日経平均が失速したことで円買い外貨売りが入ったものの、明日の3月米雇用統計や日銀短観(3月調査)を前に積極的に上値を試す展開にはならなかった。市場参加者からは「期末に絡むフローに左右されただけの相場」との声が聞かれた。欧州勢が加わる時間帯に入ると、対ユーロ中心に円売りが出て円全体を押し下げる場面があった。
[2016-03-31][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。対ユーロや対資源国通貨を中心にドル売りが進んだ流れに沿って買いが入った。もっとも、3月景気指数(シカゴPMI)が53.6と市場予想の50.7を上回ると、買いも一服した。一方、ユーロや資源国通貨に対しては軟調。原油先物相場の買い戻しを受けて対ドルで資源国通貨買いが進んだ影響を受けたほか、月末に絡んだユーロポンドの上昇につれた円売りユーロ買いも出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル=112円12銭前後まで下げたものの、その後は112円30銭付近まで下げ渋り。
・ユーロ円は2月16日以来の高値となる1ユーロ=128円05銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは堅調。全般にドル安が進んだ流れに沿ったほか、ユーロポンドの上昇も支えとなり、一時1ユーロ=1.14118ドル前後と昨年10月16日以来の高値をつけた。
2016年3月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。
「期間最大RHDP」は、2016年3月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。
そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2016年3月の中で最も新しい内容を掲載しています。